TOPIXをどう見たか・判断したか (2010年 2月)

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(10.2.1) TOPIX 898P(-2)  日経平均 10205円(+6)  21.5億株 (1兆6433億円)



先週末の米国株は続落。NYダウは10067ドル(-53)。ナスダックは2147P(-31)。

ナスダックは75日線を下回って2日目となりましたが、まだカムバックする余地はあります。

ただし11月末の2113Pは最後の上昇波動のスタート点であるので、この水準を下回るようだと、中勢上昇波動は頓挫した。中勢下降波動に転換し、しばらく(2か月くらい)は下落すると判断しなければなりません。

東京市場はシカゴ日経先物が10205円であったこと、円高が進まなかったことなどから底値保合い。@先の小波動のピーク10982円から今日で11日目と平均の12日に近づいていること、A今日のザラバ安値10129円まで853円(7.7%)下げていること、B75日線まで下落したこと、などからここからはそう大きな下落はないのではなかろうか。

小波動のボトムらしさのポイントは、@新安値、A9日順位相関が-80以下、B条件表No.2が買いマークを出している(3日前)。とまだ3ポイントでしかありませんが、C《デンドラ24》の上から2番目の下値メドが10103円なのであと100円ほど下げれば1ポイントを加算してよくなり、D25日順位相関はあと4〜5日で-80以下になるだろうし、E25日投資マインド指数は今日現在で18.1と、1ポイントになる15.0に接近しています。今週中にボトムらしさが5ポイントになる可能性は大です。


(10.2.2) TOPIX 912P(+14)  日経平均 10371円(+166)  18.7億株 (1兆4499億円)



1月のISM製造業景況指数が58.4と予想の55.5よりもよかったことから、米国株は反発する。NYダウは10185ドル(+118)。ナスダックは2171P(+23)。

ナスダックは一昨日の大陰線に小陽線が「はらみ」ました。これを持って、下値を出した。反転が始まったとはいえませんが、図のピンク色線を終値で上回れば、小波動のボトムが出たと判断してよいでしょう。

ナスダックのピンク色線は、@その下げの小波動で最も安い日の、A前(過去)にある陰線のザラバ高値、の水準に引いてあります。この水準を終値が上回れば、ボトムが出た確率はだいたい5分5分だと思っています。

図の(b)は当時の小波動の新安値(9076円)ですが、これを遡った初めての陰線のザラバ高値(9511円)を株価終値が上回るかそうかを見ていると、新安値をつけた日から2日後にこの水準を上回りました。この時点で弱気な見方は収めなければなりません。確率は5分5分になりました。翌日の連続大陽線を見ては、(b)が小波動のボトムであったことが明らかになります。

今日、日経平均は反発しました。この下げの小波動で最も安いのは昨日のザラバ安値(10129円)です。それ以前の陰線のザラバ高値は一昨日の(10324円)です。今日の終値(10371円)はこれを上回ったので、10982円の高値から下落してきた小波動のボトムは昨日の10129円であったと判断してよいでしょう(5分5分だが)。


(10.2.3) TOPIX 915P(+2)  日経平均 10404円(+33)  20.6億株 (1兆5293億円)



米国は住宅販売のよい数値がでたことや、議会で発言したボルカー元FRB議長が具体的な規制案を提示しなかったことから上昇。NYダウは10296ドル(+111)。ナスダックは2190P(+18)。

ナスダックは、2日連続陽線となりましたが、その上昇力はいまのところ不足気味であり、図のピンク色線を上回るまでは小波動のボトムがでたと判断はできません。

日経平均は、昨日ピンク色線を上回ったので、だいたい小波動のボトムはでたらしいと判断していますが、ここへナスダックがボトムを出したという、証拠が欲しいところです。


(10.2.4) TOPIX 911P(-4)  日経平均 10355円(-48)  21.8億株 (1兆6853億円)



米国は小動き。NYダウは10270ドル(-26)。ナスダックは2190P(+0)。

ナスダックは、力強さはないものの、3日連続陽線しかも切り上がりとなりました。最低でも大陰線を上回るまでは底がでたとはいえませんが、大陰線の日は、@9日順位相関が-80以下だった、A新安値、B2連続陽線切り上がり、C3連続陽線、から小波動のボトムらしさは4ポイントとカウントしてよいでしょう。

日経平均は、明日のザラバ安値が10310円以上であるなら、小波動のボトムを表示します。


東京市場がもたついているのは、@米国株式の戻りが強くないこと、Aリコール問題によるトヨタ株の下落が足を引っ張っているからです。

ただ今日トヨタは10年3月期の業績見通しを大幅に引き上げました。営業利益は-200億円(従来は-3500億円)と営業赤字ですが、純利益は+800億円の黒字(従来は-2000億円の赤字)。営業利益が赤字で、純利益が黒字であるので、何かの特別利益があるようですが、2000億円の赤字予想が800億円の黒字になるのは、業績からは転換点にきているといえます。

グラフは、今日@窓を空けて下落し、A陽線のタクリ足になり、B大出来高(5600万株)となったので、だいたいよい水準に来たと思われます。

念を入れてボトムらしさの判断するなら、@9日順位相関が-80以下、A新安値の、B陽線、とまだ3ポイントですが、そのうちC25日順位相関が-80以下になるだろうし、D《デンドラ24》の8%波動の下値メドは上から3番目が3150円であるから、ここまで下落すればポイントを与えてもよい。Eそのうち条件表No.2が買いマークを出すかもしれない。といったようにボトムに近づいていることは確実です。


(10.2.5) TOPIX 891P(-19)  日経平均 10057円(-298)  22.9億株 (1兆7507億円)



米国はなにが原因だったのか明らかでないままに大幅下落となりました。NYダウは10002ドル(-268)。ナスダックは2125P(-65)。

後づけの理由としては、@ギリシャ・ポルトガルの財政悪化懸念とか、A米国の失業保険の申請者数が予想を超えて多かった、といわれていますがNYダウが260ドル以上も下落するような材料ではありません。

ロイターのHPに「一部のヘッジファンドが提訴されるかもしれないということで、保持してした建て玉をブン投げた」というような記事がありました。これが昨日の下げの原因ではなかろうか。ギリシャやポルトガルがデフォルトしたところで、世界の株式市場に打撃を与えるとは思われない。

ナスダックは昨日の大幅下げにもかかわらず、最後の上昇小波動のスタート点である2113Pを下回ることはありませんでした。この水準を下抜くようだと、調整期間は長引く(最低2か月)ことになりますから、明日を注目。


日経平均は、昨日の時点では今日のザラバ安値が10310円以上であるなら、小波動のボトムを表示するはずでしたが、米国の大幅安によって、それはかなわなかった。

しかし日経平均の《デンドラ24》による下値メドはすでに1月26日に言ってあります。 高いほうから@10323円、A10103円、B9994円、C9554円です。

毎回いっていますが、上から2番目か3番目が下値になることが多い。今回は10103円〜9994円がそのゾーンです。今日のザラバ安値は10036円でした。だいたい下値メドの水準に入ってきました。

ところが今日の下落によって小波動のボトムらしさのポイントは、@新安値、のたったの1ポイントでしかなくなりました。今後は少し時間をかけて、A9日順位相関が-80以下、B25日順位相関が-80以下、Cデンドラの下値メドの9994円をクリア、D25日投資マインド指数が15以下、といった状況を待たねばなりません。


(10.2.8) TOPIX 883P(-8)  日経平均 9951円(-105)  19.9億株 (1兆2918億円)



