日経平均をどう見たか・判断したか (2013年11月)

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(13.11. 1) TOPIX 1183P(-11)  日経平均 14201円(-126) 27.2億株 (2兆2447億円)

米国は続落。 NYダウは15545ドル(-73)、ナスダックは3919P(-10)。

NYダウの小波動のピークらしさは、@新高値の、A陰線、B順下がりの陰線、C9日順位相関が+80以上、D25日順位相関が+80以上の5ポイントになりました。海外指数は8点満点なので、NYダウはピークを出した確率のほうが高くなりました。

ナスダックも、@新高値の、A陰線、B順下がりの陰線、C9日順位相関が+80以上、D25日順位相関が+80以上の5ポイントです。高値圏で5日連続陰線となったことも考え合わせると、 ナスダックは小波動のピークの確率は7分になったのではないかと思います。

もし米国株が大きく下落するならば、これは日本株にとっても逆風になります。米国景気の停滞は日本からの輸出を減らし、ドル安は相対的に円高になります。

東京市場はCME日経先物の終値14445円に合わせて高く始まるが、円高にふれたことや、減益予想となったソニーが大幅安になり、先物を売る動きが強くなったために一時は-200円安となるも、先のザラバ安値14088円までは下げず。75日線を割り込むことなく引けました。

これまで発表された企業業績(4月〜9月の半期)は、営業利益で前年比+30%増、純利益で+80%増であるようです。すごい数字ですが、前年(2012年)の4〜9月期は、パナソニックが7000億円の赤字になるなど異常な時期でした。よって+30%増とか+80%増とかの数字は割り引いて考えねばなりませんが、企業が昨年に不採算部門を整理して、今期から新しい採算のよい分野に進出しだしてきたことは確かであり、明るい材料です。企業は後ろ向きのエネルギーを使わなくてもよくなった。

この点を市場はもう少し評価してよいでしょう。なにしろ米国の企業は前年比で+3%程度の利益の伸び率でしかありません。一方日本は(前年度がメチャクチャな数字だったとはいえ)1桁違う大きな伸び率です。ダブルスコアです。今、世界の株式市場を眺めるなら、最も魅力的な市場は東京市場であろうと思います。目先の株価下落を見て、過大な悲観をすることはないと思っています。


(13.11. 5) TOPIX 1182P(-0)  日経平均 14225円(+25) 26.2億株 (2兆1264億円)

米国は反発。 NYダウは15615ドル(+69)→15639ドル(+23)、ナスダックは3922P(+2)→3936P(+14)。

ナスダックの小波動のピークらしさは、(a)の日に、@新高値の、A陰線となり、翌日がB順下がりの陰線となり、C9日順位相関が+80以上、D25日順位相関が+80以上 を加えると5ポイントになっています。

高値圏で6日連続陰線となったことも考え合わせると、ナスダックの上伸力は乏しく、近々25 日線を割り込むような調整をするのではないかと思っていますが、意外に値もちが良い。

これはQE3が来年半ばまで維持されるだろうというリスクオンによるものでしょうが、いつかは量的緩和は縮小されます。金融相場によって現在の株高が維持されているのであれば、この株価水準はモロイ。

私は今回の相場(大勢波動)は2005年〜2007年の動きを手本としています。その波動の特徴は、(a''→b)まで連続陽線をつけ、その後(b→c)へ調整し、(c→d)で2段目の上昇をするというものです。

(a''→d)までは25か月の上昇です。(d)の2007年6月はサブプライムローン問題が噴出した月です。もしサブプライムローンというバブルがはじけなかったならば、(d)のピークはもっと先にずれていたでしょう。

今回の(a→b)はわずかに6か月でしかありません。この11月まででも12か月です。大勢波動は2〜5年(中間をとって3.5年)の波動です。まだまだ大勢上昇波動は続くはずです。大勢波動が上昇中であれば、目先は少々損失が出ていてもいつしか利益に変えてくれます。(逆に大勢波動が下降中のときは、株を持てば持つほど損失が膨らみます。)。そのためにはワケの判らない銘柄は買わないことです。ボロ株を持ち続けても大勢上昇波動によって復活できるとは限りません。


(13.11. 6) TOPIX 1192P(+9)  日経平均 14337円(+111) 25.8億株 (1兆9044億円)

米国はマチマチの動き。 NYダウは15618ドル(-20)、ナスダックは3939P(+3)

10月のISM製造業指数は56.2%→56.4%(予想は55.0%)。非製造業指数は54.4%→55.4%(予想は54.0%)。9月に比べてやや悪い数字となるとの市場の予想でしたが、逆に9月よりも良い数字がでました。

よい数字が出たので株価は上ってよいところでしたが、量的緩和の縮小が早まるかも知れないと心配して、NYダウなどは逆に下げる始末。また縮小を予想して10年国債の金利は2.67%へ上昇する。

