TOPIXをどう見たか・判断したか (07年5月)

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(07.5.1) TOPIX 1693P(-7)  日経平均 17274円(-125)   17.8億株 (2兆5184億円)



NYダウは13062ドル(-58)と反落し、新高値の陰線となる。

ナスダックは2525P(-32)と最近にない下げ幅になって、9日線を割り込む。目先は調整か。

東京市場は連休の谷間。明後日からは4連休なので、盛り上がらず。

(A)TOPIXは小波動のピーク1743Pを出してから今日で13日目。ボトムの兆候がいつ出るかを注意しているところ。

(B)日経平均も同じ。

楽天証券が「日経225ミニ」の取り扱いを始めたので、《リアル24》はこれに対応しました。以下のことをして下さい。
  1. 楽天から、マーケットスピードVer6.1をダウンロードする。
  2. リアル24の「アップデート」から最新バージョンをダウンロードする。
  3. 「アップデート」から、日経ミニ受信用のエクセル・シートをダウンロードする。

@楽天証券のHPからマーケットスピードVer6.1をダウンロードし、インストールします。

Ver6.1でないと「日経225ミニ」の受信はできません。

A《リアル24》を起動し、「アップデート」→「インストーラー」→「最新バージョンをダウンロード」に行くと、右図の画面が出ます。

上部の「ダウンロードする」ボタンをクリックすれば、《リアル24》の最新バージョンが自動的にダウンロードされます。最新バージョンは、2007.5.1 の日付です。

B最新バージョンをダウンロードしたら、ついでに「日経225ミニ受信用のエクセル・シート」もダウンロードしてください。

このシートをダウンロードするときは、図の「ダウンロードする」ボタンをクリックします。(最新バージョンの「ダウンロードする」ボタンとは違います)

このとき「実行」「保存」と聞いてくるので、「保存」とし、

「保存先」はc:ドライブの token フォルダを指定して下さい。

エクセル・シートのファイル名は realALL.xls です。この名前を変更して保存しても構いません。

C「日経225ミニ受信用のエクセル・シート」には、(F列)に「日経225ミニ」の受信の設定をしています。リアルタイムデータのコードとしては5000番台に当たります。

ユーザーはこのエクセル・シートをそのまま使って受信してもよいし、

(F列)の(1行から17行)までをコピーし、現在自分が使っているシートに貼り付けても受信することができます。


(07.5.2) TOPIX 1704P(+10)  日経平均 17394円(+119)   17.0億株 (2兆4017億円)



NYダウは13136ドル(+73)と、すかさず反発し、米国株はまだ強いということを表現する。 ナスダックは2531P(+6)と小反発。

東京市場は明日から4連休とあって、出来高は盛り上がらず。ただ為替が120円の円安に振れたので、円高による業績の停滞の心配が薄れ、資源株と商社を中心に上昇するものが多かった。

日経平均はすでに小波動のピークを表示してから11日目と平均的な下げ期間になってきました。ここからは下落を思うよりも、連休明けからの上昇を思うほうが分があるのではないか。

《デンドラ24》の4%波動による上値メドを掲げておきます。


日経平均は、下から
  1. 17641円
  2. 17973円
  3. 18140円
  4. 18972円
上昇トレンドのときは、多くは下から2〜3番目の上値メドに達することが多いので、17973円〜18140円が目標です。

TOPIXは、下から
  1. 1762P
  2. 1795P
  3. 1812P
  4. 1911P
下から2〜3番目の上値メドの1795P〜1795Pが目標。


《リアル24》の「プレゼント」の成績

@2006年8月4日〜2007年2月7日までの半年間の成績

3月14日に、《リアル24》の条件表のNo.103の「プレゼント」の成績を掲げました。2006年8月4日〜2007年2月7日までの半年間の成績は次のようでした。


  1. トレード数は、114回
  2. 累計利益率、12.07%
  3. 平均利益率、0.11%
  4. 勝率、57.0%
  5. プロフィットファクター、1.77倍
日経先物の売買におけるトレードシステムの合格の目安は、@平均利益率が0.10%以上、A勝率が50%以上、Bプロフィットファクターが1.50倍以上、といってよいかと思いますが、上の成績は満足すべきものである。といいました。