米国の1月の雇用統計は-2万人減。11月が+0.4万人、12月が-15.0万人へと下方修正されたうえ、1月はプラスになるのではの予想であったので、-2.0万人減の発表から下落。

しかしはNYダウは一時9835ドル(-167)まで下げたところから反発し10012ドル(+10)まで戻り、「タクリ足」となりました。ナスダックもNYダウほどではないがやはり「タクリ足」となって、当面の下値調べをしたような感じです。

ナスダックの小波動のボトムらしさは、@新安値の、A陽線、B25日順位相関が-80以下、さらに《デンドラ24》のナスダックの下値メドは、1)2158P、2)2134P、3)2111P、4)2018Pです。上から3番目の2111Pを昨日のザラバ安値2100Pがクリアしているので、合計4ポイント(5分5分)です。D9日順位相関も-68.8という低い位置にあるので5ポイントになるのは近そうです。

唯一気がかりなのは、昨日のザラバ安値が最後の上昇波動のスタート点である(g)2113Pを割込んだことです。終値では2113Pを下回っていないので、小波動のボトムが切り下がったと強く断定することはできませんが、悩ましい水準です。


日経平均は(a-b)のゾーンが12月の上昇スタート時に超えられなくてもみあった水準です。今まさにこのゾーンまで株価は下落してきていますが、このゾーンは今度は下値支持のゾーンとして働くはずです。

日経平均の小波動のボトムらしさは、@新安値、A《デンドラ24》の上から3番目の9994円をクリアした、の2ポイントでしかありません。だが今後は、B25日投資マインド指数は15.7まで(15.0以下が1ポイント)低下してきているし、C25日順位相関は明後日には-80以下になるでしょう。

株価水準は(a-b)のゾーンにあるし、200日線まで下落しています。東証1部の連結PERも32.90倍となって、1月の高値時の38.14倍よりも15%ほど割安になりました。昨年11月末が1月にかけての上昇のスタート地点でしたが、その日のPERは31.61倍です。PERもこの水準に接近してきているので、これ以上に過度の下落は考えていません。


(10.2.9) TOPIX 881P(-1)  日経平均 9932円(-18)  20.7億株 (1兆3685億円)



NYダウは9908ドル(-103)と10000ドルを割込む。ナスダックは2126P(-15)。

ナスダックは昨日は反落しましたが、一昨日の「タクリ足」を下回ることはなかったので、図の(k)の安値で当面の下値探りをした感じです。

「タクリ足」を出した日に(k)が小波動のボトムであるポイントは4となって5分5分になっていますが、ボトムが出たと判断できるのは(k)の前日の大陰線の高値を上回ったときです。

日経平均は今頃になって9000円割れもあり得ると、多くの人は弱気になっていますが、弱気になるのは昨年の年末から年始にかけてでした。だがこのときは、日経平均は順調に上昇をしていたものだから、12000円を目指すといった強気の意見が噴出していました。それははっきり誤りであることが今になって証明されました。足元の相場をそのまま延長した「予想」はハズレます。

「予想」をする必要はないのです。現在の状況を「判断」すればよいのです。その判断とは「小波動のピーク・ボトムらしさのポイント」です。例えば私は1月5日にピークらしさは6ポイントになったので売りに分が出てきたと書きました。1月6日には、なんと8ポイントになったので、どう見ても今の相場は楽観人気になっていると書きました。

1月8日には、ピークらしさは6ポイントであるから売りに分があるはずだが、なかなか崩れない、しぶとい。と書き、1月14日には外国人投資家は利食いの姿勢になっているのではないかと書き、1月18日には、まだ日経平均は9日線を割込まないので、押し目買いであると考える投資家が多いようだが、相場の方向は一瞬で変化する。といいました。実際には1月15日が小波動のピークでした。


ここへきて弱気な意見がほとんどですが、そんな他人の予想はどうでもよいのです。現状を自身で「判断」することが大事なことです。小波動のボトムらしさのポイントを見ると、
  1. 新安値の
  2. 陽線(ただし力強くはない)。
  3. 条件表No.2が買いマークを出した。
  4. 25日投資マインド指数が買いとなった。
  5. 《デンドラ24》の下値メドの上から3番目の9994円に達している。
ということからボトムらしさは5ポイントになっています。Aの陽線がさほど力強くないので4.5ポイントに減点したとしても、明日はE25日順位相関が-80以下になる。今週中にはF8日順位相関が-80以下になる。G25日騰落レシオが81.2まで低下しているので、これ以上に株価が低迷すれば75.0以下になる可能性が強い。

こういったことから、今日からボトムらしさは5分5分になり、株価が下落すればするほどボトムが出る確率が高くなるのです。このように「判断」すれば、ここで弱気になることはありません。下手な「予想」をしたり、他人の「予想」を聞くことはやめて、自分が今の状況を「判断」することがよほど大事なのです。(予想は「ウソヨ」です。あてにしてはならない)


(10.2.10) TOPIX 883P(-1)  日経平均 9963円(+31)  19.2億株 (1兆3054億円)



NYダウは10058ドル(+150)と反発。ナスダックも2150P(+24)と続伸。

日経平均は、円相場が90円を割込んでいるだけに、米国株が上昇したほどには上昇せず。 日経平均の小波動と中勢波動と大勢波動について、現時点での私の判断を書いておきます。

まず小波動は「主な株価」がピーク・ボトムの株価を表示してくれるので誰もが(後から見ると)小波動のピーク・ボトムを知ることができます。この小波動を見て、日経平均の中勢波動(だいたい2〜9か月)は上昇波動(下降波動)であるとか、中勢波動は上昇(下降)に転換したのではないかの判断をするわけです。

中勢波動が上昇波動に転換したらしいことがわかるのは
  1. 最後の上昇小波動のスタート時点を下回った→中勢波動は下降波動になったのではないか?の判断。
  2. 最後の下降小波動のスタート時点を上回った→中勢波動は上昇波動になったのではないか?の判断。
です。例えば昨年3月からの中勢波動は(a1→A1)へ第1段の上昇をし、現在は(a2→A2)の第2段の上昇中であると思っていますが、どうして私はこういう判断をしているのか?を述べます。
  1. (a1)からの小波動のボトム(e,g,g',i)は毎回ボトム水準を切り上げていましたから、この間は中勢上昇波動が下降に転じたのか?と思うのは間違いです。 ところが小波動のピークが(h→j)、ボトムが(i→e)へと切り下がったときに、中勢波動は下降波動に転換したのではないか?と思ってもよいのです。しかし肝心なことは、「最後の上昇小波動のスタート時点」を下回ったかどうかです。(a1→h)へ到る小波動のうち最後の上昇波動は(g'→h)です。(g')の8997円を株価が下回らない限り中勢波動は上昇中だと判断します。結局(e)は9050円までしか下げず、中勢上昇波動は続いていることがわかったのでした。

  2. その後(e→A1)まで中勢波動は上昇を維持しました。(A1→i'')へ株価が下落したとき、最後の上昇小波動のスタート点は(g'')の10410円でした。(i'')10143円はこれを下回らないかったので(i'')時点ではまだ中勢波動は上昇中です。

  3. (j''→k)の下落の過程で(g'')を下回ったので、中勢波動は下降波動に転換したらしいと判断でき、その後株価は(j''→k→l→a2)へと下落しました。

  4. (a2)の時点では「最後の下降小波動」は(l→a2)です。下落のスタート時点の(l)を株価が上回ったならば、中勢波動は上昇波動に転換したと判断しなければなりません。それはピンク色水平線の水準です。この水準は(a2→d)の上昇の過程で上回ったので、中勢波動は上昇波動になったことがわかりました。