米国の金利が上昇したことによって、相対的に日本国債の金利は見劣りして円安となったため、今日の日経平均は反発しました。今日の足は「陽線つつみ上げ」です。安値圏でこの足が出たときは、本来ならボトムになる確率が高いのですが、金曜日のオプションSQ絡みの先物主導の動きによるものかも知れず、なんともいえません。

だが今日の日経平均が動意づいたのは12:30からです。昼休み中にトヨタの2014年3月期の営業利益は2兆2000億円へと上方修正されるの報道があったためです。トヨタの過去最高の営業利益は2兆2700億円(2008年3月期)であったとか。史上最高益まであと700億円です。今後の円レートいかんによっては、今期は史上最高益になる可能性が十分にあります。

日立もトヨタもパナソニックも通期の業績の上方修正をしました。ソニーのように 下方修正した会社もあるけれど、上方修正する企業のほうがかなり多いと思われます。これが素直に相場に反映されれば、外国人の投資が増え、外国証券の買いオーダーが2000万株を超えてくるはずです。


(13.11. 7) TOPIX 1184P(-7)  日経平均 14228円(-108) 22.5億株 (1兆6951億円)

米国はマチマチの動き。 NYダウは15746ドル(+128)、ナスダックは3931P(-7)

NYダウは+128ドル高をして史上最高値を更新するが、ナスダックは高く寄ったものの陰線で-7P安となるなどチグハグな動きです。どちらが米国の景気を反映しているのかといえばナスダックのほうだと思います。

NYダウとナスダックはほとんど連動していますが、細かなところでは昨日のように違いがでます。

日経平均はNYダウと連動することが多いので、昨日のNYダウの上昇を見て(ナスダックの下落は見ずに)小高く寄り付いたが、トヨタが値を崩すにつれて、日経平均は安くなりました。今夜のECB理事会、明日の米国雇用統計の発表などのイベントが控えているので、ポジションをはずす向きが多かったようです。ただ8日連続で75日線の上位にあるので、75日線を下回るような売り込みは出ないと思います。

10月25日にも書きましたが、円レートは日経平均に先行することが多い。

終値ベースで比較すると、円レートのピーク(a)は日経平均のピークより6日先行しています。円レートのボトム(b)は日経平均のボトムより14日先行しています。

(c)は9日先行、(d)は同時、(e)は4日先行、(f)は今のところはボトムが同時ですが、その後円安に振れているのに日経平均は少しもこれを反映していません。円レートの日経平均に対する先行性を思うと、近々円レートの下落(円安)にあわせて、日経平均も上昇するはずです。


(13.11. 8) TOPIX 1176P(-8)  日経平均 14086円(-141) 22.3億株 (1兆7687億円)

米国は急落。 NYダウは15593ドル(-152)、ナスダックは3857P(-74)

米国の7-9月GDP伸び率(速報)は年率で+2.8%(予想は+2.0%)でした。ただし消費の伸びは+1.5%しかなく、ここ2年で最低の伸びでした。消費は米国GDPの70%を占めています。この消費が思わしくない。10-12月期も政府機関の一時閉鎖があったので、さらに悪化すると予想されています。

GDP伸び率の+2.8%を重く見るのか、消費の伸びの+1.5%を重く見るのかですが、国債金利が2.60%へ低下したことは、市場は消費の+1.5%を重視し、景気はあまりよくない→QE3の縮小は当分ないと判断したようです。 それなら株価は上ってもよかったのに大きな下げとなったのは量的緩和の維持のプラスよりも景気の停滞の懸念のほうが大きかったということでしょう。

ECBは政策金利を0.25%引き下げて誘導目標を0.25%とすると決定。これによってユーロ安(円高・ドル高)から円レートは98円近辺まで上昇する。

米国株安と円高方向への振れから、日経平均は下放れて寄り付く。ただ始値(14026円)が今日の安値であり、戻りは鈍かったが一応は陽線で終わりました。売り方が調子づいて売ったわけでもなかった。

11月1日にはナスダックのピークらしさは7分の確率と述べたように、米国株は近々どこかで大きな下落をするのではないかと思っていました。

米国株が下落すると日本株も連動して下落します。 ただ日経平均はすでに75日線近辺まで下落しているので、米国株が大幅安になっても、日経平均の下げは軽いだろうと判断していました。

昨日のナスダックの下げは-1.89%。これに対し日経平均は-1.0%、TOPIXは-0.70%の下げであるので、ナスダックほどには下げていません。だが日経平均は75日線を少し割り込んでしまいました。TOPIXは75日線を下回っていないので、株価がさらに下げるとは思われませんが、(b)10月25日の安値14088円を下抜いたので、(c)今日は小波動の新安値となってしましました。(b)を安値として75日線より上位で止まっているうちに上昇する、というのが私の考えでしたが、上昇のタイミングは少し遅れそうです。


(13.11.11) TOPIX 1185P(+9)  日経平均 14269円(+183) 21.9億株 (1兆7175億円)

米国は大反発。 NYダウは15761ドル(+167)、ナスダックは3919P(+61)