A2007年2月8日〜3月8日まで1か月間の成績

3月8日にはその後の1か月の成績を掲げました。

2月8日から今日3月8日までは大波乱の時期でしたが、1か月の成績は これまで以上の成績となっていました。

  1. トレード数は、19回
  2. 累計利益率、3.38%
  3. 平均利益率、0.18%
  4. 勝率、63.2%
  5. プロフィットファクター、3.13倍

B2007年3月9日〜4月6日まで1か月間の成績

4月6日には、その次の1か月の成績がどうなったかを掲げました。

3月9日から今日4月6日までの成績も好調です。

  1. トレード数は、20回
  2. 累計利益率、2.30%
  3. 平均利益率、0.12%
  4. 勝率、60.0%
  5. プロフィットファクター、2.02倍
こういうわけで、「プレゼント」を売買の指針にして日経先物を売買したユーザーは元気一杯であったわけです(なおこの成績は3分足によりますが、3分足のデータは、私が楽天証券から0.5秒ごとに受信したリアルタイムデータによるものです。受信のタイミングによってこの通りの成績にはなりませんが、だいたいは同じような成績になります)
といいました。

C2007年4月9日〜5月2日までの途中の成績

その後の「プレゼント」の今日までの成績です。

  1. トレード数は、17回
  2. 累計利益率、3.61%
  3. 平均利益率、0.21%
  4. 勝率、70.6%
  5. プロフィットファクター、3.54倍
4月9日〜5月2日の日経平均の動きはどうであったのかは冒頭の日経平均のグラフを見てください。この期間のザラバ高値は17782円で安値は17203円。約580円の値幅でしかありません。しかし3分足による売買は次のように17回の売買をしています。

上図の(b)累計利益%が3.61%だったというのはすごい。利益金額はどれほどかといえば、「損益経過」を見ると次のようになっています。

日経先物を1枚ずつ売買したときの、4月9日〜5月2日の成績は
  1. 約3週間で、630.0千円の利益がでた
  2. 途中で最大に損失がでたのは、130.0千円だった
  3. 4連勝があったが、連敗はなかった(連敗1)
「プレゼント」を検証した最後の2月7日の翌日2月8日から今日まで、約3か月間の成績は、
  1. トレード数は、56回
  2. 累計利益率、9.29%
  3. 平均利益率、0.17%
  4. 勝率、64.3%
  5. プロフィットファクター、2.77倍
  6. 利益額は1600.0千円(160万円)になります(手数料は考慮しない)
この間で最大に負け続けたときの最大ドローダウンは260.0千円でした。

ただし、この3か月の成績はできすぎです。2006年8月4日〜2007年2月7日までの半年間の成績(@平均利益率が0.11%、A勝率57.0%、BPF1.77倍)に比べて、この3か月間の成績は(@平均利益率が0.17%、A勝率64.3%、BPF2.77倍)と、50%ほど成績がよくなっています。今後はこの反動(「プレゼント」に合わない局面)がくるかと思いますが、1か月のトータルの成績がマイナスになることはほとんどないでしょう。

《リアル24》のユーザーは「プレゼント」を使ってシステム売買をしたとき、上に掲げた成績がでたということです。これ以下の成績だった方は、この連休中にどこがいけなかったのかを考えて下さい。

@条件表がまずいのか、A売買ルールがまずいのか、B使う分足(1分足・2分足.3分足・5分足・10分足・15分足・30分足など)がまずいのか、C売買ルールがまずいのか。

手本は条件表No.103の「プレゼント」です。使っている「3分足」です。使っている売買ルールです。これをしのぐシステムが完成することを、《リアル24》の製作者として願っています。《リアル24》にはそういう能力があります。


(07.5.7) TOPIX 1733P(+28)  日経平均 17669円(+274)   21.9億株 (3兆0434億円)



日本がGWで休んでいる間に、NYダウは13211(+75)→y13241ドル(+29)→13264ドル(+23)と連続高。ナスダックも日間で+39P高、FT100は+182Pと上昇し、海外は全部新高値を更新。

東京市場は連休明けを待ちわびたかのように買いが入り、高く寄り付き、高く引ける。

(A)まだ1747Pは上回っていないが、今日の「窓空け陽線」の勢いがあれば、これを上抜くことはほぼ確実でしょう。

(B)日経平均も17782円にあと70円まで上昇。(C)外国証券オーダー倍率は0.76倍を底にして反転してきました。外国人の売り越し姿勢はピークを越えたようです。

