TOPIXをどう見たか・判断したか (09年10月)

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(09.10.1) TOPIX 896P(-13)  日経平均 9978円(-154)  18.1億株 (1兆2141億円)



米国は小幅安。 NYダウは9712ドル(-29)、ナスダックは2122P(-1)。

東京市場は下落。日経平均は9978円と終値で10000円割れ。TOPIXも終値(896P)と900P割れ。

昨日、天井を打ったときの型として「三尊型」と「急落型」の図を掲げましたが、TOPIXは(B)から(a)を一気に下抜く下落をし、その後もまだ小波動のボトムが出ていません。

「急落型」のほうが「三尊型」よりも下げ幅がキツイという例です。(TOPIXは987P→894Pへ-9.42%下落したが、日経平均は10767円→9965円へ-7.44%の下落)

さて、この下落の下値メドを《デンドラ24》の4%波動で調べると、高いほうから順に以下のようになっています。
  1. 9894円
  2. 9788円
  3. 9681円
  4. 9256円
通常は2番目と3番目をメドとします。1番上の9894円で止まる可能性もわずかにありますが、8月9月の2か月間にわたる高値圏での保合いを下抜けたのだから、まずは9788円〜9681円まで下げるのではなかろうか。 だいたい9800円〜9700円をメドにしておけばよいでしょう。

日経平均の小波動のボトムらしさは、今日現在では、@新安値、A25日騰落レシオが72.0 の2ポイントですが、B9日順位相関が-78.3、C25日順位相関が-62.2、D25日投資マインド指数が19.6 とポイントになる水準に近くなっています。来週前半にボトムらしさが5〜6ポイントになることが期待できます。


(09.10.2) TOPIX 874P(-21)  日経平均 9731円(-246)  21.9億株 (1兆4959億円)



9月のISM製造業景況指数が52.6と前月(52.9)よりも悪化したことから、米国景気は2番底をとりにいくのではないかの懸念がでて、大幅安。

NYダウは9509ドル(-203)、ナスダックは2057P(-64)。

今回は小波動のピーク(h)から、@新高値の、A陰線、B順下がりの陰線、C3連続陰線(順下がり)と、足型からはこれ以上ない下落への出発をしました。

(g)(g')のように25日線を割り込んですぐ(5日以内)に25日線を回復することは難しいと思います。 (e)のように75日線まで下げると思っていたほうがよいでしょう。

東京市場は大幅続落。昨日までの4日間にわたって75日線を割るか割らないかの攻防がありましたが、今日は完全に75日線を割り込みました。

日経平均の小波動のボトムらしさのチェック表を次図に掲げましたが、今日のところは4ポイント(赤色●)でしかありません。

ただ来週月曜日に終値が9730円(今日の終値は9731円)以下になると、条件表No.2「日経平均用'96」は買いマークを出します。これで5ポイント(ピンク色●)。

次に昨日《デンドラ24》による下値メドは9788円〜9681円であるといいましたが、9788円はクリアしました。9681円までザラバで下げると、1ポイントを加点してよいでしょう。これで6ポイント(ピンク色●)。

来週早々にも6ポイントに届きそうですが、25日騰落レシオと25日投資マインド指数は買いマークがでると連続して出る傾向があります。

25日騰落レシオは2日連続、25日投資マインド指数は今日初めて出たばかりであるので、しばらく(4〜5日)は出続けるでしょう。足型と違って、この2つの指数が買いマークを出しても、ピタリとボトムを当てるわけではありません。だいたいボトム圏であろうという状況証拠です。

25日順位相関が-80以下になるのを待って、ボトムらしさの判断をしたい。


(09.10.5) TOPIX 867P(-7)  日経平均 9674円(-57)  19.4億株 (1兆2593億円)



米国の9月雇用統計は-26.3万人減。これは8月の-20.1万人より悪化し、予想の-17.5万人を大きく下回る。前日の9月のISM製造業景況指数の悪化とあわせると、米国のマクロ指標はやや後退気味です。

NYダウは9487ドル(-21)、ナスダックは2048P(-9)と小幅安で終わったのは、一昨日の大幅下落である程度の値ごろ感が出ているのか、あるいは押し目買いと間違った判断をしているのか、のどちらかです。

日経平均の小波動のボトムらしさは6ポイントになり、明日からは買いに分がでてきました。

@新安値、A10月1日に掲げた《デンドラ24》の高いほうから3番目の下値メド(9681円)に到達した、B9日順位相関が-80以下。

右図の左側は、条件表No.2「日経平均用'96」。C今日、買いマークを出しました。

右側の図は、条件表No.23「25日騰落レシオ」。D3日続けて75以下になって、買いマークを出しています。



右図の左側は、条件表No.46「投資マインド25指数を描画」。E2日連続で15以下になっており、買いマークを出しています。

右側の図は、条件表No.28「外国証券オーダー」。これは0.75倍以下になれば1ポイントとなりますが、現在のところに0.90倍なので、このポイントはなし。

以上のように日経平均のボトムらしさは6ポイントですが、TOPIXはF25日順位相関が-80以下なので、7ポイントになっています。

米国株価がよほど(NYダウが-200ドルとか)下げれば別ですが、今日の東京市場は大型増資を嫌気して下げていた金融株が反発してきたことをあわせると、株価水準は底値圏にきたのではないかと思われます。


(09.10.6) TOPIX 867P(-7)  日経平均 9674円(-57)  19.4億株 (1兆2593億円)



米国の9月ISM非製造業景況指数が50.9と1年ぶりに50を上回ったことを好感して株価は反発。

NYダウは9599ドル(+112)、ナスダックは2068P(+20)と反発しましたが、25日線を抜き返すほどの力はなかった。ナスダック・NYダウともに25日線を下回ること連続3日です。

昨日の段階で小波動のボトムらしさは、日経平均が6ポイント、TOPIXが7ポイントと、ボトムを出す確率のほうが高くなっていましたが、今日は昨日の安値を更新する。しかし大引けにかけて戻して、小幅ながらプラスで終わる。

今日も新安値を更新し、陰線であったのでボトムらしさのポイントは変化していません。日経平均が6ポイント、TOPIXが7ポイントのまま。

9月30日に、8604「野村」を例にして、快調に下落している時期(上から順に@75日線、A25日線、B9日線、C株価 の位置関係にあるとき)の突っ込み買いのタイミングについて、以下のように述べました。

「ボトムらしさのチェック表」によってチェックすると、
  1. (p)の日は、@新安値の、A陽線(ただし足の幅が小さい)、B9日順位相関が-80以下、C25日順位相関が-80以下 となって、ボトムらしさは4ポイントです。

  2. (p)の翌日(q)は、D順上がりの陽線(しかも窓空け)となったので、この日には5ポイントになります。ボトムらしさは5分5分です。

  3. (p)の2日後で、3連続陽線(切り上がり)となれば、6ポイントとなって、「突っ込み買い」をしてもよいはずでしたが、そうはならず。陰線で終わったので、5ポイントのままです。
「野村」固有のグラフでは5ポイントですが、市場全体からのポイントもあります。E25日騰落レシオが75以下になる、F25日投資マインド指数が15以下になるなどして、チェック表が6ポイント以上になるか、株価が9日線を上抜くか、のどちらかにならない限り、買うことはできません(と述べた)。