米国の10月雇用統計は+20.4万人(予想は+12.0万人)と予想を大きく上回るものでした。同時に9月の+14.8万人を+16.3万人へ、8月の+19.3万人を+23.8万人へと上方修正されたため、この3か月の平均は+20万人を少し超える数字になりました。

雇用は案外にも回復していることがはっきりしました。この分では量的緩和の縮小が早まるかもしれないとして米国10年物国債の金利は2.75%へ上昇する。

量的緩和の縮小の予想は、本来なら株価を下げるはずですが、あまりにも雇用の数字がよかったためか株価も大きく上昇しました。

先日のGDPの数字は思わしくなかったが、雇用統計の数字はよいと、米国経済はよいのか悪いのか判然としませんが、日本にとっては@米国株高、A米国金利の上昇→円安 という2つのよい材料が出ました。 日経平均は+184円高で寄り付き、14300円を回復したものの、円安が止まったため少し下げて引ける。

昨日株価は75日線を下回りましたが、今日はすぐに回復したので再び上昇開始のチャンスを待っているという感じです。


(13.11.12) TOPIX 1205P(+19)  日経平均 14588円(+318) 25.7億株 (2兆1049億円)

米国は小幅高。 NYダウは15783ドル(+21)、ナスダックは3919P(+0)

米国国債金利は2.75%へ上昇。円レートは始値が99.13円と99円台に乗り、日中は99.50円近辺で推移する。これを見て先物に買いが集まり、先物主導で日経平均は上昇。久しぶりに大幅陽線となりました。

昨日の日経平均は+183円高、今日は+318円高です。この2日間でちょうど500円の上昇をしたというのは、14100円〜14200円の水準は値ごろ感の出るゾーンであるということでしょう。

11月7日に円レートは日経平均に先行することが多いということを述べました。このときは明らかに円安が進んでいるのに、日経平均はこれにちっとも反応していなかったので、いずれは円安→日経平均高となるはずだといいました。

円レートが日経平均に先行していることは明らかです。例えば(a)では円がピークを打ったあとに日経平均はピークを出しています。(円が下降/日経平均が上昇)という逆行現象がおきています。(b)もまったく同じです。

逆に(c)では円がボトムを打っているのに、日経平均はなかなかボトムを出さず、ここでは(円が上昇/日経平均が下落)という逆行現象がおきています。(d)もまったく同じです。

今回は円安に日経平均がほとんど反応していませんでしたが、ようやく今日円安に反応したというところです。次の(e)では(円が下降/日経平均が上昇)という逆行現象がおきる可能性ががあります。円高になっているのに日経平均が上昇しているという逆行現象が起きたならば、株安に備えなければなりませんが、それには円安がどこで止まるかを注視しておく必要があります。


(13.11.13) TOPIX 1204P(-1)  日経平均 14567円(-21) 26.7億株 (2兆 10億円)

米国は小安い。 NYダウは15750ドル(-32)、ナスダックは3919P(+0)

ナスダックは11月7日に大陰線を、8日に大陽線を出したものの結局は3900P〜3960Pの高値揉み合いゾーンに戻り、方向性が見られません。現状では、@小波動のピーク(3966P)を表示している、A9日線を上回れない、という点からどちらかといえば株価は下落気味であるといえます。

米国国債金利は2.77%へわずかに上昇。円レートは99円半ばで小幅な動きに終始する。よって日経平均も上下110円ほどの小幅な動きで終わる。

ただ今日は主な株価が14026円のボトムを表示し、小波動は上昇波動に変わりました。先のピーク14799円からボトム14026円までの下落期間は11日間でした。平均的な下落期間です。そして今日はボトム14026円からまだ3日目です。最低でももう5〜6日は上昇期間があると思います。

昨日の大幅上昇の反動で安寄りしたものの下値(安値14490円)では買い物が入り、結局は陽線となりました。これは 14500円割れは買い場であると市場は思っている証拠です。ひところは14100円割れでボトムになっていましたが、買い場の水準は14100円→14500円へアップしたようです。


(13.11.14) TOPIX 1218P(+14)  日経平均 14876円(+212) 30.1億株 (2兆5216億円)

米国は上昇。 NYダウは15821ドル(+70)、ナスダックは3965P(+65)

日経平均は(d→c→b→a)へと小波動のピークを切り下げてきましたが、逆に(A→B→C→D→E)と小波動のボトムは切り上げていました。

5月23日以来約半年近く「三角保合い」の形になっていましたが、今日は(a)(b)(c)の3つの小波動のピークを上回り、(c)からの三角保合いを上に放れました。

まだ(d)のピーク15942円へは1000円以上の株価水準の差があるので、すぐには(d)を上回ることはできませんが、いずれ上回るという可能性が大きくなりました。

米国株高は、イエレン次期FRB議長が、議会の承認時に話す内容を事前に発表し、その内容が先日発表された失業率には不満であり、したがって量的緩和を維持するといったことが原因であったようです。これによって10月の雇用統計の数字がよかったので、量的緩和の縮小開始の時期が早まるのではないかという懸念が払拭されました。