海外が高いのに日本株だけが安いままでいるはずはないので、NYダウの上値メドを掲げておきます。(《デンドラ24》の4%波動による上値メド)

低いほうから
  1. 13376ドル
  2. 13617ドル
  3. 14099ドル
  4. 14460ドル
NYダウは新高値を取って、上昇トレンドにあるので2番目(13617)から3番目(14099)のメドが通常。

人気化したら最も高い14460ドルがあるかも知れないが、今は13600〜14100ドルを大雑把に考えておけばよいか。


(07.5.8) TOPIX 1732P(-0)  日経平均 17656円(-12)   22.0億株 (2兆9494億円)



NYダウは13312ドル(+48)と新高値を更新。ナスダックは2570P(-1)とわずかに安い。

ナスダックの《デンドラ24》の4%波動による上値メドは、下から順に
  1. 2527P
  2. 2644P
  3. 2714P
  4. 2831P
です。すでに最も低いメドの2527は到達し、2番目の2644P〜2714Pが上値のメドになります。あと70Pは上昇してもよい。


東京市場は小動き。世界の株価に比べて出遅れ感が強く、積極的に買わないまでも売る材料はありません。

売る勢力は、この11日のオプションSQを意識した日経先物にからむものですが、ブレがあっても明日9日(水曜日)まで。

安くなっても17500円を割れたところで売り方の目標が達成。それ以上の売りこみはないのではないか。

(A)日経平均は9・25・75・200日線の上位にあって、上昇トレンドにあります。また(B)均衡表の抵抗帯の上位にあります。もし下げたとしても、グラフからは、75日線(17435円)、抵抗帯の上限(17416円)が下値の限界で、SQがらみでここまで下げると、絶好の「押し目」買いになるのではなかろうか。

外国証券オーダー倍率は0.84倍へ上昇。


(07.5.9) TOPIX 1745P(+12)  日経平均 17748円(+91)   24.4億株 (3兆2265億円)



NYダウは13309ドル(-3)とわずかに安い。ナスダックは2571P(+0)とわずかに高い。

東京市場は小反発。だが出来高・売買代金が膨らみ、強い動きでした。

3月の景気動向指数(DI)が発表され、一致系列は3か月連続の50%割れ、先行指数は5か月連続の50%割れと、マクロ経済は思わしくありません。

しかし東京市場は世界の株価から出遅れることはなはだしく、3月4月の停滞はこのマクロの弱材料を織り込んだがための停滞であったといってよい。

マクロの停滞を織り込んだ以上、まずは世界の株価に追いつくのが先。景気動向指数は、TOPIXや日経平均が2月の高値に接近するまでは、弱材料とはならない感じです。

(A)TOPIXは終値ベースでは(a→b→c→d→e→f→g)の長い三角保合いを上放れました。明日ザラバで1747Pを上抜ければ完全な上放れになります。


《カナル基本》の「足型グラフ」(足型検索)を使うと、買い場探しは実に容易です。

2006年8月31日に「足型グラフ」について説明したのが最も新しい記事かと思いますが、そこでは以下のように書きました。
    このページでは「最近のTOPIXの動き」について書いていますが、ほかのページに毎日、定点観測9銘柄のグラフを掲げています。グラフは《カナル基本》の「足型グラフ」です。

    ほとんどの方はあまりこのHPをご覧になることはないでしょうが、わたしはこの9銘柄を見て、日経平均・TOPIXの動きの予想の参考にしています。(多くの銘柄を見ることができないので)

    ここでは25日線と75日線と「足型」を使って売買マークを出していますが、最もすばらしいのは「底打ち買い」(緑色太線)です。
足型のうち「底打ち買い」の足型がでたら、@小波動が切り上がっているか、A株価が200日線より上位にあるか。をチェックすれば、ほぼ「買い」は成功するでしょう。それができない人は、
  1. 「底打ち買い」(緑色太線)の下に○印がついていればOK
  2. 「底打ち買い」(緑色太線)が2日連続すればOK
    ということを、もっと以前に述べた記憶があります。
  3. 図の(C)などは@Aが連日にわたって出た例で、これは絶好の買い場です。