  5. 現在のところ「最後の上昇小波動」は(a2→d)であるので、株価が(a2)の水準9076円を下回らない限り、中勢波動が下降波動に転換したとは判断できません。いまでも中勢波動は上昇中です。中勢波動の期間は2か月〜9か月(1年のときもある)なので、(a2→d)の約1か月余りをもって第2段目の中勢波動が終わったとは判断できません。
図に描いた緑色線のように(d)を上抜く新高値に上昇する可能性のほうが高いと思っています。


(10.2.12) TOPIX 892P(+8)  日経平均 10092円(+128)  20.7億株 (1兆3663億円)



東京市場が休場の間のNYダウは10038ドル(-20)→10144ドル(+105)、ナスダックは2147P(-3)→2177P(+29)と高くなる。

ナスダックは(k)の安値の前日の大陰線のザラバ高値は2178Pですが、これを終値で上回るようだと、「主な株価」がボトムを表示する前であっても(k)がボトムだと判断してよいでしょう。

同じく日経平均の安値(d')の前日の陰線のザラバ高値10063円(ロの水準)を今日の終値(10092円)が上回って引けたので、(d')はボトムらしくあります。ただ(d')の前日の陰線は短いので、その前の陰線の高値(10166円、赤色線の水準)を上抜いてからボトムと判断するのがよいでしょう。

(d)の前の陰線(イの水準)を上回ったときにボトムがでたらしいと判断しましたが、これはハズレました。(d)の前日の陰線が短かったためです)

2010年2月1日〜2月10日にかけて、2007年3月にHPで公開した条件表No.173「日経先物1日売買(2006)」のシステムを使って日経先物を売買したならば、どのような成果が得られたのかを述べました。

誰でも簡単に仕掛ける日がわかり、その成績もよい。これを見てユーザーの中には、このシステムに従って売買をしてみようと思われる方もあるようです。だが今後おそらくは中途で売買を止める方がほとんどでしょう。

自身で「検証」をして、
  1. このシステムを継続するためにはどれほどの資金を用意しなければならないのか

  2. 最大でどれくらい損失がでるのか

  3. 何連敗しても売買を続けなければならないのか
  4. その結果どういう資金効率になるのか
などの「売買において極めて重要なこと」を何ひとつわかっていないからです。

昨日の日経先物のグラフは、条件表No.173について述べてから、初めて「買い」マークを出しました。ユーザーの中には、システムどおりに@今日の寄り付きで買い、A今日の大引けで決済する。ということをされた方もあると思います。今日の始値は10080円で、終値は10100円だったので、B今日は20円の利益が出たはずです。

しかし今日仕掛けたユーザーの多くは悩んだはずです。10080円で買ったもののすぐに10010円まで下落しました。-70円の損失です。だが《Qエンジン24》の過去10年間の統計によれば、100 回のうちの55回は利益がでるのです。たまたまザラバでマイナスになったからといって、10050円まで戻ったときに決済して「ああ、-30円のマイナスに抑えることができた」とした方は、このシステムを使う度胸も能力も信念もありません。

システムを信じることができないのは、自身が「検証」していないからだということはくどく述べました。自分が「検証」してみて、初めてその結論が身につきます。HPを読んで知識を得ただけでは、今日の相場ではマイナスになったでしょう。

No. オートマが生成した トレード数 累計利益 平均利益 勝率 Pファクタ ドローダウン PD倍率 連敗
No.173 日経先物1日売買(2006) 992件 27628円 27.9円 56.9% 1.59倍 -2501円 11.04倍 6連敗

上表は条件表No.173の1997年1月〜2006年12月31日までの金額ベースでの成績です。《Qエンジン24》によって検証をすると、過去10年間で、
  1. 992回のトレードチャンスがあった。(立会い日数の約40%)
  2. 累計利益は27628円(ラージ1枚の売買なら2762.8万円)の利益が出た。
  3. 10年間で最も負け続けたときは-2501円(ラージ1枚の売買なら250.1万円)の損失が出ていた。
  4. 6連敗があった。

    こういうことを頭にいれてトレードしなくてはなりません。現在のラージ1枚の証拠金は約40万円です。あわてもののユーザーは上記の成績を見て、40万円の証拠金を用意すれば、10年間で2762万円の利益がでるのはすごい、と思うでしょう。なんと10年間で69倍の利益を出しています。

    だが考えて下さい。その過程では一時的に250.1万円の損失(ドローダウン)がでているのです。40万円の証拠金しか用意していないなら、負けた瞬間にこのシステムが頓挫してます。

  5. 最低でも最大ドローダウンの2501円(ラージ1枚で250.1万円)+1枚の建て玉をするに必要な証拠金400円(ラージ1枚で40万円)を用意していないと、条件表No.173を使ったシステムは利用してはなりません。

  6. もし最大ドローダウンの2倍の余裕資金を用意し、1枚を建て玉する証拠金40万円を準備するなら、540.2万円が必要です。この540万円で、ラージ1枚あたりの証拠金40万円分のトレードを行うのです。540万円を用意して10年間で2762万円の利益を上げたのだから、資金効率は (=(累計利益)2762万円÷((証拠金)40万円+(ドローダウン)250万円×2倍)によって、10年間で資金は5.11倍になったであろうことが推定できます。

    40万円で2762万円の利益を上げたわけではありません。最低でも540万円の資金を用意していないと、2762万円の利益がはでていないのです。
@どれほどの資金を用意し、Aどこまで損失に耐えなければならないのか。B《Qエンジン24》で理解し、C信念にまで昇華していない人は、パッと見たHPの成績を見て簡単に「すごい」と思い、それが外れると簡単にシステムを放棄します。もっとも、悩み・迷う投資家が大勢いるからこそ、[ゼロサムゲーム] である先物市場で勝てる人はいつも勝続けることができます。

思いつきでトレードして損失を出した人が年に7〜8割いるために勝つための「根本」を知っている人はいつまでも(毎年というわけではない)利益を積み上げることができるのです。日経先物のトレードで勝つためにはこのHPを読んで「知識」をうるのではなく《Qエンジン24》を使って、トレードしたときのリスクを知り、リターンの確率を知って、信念をもってトレードするしかありません。

簡単に現在の相場の局面を教えて下さい。どう判断されていますか? というユーザーの質問には実のところ辟易しています。自分で検証し、信念としたシステムを持たない人に答えても、それはほとんど空しい作業であり、私の時間を奪うものでしかありません。自分で判断できるように努力しましょう。


(10.2.15) TOPIX 883P(-8)  日経平均 10013円(-78)  16.7億株 (9701億円)



先週末のNYダウは10099ドル(-45)と続落。しかし米国の景気実態を表現している(と私は思っている)ナスダックは2183P(+6)となりました。

先日いった(k)の前日の大陰線のザラバ高値2178Pを終値で上回ったので、(k)が小波動のボトムであったと判断してよいでしょう。

今日から中国・香港・韓国・台湾などのアジア市場は旧正月のため休場になります。米国も今夜は休場なので、東京市場は手本にする市場がなく閑散。売買代金は1兆円割れ。こういう日の相場はほとんど当てになりません。

日本の10-12月のGDPが発表され、実質は年率+4.6%の成長。これは3四半期連続のプラス。名目成長率も年率で+0.9%となって7四半期ぶりのプラスとなりました。重要なのは名目成長率です。これがプラスになったことは大きい。