ただそれにしてはNYダウは+70ドル高に過ぎません。量的緩和の縮小はそれほど相場に影響を与えなくなって来ているようです。ナスダックが+65P高をしたのはやはり企業の業績がよくなっているためでしょう。これからは量的緩和の縮小の材料はしだいに小さくなるものと思います。

ともかく日経平均は最近の3か月間の三角保合いを上放れしましたが、今日の上昇の原因は、@7-9月GDPが年率+1.9%(予想は+1.7%)とよかったこと、A米国株高、B少し円安に動いたこと、の3点です。

まだ小波動の上昇は今日で4日目なので、なお上昇の余地は残っています。

《デンドラ24》で日経平均の上値のメドを見ると、メドの低いほうから、@15213円、A15635円、B16053円、C16621円 となっています。

Bの16053円は5月23日のザラバ高値15942円よりも高いので、今回の上昇波動ではクリアできそうにありません。すると、まずは@の15213円かAの15635円を、この三角保合い放れの上値メドとしておきます。


(13.11.15) TOPIX 1239P(+20)  日経平均 15165円(+289) 32.0億株 (2兆8833億円)

量的緩和は長引くの予想で米国は続伸。 NYダウは15876ドル(+54)、ナスダックは3972P(+7)と上昇するも、前日の上げ幅(NYダウは+70ドル、ナスダックは+65P)に比べると、緩和策維持のゴリヤクは少し薄れてきた感じです。

ナスダックの小波動は今流行りの「倍返し」を繰り返しています。(A→a)の下げ幅は-121Pでしたが(a→B)への上げは+246Pです。ほとんど倍返しです。

(B→b)の下げ幅は-169Pでしたが(b→C)への上げは+316Pでした。倍返しになるには+338P上昇しなければなりませんでしたが+20Pほど上昇が不足しています。

(c)はまだ小波動のボトムの表示はでていませんが、すでに株価は(C)の3966Pを上回っているので(c)がボトムになることは間違いありません。(C→c)の下げ幅は-111Pなので、倍返しなら(c)から+222P高の4077Pがメドになります。下げが小さかっただけに上値メドは低くなっています。

日経平均は、円が100円台に乗せたこともあり続騰となる。売買代金は2兆8000億円と膨れ、買い勢力がどんどん参加していることが覗えます。

三角保合いを上放れたのだから、「順張り相場」に転換しています。上げるから買うという動きがしばらくは続くのでしょう。

ただ目先のことを言えば(A)からの上昇で「窓空け」が3度あり、過熱感がでていることは確かです。過去の例を見ると、今日の上昇は(a)(b)(c)の局面にきているように思えます。

つまり来週の月曜か火曜には陰線が1本か2本入るが、その後はまた上昇する。逆にいうと次に陰線が出たときが買いのチャンスです。


(13.11.18) TOPIX 1241P(+2)  日経平均 15164円(-1) 28.4億株 (2兆4834億円)

米国は続伸。 NYダウは15961ドル(+85)、ナスダックは3985P(+13)。

日経平均はCME日経先物が15305円と高く引けていたため、100円かた高く寄り付くが、そこからは利食い売りに押されて伸びず。

100円台にあった円レートが一時99.94円まで上昇したため、寄り付き値から下落し、陰線で終わったものの前日比はわずかに-1円安であり、下げれば買いたいという向きが多いようです。

今日のところの小波動のピークらしさは、@新高値の、A陰線(大きくはないが)、B9日順位相関が+80以上、

ここへC逆張りの条件表No.1「日経平均用(20012)」が売りマークを出した、の4ポイントです(Aの陰線の幅が大きくないので0.5ポイントとすれば3.5ポイント)

日経平均の平均線(9日・25日・75日・200日)は短期のものほど上位にあるので、株価は快調に上昇していることを表現しています。「順張りの相場」になっています。

またこの小波動はザラバ安値14026円をボトムとして、上昇はまだ6日目でしかありません。日経平均は平均的には12日間の上昇をしますが、順張り相場のときは、その2〜3倍の上昇期間になることが多いので、今回の上昇小波動の上昇期間は24日間はあるのではないかと思っています。

まだ上昇6日目です。小波動のピークらしさを考えるのは、@上昇期間が12日間を超えてから、A《デンドラ24》の下から2番目に低い上値メドの15635円を超えてから、Bピークらしさのポイントが6ポイントになってから、のいずれかになったときからです。


(13.11.19) TOPIX 1236P(-4)  日経平均 15126円(-37) 22.3億株 (1兆9424億円)

米国は手がかり材料なくまちまちの動き。 NYダウは15976ドル(+14)、ナスダックは3949P(-36)。

NYダウは長期間の量的緩和が続くと見て史上最高値を更新中です。

ナスダックは量的緩和の現状維持をある程度は織り込みますが、基本は企業の業績を反映します。ナスダックは10月末の3966Pを少し上回ったものの、昨日は新高値の陰線。