その後チェック表がどのようになったかの続きを書くと、
  1. (a)の日は、@新安値の、A陽線、B9日順位相関が-80以下、C25日順位相関が-80以下、D25日騰落レシオが75以下、E25日投資マインド指数が15以下、となって6ポイントになりました。買いに分が出てきました。

  2. (b)の日は、F順上がりの陽線となって7ポイント。

  3. (c)の日は、G3連続陽線となって8ポイントです。
チェック表の9.《デンドラ24》による下値メド を除くと8ポイントが満点なわけで、8ポイントになる銘柄も珍しい(普通は6ポイントから買っていけばよい)。よい例となりました。 野村のこの後ですが、よく戻って25日線まででしょう。


(09.10.7) TOPIX 885P(+14)  日経平均 9799円(+107)  23.3億株 (1兆5476億円)



米国株価は続伸。 NYダウは9731ドル(+131)、ナスダックは2103P(+35)。

ナスダックの小波動のチェックは
  1. (h)のピーク日には、@新高値の、A陰線、B9日順位相関が+80以上、C9日順位相関が+80以上 となってピークらしさは4ポイントと確率5分5分でした。

  2. (h)の翌日は順下がりの陰線となったので5ポイント。この日から売りが有利になりました。

  3. その翌日は3連続陰線(順下がり)となったので6ポイント。海外指標はF25日騰落レシオとG25日投資マインド指数はチェックできないので、6ポイントというのは満点です。
こういう高いポイントでピークを出したので、75日線まで下がる可能性があると思っていましたが、どうもそうではないようです。株価は25日線より下位にあること連続3日間で、昨日は25日線を回復しました。

かといって図の青色●が小波動のボトムになったと判断するにはポイントが小さ過ぎます。@新安値の、A陽線 の2ポイントでしかありません。今夜から始まる7-9月決算の結果によっては(h)を上回ることもあるし、75日線まで下げることもある。ようするに今の時点では判断できません。

東京市場は米国株が連騰したり、金・石油先物が上昇したことから反発する。

小波動のボトムらしさは、TOPIXが7ポイント、日経平均が6ポイントであったので、おそらくは青色●に日がボトムになったようですが、問題は今後どれほどの上昇をするかです。私が思うところは以下。
  1. 75日線を5日連続して下回ったので、75日線まで戻るのがせいぜいではないか。

  2. TOPIXは、今日25日線が75日線を割り込んできたので、25日線が戻りの目安となる。

  3. その前に両指数は窓を空けて下落しているので、窓を埋めるかどうか。日経平均は9965円、TOPIXは894Pが窓埋めの水準です。
このように戻りの限界のメドがずらり並んでいます。日経平均は、8月9月の2か月に亘って10142円〜10767円の約600円幅の往来相場となりました。このゾーンを突破するには相当なエネルギーが必要ですが、これを生み出すような要因は今のところありません。今のまま(90円割れの円高水準)なら9965円まで、円が90円台に定着すれば75日線(今日の水準は10067円)まで、米国株が新高値を取ってエネルギーが高まったなら10142円の窓埋めまででしょう。


(09.10.8) TOPIX 887P(+1)  日経平均 9832円(+32)  19.7億株 (1兆3057億円)



米国株価はまちまち。 NYダウは9725ドル(-5)、ナスダックは2110P(+6)。

大引け後、先陣を切ってアルコアが7-9月決算を発表しましたが、予想を上回って黒字決算でした。

7-9月期は、米国の自動車買い替え支援や住宅減税が効いていた時期です。自動車買い替え支援は8月下旬に終了し、住宅減税も10月で終わるそうなので、実際の景気の回復具合は10-12月期決算からが正念場です。

しかしアルコアが黒字決算であったことは市場を明るくさせます。今夜の米国市場は上昇するであろうという予想で、@寄り前の外国証券オーダーは+1480万株の大幅買い越しとなり、A日経平均はザラバで9863円(+63)まで上昇するも、円高が足を引っ張り、B小幅高で終わりました。

日本においては、いまや@円高がどこまで進むのか、A米国株の動き、B日本企業の決算(特に下期の業績予想)の3つが株価動向を決定しています。

やっかいなのは円相場です。今の円高は、ドルだけが他国通貨に対して安くなっているのが原因です。よってドルがどこまで下がるのかを予想しなければ円高がどこまで進むのかはわかりません。

だがドルの予想は極めて難しい。そこで「小波動のボトムらしさのチェック表」を使って、ボトムを測ってみます。

チェック表は「個別株用のチェック表」を使います。ただ25日騰落レシオと25日投資マインド指数の2つは、株式市場に関係するチェックなので、使えません。よってチェックするのは7項目、7ポイントが満点です。4ポイントになればボトムらしさの確率は5分5分、5ポイントになれば、買い有利と判断すればよいでしょう。

  1. の日(7月13日)は、@新安値、A9日順位相関が-80以下、B25日順位相関が-80以下、だったので3ポイントです。翌日は順上がりの陽線となったので4ポイントになりましたが、そこまででした。確率が5分5分から、5円ほど円安になりました。

  2. の日(9月3日)は、@新安値の、A陽線、B9日順位相関が-80以下、C25日順位相関が-80以下、Dデンドラの下値メド(最も高い水準)に到達、だったので5ポイントです。ボトムらしさの確率は高くなっていましたが、そうはならず、すぐに円高になりました。

  3. の日(9月14日)は、@新安値の、A陽線、B9日順位相関が-80以下、C25日順位相関が-80以下、だったので4ポイントです。翌日はD順上がりの陽線となったので5ポイントになり、ボトムらしさの確率は高くなっていましたが、1週間後には再びの円高になりました。
通常であれば5ポイントになれば買いが有利と判断すればよいのでしょうが、今のところは5ポイントではボトムになっていません。6ポイント以上にならないとボトムと判断してはならないようです。今日のポイントは、@新安値、A25日順位相関が-80以下、Bデンドラの下値メド(最も高い水準)に到達、の3ポイントです。


(09.10.9) TOPIX 897P(+10)  日経平均 10016円(+183)  20.9億株 (1兆59297億円)



米国は上昇。 NYダウは9786ドル(+61)、ナスダックは2123P(+13)となって、ともにグラフに小波動のボトムを表示しました。

ただ今回のボトムではボトムらしさのチェックは2ポイントと小さかったため、主な株価がボトムを表示するまでボトムらしいと判断できませんでした。

原因の一つは9日・25日の順位相関が-80以下にならなかったことです。せめて9日線くらいは-80以下になってからボトムをつけないと、その後の上昇幅は小さいものになりがちです。

図の(a)(b)(c)の位置の順位相関には共通性があります。@9日順位相関が-80以下にならなかった、A25日順位相関が+80を割れて2〜3日目に9日順位相関が最も低くなっている。要するに25日順位相関は+80 から下がり初めたばかりの時期に小波動のボトムがでているわけです。