しかし相場には響かず、ジリ安となりました。手本がないことと中国が2度目の預金準備率を引き上げたことを懸念してのことらしい。だが中国の銀行の貸し出し残高は、2009年1月から2008年の3倍の規模に爆発しています。みずほ銀行が100兆円の貸し出しをしていたものが、翌月から300兆円の貸し出しをすれば、どのようなことになるのか? 中国の銀行はこの異常な新規融資をして1年が経過したのです。

これほどお金がジャブジャブと投入されれば、景気がよくなるのは当たり前ですが、それは巨大なバブルを生み出しているということです。ここでやや金融を引き締め気味にするのは当然のことです。バブルが発生しないと株式市場が活性化しないというのはおかしい。株式市場は幼稚化していると思わざるを得ません。バブルを抑えて継続的な経済成長をするように中国当局はカジを切ろうとしているのであって、金融引き締め気味になったからといって株価が下落するのは短絡的にすぎます。

2月1日以来、2007年3月に作った「日経先物1日売買」システムについて述べてきましたが、システムは作成して時間がたつほどに劣化します。車が2年あるいは3年に1度定期点検を受けるように、システムは必ずメンテナンスをせねばなりません。そうでないと次第に成績が悪化します。先週一杯をかけて、そのメンテナンスのしかたを書き上げたので、 先物講座No.7 「続・日経先物1日売買のメンテナンスのしかた」をアップしました。

印刷すればなんと70頁になります。これまで書いた講座のうちでは最高の頁数です。だがメンテナンスの手順を述べただけなので、《カナル24》の「操作事典」に近い内容です。面白いものではありません。ていねいに手順を述べたので「《Qエンジン24》を使って条件表を作ってみよう」「検証をしてみよう」というアクティブなユーザーには貴重なマニュアルになったと思っています。

1週間記述してひどく疲れたので今後は「日経先物1日売買」については2度と上梓することはありません。ユーザーは先物講座No.7を読まれて、今後の「日経先物1日売買」システムを維持して下さい。


(10.2.16) TOPIX 885P(+1)  日経平均 10034円(+20)  14.1億株 (8415億円)



米国・中国が休場とあって、東京市場は閑散。

東京市場の出来高はたったの14億株、売買代金は8400億円というのでは、今日の相場はコメントするほどの値打ちはありません。

グラフを見てどうこう判断してもそれは間違いのもとです。 無理に判断することはないので、今日の判断は「なし」です。


(10.2.17) TOPIX 904P(+19)  日経平均 10306円(+272)  17.5億株 (1兆2322億円)



米国は上昇。NYダウは10268ドル(+169)、ナスダックは一昨日(2月15日)に、(k)の前日の大陰線のザラバ高値を終値で上回ったので、小波動のボトムであったとしてよいでしょうと述べましたが、「主な株価」はボトムを表示しました。

日経平均も同じくボトム(9867円)を表示。 目先は25日線を上抜くことができるかどうかが焦点ですが、ナスダックはこの3日が3連続陽線の順上がりとなっているので、上昇力は十分にあります。

日経平均は(e)のボトムからの上昇力はさほどあるとはいえません。今日の陽線が連続するのかどうかで判断すればよいでしょう。


No.173「日経先物1日売買(2006)」については、2010年2月1日から多くのことを言いました。もう述べることがないだろうと思っていましたが、人は簡単に「売買ルールを崩す」ものです。これについての戒めを書き忘れていました。 今日はよい事例がでたので、付け足しておきます。

2月2日にNo.173を使って日経先物の売買をするやりかたを書きました。そこでは次の売買ルールを採用すると言っています。
  1. No.173が売買マークを出したら、その翌日の「始値」で仕掛ける。

  2. 仕掛けた日の終値で決済する。
これを書いた日以降に出た売買マークは図の(e,f,g)の3つです。売買ルールに従えば、次のような売買をしたはずです。

(e)の翌日の始値(10080円)で買い→その日の終値(10100円)で決済→+20円の利益
(f)の翌日の始値(10040円)で買い→その日の終値(10020円)で決済→-20円の損失
(g)の翌日の始値(10160円)で買い→その日の終値(10290円)で決済→+130円の利益
3回の累計利益は+130円。

実際に売買した人は、次のことに気づいたかも知れません。
  1. (e)の買いマークがでたことは、午後3:10過ぎにその日の日経先物のデータを打ち込んで、グラフを描画させればわかる。
  2. それなら、翌日の始値ではなく、その日の4:30から始まる夕場で買ったらどうか?
(e)の日の3:10の終値は9990円であるので、夕場で9990円の買い指値をしておけば、たいていはこの値段で買えます。そういう売買(仕掛けを翌日の始値とせずに、売買マークが出た日の終値で買う)をすれば、次のようになります。

(e)の日の終値(9990円)で買い→その翌日の終値(10100円)で決済→+110円の利益
(f)の日の終値(10010円)で買い→その翌日の終値(10020円)で決済→+10円の利益
(g)の日の終値(10020円)で買い→その翌日の終値(10290円)で決済→+270円の利益
3回の累計利益は+390円。

2月2日に述べた売買ルールによる3日間の利益が+130円であるのに対し、売買マークが出た日の夕場で仕掛けるルールは+390円の利益です。 このことに気づいた人は、思わずニンマリするでしょう。例えば(a,b,c,d)について、本当にそれでよいのかも調べるでしょう。2月2日に言った売買ルールをルール(A)、今日言った売買ルール(B)と呼ぶならば、(a,b,c,d)の売買の成果は次のようになります。
  1. ルールAは、10350円で買い→10270円で決済→-80円の損失
    ルールBは、10340円で買い→10270円で決済→-70円の損失

  2. ルールAは、10320円で買い→10420円で決済→+100円の利益
    ルールBは、10270円で買い→10420円で決済→+150円の利益

  3. ルールAは、10220円で買い→10190円で決済→-30円の損失
    ルールBは、10160円で買い→10190円で決済→+30円の利益

  4. ルールAは、10320円で買い→10370円で決済→+50円の利益
    ルールBは、10190円で買い→10370円で決済→+180円の利益
この4回の売買の累計利益は、ルールAが+40円の利益で、ルールBが+290円の利益です。さきほどの(e,f,g)の成績といい、この(a,b,c,d)の成績といい、ルールBのほうが圧倒的によいように思われます。だがそれはわずかに7回の売買をチェックしただけです。このチェックによって、ルールAを捨ててルールBに簡単に乗り換える人は腰が軽い。軽率である。今後も投資方針がブレ、悩み、誰かに意見を聞くというタイプです。

ルールBがだめだといっているわけではありません。たったの7例で今後の売買ルールを変更してしまうという、「非実証」がダメなのです。統計的な判断ができていない。

過去10年で1000回のトレードチャンスがあったとして、たまたま最近の7回が「ルールB」のほうがよかったからといって、ルールAをサラリと捨てる(ルールAは過去10年間有効であった)という態度がダメなのです。

ルールBが有効なのか、ルールAよりも優れているのかは「検証」すればすぐにわかることです。《Qエンジン24》を使えばこの「検証」はあっけないほど簡単に行えます。図のように@〜Eのことを指定するだけです。

上図のDの「売買ルール」は「ルールAでは」右図のようになっています。
  1. 売買マークがでたら、翌日の「始値」で仕掛ける

  2. 仕掛けた日の「終値」で決済する。


これを
  1. 売買マークがでたら、その日の「終値」で仕掛ける

  2. 仕掛けた日の「終値」で決済する。
に変更して「検証」をすれば、タッタの1分で、ルールAがよいのか、ルールBがよいのかの結論はでるのです。 誰でも簡単・短時間にできることだから、結論はいいません。