米国経済の状態はナスダックのほうがよく表現しています。NYダウは15709ドルを上回ってからは、ややバブリーな動きであると思います。

円レートは99.97円で始まり、一時は99.54へ上昇し、99.88円で日中の取引は終わる。これに対応して日経平均は-67円安の15096円で寄り付き、15020円まで下げて、-37円安の15126円で終わるというように、今日の動きは為替によるものでした。

米国金利は2.67%へ低下しているので、量的緩和の延長がはっきりしてくれば2.50%あたりまで下げる可能性があります。そうなれば当然に円安が進みます。

NYダウは上昇し、円レートは円安になるという日本にとってはありがたい状況になります。 今の日経平均の上昇の位置は5〜6合目の水準であると思っていますが、その背景には以上のような円安への期待があります。

円安→株高、円高→株安は、リーマンショック以来の原則です。通常はこのとおりに動きますが、ときに逆の動きをすることがあります。図の(a)(b)がそれです。 (a)では円安から円高に変わりつつある(緑色の右下がりの線)のに株価は上昇(ピンク色の右上がりの線)しています。ここで小波動はピークを出しました。(b)も同じです。円高方向へ向かいつつあるのに株価は上昇していて、ピークを出しました。

今日のところは円安になれば株価が上昇し、円高方向に向けば株価は下げるという原則的な連動をしているので問題はありません。円高方向にある(例えば円レートが98円)のに日経平均が新高値になるときは警戒しなければなりません。


(13.11.20) TOPIX 1233P(-3)  日経平均 15076円(-50) 21.7億株 (1兆7657億円)

20日のFOMC要旨の発表まで、米国は手がかり材料なく小幅安。 NYダウは15967ドル(-8)、ナスダックは3931P(-17)。

バーナンキFRB議長の講演は材料にならず。もはやイエレン新議長の発言でなければ相場には響かないようです。

それにしてもバーナンキ議長は、学者生命を賭けて自己の信念を貫き通したのはすばらしい。信念の人です。米国はこの人に2006年2月から8年間議長職をまかせたのだからたいした国です。

2008年3月、福井総裁の後任人事は民主党の反対によって決まらず。4月になってようやく空席を埋めるために白川総裁が誕生しましたが、民主党は当時の与党の自民党に揺さぶりをかけることが第一で、デフレを脱却するにはどういう人物が適任かを考えることはなかった。

衆参両院のねじれを利用した揺さぶりによって民主党は政権を取りましたが、有能なブレーンを持たないために、その後の政治はまったくひどいことになりました。民主党議員や執行部がなんでもできると勘違いして、迷走しました。見識ある日銀総裁を押さず、政争の道具とした民主党の罪は重い。ここがバーナンキ議長を支持続けた米国との大きな違いです。

円レートがほぼ100円台で推移したため、日経平均は上昇してもよかったが、15200円にタッチしたあと無気力にズルズルと下げて-50円安で終わる。ただ日本株とドイツ株は業績のよさが先高期待をもたらせています。売り崩すという動きはありません。

この上昇波動の最後の窓空け水準(11月14日のザラバ高値14966円)までの下げはあるかも知れませんが、窓埋めをしたならば再度上昇に移るだろうと期待しています。


(13.11.21) TOPIX 1246P(+12)  日経平均 15365円(+289) 25.2億株 (2兆3466億円)

FOMC要旨では量的緩和の縮小が早まるのではないかの予想が出て、米国は小幅安。 NYダウは15900ドル(-66)、ナスダックは3921P(-10)。

米国金利は2.80%へ上昇し、したがって円安が進行する。今日の日中の高値は100.81円。

日経平均は(a)で3線(9日・25日・75日線)を上抜けて平均線が株価の上昇の抵抗線になることはなくなりました。

(b)で直近の3つの小波動のピークを上抜いて、当面は5月23日の高値15942円まで株価を押さえる節目はなくなりました。

(c)で3線は9日線→25日線→75日線の順になり、快調に上昇しているということを表現しました。早い人は(a)を見て、私は(b)を見て、遅くとも(c)を見て「順張り相場になった」と判断できたはずです。そこが買いのタイミングです。(このタイミングは個別株でも同じです。ただし順張り相場になったと判断できたときだけ有効。)

この上昇順張り相場がいつまで続くのかはわかりませんが、11月18日に、小波動のピークを考えるのは、@上昇期間が12日間を超えてから(24日間上昇する可能性もある)、A《デンドラ24》の下から2番目に低い上値メドの15635円を超えてから、Bピークらしさのポイントが6ポイントになってから、と述べましたが今もその方針です。

なお@の上昇期間は今日でまだ9日目、Aの上値メドの15635円まではあと300円ほど、Bのピークらしさのポイントは2ポイントでしかありません。


(13.11.22) TOPIX 1248P(+2)  日経平均 15381円(+16) 30.3億株 (2兆9022億円)