まだ充分に株価が調整しないうちに上昇しているので、その上昇は短命・小幅なものになっています。(a→イ)(b→ロ)の上昇は小さい。現在の(c→ハ)も同じようになるのではないかと思っています。

TOPIX(日経平均も同じ)は小波動のボトムを表示しました。モデル波動では(K)に当ると思われます。(K)であるならば、まずは75日線(L)に向かって上昇するはずです。

その後の動きは3コースあります。
  1. 75日線の(L)をそのまま上抜いて上昇するコース。この確率は20%くらいか。米国株が新高値を大きく上回ることが必要。

  2. 75日線の(L)で頭打ちとなって下落するが、(K)よりは高い水準で止まって、75日線を上抜くというコース。これがモデル波動の典型です。60%くらい。

  3. 75日線の(L)で頭打ちとなって下落し、(K)をも下回るというコース。円相場が85円以下になればありえます。20%くらい。


(09.10.13) TOPIX 901P(+3)  日経平均 10076円(+60)  18.20億株 (1兆3248億円)



米国は小幅な動き。 NYダウは9885ドル(+20)とわずかな上昇だったが、終値・ザラバ高値ともに新高値を更新。 ナスダックは2139P(-0)と高値は更新できず。

《デンドラ24》によるNYダウの上値メドは7月20日以来、@8798ドル、AB9286ドル、C9938ドルでした。AB9286ドルのメドは8月初旬にクリアしましたが、最後のC9938ドルはまだクリアしていません。

最も高い上値メドをクリアすることは、相場が異常に強い(バブリーである)ということの表現です。昨日のザラバ高値9931ドルは、あと7ドルまで迫りました。さあ明日以降、あと7ドルをクリアするのかどうか。

(クリアすれば、バブリーではあると承知の上で、その強い動きに随うほかはありません。皆が信号を無視して歩道を渡っているものを、信号を守る一人がこれを妨せごうとしても防げるものではない。群集に逆らえば傷つく。)

日経平均は小幅ながら続伸し、《デンドラ24》は上値メドを表示しました。メドの低いほうから順に、@10254円、AB10448円、C11222円です。

最も低い10254円はまずクリアし、AB10448円がこの上昇小波動のピークになるのではないかと思っています。

もし10254円をクリアしただけで反落するようであれば、今回の上昇小波動は弱々しいと判断せねばなりません。先のボトム9628円を下抜く可能性も出てきます。

C11222円は今回の上昇波動ではクリアはできないでしょう。8月から9月にかけての10142円〜10767円のゾーンを突破することは、現在のエネルギーでは難しい。


(09.10.14) TOPIX 894P(-7)  日経平均 10060円(-16)  21.8億株 (1兆4875億円)



NYダウは9871ドル(-14)、ナスダックは2139P(+0)とこの両日は小幅な動き。

《デンドラ24》によるナスダックの上値メドは先週末に変化があって、低いほうから順に@2171P、A2212P、B2232P、C2355P となりました。

目下のところ最も低い上値メドの2171Pが控えていますが、これに手が届きそうで届かない。

例えば(a)では下から2番目のメドの1880Pにあと1Pと迫る1879Pまで上昇し、(b)では下から3番目のメドの2008Pをクリアする2015Pまで上昇しました。ところが(c)は下から2番目のメドの2181Pにあと14P不足し、(c)では1番下のメドをクリアしただけに終わりました。現在(d)は最も低いメドをクリアできるような勢いは今のところありません。

東京市場は、手がかり材料が乏しく小動きに終始する。

日経平均は75日線まで戻ったので(円相場次第ながら)いくぶんかの反落をしてよいところ。

TOPIXは10月9日に今後の株価動きのコースを図に掲げましたが、まずは25日線まで戻り→小反落し→75日線まで戻る。そこからABCの3コースのどれになるのかを判断すればよいと思っていました。

だが昨日は@新高値の、A陰線で、今日はB順下がりの陰線になったので、25日線まで戻ることなく、反落が前倒しになったのかの懸念が出てきました。

TOPIXが日経平均に比べて弱いのは金融機関に不安材料が続出したためです。9月の下げは、@増資によって資本増強をするのではないか、A亀井金融大臣のモラトリアム問題、でしたが、ここへきてBJALが金融機関に対して債権放棄を要請するのではないか、という悪材料が出てきました。

とはいっても、金融株が下落しても全般の空気を弱気にするほどのものではなく、反落の幅は大きくならないだろうと思っています。現在のところ、1)小波動のボトムから5日しか上昇していないし(平均は12日上昇する)、2)小波動のピークらしさは3ポイントでしかない、のでピークらしさを判断するもはまだ早いでしょう。


(09.10.15) TOPIX 904P(+9)  日経平均 10238円(+178)  19.9億株 (1兆3743億円)



JPモルガンの7-9月決算が予想を上回るよい数字であったので、米国は大幅高。NYダウは10015ドル(+144)、ナスダックは2172P(+32)とともに新高値を更新。

ナスダックは《デンドラ24》の最も低い上値メドの2171Pをクリアしたので、次の上値メドは2212P〜2232Pになります。

東京市場は米国高から上昇するが、一日の値幅は90円と小さく、エネルギー不足は歴然としており、そうは上値を期待してはいけない。

日経平均は最も低い上値メドの10254円をクリアしたので、次は10448円が上値メドになります。 10月13日にいったように、10448円はこの上昇波動のピークになると思っている水準です。日経平均があと200円上昇したならば、利が乗っているものはいったんは手仕舞いしておくのがよいでしょう。

10月7日に小波動のボトムらしさのポイントは、日経平均が6ポイント、TOPIXが7ポイントであるといいました。買いに分があるポイント数です。この日から条件表No.29「ボトムからの3陽連」の検索をされたでしょうか?

ボトムらしいと判断したならば、(簡単な検索では)個別株においてはNo.29による検索をし、上昇がスタートした銘柄を見つけるのがよい。ボトムらしいというときは、当然に(何日か前に比べて)株価が下落しているので、検索しようという気が起きないかもしれません。しかし、こういうときこそが買いのチャンスを見つけるときです。株式投資で利益が出せない人は、自分の感情に溺れている人です。自己の感情のままに投資して儲かるはずはありません。評価損が出ているから検索することをサボっていてはジリ貧になるばかりです。


最近では、8月25日に条件表No.29「ボトムからの3陽連」の記事を書きました。あるユーザーはさっそくこの条件表を使って検索されて、6506「安川電」を26日の寄り付き(691円)で買われたそうです。

買ってから電話があって、「どんなもんだろう」といわれるので、私は「よい。先の高値(708円)を上抜けば楽しみだ」と返事しました。だが、当時としては最後の上昇波動の出発点である「(g')の562円を下抜くようだと損切りしなければならない」とも付け加えました。