わずかの労力を惜しんではならない。なんども言いますが「検証(実証)」した人にしか「信念」は身につかないのです。


(10.2.18) TOPIX 904P(+0)  日経平均 10335円(+28)  16.5億株 (1兆1099億円)



米国は続伸。NYダウは10309ドル(+40)、ナスダックは2226P(+12)。

日経平均は25日線の手前で伸び悩む。日経平均はナスダックのように力強い足取りではないし、昨日の大幅上昇にも売買代金は1兆2000億円と並以下のボリュームでした。

この上昇小波動は小さく、短命であるように気がします。(e)の日の小波動のボトムらしさは5ポイントで、かろうじてボトムの確率が5分5分というところから反発して来ています。次の小波動のピークは、ピークらしさが5ポイントにならずして、ピークを出す可能性があります。(現状はまだ1ポイントでしかない)


2月15日に中国の銀行の貸し出し残高が2008年に比べて3倍になっていると書きましたが、これはサンケイ新聞の「日曜経済講座」によるものです。編集委員の田村秀男という人が執筆されていますが、世界の株式市場がどうして下落し、なぜ上昇したのかについて実に的確な資料を使って説明されている。

切り抜きを保存しておればよかったのですが、新聞は2週に1度廃棄しているので手許にありません。もしやと思ってインターネットでサンケイ新聞のHPから検索すると、記事の前段だけが掲載されていて、後段にあった図だけが掲げられていました。それが右図です。

ご覧のように2008年12月の貸し出し残高は(図から目測すると)約6兆元(1元=13円とするなら約78兆円)でした。ところが2009年1月には約14兆元(182兆円)に急増し2009年12月には約17兆元(221兆円)まで膨らんでいます。資本主義国では常軌を逸しています。 2008年12月までは中国の経済規模が拡大するにつれて貸し出し残高も増加する、という当たり前の数字でしたが、2009年1月からは大変化しました。

要するに資金はさほど欲しくない・必要としない企業(多くは国営企業だが)に無理やり貸し付けたというところでしょう。企業(個人もそうだが)が不要不急の金を持ったときすることは、無駄な金を使うということです。1989年をピークとする日本のバブル期に、ありあまるお金で企業がなにをしたかを思い出すと、@海外の不動産を高値で買った、A本社ビルを建て替えた、Bプールつきの豪華社員寮を建てた、C財テクと称して株式投資をした。といった生産性にはまったく貢献しない投資をしました。浪費です。同じことを中国はしているのではないか。

貸し出し残高が3倍になったばかりではなく、貸付けられなかった資金を使って銀行が株式投資をしているらしい。資産の30%が有価証券になっているというから、株価が大きく下落すればいちどきに評価損がでるし、景気が悪化すれば2009年中に貸し出した多くが不良資産になります。中国の銀行は実に危ういことをしているわけです。次に世界的な株価の大暴落があるならば、その発信元は中国でしょう。中国は今年に入って預金準備率を2度引き上げましたが、これはむしろ歓迎すべきものなのです。(そういうことを2月15日に述べました)


(10.2.19) TOPIX 889P(-15)  日経平均 10123円(-212)  18.3億株 (1兆2780億円)



米国は続伸。NYダウは10392ドル(+83、ナスダックは2241(+15)と5連続陽線でしかも順上がり。

日本に比べて米国株価の上昇は力強いものがありますが、昨日の米国市場が引けたあとに、FRBは公定歩合を0.25%引き上げて0.75%にすると発表。

東京市場はFRBの発表後に開く第一番の大きな市場です。寄り付きでは市場はどう判断したものか迷いました。考え方は2つありました。

@公定歩合の引き上げ→短期金利の上昇→景気回復に水を差す→米国株価の下落→日本株価の下落と推測するのが1つ。A米国の金利の上昇→円安→日本企業の業績アップ→日本株価の上昇と予想するのが2つ目です。

前場は今日は週末とあって様子見かやや弱気でしたが、後場になって大きく下げる。結局@の考えが優勢になった1日でした。だが@Aともに公定歩合が引き上げられたからといって米国金利が上昇するという間違いを犯しているのではなかろうか。

上げたのは「公定歩合」であって「FFレート」ではありません。公定歩合というのは先進国にあっては金融政策上ほとんど意味のない利子率です。現に日本では「公定歩合」の言葉は消滅し、いまは「基準貸付利率」と呼ばれています。現在は0.3%の利子率です。日銀が操作(オペレーション)しているのは、「無担保コール(翌日物)」という短期金利市場ですが、現在のところ0.1%を誘導目標にしています。公定歩合の0.3%はほとんど意味を持っていません。

米国も同様で、公定歩合は0.75%に引き上げたが、日本の無担保コール(翌日物)に当たるFFレートはゼロ金利に毛が生えた程度の利率です。米国の金融機関が短期資金を調達するのはFFレートによってです。よほどの緊急事態、たとえばリーマンショック時のAIGのように、FF市場から資金を調達できないとき、FRBがAIGに対して特別に融資する、このときの利子率が公定歩合です。

FRBが公定歩合を引き上げたということは、FF市場で資金が調達できない金融機関はさほどない、金融危機は終わった、という証です。公定歩合が引き上げられたからFFレートも上昇するというのは短絡的な考えです。FFレートこそが米国の景気を調整するものですから、景気回復に心配がないという状況になるまではFFレートは上がりません。そのことはバーナンキ議長も重々承知でしょう。

「公定歩合」の引き上げは、むしろ米国経済はさほど心配することはないステップに戻って来たというメッセージであるので、本来ならば株式市場にはプラス材料として働くはずでした。だが今日の東京市場の狼狽ぶりを見ていると、ややナサケない。 今夜の米国市場は一時的なショックで下げようとも、日米ともに中勢波動の方向は上昇が崩れることはないと思っています。


(10.2.22) TOPIX 909P(+20)  日経平均 10400円(+276)  16.0億株 (1兆2288億円)



先週末、公定歩合とFFレートは別物であるということが理解できていない東京市場は大幅安をしましたが、当事国の米国は適切に判断しました。NYダウは10402ドル(+9)、ナスダックは2243(+2)と小幅高。

東京市場は週末売った向きの買戻しがどっと出て急反転。ただし出来高・売買代金は膨らんでいないので、上昇力は弱いと判断せざるを得ません。

昨日の小波動のピークらしさは、@新高値の、A陰線、B9日順位相関が+80以上と3ポイントでしたが、今日は@新高値、A9日順位相関が+80以上の2ポイントです。ポイントからは小波動のピークと判断することはできませんが、先日もいったように、このような出来高の水準が続くようなら、5ポイントにならずしてピークを出す可能性が高いでしょう。

2009年12月から2010年1月にかけて、 株式講座No.9 「検証なしでは売買ルールは決められない」を執筆しました。そこでは例題として、@No.2「日経平均用'96」を個別銘柄の売買の応用するにはどのような工夫をし、Aどのような売買ルールを作るべきなのかをクドクドと説明しました。