米国は反発する。NYダウは16009ドル(+109)と初めて16000ドルに乗せる。ナスダックは3969P(+47)。

昨日はQE3の縮小の開始は先に伸びそうだとして上昇しましたが、縮小開始と延長の予想が日替わりで変わるものだから、やりにくいことこの上もありません。

おそらくは来年の4-6月くらいから縮小が開始されるというのが市場の大多数の見方であるようですが、これを中心にして日々の見方によって株価がぶれています。

この予想は毎日株価に織り込まれていくので、しだいに量的緩和の縮小か否かの材料は影響力を失っていくと思いますが、いまのところ株価を動かす唯一の材料です。

11月第2週の外国人の買い越し額は1兆1720億円であったとか。図のAの部分(11月11日〜15日)ですが、その前の週末の11月8日の日経平均の終値は14086円。これが15日には15165円で引けました。約1080円の上昇です。

外国人による1兆円の買い越しは日経平均を1000円上昇させる力を持っているわけです。この買いに向かって売ったのは個人投資家で、11月第2週は1兆1526億円の売り越し。1週の売り越し額としては史上最高とか。

11月第2週の外国人の買いがこれほど多かったとは、データ(外国証券の寄り前の成り行き買い注文)からは見てとることはできませんでした。買い越し株数を掲げると、 11日(780万株)→12日(830万株)→13日(920万株)→14日(1640万株)→15日(2200万株)でした。買い注文が増加してきたなと気づくいたのは14日からで、15日にようやく2000万株を超えました。

だがこの間の株価の上げっぷりを見ると、明らかに順張りの買い方です。上げても買う、上るから買うという買いが入っていました。目先筋の買いであれば1週間も上げ続けることはありません。11月第2週は長期投資のための実需買いであったようです。 長期投資を行なうファンドはズウタイが大きいので1週間や2週間で買いを止めることはありません。大型船は舵をチョコマカと頻繁に切って、右へ左へと急激な方向転換ができないのと同じです。よって少なくとも1〜2か月間は買い続けるものと思います。ようやく外国人投資家にとって日本株がお買い得であるということが周知されてきた感じです。

11月第2週の外国人の買い越し額が1兆円を超えたと判ったのは昨日の立会い中のことでした。外国人はそんなに日本株を買っているのかの驚きで、昨日は+289円高をし、今日の前場では+213円の上昇をしましたが、さすがに2日間で500円高というのは行き過ぎだの反省が出て、今日は陰線で終わりました。だがそれでも+16円高です。なお買い意欲は強い。

順位相関(9日と25日)で相場を見ると、(a)は9日・25日ともに+80以上でピークを打ち、(b)は9日は+78.3・25日は92.8でピークを打ちました。今回の(c)でも9日と25日が+80以上になることが期待されますが、今のところ25日順位相関は49.5と低い位置にあります。なお日経平均は高値を目指すものと思っています。

今年2013年2月22日に「日経平均の月間パフォーマンス」の表を掲げ、11月に買って翌年の4月に売るのが、もっとも好成績 となるといいました。(データの出所は大和證券)

また2013年10月31日にも同じことをいって、11月からは買い場であるとしました。

この過去のデータも参考にした上で、外国人投資家は11月・12月・1月買いの来年2月・3月・4月売りをしようとしている感じです。

個人投資家は11月第2週の14日までは売ってもしかたがなかったと思いますが、14日には順張り相場に転換しました。ここからは保有している玉があれば買い保持をすべきところです。 上れば売る・下がれば買うという「逆張り」は8割方は正しい方針ですが、順張り相場にあるときは通用しません。株価はドンドン上昇しているのに、買い玉はないというさびしいことになります。


(13.11.25) TOPIX 1259P(+11)  日経平均 15619円(+237) 25.3億株 (2兆2569億円)

続伸する。NYダウは16064ドル(+54)、ナスダックは3991P(+22)。

円が101円台後半まで下落し、日経平均は15619円と5月22日の終値15627円まであと8円と迫る。

今日の小波動のピークらしさは、@新高値、A9日順位相関が+80以上、B条件表No.1「日経平均用(2012)」が売りマークを出した、の3ポイントです。

まもなくC《デンドラ24》の上値メドの15635円に到達するし、D25日順位相関も今週中には+80以上になるでしょう。

まだ上昇を開始して、今日で11日目なので、今週一杯は上昇が続くのではないかと思います。


■■ お詫び ■■

ユーザーから電話があって、メールが届いていないのではないか? メールサーバーにはメールが届いているが、東研ソフトのパソコンにダウンロードできていないのではないか? ということでした。メールアドレスは xinfo@ とxuser@ の2つがありますが、xinfo@のほうは毎日メールが入っていたので、てっきりxuser@もダウンロードできているものと思っていました。

11月16日にNTTの光回線を「フレッツ隼」(300Mb)に切替えましたが、そこからダウンロードできなくなったようです。設定をしなおすことで先ほどからxuser@のメールが届くようになりました。11月17日から16本のメールが溜まっていました。