私は、個別銘柄は定点観測9銘柄を見ているだけですが、@やAの「底打ち買い」が最近でています。

5401 新日鉄は(A)でBの連日にわたって「買い」「買い」「買い」とでましたが、その後は大相場になりました。

(B)今回はAの連続の「底打ち買い」がでています。


8604 野村は、(A)で○のついた@の「底打ち買い」がでて、これだけでも買いですが、翌日も「底打ち買い」が出て、Aの連続の「底打ち買い」となりました。

この結果は大幅上昇となりました。

(B)でAの連続の「底打ち買い」が出ました。

今は、多くの銘柄は(A)にあたる買いの時期に来ていると思います。


(07.5.10) TOPIX 1736P(-8)  日経平均 17736円(-11)   24.8億株 (3兆4263億円)



NYダウは13362ドル(+53)と上昇し新高値を更新。ナスダックも2576P(+4)と小幅ながら上昇。

東京市場は小安い。だが出来高・売買代金は昨日よりも増加。売りも多いが、がそれに匹敵する買いが出ています。買い主体がゴロリと変わりつつあるのではなかろうか。

(A)TOPIXは、昨日終値ベースでは、3月から続いた長い三角保合いを上放れ、今日はザラバで1747Pを上回る1753Pをつけて、ザラバベースでも上放れとなりました。

ただし今日は「新高値の陰線」となったので、今日のところの上昇力は強いとはいえない。


7203 トヨタが年初来の安値に下落してきました。

トヨタを中勢モデル波動(の下降波動のモデル)に比定すると、図のようになります。

青線はモデル波動です。現実の動きは青線とは少し異なりましたが、(J)は25日線まで戻る。(L)は75日線まで戻る。(N)は25日線までしか戻れない。という3つのポイントはモデル波動に合致しています。


合致しなかったのは、(I)が75日線で止まらなかった。(K)が(I)より上位で止まった。という点です。(その後(M)は(K)を下回った。(M)を下回って(M')ないし(A)に向かっている。というのはモデル波動どおり)

トヨタはモデル波動の(M→N)をはっきりと表現し、今日から(N→A)という最後の下落局面に入ったわけですが、上図で(A)または(M')としたのは、(N)からの下げは(A)で終わりになるとは限らず、(N→M'→N'→M')と、25日線まで戻っては下落することを繰り返すこともあるからです。

(M')ではなく(A)であることが確認できるのは、株価が75日線まで戻って(B)らしいことが明らかになったときです。

トヨタは業績が好調であるので、(N→M'→N'→M')の繰り返しがある可能性は小さく、(M)を割り込んだ現在では、下降波動の大底(A)に向かっていると考えています。

3月以来、トヨタの波動については3回ほど記事を書いているので、その時点で波動をどう考えていたかを、復習の意味で掲げます。


--- (07.3.27)---
中勢波動の基準である75日線を下回っている銘柄が3つあります。@トヨタ、Aみずほ、BNTTです。

とはいってもトヨタの200日線は6913円の水準であり、現在の株価は約900円ほど上位にあるので、ただちに大勢波動がどうのということにはなりません。

ただ、@最後の上昇波動のスタート点(a)の水準を下回って、中勢下降トレンドになったのではないかと思われること。A(B)(D)の戻りが反動高の限界である25日線を上抜けなかったこと。B75日線を上回れないでいる点がマイナス。Cしかし(A→C)へとボトムは切り上げて、「三角保合」になっています。

今後は(B)を上抜くのか(A)を下抜くのかを注意することになります。(A,B,C)は一目均衡表の抵抗帯の上限・下限の水準でもあり、注目度は高い。


--- (07.4.13)---
トヨタは、(a)「最後の上昇小波動」のスタート地点のボトム(赤線)を下回ったときから、下降トレンド入りの可能性がありましたが、(b)最高値8350円からの最初の小波動のボトム7440円(青線)を下抜いたので、下降トレンドに入った可能性が強くなりました。今後の戻りのメドはこれから下降してくるだろう75日線です。


--- (07.4.25)---
トヨタは モデル波動でいえば(H→I→J→K)と2段下げをしたところ。(K)からは一度は75日線まで戻ってよいところだが、一昨日の戻りは25日線までだった。ここから下落して(K)を下回るようだと深刻。

(注)この時点では、(M)を(K)としていたが、25日線を上抜けずに株価が(K)を抜いたので、(K)を(M)と変えることになった。(5月10日)