まずNo.2「日経平均用'96」に少し手を加えてNo.168「個別株(押し戻り)±α」という条件表を作りました。次に《Qエンジン24》の「検証」機能を駆使して、この条件表ではどのような売買ルールを決めるとよいのかを述べました。「検証」した結果、次の売買ルールがよいことがわかりました。
  1. 条件表No.168「個別株(押し戻り)±α」が売買マークを出したら、翌日の始値で仕掛ける。
  2. ただし建て玉するのは同時に3銘柄までである。すでに3銘柄の建て玉があれば、新たな仕掛けはしない。
  3. 同じ日に複数の銘柄が売買マークを出したときは、株価が最も高い銘柄を仕掛ける。
  4. 売買マークが出て、9日が経過したらその翌日(10日目)の始値で決済する。
  5. 仕掛けて9日間のうちに、+10%の利益がでたらザラバで利食いする。
  6. 仕掛けて9日間のうちに、-15%の損失がでたらザラバで損切りする。
こういうルールでした。この売買ルールで売買すると、過去11年間の成績は次のようになっていました。

(表23) 「+10で利食い〜-15%で損切り」の年別成績 (9日後決済)

トレード数 累計損益M 平均利益M 勝率 Pファクタ
1999年 97回
2183M 22.5M 63.9% 1.92倍
2000年 158回
1798M 11.4M 62.7% 1.36倍
2001年 108回
485M 4.5M 52.8% 1.15倍
2002年 108回
1853M 17.2M 63.9% 1.78倍
2003年 122回
2242M 18.4M 60.7% 1.86倍
2004年 72回
-489M -6.8M 47.2% 0.79倍
2005年 72回
972M 13.5M 61.1% 1.83倍
2006年 83回
-381M -4.6M 49.4% 0.82倍
2007年 77回
216M 2.8M 53.2% 1.11倍
2008年 98回
620M 6.3M 50.0% 1.20倍
合計 995回
9501M
平均 950.1M
9.5M 57.3% 1.36倍
  1. 利益の集中はない
    2003年の利益は平均利益の2.35倍

  2. 極端な損失はない
    2004年の損失は平均利益の0.51倍

  3. 8勝2敗(勝率80.0%)

  4. PD 7.75倍
    累計利益 9501M
    最大ドローダウン-1225M
以上、すべて合格。

表の最下行が11年間の成績です。これによれば1000M(千円)で仕掛けたときの平均利益は9.5M(9.5千円)です。1%をやや切る利益でしかありません。勝率は57.3%、PFは1.36倍でした。この成績はあまりタイシタものではありません。所詮はNo.2「日経平均用'96」を代用した条件表です。狙いを持って(個別株用に)設定した条件表ではないのです。

株式講座No.9の最後に20章(1)〜20章(7)で「正しい検証のしかた」について述べました。この例題は、2008年2月〜4月にかけて連載した 株式講座No.8 「相場の原則を条件表に設定する」で作った(標準3)No.13「75日線売買@(20日以上)」でした。この条件表は、相場はこうあるべきである、こう対処すべきであるという「考え」を持って作ったものです。No.168のようにNo.2を流用したものではありません。私の相場に対する考えをはっきりと打ち出した条件表です。この条件表の成績がどうだったのかも講座No.9で掲げました。売買ルールは次のようにすればよいという結論を得ました。
  1. 条件表No.13「75日線売買@(20日以上)」が売買マークを出したら、翌日の始値で仕掛ける。
  2. ただし建て玉するのは同時に3銘柄までである。すでに3銘柄の建て玉があれば、新たな仕掛けはしない。
  3. 同じ日に複数の銘柄が売買マークを出したときは、株価が最も高い銘柄を仕掛ける。
  4. 売買マークが出て、12日が経過したらその翌日(13日目)の始値で決済する。
  5. 仕掛けて12日間のうちに、+10%の利益がでたらザラバで利食いする。
  6. 仕掛けて12日間のうちに、-15%の損失がでたらザラバで損切りする。
次のようになっていました。

(表41) 条件表No.13の「12日後決済(+10%利食い・-15%損切り)」(3銘柄)の年別成績
トレード数 累計損益M 平均利益M 勝率 Pファクタ
1999年 22回 1322M 60.1M 81.8% 6.42倍
2000年 57回 990M 17.4M 70.2% 1.48倍
2001年 38回 983M 25.9M 68.4% 2.07倍
2002年 26回 1436M 55.2M 84.6% 4.55倍
2003年 19回 901M 47.4M 68.4% 3.69倍
2004年 15回 694M 46.3M 73.3% 4.46倍
2005年 2回 16M 8.3M 50.0% 1.20倍
2006年 11回 -58M -5.3M 54.5% 0.89倍
2007年 15回 -156M -10.4M 53.3% 0.80倍
2008年 41回
1460M 35.6M 65.9% 2.70倍
2009年 40回
313M 7.8M 55.0% 1.17倍
合計 286回 7905M 27.6M 67.8% 1.96倍
  1. +10%利食い・-15%損切り

  2. 9勝2敗(勝率 81.8%)

  3. 累計利益 7905M

  4. 最大ドローダウン-597M
    (2000年3月〜2000年4月)

  5. 資金効率 3.60倍

表の最下行が11年間の成績です。これによれば1000M(千円)で仕掛けたときの平均利益は27.6M(27.6千円)です。2.7%の利益です。勝率は67.8%、PFは1.96倍でした。この成績を条件表No.168と比べて下さい。明らかにNo.13のほうがNo.168よりもスゴイ成績を出しています。私が講座でNo.168についてクドクド述べたから、その条件表がよいのだろうと簡単に判断してはいけません。《Qエンジン24》の「検証」がどちらの条件表がよいのかをハッキリと判別しています。No.13のほうがよいことは明らかであるのです。(それでもNo.168の売買マークと売買ルールに従ってトレードすれば最終的にはプラスになるだろうが)


(10.2.23) TOPIX 907P(-2)  日経平均 10352円(-48)  17.0億株 (1兆1608億円)



米国は小安い。NYダウは10383ドル(-18)、ナスダックは2242P(-1)

東京市場も小安い。ボリュームも小さい。今回の上げの小波動は力強くないと連日言っていますが、どこを見てそう思うのか?

最近半年間に上げの上昇波動は4回あります。そのボトムに(a,b,c,d)の符号を振っています。またボトムの翌日から5〜7日上昇したところに(a',b',c',d')の符号を振っています。

力強い上昇、つまり上昇小波動が大きく上昇するのか、小さな上昇で終わるのかは、そのスタート(a-a')(b-b')(c-c')(d-d')の姿を見ればおよその見当がつきます。
  1. (a-a')は、10143円→10522円へ379円上昇し、この間に3連続陽線はありません。
  2. (b-b')は、9628円→10272円へ644円上昇し、この間に4連続陽線が含まれています。最終的には9628円→10397円へ769円の上昇をしました。
  3. (c-c')は、9076円→10204円へ1128円上昇し、6連続陽線しかも大陽線が3本入るという、珍しいほどの力強いスタートとなりました。最終的には9076円→10982円へ1906円の大幅上昇になりました。
  4. 今回の(d-d')は、9867円→10340円へ473円上昇しています。この間に3連続陽線はありません。
スタート時の値幅は(a-a')よりかはましだが(b-b')に劣ります。3連続陽線が含まれていないのは(a-a')と同じであり、(b-b')に劣ります。今度の上昇小波動は(a)からの上昇よりは大きいが、(b-b')よりも小さい。そういえます。