このユーザーにとっては、先の高値708円を上抜くか、最後の上昇波動のスタートの562円を下抜くかの、約150円幅のリスクを覚悟しての仕掛けでした。

残念なことに8月25日あたりは円高が進行している時期でした。9月は一貫して円高になり、10月8日には88.29円までの円高となりました。6506「安川電」も株価は下落しました。 しかし(g')562円を下回ることはなかった。10月8日(終値675円)には、3連続陽線を出し、再びの買いとなりました。今日2か月ぶりに電話があって、株価が9日線を割り込んだら手仕舞いします、とのことでした。

利食いの規準もちゃんと持っておられる。実に原則に忠実なユーザーです。わたしがいつも言っていることを基本にして相場を張られていることはスバラシイ。負けるのは、
  1. 自己の気分で売買する(仕掛ける規準を持っていない)
  2. A原則を踏み外す(追いかけて仕掛ける)
  3. B損切りを想定していない(あるいは早めの損切りができない)
のどれかが実行できていないからです。原則にのっとって売買しましょう。


(09.10.16) TOPIX 900P(-3)  日経平均 10257円(+18)  19.7億株 (1兆3228億円)



ゴールドマンSの7-9月決算は、前期比3.8倍の利益になりましたが、前期のように過去最高の利益ではなかったことから、金融株から下落。一方でWTI原油が77ドルに急上昇し、資源株高となって、全体としては小幅高。

NYダウは10062ドル(+47)、ナスダックは2173 P(+1)とともに新高値を更新。

東京市場は円相場が90.90円と1円以上の円安になったものの伸び切れず、日経平均は小幅高、TOPIXは金融株が売られて小幅安。

8035「東エレク」は昨日・一昨日に「順上がりの陰線」となっていました。通常は連続陰線になるときは「順下がりの陰線」になります。ところが、連続した陰線の高値は切り上がり、安値も切り上がっている。これはどうしたことか?

そう思われたのでしょう。8035「東エレク」をカラ売りしてよいかどうかの質問がありました。私の返事は「そんなもの(連続陰線の切り上がり)はアテにはならない」でした。

たったの「連続陰線の切り下がり」というだけで、ピークらしいと判断するのは間違いです。多くのグラフを見て「連続陰線の切り下がり」が出たときは、株価が下落することが多い、ということを体感しているのならまだしも、単なる思いつきでカラ売りをするようでは、失敗は目に見えています。図の(a)が「順上がりの陰線」ですが、おそらく質問者は(a)の翌日(今日)の下げ具合をみてカラ売りしたいと思われたのでしょう。だがグラフは丹念に見なければなりません。例えば(b)の日も「順上がりの陰線」です。この日にカラ売りしても、利益がでる機会はなかったのです。これだけでも「順下がりの陰線」でカラ売りすることは正しくないことがわかります。

「順下がりの陰線でカラ売り」してもたいした利益は出ない。むしろ踏み上げられることが多いということを身に滲みて理解するためには、過去の検証をしてみることです。

次のような条件表を仮に設定してみました(この条件表はカラ売りには役立たないので、設定する必要はありません)



8058「三菱商」は、a,b,c で売りマークを出しています。(a)はこれからのことなのでさておくと、(c)でのカラ売りは大間違いです。(b)でのカラ売りはまずまず当っている。この違いは「順上がりの陰線」であったことが原因ではありません。

(c)はボトム(の翌日)から4日目のことです。(b)はボトム(の翌日)から15日目のことです。ここに(b)と(c)の違いがあります。

一般銘柄の上昇小波動の上昇日数は13日です。5日目の(c)でピークを出すことは稀でしょう。単純に「順上がりの陰線」だから売りだと判断するのは間違いです。


ボトムからの日数が長く経過しておればよいのでしょうか。それも違います。

6762「TDK」の(b)はボトムから8日目に「順上がりの陰線」が出ています。ボトムから8日目(平均は13日)であっても、この場合はカラ売りが正解でした。

また(a)はボトムから6日目に出ています。平均的な上昇日数(13日)には全然足りません。これをもってカラ売りをしてよいものか。

このように単純に「順上がりの陰線」が出たからといってカラ売りできるはずはないのです。

私の見解は、@「順上がりの陰線」が出て、Aその後1本目の陰線のザラバ安値を終値で下回ったならば、カラ売りをしてよい、Bボトムからの日数には関係がない。ということです。

@(b)の日に「順上がりの陰線」となったがカラ売りはしない。A(b')の日に1本目の陰線のザラバ安値を終値で下回ったので、ここでカラ売りする。

@(a)の日に「順上がりの陰線」となったがカラ売りはしない。A今後(a')の1本目の陰線のザラバ安値を終値で下回ったときにカラ売りする。

《カナル24》を使って検証すると、そういうことが明らかになります。《カナル24》は思いついたことの検証が簡単にできます。誰かがそういっていたとか、こう教わったとか、頭から信じないで多くのグラフを見て、それが正しいのかどうかを体得して下さい。


(09.10.19) TOPIX 905P(+4)  日経平均 10236円(-21)  18.6億株 (1兆2267億円)



週末の米国市場は下落。IBM、バンカメ、GEといった主力どころの業績見通しが期待はずれであったためのようです。

NYダウは9995ドル(-67)、ナスダックは2156 P(-16)。

その前のゴールドマンSの利益3.8倍増でも株価が上昇しなかったことから考えると、米国株価はすでに目一杯に期待を織り込んだ株価水準にあるようです。

7-9月は好決算であることは折込み済みであり、よい数字がでてもよほどのものでない限り株価は上昇しない。逆に予想を下回る決算になれば株価は大きく下落するというリスクがあります。

東京市場は海外安から前場は安かったが、後場は切り返す。ただしボリュームは乏しく、向かう方向がしっかりとしたわけではない。

ザラバ最安値(7021円)をつけた3月10日から、今日でちょうど150日目となりました。この150日間の価格帯別出来高分布のグラフを掲げます。図の(A)と(B)の価格帯が最も売買が集中したゾーンです。

(A)のゾーンは図に見るように、今回の(a)を下支え(支持水準)し, (B)のゾーンは現在の水準である(b)の頭を抑える(抵抗水準)水準になっています。(B)のゾーンは10200円〜10400円ですが、このゾーンを上抜いて来るようだと、今度は(B)のゾーンが下値の支持水準に変わります。だが10400円を上抜いて、その上のゾーン(10400〜10600円)に移るには出来高・売買代金のエネルギーが不足しています。

価格帯別出来高分布のグラフを描くには次のようにします。
  1. グラフを描き、「フリーグラフ」をクリック。

  2. 「出来分布」を指定し、

  3. 計算期間(ここでは過去150日間の出来高とした)を入力する。

  4. 分布グラフの線色を指定し、

  5. 「OK」で、上図のグラフが描かれます。


(09.10.20) TOPIX 913P(+7)  日経平均 10336円(+100)  18.3億株 (1兆2983億円)