だいたい「夕方6:00までのメールには即時に回答する」というのが私の自慢でしたが、今回の件は、うかつといえばうかつ、お粗末といえばお粗末なことで、17日に届くはずであったメールの質問にはなんと1週間以上も回答をしていなかったことになります。 早速、返事のメールを出しましたが、質問されたユーザーにはまことに大変なご迷惑をおかけしました。お詫びいたします。またご指摘いただいたユーザーの方にお礼を申し上げます。助かりました。


(13.11.26) TOPIX 1253P(-6)  日経平均 15515円(-103) 24.8億株 (2兆2788億円)

続伸する。NYダウは16064ドル(+54)、ナスダックは3991P(+22)。

日経平均は円安が一服したため、小安く寄り、日中値幅も110円ほどと小さかった。

5月23日には瞬間に103.56円の円安となって、株価は2000円ほど下げましたが、この103.56円を上回る円安になれば、《デンドラ24》の最も高い上値メドである16621円までの上昇があってもよいところですが、はたしてそれほどの円安が進むのかどうか。

とにかく今は円レートしか材料はありません。

逆張りの条件表No.「日経平均用(2012)」は昨日、日経平均とTOPIXに売りマークを出しています。

いまは順張り相場であるので、逆張りの売りマークが出たからといっても、これが直ちに小波動のピークを暗示するものではありません。

ある程度勢いがあって上昇しているときは、売りマークは何度か連続して出ます。7月19日の14953円高値のときは、売りマークが4回出てからピークとなりました。

9月27日の14817円のときは図のように(a)(b)で2度の売りマークが出てピークとなりました。 今回は9月に比べて上昇力に勢いがあるので、売りマークが3〜4度出る可能性が高いと見ています。

今日現在の小波動のピークらしさは、昨日と同じ3ポイントです。今回の上昇は6ポイント以上でピークを打つだろうと予定しているので、まだピークは先になると思います。


(13.11.27) TOPIX 1247P(-5)  日経平均 15449円(-65) 21.6億株 (1兆9263億円)

米国は動かず。NYダウは16072ドル(+0)。しかしナスダックは4017P(+23)と4000Pの大台に乗りました。 。

《デンドラ24》の最も高い上値メドは4050Pであるので、現在の4017Pはそろそろ要警戒です。

日経平均は円安が一服したため、100円ほど安く寄ったものの、押し目買いがある程度入ったようで、陽線で終わる。

3日連続の陽線ですが、ザラバ高値とザラバ安値は順次切り下げており、「順下がりの陽線」という珍しい足になりました。この場合の3連続陽線は強くありません。

もしここからスピード調整をすることになれば、9日線までは下げます。市場の気分によっては9日線を下抜くこともあるかも知れませんが、25日を下回ることはないと思います。逆に、一度9日線を下回ったならば、次に9日線を上回ったところから買えば、小波動のピークに向けての上昇に乗れると思います。

海外市場は11月28日が感謝祭で休場とか。すると明日・明後日は東京市場への外国人の参加は少なく、盛り上がりに欠ける相場つきになりそうです。 今週一杯はまだ上げ余地があると思っていましたが、感謝祭の休場は気づいていませんでした。よって小波動の上昇トレンドは来週まで延長しそうです。日経平均は15000円は強い支持水準になったと思っています。あとは250円キザミで15250円→15500円→15750円→16000円が節目になるでしょう。


(13.11.28) TOPIX 1261P(+13)  日経平均 15727円(+277) 22.7億株 (1兆9676億円)

米国は小幅高。NYダウは16097ドル(+24)、ナスダックは4044P(+27)となり、《デンドラ24》の最も高い上値メドは4050Pに接近する。

日経平均は、円レートが102円台に乗り→CME日経先物が15645円で引けたため、高く寄り付く。ただ感謝祭前日とあって外国人の参加は少なかったようで、しばらくは小幅な動き。

ところが大引けの30分前くらいから先物に買いが入りだし、寄り付きから100円高くなって終わる。終値ベースでは今年の新高値を更新。売買代金は昨日に続き2兆円を割れており、先物主導による新値更新でした。

逆張りの条件表No.「日経平均用(2012)」は今日3度目の売りマークを出しました。11月26日に今回の波動は上昇力に勢いがあるので、売りマークが3〜4度出る可能性が高いと見ているといいましたが、それに近づきました。

11月18に、今回の小波動のピークらしさを判断するのは、@上昇期間が12日間を超えてから、A《デンドラ24》の下から2番目に低い上値メドの15635円を超えてから、Bピークらしさのポイントが6ポイントになってから、だといいました。

今日は、@上昇を開始してから14日目となり、A《デンドラ24》の上値メドの15635円を超えたので、そろそろピークらしさのカウントを真剣にせねばなりません。

今日のピークらしさのポイントは、@新高値、A9日順位相関が+80以上、B25日順位相関が+80以上、C条件表No.1が売りマーク、D上値メドの15635円をクリア、の5ポイントです。6ポイントになるには、E新高値の陰線がでるのが比較的簡単です。円レートしだいですが、明日にでも新高値の陰線がでるかもしれません。