昨日、条件表No.168「個別株(押し戻り)±α」とNo.13「75日線売買@(20日以上)」の成績を比べると、No.13のほうが格段によいのである。それは「検証」した結果が表している。といったことを書きました。さっそく、ユーザーから次のようなメールが来ました。
    調べてみますと 直近では・・・ 2/15 買い 7241 フタバ 仕掛け642円  現在含み益 +40 2/15 買い 8515 アイフル 仕掛け129円 現在確定10%で +13(142円確定) 2/15 買い 8574 プロミス 仕掛け700円 現在含み益 +20
2月12日に買いマークがでて2月15日の始値で仕掛けたときのことを調べられたようです。だがこれでは「検証」になりません。理由は2つあります。
  1. 昨日掲げた条件表No.13の成績(表41)は、「TOPIX500」を対象とした統計です。7241「フタバ」や8515「アイフル」は「TOPIX500」の銘柄ではありません。どうも「東証1部」について《カナル24》で検索されたらしい。

    東証1部を対象にするのであれば、東証1部の過去10年の成績がどうかを「検証」して、それでよい成績がでているときに対象銘柄を「TOPIX500」から広げて「東証1部」にすべきです。「検証」を抜きにして前提を崩してはいけない。

  2. もうひとつは、同じ日に複数の銘柄が同じ売買マークを出したときは、1銘柄に絞る(株価が最も高いもの)。という売買ルールを無視していることです。2月12日に上記の3銘柄が買いマークを出したのだから、最も株価が高かった8574「プロミス」だけを評価すべきであるのに、その他の2銘柄も評価して、3銘柄のすべてが当たっていると評価してはいけません。
このユーザーが調べたことは、@今年になって、A条件表No.13が出した売買マークが当たったかハズレたかを見ただけでしかありません。いつもいうように、売買システムとは、@仕掛けのタイミングを出す「条件表」と、A建て玉のしかたや手仕舞いのしかたを決めた「売買ルール」から成り立っています。「条件表」の重要さは10のうちの3か4ほどです。重要な6か7は「売買ルール」です。

昨日掲げた条件表No.13の成績(表41)の売買ルールは
  1. 売買マークがでたら仕掛ける
  2. 同じ日に複数の銘柄が同じ売買マークを出したら1銘柄に絞る
  3. 建て玉するのは3銘柄まで(3銘柄を建て玉しているときは、いくらほかの銘柄が売買マークを出しても仕掛けない)
  4. 12日間は建て玉する(13日目の始値で決済する
  5. 12日間のうちに+10%の利益が出る水準で利食いする
  6. 12日間のうちに-15%の損失が出る水準で損切りする
こうものでした。この売買ルールを崩すのであれば、それなりに「検証」した上でルールを変更すべきです。勝手にルールから逸脱してはいけない。まともに「検証」をしようとするには《Qエンジン24》がないことには無理です。《Qエンジン24》がなければ対象とする銘柄や売買ルールを崩してはいけません。

参考までに「東証1部」を対象にするときの成績はどうなっていたかの表を掲げておきます。

(表42) 条件表No.13の「12日後決済」(3銘柄)の年別成績(東証1部銘柄を対象)

トレード数 累計損益M 平均利益M 勝率 Pファクタ
1999年 47回 1898M 40.4M 74.5% 2.36倍
2000年 87回 2844M 32.7M 69.0% 2.05倍
2001年 70回 782M 11.2M 57.1% 1.27倍
2002年 63回 2194M 34.8M 66.7% 2.25倍
2003年 60回 1279M 21.3M 60.0% 1.59倍
2004年 55回 -529M -9.6M 54.5% 0.82倍
2005年 31回 1089M 35.2M 67.7% 2.50倍
2006年 58回 -506M -8.7M 53.4% 0.83倍
2007年 61回 998M 16.4M 65.6% 1.42倍
2008年 74回
1128M 15.3M 64.9% 1.38倍
2009年 69回
774M 11.2M 62.3% 1.26倍
合計 675回 11955M 17.7M 63.1% 1.46倍
( )内は「TOPIX500」対象のときの数字
  1. +10%利食い・-15%損切り

  2. 9勝2敗(勝率 81.8%)

  3. 累計利益 11955M (7905M)

  4. 平均利益率 17.7M (27.6M)

  5. 勝率 63.1% (67.8%)

  6. PF 1.46倍 (1.96倍)

  7. 最大ドローダウン-1431M (-597M)
    (2006年4月〜2006年9月)

  8. 資金効率 3.09倍  (3.60倍)
平均利益、勝率、PF、資金効率のすべてが悪くなっています(それでも条件表No.168よりも成績はよい)。


(10.2.24) TOPIX 895P(-11)  日経平均 10198円(-153)  17.4億株 (1兆2565億円)



米国は続落。2月の消費者信頼感指数(CB)が予想の55を大きく下回る46となったのがその理由。指数は12月(53.6)→1月(55.5)→2月(46.0)と伸び悩んでいます。

NYダウは10282ドル(-100)、ナスダックは2213P(-28)。

ナスダックの小波動のピークらしさは、(d)の日には@新高値の、A陰線、B9日順位相関が+80以上 の3ポイントでしたが、昨日はC順下がりの陰線となったので、4ポイントになりました。

海外の指標は4ポイントが確率5分5分ですから、(d)がピークとなってもおかしくありません。

「ピーク(ボトム)らしさのポイント」が何のためにあるのかがよくわかっていないユーザーがあるようなので、毎度のことながらクドク説明します。

グラフの小波動のピーク・ボトムには株価が表示されています。(h)には2326P、(g)2113P、(f)2205P がそれです。この数字は「主な株価」がピークだった(ボトムだった)と判断したときに表示されます。ピークだったとわかるのは株価が下落したからです。ボトムだったとわかるのは株価が上昇したからです。

(h)の日に今日がピークである、(g)の日に今日がボトムである、ということは当日に誰も判るはずがありません。「主な株価」が(h)の日にピークの株価2326Pを表示したのは(ロ)の日です。(h)の2326Pから(ロ)の2205Pまで、なんと120Pも下落した末に(h)がピークだったと判断したわけです。

(ロ)の日に(h)がピークだったと判断できたのは遅いのです。(ロ)の日の(h)がピークだったと確定したとき、@ここからは買ってはいけない、A売りが有利であるという方針になりますが、(ロ)の日から売っても(k)までの下落幅しか残っていません。(ロ)の時点では(h→k)の下落幅の半分ほどがすでに実現しているのです。残り半分しか残っていません。

同様に(k)がボトムであると「主な株価」が判断したのは、図の(ハ)の日です。「主な株価」が判断してから仕掛け・決済していては、利益がでるチャンスはそうはありません。(ロ)の日の翌日の始値は2220Pでした。ここでカラ売りして、(ハ)の日の翌日の始値2222Pで買い戻すと、-2Pのマイナスです。「主な株価」がピークやボトムの位置にその高値安値を表示するのを待って投資するのは「まったく遅すぎる」のです。

チャート(この場合は「主な株価」)よりも1日でも2日でも早く「ピークらしい(ボトムらしい)」と判断できる者だけが利益を得ることができます。例えば私は1月13日(イ)の日に、ピークらしさのポイントは5ポイントになったので売りが有利になった。とHPで書きました。(イ)の翌日の始値は2289Pです。(ロ)の日に「主な株価」に教えてもらって「売り」だと決めた2220Pよりも69P高いところで、「ピークらしい」と判断したわけです。(イ)で売り仕掛けて、(ハ)で買い戻せば67Pの利益がでます。ここが「自分で相場を判断できなければ利益を出すことはできない」ということです。

では、「主な株価」がピーク・ボトムを表示する何日か前に、どうやってピーク・ボトムの判断をすればよいのか?です。それが「ピーク・ボトムらしさのポイント」です。このポイントを勘定することによって、ピークらしさ・ボトムらしさを判断すればよいのです。無論、「(ピーク・ボトム)らしさ」であるので、ピーク・ボトムは確定していません。確定していないからこそ「利益の源泉」があるのです。不確かであるからこそ利益の源泉があるのです。確かなものには利益の恩恵を受ける余地はほぼ「0円」です。確定しているものしか投資できない人は国債を買うしかありません(年率1.3%を享受すればよい)。