みずほFはモデル波動では最終段階にきていますが、(M→N)の反発が25日線までであったので、(M)を下回る(M')と新安値を更新。 今後の反発で25日線を上回るようだと、(M')が大底の可能性がでてきます。

(注)その後、みずほの株価は25日線を上抜き、75日線に向かっているので、(M')は(A)になる可能性が強くなった。(5月10日)


(07.5.11) TOPIX 1723P(-13)  日経平均 17553円(-183)   23.1億株 (3兆1524億円)



米国は4月の小売統計の数字が悪く、NYダウは13215ドル(-147)と下落。-1.11%の下げ。下げ率はナスダックのほうが大きく2533P(-42)の-1.65%。

東京市場はNYダウと同じ率(-1.11%)で下げれば17539円でしたが、17553円と少し高く収まった。

またナスダックと同じ下げ率(-1.65%)であれば17443円でしたが、今日の安値17455円はこれより少し高く収まった。

市場はグローバル化していることを数字(下げ率)が証明しました。日本によほど特殊な要因(3年前までは資産デフレが特殊な要因だった)がない限り、日本株だけが大きく上昇したり下落したりすることはありえません。


そこでNYダウはどうなのかですが、昨日掲げた「中勢モデル波動」に比定すると、
  1. (A→B→C)は確定しています。

  2. (a)で75日線を上抜き、モデル波動の(D)に向かって上昇を開始しました。
    この日は「P型の買い」「Q型の買い」が同時に現れた日でもあります。

  3. (a)からの上昇途中で、75日線までの反落があれば、モデル波動の(D)と(E)が決まるはずでしたが、反落はなく(c)までの棒上げとなりました(連続陰線は一度もなかった)。

  4. (c)はモデル波動の(F)ではないかと思っています(Dを省略して上昇した)。今後は25日線まで下落して、その後新高値を取って(H)にいたるというコースを思っています。

  5. しかしモデル波動の(D)(F)を省略して、すでに(c)が(H)である可能性も少しはあります。このときは一気に75日線まで下落して(I)となります。75日線の水準は2月(世界同時株安)の高値12795ドルよりも低い水準にあるので、一気にこの水準まで下げるとは思われません。
今は、25日線まで下げるのかどうか。(b→c)の陽線の塊を完全に下回るのかどうか。が注目点です。25日線あるいは(b)の水準で止まるならば、NYダウについてはまだ心配することはないと思っています。


(07.5.14) TOPIX 1730P(+7)  日経平均 17677円(+124)   23.7億株 (3兆1385億円)



NYダウは13326ドル(+111)と反発して、前日の下げ幅の3/4を戻す。ナスダックは2565P(+28)と前日の下げ幅の2/3を戻す。

東京市場は海外高を受けて高く寄ったものの後場はジリ貧。

TOPIXは75日線を回復したものの、陰線で終わる。ただ一昨日と昨日の窓を埋めたし、均衡表の抵抗帯の中にあるので、なんとか値を維持しそうです。

日経平均は、@75日線より上位にあり、A窓を埋め、B抵抗帯の上限線より上位にあるので、今日は上ヒゲの陰線になったが、これも大きな下げに繋がることはないでしょう。


先週、《カナル基本》についてチラッと書いたら存外な反応があったので、少し説明を追加しておきます。

買いマークのうち、@「底打ち買い」(緑色太線)に○がついているもの、またはA「底打ち買い」(緑色太線)が連続して出たときが、よい買い場であるといいました。

「底打ち買い」は 中勢モデル波動の(A→B)、(C→D)、(E→F)の3つの局面で出ます。

(A→B)は大底からのスタートであるので、その後(B→C)への反落があることを予定していなければなりませんが、最も値幅を取ることができます。

(C→D)は株価が75日線を上回って、これから上昇力を強めていく局面です。(D→E)への反落があっても、75日線が下支えします。

(E→F)は上昇に弾みがつく局面です。短期間に利食いが可能です。

「底打ち買い」(緑色太線)に○がついたものは「特底買い」といいます。これだけをチェックし、他の買いは空白にして検索を実行して下さい。

ちょうど1週間前の5月7日について検索をすると、右の6銘柄が検索されています。

グラフを見てみましょう。(A→B)、(C→D)、(E→F)のどの局面で出た買いマークなのかを判断するためです。

短期で売買したいなら(A→B)の局面で出た買いは捨てること。

3231「野村不」はa(その前のbでは連続の買い)で出ました。@(a)が出たときすでに75日線を上抜いています。Aその前の小波動のボトム(A)は75日線より下にあるので、モデル波動の(A)に当たります。