日経平均が終値ベースとはいえ新高値を更新したのに、定点観測の9銘柄はひとつも新高値になっていません。(この9銘柄は日経225銘柄に採用されている銘柄です。)

新高値にならないどころか、9日線・25日線・75日線・200日線の4線より株価が上位にある銘柄は、7203「トヨタ」、8604「野村」、9984「ソフトバンク」の3銘柄しかありません。

逆に、株価が上昇中かそうでないかを決める75日線を割り込んでいる銘柄があります。1812「鹿島」、5713「住友鉱」、6758「ソニー」、9432「NTT」の4銘柄です。

定点観測の9銘柄だけを見ていると、日経平均が年初来の新高値を更新したとは到底思われません。

どのような銘柄が日経平均を上昇させているのか? と思って上のような条件表を設定しました。ごく簡単な条件表なのでユーザーはご自身で設定してみてください。

No.4行によって、今日過去100日間での最高値になった銘柄が検索されます。No.5行はグラフ上に高値の水準を描画するためのものです。

結果ファイルのNo.980に日経平均225銘柄が登録されています。(なければ「インストーラー」の「条件表や銘柄マスターをダウンロード」で結果ファイルNo.980「日経225銘柄」をダウンロードしてください)

1)日経225銘柄を選択して
2)「単独検索」にいき
3)上記の条件表を使って
4)検索期間は999999までの1日間

として検索すると、右の45銘柄が検索されました。

今日、日経平均と歩調を合わせて新高値(ザラバ高値)となったのは、45銘柄しかありません。残り180銘柄は新高値を更新していません。

225銘柄のうちの45銘柄というのはちょうど20%の割合です。80%の銘柄は日経平均のように新高値ではありません。世に「20:80の法則」というのがあります。例えばある小売店でよく売れる商品は全商品の20%でしかないが、売上げはその20%の商品が80%を占めるというものです。 まさに日経平均とその構成225銘柄にもこの法則が当てはまるようです。

ということは、今後の日経平均を予測するときは、右の45銘柄が上昇するのか下落するのかを見ておけばよいことになります。

なお上記の条件表でグラフを描くと右図のようになります。

ピンク色線は過去100日間の最高値。

4042「東ソー」は、9月に久々に100日間の新高値にでたが、すぐに下落した。しかし11月になって再び100日間の新高値を更新してからは連日のように新高値を更新しています。


(13.11.29) TOPIX 1258P(-2)  日経平均 15661円(-65) 23.8億株 (2兆1536億円)

米国は休場。

日経平均は、前日+277円高をした反動で、-65円安で始まり、週末ともあって利食い急ぎとなり-219円安まで下げたものの、円レートが102.61円まで下落したため株価は下げ止まり、今日の安値から150円ほど戻して終わる。

日経平均には珍しく、始値15661円と終値15661円が同じ値段になり、真性の「十字足」となりました。

今日のザラバの下げは円レートに助けられましたが、来週の円相場はどうなるのか? 考えたところでわかるはずはありませんが、103円は切りのよい水準であり、103.50円は今年の円の最安値水準であるので、これをすんなりとこえて円安が進行するとも思えません。

11月第2週の外国人の買い越し額は1兆1500億円をを超えていました。第3週は6000億円の買い越しになったようですが、今回は日本を代表するトヨタや三菱UFJは買っていないようです。

トヨタは5月高値の6760円、7月高値の650円、9月高値の6520円のどれをも上回っていません。つまり順張り相場にはなっていません。

三菱UFJも5月高値の750円、7月高値の677円を上回ることができず、やはり順張り相場にはなっていません。

そのうち7月高値を上回るだろうと思っていましたが、7月高値の677円を目前にして、陰線が多くでるようになりました。戻り売りないし利食い売りが上昇を阻止しています。

外国人がトヨタや三菱UFJを買わないのはすでに買っているので、いまさら買い増すことを避けて、別の銘柄に注力しているのでしょうか? 

日経225銘柄を対象に、ここ25日間の安値(終値ベース)から最近の高値まで、株価がどれほど上昇したのかを調べると、値上り率上位の16銘柄は右図のようになっています。

ここには定点観測の9銘柄はひとつも入っていません。多くは電機株です。ミツミ・アルプス・パイオニア・Jテクト・パナソニック・カシオ・横河電など7銘柄が含まれています。外国人は電機株を買っています。

すると日経平均のピークらしさの判断をするには、定点観測9銘柄のソニーではなくパナソニックを観察しておかねばならないし、ソフトバンクではなくKDDIを観測しておかねばなりません。

いまのところパナソニックのグラフは悪化しておらず、、KDDIは頭打ちになりつつあるか?というところで、日経平均が下げるという兆候はでていません。


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