米国市場はキャタピラー・アップル・TIの決算がよさそうだの期待やWTI原油が80ドル目前まで上げたことからから上昇する。

NYダウは10092ドル(+96)、ナスダックは2176P(+19)。

条件表No.2「日経平均用'96」は、ナスダックについて4日前から売りマークを出し続けています。

このマークは主として逆張り用のチャートを使っているので、当れば最高値で売りマークを出し、最安値で買いマークを出すこともあります。しかし反面、相場のスケールが平均以上に大きいときは、売りマークや買いマークが早く出てしまうという危険性も抱えています。

図で(A)の買いマークはドンピシャでしたが、(b)からの売りマークや今回の(a)からの売りマークは早すぎた。これはこの上昇小波動は平均的な上昇波動よりも大きいということを物語っています。

このように条件表No.2の売買マークだけを唯一の判断基準とするのは間違いです。基本は「ピーク・ボトムらしさのポイント」です。現在のところナスダックのピークらしさのポイントは、@新高値、A9日順位相関が+80以上、B条件表No.2が売りマークを出した、の3ポイントです。まだピークらしいと判断はできません。

今日、条件表No.2「日経平均用'96」が、日経平均とTOPIXについて売りマークを出しました。 逆張りの売買マークは、平均的に相場が楽観しているときに売りマーク、平均的に相場が悲観しているときに買いマークをだします。

マークが出る出ないと同じくらい重要なことは、そのマークが出た水準です。例えば図の(b)で市場は楽観人気になっているとして売りマークが出ましたが、さらに株価は上昇しました。

しかしその後楽観人気が冷え込んでくると、(b)の水準を大きく下回る下落になっています。(a)の売りマークと(a')の(a)水準割れ後は大下げとなっています。一度過熱した水準を株価が下回ると、ダメージが大きいのです。

図のピンク色の水平線は、最後に買いマークを出した水準です。悲観人気が支配した最後の株価水準を上回ると、この後の上昇は大きくなることがわかります。売買マークも大切だが、売買マークがでた株価水準も同じくらいに重要です。

現在のところ日経平均のピークらしさのポイントは、@新高値、A9日順位相関が+80以上、B逆張りの条件表No.2が売りマークを出した、の3ポイントです。ここへ《デンドラの》上から2・3番目の上値メドである10448円がつくと4ポイントとなりますが、明日以降このメドをとるのかどうか。

C10448円を取って、D新高値の陰線、となればようやく売りが有利になる確率は5ポイント(5分5分)になります。いまのところは、まだピークらしさの判断をする状況ではありません。


(09.10.21) TOPIX 913P(+0)  日経平均 10333円(-3)  17.9億株 (1兆2380億円)



米国は9月の住宅着工件数が予想より悪かったことから反落。 NYダウは10041ドル(-50)、ナスダックは2163P(-12)。

ナスダックは条件表No.2の売りマークが出なくなりました。上昇の勢いが減衰してきたということです。

現在のところナスダックのピークらしさのポイントは、@新高値の、A陰線(ただし小幅)、B9日順位相関が+80以上、C条件表No.2が売りマークを出した、の4ポイントです。(Aの陰線が小さいので3.5ポイントとしてもよい)。外国の指標は4ポイントになればピークらしさは5分5分です。

東京市場は膠着し、エネルギーもない。アクビがでる毎日です。

6586「マキタ」を買いたいと思っているがどうでしょうか?という質問を受けました(それも電話で)。あらかじめ言っておきますが、「質問はメールでお願いします」
  1. 《カナル24》の操作のしかたやトラブルが発生したとき、初心者の場合や緊急の場合には、電話で質問して下さい。

  2. 電話での投資相談は受け付けません。特に仕掛ける前の相談はメールであっても受け付けません(自分で判断するために《カナル24》があるのだから)。

  3. メールで仕掛けた後の相談をされても構いませんが、HP上でそれを例題として使うことがあります(この場合はなぜ失敗したかの例になります)。

  4. ヘルプやHPで述べたことについて理解できないところがあれば、メールでご質問下さい。

  5. 《カナル24》の条件表の設定について、どのようにすればよいのかの質問はドンドンして下さい。ただし条件表をまるごと設定して下さいという場合は有料です(どのような条件にするのかを確認し、条件表を設定し、グラフや検索でチェックするので、所要時間にもよるが、まずは最低でも10000円はかかると思って下さい)。
たまたま暇な時間に「マキタ」の質問を受けたので、これに答えました。

1番先に訊ねたのは、「なぜ買おうと思ったのか?」です。グラフを見て、買いたい理由の5つや6つを上げられないようだとダメです。

この方は、業績がどうのといいかけたので、「グラフだけで判断せねば」とさえぎりました。なぜかは知らないが、とにかく「買いたい」という気分をもたれているらしい。

買う理由を、私が代わっていうと、
  1. 小波動のピークとボトムが切り上がっている。だから押し目買いを狙う。

  2. (h')の高値では、小波動のピークらしさのポイントは、@新高値の、A陰線、B9日順位相関が+80以上、と3ポイントでしかないから、(h')は小波動のピークになるかも知れないが、中勢波動のピークとは判断できない(まだ買い目がある)。

  3. 9日線・25日線・75日線の位置関係は「快調に上昇している」という局面にある。
という3つの理由でしょう。だがまだ実際に買うほどの理由が不足しています。

そこで「どうなったら買い、どうなったら利食い、どうなったら損切りするのか?」と問うたところ、@株価が25日線(2940円あたり)になれば買い、A(h')の3270円近辺で利食い、B(g')の2700円で損切りするつもりだと返答がありました。 @仕掛ける位置、A利食う位置、B損切りする位置、を明確にしておられたので、理由は3つであるが、まあよいだろうと返事しました。

本当は25日線(2940円)になれば買えばよいという単純なことではありません。25日線近辺で「下げ止まり」らしい足が出たのを見て買うべきです。例えば(g')の日には下ヒゲの長い「タクリ足」がでているし、その後3日間(g')の安値を下回らなかったことを見て、(g')の3日か4日後に買うことを決めるのです。

今の時点で25日線の2940円を買いの値段と決めていてはいけない。ボンヤリと2940円近辺を予定しておいて、「下げ渋り」の足が出たときに買うのがよい。そうなれば4つ目の買いの理由になります(それでも理由は4つでしかない)。

買いの理由は不足しているが、@仕掛けは2940円、A利食いは3270円、B損切りは2700円という方針がはっきりしているので、私は買うことを否定しませんでした。しかし次のことは確認しました。
  1. 2940円で買ったとすると、利食い目標の3270円になると+330円の利益がでる。

  2. しかし株価が下落して、損切り目標の2700円まで下落する-240円の損失になる。

  3. あなたが予定している利食い目標の3270 円まで上昇する可能性があるのかどうか。

  4. もし3270円まで株価が上昇したとしても、利益がでたときは+330円である。 逆に損切りしたときは-240円になる。うまくいって+330円、ダメなら-240円。これをあなたは許容できるかどうか?
質問者が+330円と-240を量りにかけて、許容できるならば2940円で買えばよいのです。許容できないならば、この予定は成り立ちません。最も重要なことは、(h')の高値3270円まで反発する可能性があるのかどうかです。質問者は3270円までの反発があるだろうとの前提で押し目買いを考えたようですが、それが正しいのかどうか。