東京市場は迷走しています。

上図のナスダックを例にして説明した(h)のピークらしさは5ポイントあったので(h)がピークらしいと判断することは、まあ容易でした。

だが(f)の時点で(f)がピークらしいというポイントは、@新高値、A9日順位相関が+80以上 の2ポイントでしたありませんでした。(f)から2日目にB順下がりの陰線が出たので、3ポイントかなという程度でした。

ポイントからは決定的なピークらしさは判断できませんでした。翌日の(ニ)の日に「主な株価」が(f)の日がピークであったとして2205Pを表示しました。その後(g)まで株価は下落しましたが、「ピークらしさのポイント」からは(f)がピークであるとは判断できませんでした。

日経平均の現在も、これを同じことが起きているように思われます。つまり「ピークらしさのポイント」は、現在のところ(d')の日は、@新高値で、A9日順位相関が+80以上 の2ポイントでしかありません。だが(d')がピークとなる可能性は高いのではないか、ポイントが5ポイントにならなくてもピークになることは、先のナスダックの(f)の例があります。

最近は5ポイントを出すことなく小波動のピークを出すのではないか?と思っているのは、そういうことからです。(理由の基本は@出来高が薄い、A上昇の力強さがない、です。) まだポイントが2ポイントしかないので(d')はピークではないと判断しているユーザーがあれば、「そうではない」という注意を、この2〜3日書いたのです。


(10.2.25) TOPIX 891P(-4)  日経平均 10101円(-96)  18.0億株 (1兆2703億円)



米国はバーナンキFRB議長が低金利政策は長期間続ける(続けざるを得ない)の発言を好感して反発。

NYダウは10374ドル(+91)、ナスダックは2235P(+22)。

東京市場は米国株が反発したので高く始まったが、円レートが89円台に突入したことから値を下げて終わる。

一昨日(2月23日)に、条件表No.13を使うときは「TOPIX500」の500銘柄を対象とすべきで、勝手に対象銘柄を崩して「東証1部」を対象にしてはならない。売買ルールを変更するときは、きちんと「検証」してそのほうがよかったときだけ変更すべきである。といいました。

ついでのことなので対象銘柄を「東証1部」(現在は1677銘柄)に広げて「検証」した結果を(表42)として掲げましたが、これは誤りでした。メールがあったユーザーが「東証1部」を対象にしていたので、私も単純に「東証1部」を対象にしましたが、あとで思い直すとこの中には「貸借銘柄」でないものが含まれています。

No.13「75日線売買@(20日以上)」のシステムは、カラ売りもするシステムです。貸借銘柄でないものはカラ売りすることはできません。東証1部のうちの「貸借銘柄」だけをターゲットにして「検証」をすべきでした。

今日現在では、東証1部1677銘柄のうち、カラ売りができる貸借銘柄は1404銘柄です。270銘柄余りはカラ売りはできません。東証1部銘柄でカラ売りができる銘柄を結果ファイルに登録し、結果ファイルをNo.993「東証1部(貸借銘柄)」をHPにアップしたので、《カナル24》Ver.2のユーザーは「アップデート」→「条件表や銘柄マスターをダウンロード」によって、結果ファイル KKFL3993.dat をダウンロード下さい。今後は条件表No.13を使うときは、(標準3)結果ファイルNo.978「TOPIX500」またはNo.993「東証1部(貸借銘柄)」に登録されている銘柄をターゲットにして下さい。

さて、「東証1部(貸借銘柄)」を対象にしたときの、条件表No.13の成績ですが、「東証1部」のものより成績は悪化しています。次に(表43)として掲げます。

(表43) 条件表No.13の「12日後決済」(3銘柄)の年別成績(東証1部貸借銘柄を対象)

トレード数 累計損益M 平均利益M 勝率 Pファクタ
1999年 40回 1325M 33.1M 75.0% 1.96倍
2000年 83回 1048M 12.6M 63.9% 1.31倍
2001年 61回 857M 14.0M 55.7% 1.39倍
2002年 56回 2472M 44.1M 71.4% 3.01倍
2003年 55回 1614M 29.4M 61.8% 2.00倍
2004年 42回 -205M -4.9M 52.4% 0.89倍
2005年 23回 1071M 46.6M 73.9% 3.82倍
2006年 42回 -622M -14.8M 47.6% 0.71倍
2007年 53回 3M 0.1M 56.6% 1.00倍
2008年 74回
1128M 15.3M 64.9% 1.38倍
2009年 65回
451M 6.9M 60.0% 1.15倍
合計 581回 8949M 15.4M 61.3% 1.41倍
( )内は「東証1部全部」と「TOPIX500」対象のときの数字
  1. +10%利食い・-15%損切り

  2. 9勝2敗(勝率 81.8%)

  3. 累計利益 8949→(11955M)→(7905M)

  4. 平均利益率 15.4M→(17.7M)→(27.6M)

  5. 勝率 61.3%→(63.1%)→(67.8%)

  6. PF 1.41倍→(1.46倍)→(1.96倍)

  7. 最大ドローダウン-1510M→(-1431M)→(-597M)

  8. 資金効率 2.22倍→(3.09倍)→(3.60倍)
平均利益、勝率、PF、資金効率などの効率を表現する項目のすべてが最高なのは対象銘柄が「「TOPIX500」のときであり、「東証1部」→「東証1部(貸借銘柄)」の順に悪化しています。こういうわけで、条件表No.13を使うときは「東証1 部」でも「東証1部(貸借銘柄)」でもダメなことがわかります(それでも日経平均用'96を代用した条件表No.168よりはよい)。条件表だけを鵜呑みにしてはなりません。できた条件表には、その前提条件(@対象銘柄、A売買ルール)があるのです。今ある条件表を金科玉条のものとしてはいけません。条件表を作ったときの前提を無視してはならないことがお分かりでしょうか?


(10.2.26) TOPIX 894P(+2)  日経平均 10126円(+24)  15.7億株 (1兆1529億円)



米国はやや悪い経済統計が出たことからザラバでは急落するも、引けにかけて戻る。 NYダウは10321ドル(-53)、ナスダックは2234P(-1)。

東京市場は週末でもあり、オリンピックのフィギュアーSも見ねばならなかったためか閑散で、小幅な動きに終始する。

「主な株価」は(d')が小波動のピークであったことを表示しました。 最近言ってきたように、(d')の日の「ピークらしさのポイント」はわずか2ポイントでした。

ポイントからは(d')がピークらしいとはいえませんでしたが、このことについては、@出来高が少ない、A上昇時に3連続陽線が出ていないなどを理由にして、B5ポイントにならずしてピークになる可能性がある、と述べてきたのでした。

5ポイント→6ポイントになれば「ピークらしい」確率が高まりますが、5ポイントに満たなくてもピークになることがある、というよい例題になりました。

小波動のピークがでたので、今後はボトムらしさを注目することになります。昨日いったように「主な株価」がピークを表示したときは、@すでに下落幅の半分くらいは下げているので、Aこの先大きな下落があるようには思われません。Bたぶん(e)の安値を下回ることはないのではないか。

まあ下手な予想をしてみたところでしようがないのですが、C200日線まで下落する、D(e)の安値水準に接近する、といった状況になってから「小波動のボトムらしさ」をカウントしていけばよいでしょう。


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