私が思うところでは、(h')の日の足は、@新高値の、A陰線(それも(a)からの最大の値幅の陰線であるので、(h')は中勢波動のピークらしいとはいえないが、小波動のピークを出した可能性があります(例えば(d)や(h)ではこのような大きな陰線は出ていませ)ん。これほど大きな陰線が出ていては短期的には(h')までの反発は難しいだろう。

そういうことを返事すると「じゃあ、2700円になるまで待ちます」と言われる。 これもまた困る判断です。株価が2700円を割り込むと、小波動のボトムが切り下がります(g'→g'')。波動が切り下がっては「押し目買い」はできません。

最もよいのは2800円あたりで、下げ渋りの足がでたのを見て買うことです。この場合には(h')の3270円は無理でも3100円くらいまでは反発するかも知れない。そうなら2800円買いのときの利食い幅は+300円(=3100-2800)、損切りは-100円(=2700-2800)であるので、買い仕掛けは有利になる と思います。このようなことをクドクドと言ったので、時間がかかりましたが納得してもらえたようです。結論は、
  1. 2800円近辺で、
  2. 下げ渋りの足がでたら買い仕掛けをする
  3. 利食いは3100円
  4. 損切り2700円
  5. うまくいけば+300円の利益、逆ならば-100円の損失。


(09.10.22) TOPIX 908P(-5)  日経平均 10267円(-66)  20.4億株 (1兆3680億円)



米国は続落。 NYダウは9949ドル(-92)、ナスダックは2150P(-12)。

ナスダックは安く寄り付いた後、ザラバで最高値を更新したものの、寄り付き値よりも安く引けました。この結果、上ヒゲの長い陰線となりました。

ナスダックのピークらしさのポイントは、@新高値の、A陰線(上ヒゲが長い)、B9日順位相関が+80以上、C条件表No.2が売りマークを出した、の4ポイントになりました。ピークらしさは5分5分。

東京市場は米国株安を受けて安く始まったが、91円台へ円安となtったので戻して引けました。順下がりの陽線という妙な足になっています。これは安く始まったので押し目買いが入り、始値より高くはなるのだが、前日の終値までは値が上がらない。要するに買いエネルギーが乏しいことの表現でしょう。

Windows7 が発売されました。昨日アマゾンに「アップグレード版」を予約したところ、早くも今日届きました。インストールしようとしましたが、次の注意書がありました。
  1. Windows Vista のパソコンには、Windows7がインストールできるので、現在使っているプログラムやデータはそのまま使える。

  2. Windows XP のパソコンにWindows7をインストールすると、使っているプログラムやデータは失われる。予めデータをフラッシュメモリなどにコピーしておく必要があるし、Windows7をインストールしたあとで使っているプログラムをもう一度インストール(セットアップ)する必要がある。
Windows XPのパソコンには、Windows7をインストールしないほうが無難なようです。また再インストールすれば、プログラムは動作するようなので、《カナル24》シリーズはWindows7で動くはずです。

WindowsXPのパソコンにWindows7をインストールすることは断念して、現在Vistaにインストール中ですが、「数時間かかることがあります」のメッセージが出ていたので、今夜中にインストールが完了するかどうか。インストールして《カナル24》が動くことが確認できたら、明日にでもHPで報告します。


(09.10.23) TOPIX 902P(-6)  日経平均 10282円(+15)  19.9億株 (1兆4063億円)



米国は企業の決算がよかったことから反発。ただしマクロの統計(失業保険申請者数)はよくなかった。7-9月の企業業績は米国の財政出動に支えられたものであり、これがなくなる10-12月期が実力を問われます。当面は来月末から始まるクリスマス商戦が焦点になります。

Windows 7が発売されてパソコン需要が出てくるかと期待されているようですが、使ってみた結果はタイシタことはない感じです。

悪評高かったVistaよりはましなようですが、先々代のWindows XPと比較して「ここがすばらしい」というところはありません。クリスマス商戦はジミなものになりそうです。

(上図)海外株式は、小波動のピーク・ボトムが順次切り上がっているので悲観する必要はありませんが、当面は小波動のピークが近づいていることは確かです。

ナスダックの小波動のピークらししさのポイントは4ポイントとなり、5分5分です。昨日は反発しましたが、NYダウの+1.32%高に対して、ナスダックは+0.67%と反発力がなかった。

ロンドンのFT100も頭が重い状況です。

最もグラフの姿が悪いのは、@TOPIX、A日経平均 です。海外市場は9月も10月も新高値を更新しているのに、日本株は逆にピークを切り下げています。

これをもって、「日本株は出遅れである。買いに分がある」と思ってはいけません。株価が下がるには下がるなりの理由があります。(今は理由が不明でもあとでわかります。現在はグラフを見て、株価の上値は重いと判断していればよいのです。)

■■ Wondows 7 の対応について ■■ 

《カナル24》《リアル24》《Qエンジン24》をWindows7で動作させたところ、大きな問題はありませんでした。以下のようでした。
  1. Windows Vista にWindows7をインストールした。
  2. 《カナル24》《リアル24》《Qエンジン24》は問題なく起動 できた。
  3. ただインターネットを通じての外部とのアクセスは、拒否される設定に変っていた。
  4. これは私が使っている「ノートン360」の「外部との接続の許可」が全部失われたのが原因と思われます。
  5. ノートン360以外のウィルス対策ソフトでは、この現象はでないのかも知れないが、もし外部アクセスが拒否されたならば、「外部アクセスを許可する」の設定をすれば解決します。
結論として、《カナル24》《リアル24》《Qエンジン24》などの「カナル24」シリーズはWindows7でも動きます。ご安心下さい。


(09.10.26) TOPIX 910P(+8)  日経平均 10362円(+79)  17.3億株 (1兆2332億円)



米国は反落。NYダウは9972ドル(-109)、ナスダックは2154P(-10)。

ナスダックは高く寄り付いたものの引けにかけて下落し、結構長い陰線になりました。先の小波動のボトムの翌日から15日が経過しており、ピークが近いのではないか。

今週は米国の重要な経済統計が発表されます。27日に10月の消費者信頼感指数(CB)、8月にケースシラー住宅価格指数。28日に9月の耐久財受注・新築住宅販売件数。29日米国7-9月GDP、などなどです。

株価の上昇力が減衰している現在なので、統計数値が悪ければ思わぬ下げになることもありえます。

東京市場は米国株安にもかかわらず、円相場が円安方向に向かったことから前場は上昇。しかし出来高は薄く、刹那的な短期売買による値動きでした。

先の小波動のボトムから13日が経過し、平均的な上昇日数に達しました。また今日の高値は均衡表の抵抗帯の上限に達しており、どちららかというと目先は反落するのではなかろうか。小波動のピークらしさのポイントはまだ3ポイントなので大きな下落には繋がらないと思うが、25日線(10132円)、75日線(10131円)あたりまでの反落はありえます。


(09.10.27) TOPIX 895P(-15)  日経平均 10212円(-150)  19.1億株 (1兆3772億円)



米国は続落。NYダウは9867ドル(-105)と2日連続して100ドル安となる。ナスダックは2141P(-12)。

ナスダックは10月21日にピークらしさは4ポイントで5分5分であると判断していました。一昨日も、@新高値の、A陰線をつけ、Bその4日前に逆張りの条件表NO.2が売りマークを出し、C9日順位相関が-80以下になっていましたが、昨日はD順下がりの陰線(しかも上ヒゲが長い)となったので、ナスダックは小波動のピークを出したと判断します。

昨日の東京市場は米国株安にもかかわらず上昇しましたが、前日の陰線を「つつみ上げ」た足型になっていました。安値圏で「陽線のつつみ上げ」がでれば、これは強い足型ですが、高値圏で「陽線のつつみ上げ」が出たときは、「化け線」(幽霊のような幻覚のダマシの線)ではないかと思うのがだいたいにおいて正しいでしょう。

(「化け線」については 2006年7月10日、2007年6月7日、2007年10月30日、2008円3月28日 を参照)。

はたして今日は反落となりましたが、昨日の新高値の陽線を見て、利食い売りがドッと出たという感じです。やかり日経平均の10400円台は上値が重い。昨日いったように10130円あたりの下値を試すことになるのではなかろうか。


(09.10.28) TOPIX 888P(-6)  日経平均 10075円(-137)  18.1億株 (1兆3505億円)



NYダウは9882ドル(+14)と小反発したが、景気を敏感に受け止めている(と私は思っている)ナスダックは2116P(-25)と結構な下落となりました。

昨日、HPでナスダックは小波動のピークを出したと判断しましたが、昨日は5ポイントであった小波動のピークらしさは、昨日の足が順下がりの3連続陰線となってので、さらに加点されて6ポイントになりました。

今夜ナスダックのザラバ高値が2125P以下であるならば、「主な株価」は小波動のピークを表示します。

東京市場はやや円高になったことから下落。 日経平均は25日線・75日線を割り込みました。今のところは、この先下落しても、並なら9900円、キツくても9700円あたりで下げ止まるのではないかと思っています。その根拠は《デンドラ24》の下値メドです。

仕掛ける前の投資相談には乗らないが、仕掛けた後の処置についての相談は受けますと、2009年10月21日にいいました。

今日は10月15日に取り上げた6506「安川電」の決済をしたの連絡がありました。

この方が安川電を買われたきっかけは8月25日に、条件表NO.29「3連続陽線」で検索された銘柄のうちから、買い銘柄を検討すればよいと述べたことでした。

このユーザーは8月25日にNO.29の検索をし、安川電を8月26日の寄り付き(691円)で買われたようです。(欲をいえばその前日にも買いマークが出ていたので、25日の寄り付きで買うと(679円)だった)

このときのユーザーの方針は、@新高値(当時の高値704円)を上抜いた後、A株価が9日線を下回れば利食いする。Aもし下落したときは、最後の上昇小波動のスタートである(c)の562円を下回ったら損切りする。というものでした。

この予定が最も重要です。利食いと損切りの水準を考えておく。決めた水準になれば、必ず利食いか損切りを実行する。このことができれば相場で大損するはずがないのです。

今日の連絡は、「昨日終値が9日線を下回ったので、今朝の寄り付きで決済しました」というものでした。まことにアッパレというべきでしょう。予め決めていたことを粛々と実行するというのは、非常に難しいことです。特に損勘定になって損切りすることは、言うは易く行い難い。予め決めた値段で損切りができるようになればいつの時代でも生き残れます(追証がかかって損切りする。損失額が大きくなったので損切りする、というのは褒められたことではない。ジリ貧になる原因を自らが作っている)。

6762「TDK」は、2009年10月16日に、HPで「順上がりの陰線」だけではカラ売りの決め手にはならないという例として掲げた銘柄でした。

(a-b)が順上がりの陰線の例ですが、(a)の日の新高値の陰線、(b)の日の順上がりの陰線(新高値の陰線でもある)だけではカラ売りの決め手にはならない。

なんとなれば、(b)の日の小波動のボトムらしさのポイントは、@新高値の、A陰線、B9日順位相関が+80以上、の3ポイントでしかありません。こういうときにカラ売りをしても下落する可能性は3分程度であるからです。

ようやく3ポイントから4ポイントに高まるのは(a)の日の初めての「新高値の陰線」のザラバ安値を下回ったときである。ということをHPでいったのでした。

このユーザーは(a)の安値(5210円)を下回ったらカラ売りしようと思われたのでしょう。(c)のあたりで5210円をザラバで割り込んでいるので、5210円でカラ売りされたようです。

ところが(d)でザラバ高値5360円をつけてきたので、気が持てなくなったのでしょう。先週金曜日(10月23日)に「どうしたらよいですか」のメールが来ました。 このような心配をするのは、他人の意見に基づいて仕掛けているからです。とにかく5210円以下になったらTDKは売りである、という結論を先に持っている。

ユーザーが決めておくべきことは、@5210円を株価が下回ったら売りする。Aどうなれば利食いをし、Bどうなれば損切りするか、です。 これを決めていないから、金曜日のように売値が5210円なのに5360円まで株価が上昇するとオロオロしてしまう。 私だったら、@終値で5210円を割り込んだら翌日の寄り付きでカラ売りする。A利食いは最低でも75日線の水準(5110円)、通常なら先の小波動の安値(4680円)を下回ってから行う。B損切りは(b)の高値(5430円)を上抜いたとき。と決めます。

心配されているようなので、金曜日に「売りのままでよい」とメールしたら「安心して週末がすごせます」と返事がありましたが、心配するような仕掛けはすべきではありません。私が5210円を下回ったらカラ売りしてもよいといったからといって、これを信じてはいけない。HPでいうことは確率の問題だから、したほうが利益がでやすいというだけのことです。利食い・損切りの目安は自分で決定できるようにしましょう。そのために《カナル24》があるのであり、毎日記述しているHPがあるのです。《カナル24》を使い、このHPを読んで、@仕掛けのタイミングを決め、A利食いの水準を決め、B損切りの水準を決めることができるようになれば、何も不安になることないし、他人に相談する必要もありません。


(09.10.29) TOPIX 882P(-6)  日経平均 9891円(-183)  26.4億株 (1兆8669億円)



米国は9月の新築住宅販売戸数が意外に悪かった(市場の予想は44.0万戸だった)。

新築住宅販売戸数は景気の先行指標です。7月の42.6万戸をピークにして→8月41.7万戸→9月40.2万戸とジリ貧になったのは、景気が2番底に陥るのではないか? そういう不安が市場にでてきて、株価は下落する。

NYダウは9762ドル(-119)、ナスダックは2059P(-56)と大幅安。

ナスダックは、逆張りの条件表No.2が買いマークをだしましたが、まだピーク(h)から3日目のことであるので、これは小波動のボトムらしさの1ポイントでしかありません。この買いマークだけでは下値に届いたとはいえません。

どころか、(g→h)は、現在のところ「最後の上昇波動」です。(g)2040Pがその上昇のスタート点ですが、昨日のザラバ安値2057Pはこれに迫ってきました。もし(g)2040Pを下回ることになれば、3月以降で初めてのことになります。 2040Pを下回るようだと、3月以来の上昇トレンドは頓挫した可能性がでてきます。軽くても最低1か月程度の調整をするでしょう。目下は2040Pを下回るかどうかが焦点です。

日経平均は米国株安と90円台への円高から下落し、10000円割れ。日経平均も明日は、逆張りの条件表No.2が買いマークをだしますが、ナスダックと同じく、まだピークから3日目4日目であるので、下値に届いたとは判断できません。 明日買いマークがでても、小波動のボトムらしさは、@新安値、A陽線となれば1点加点、B条件表No.2が買いマーク、の3ポイントでしかない。

《デンドラ24》の下値メドは、高いほうから順に、@9844円、A9740円、B9533円、C9119円です。9700円まで下げるなら1ポイントを加えて、4ポイントとしてよいかと思いますが、それでもまだボトムらしさの確率は4分です。

昨日のHPで、《デンドラ24》によると、日経平均は並なら9900円、キツくても9700円あたりで止まるのではないか。と述べたところ、「まだ日経平均の4%波動は上昇中なので、9700円の下値メドはでていない。どうやって知ることができるのですか?」という質問がありました。

「9900円〜9700円が当面の下値メドである」という記事を読んで、「ああ、そうか」と受動的に受け止めるなら、私がHPで述べない限り《デンドラ24》の下値メドは判ならいし、9700円のメドも数字の1つにしか過ぎず、読んだとたんに忘れてしますでしょう。

だが質問者は、私がどのようにして《デンドラ24》の下値メドを知ったのかと、能動的に記事を読まれている。よい質問です。重要なことは、誰かがいった判断(ないし予想)の結論を知ることではなく、どのようにしてそういう判断(ないし予想)をしたのかを知ることです。それはノウハウを身につけるということです。

私がHPでいっていることは、(たまにはあるが)「カン」や「憶測」から判断したものではありません。そう判断した根拠なり、統計的な裏付けに基づいています。そしてその判断の根拠を必ずHPでいっています。 結論(答え)だけを求めるのではなく、結論を出す根拠(ノウハウ)を知って下さい。そうなれば自分で相場についての判断ができるようになります。

昨日の時点で、《デンドラ24》の4%波動で、日経平均のグラフを描かせると図のようになります。
  1. まだ4%波動は上昇中であるので、

  2. 上値メドは表示されていますが、

  3. 下値メドは2つ(今波動によるもの)しか表示されません。

  4. の前波動の下値メドは、前回の下げ(10767円→9628円)のときの下値メドであるので、今回の下値メドとしては使えません。
これによると、下値メドは今波動からの下値メドの@9533円とA9119円があるだけです。 そこで「もし株価がさらに下落して、4%波動が下降転換したらどうなるか?」を調べることになります。
  1. 株価が何円まで下落すると4%波動が陰転するかを知るには、図の「カギ足グラフ」をクリックします。


図のようにカギ足が表示されます。日経平均の4%以内の動きを無視すると、図のような動きをしてきたわけです。

  1. 「反転」欄を見ると(9947円)以下になったら、4%カギ足が下降することがわかります。

  2. 元の画面に戻って、「本日値段の入力」をクリックし、

  3. 本日値段として、9947円(それより安い株価であればなんでもよい)を入力して

  4. 「OK」ボタンをクリックすると、


  1. 9947円の株価がグラフに追加されて、下降波動に転換し、

  2. これからの下値メド(4つ)を表示します。

  3. 9947円以下になったときの今波動による下値メドは、@9844円と、A9740円であり、

  4. 前波動(9947円になる前の波動)からの下値メドは、B9533円、C9119円 であることがわかります。
昨日の段階では、今波動が発するB9533円、C9119円の2つの下値メドしかわかりませんが、「もし9947円以下になったら」と「本日値段」を入力することで、@9844円と、A9740円 のメドを知ることができるのです。 昨日のHPでは、こういう仮定の株価(9947円以下)を使って、@9844円と、A9740円 を知り、9900円〜9700円という下値メドをいったわけです。


(09.10.30) TOPIX 894P(+12)  日経平均 10034円(+143)  17.9億株 (1兆4511億円)



米国の7-9月GDPが年率+3.5%と予想(+3.3%)よりもよかったことから、米国株は大幅反発。 NYダウは9962ドル(+199)、ナスダックは2097P(+37)。

米国の7-9月期は、自動車買い替え支援と新規住宅取得者への税控除の仕組みがあって、駆け込み(先食いでもある)の消費が発生したわけで、+3.5%の成長のほとんどの部分はこの2つの対策によってかさ上げされたといわれています。

たまたま米国株価は4〜5%の下落をしていたので反発したといった格好で、昨日の反発によって下げ止まったとはいえません。

特にナスダックは一昨日の下げ幅が-56P(-2.66%)と大幅であったのに、昨日は+37P(+1.84%)しか反発しておらず、先の小波動のボトム(g)2040P割れが回避できたかどうかも不明です。

小波動のうち「最後の上昇波動(下降波動)」は重要です。

日経平均を例にすると、3月から株価が上昇を初めました。(d)の日は新高値をとっているので、この時点での最後の上昇波動は(C→d)です。この後株価が最後の上昇波動のスタート点(C)を割り込まない限り、株価は上昇トレンドが続いていると判断します。

(f)で(d)の高値を更新したので、この時点での最後の上昇波動は(e→f)です。この後株価が最後の上昇波動のスタート点(e)を割り込まない限り、株価は上昇トレンドが続いていると判断します。

その後(f')でも新高値を更新しましたが、最後の上昇波動のスタート点(g)を株価が下回ることはありませんでした。 (h→E)へと株価が-10%ほど下落したときでも、(g')を下回ることはなかった。上昇トレンドは持続していました。

(E→f)と波動のピークを更新し、(g→H)とまたまた高値を更新しました。この時点での最後の上昇波動のスタート点は(g)です。この水準を(a)の日に下回ってしまい、ここで上昇トレンドは一応終了した可能性が高くなります。これまでは株価が下がるたびに押し目買いをしていればOKだったが、(a)の日からはよほどの確信がない限り、株価が安くなったからといって買うことはできなくなったのでした。

最後の上昇波動のスタート点(a)を割り込んでから1か月が経ちましたが、日経平均(TOPIXも同じ)は未だに小波動のピークを更新することができていません。上昇トレンドではなくなっているからです。

現在のところ「最後の下降波動」は(j→k)であるので、今後株価が(j)10566円を上回れば、再び上昇トレンドに戻ります。それまでは安易な押し目買いをすべきではありません。

ナスダックが2040P割れとなるかどうかを注目しているのは、日経平均における(a)の日となるかどうかを確認したいためです。日経平均は、(a)で上昇トレンドが壊れてから1か月以上も株価は上昇しきれない状況が続いています。ナスダックもそうなるのかならないのか、を見究めねばなりません。


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