この2つから(A→D)への局面であることがわかります。(細かく見て、(A→B→C→D)の波動を取り出してもよいが、(a)が出た日は(D)に向かっているころがわかればよい)

4213「菱樹脂」は(a)で買いマークが出ました。@aが出た日は75日線より上位にあり、A直前の小波動のボトムは1日だけ75日線を割り込んでいるだけです。(E→F)への上昇局面であると瞬時に判断できます。はたして短期間に上昇をしました。

4218「旭有機」はaで買いマークを出しました。@その日はまだ75日線より下にあり、Aその前の小波動のボトム(A)は75日線より下にあるので、モデル波動の(A→B)に向かう局面であることがわかります。

6362「石井鉄」はaで買いマークが出ました。2日前のbでも買いマークがでています。(b)の日に判断できるのは、@bの日は75日線より下にある。A小波動のボトム(A)も75日線より下にあった。よって(A→B)の局面です。

(a)の日では、@aの日は75日線より上にある。A小波動のボトム(A)は75日線より下にあった。Baの日に先のピークを上回った。よって(A→D)へ向かっていると判断できます。((B→C)の波動は省略された)

8879「東急リバ」はaの日に買いマークを出しました。@当日は75日線ちょうどの水準でした。A小波動のボトムは(A)と(C)が表示されています。つまり(A→B→C)ときて、(C→D)へ向かって上昇中の局面です。(なお翌日bでも買いマークがでた)

9832「オートバックス」はaで買いマークがでました。(A→B)または(A→D)の局面です。aの日は75日線を少し上回っていますが、これをモデル波動の(D)とすることは難しい。まだ先の小波動のピークを上抜いていないからです。

(B)の日に小波動のピークを上回ったので(A→D)の局面としてよいでしょう。しかし、今日は今期の経常利益が-17%減になるの業績予想で、急落しました。(これは材料によるものでチャートによる予想を超えていますが、大底(A)からの上昇局面を捨てていれば防げたことです。)


(07.5.15) TOPIX 1712P(-18)  日経平均 17512円(-164)   21.6億株 (2兆9548億円)



NYダウは13346ドル(+20)と反発して、ザラバでは新高値を更新。ナスダックは2546P(-15)と反落するがまだ25日線まで下げていない。

東京市場は寄り前に発表された3月および4-6月の機械受注の数字が悪く下げる。ただ機械受注の数字はブレが激しいので、これがトレンドになると思ったら間違う。

日経平均は、@75日線より上位にあり、A抵抗帯の上限線より上位にあるので、グラフからは悪くなったとはいえない。


決算の発表が進んできた今、最も注目するのは予想連結PERがどこまで下がるかです。

5月12日の日経新聞の集計では、今期(08年03月期)の経常利益の伸び率は1.1%でした。ただしこの数字は控えめに過ぎ、野村は12.8%、大和は8.4%の予想を4月4日に出していました。

今期の経常益の伸びを、野村と大和の中間の10.0%とするならば、私のPERの基準ではPER18倍が妥当です。

現在発表されているPERはまだ完全に今期の予想に切り替わっていませんが、20.58倍まで低下してきています。

これは日経新聞の集計による経常利益の伸びが1.1%の予想数字が元になっているので、利益は8.9%(=10.0-1.1)ほど上積みされるとすれば、18.89倍(=20.58÷1.089)が(野村+大和の予想利益による)PERであるといえます。

簡単には、発表されているPERの0.92倍が野村+大和の予想利益によるPERであると思えばよいでしょう。ならば18.89倍というのは基準のPER18.0倍に比べて割高であるとはいえません。17倍〜19倍はブレの範囲であり、16倍から20倍は許容範囲です。

おそらく今日の下落によって、新聞の連結PERは20.37倍くらいに低下したかと思います。この0.92倍の18.74倍が今期の(野村+大和の予想する)PERです。すでにこの株価水準はPERからは妥当な水準になっているといってよいでしょう。

なお先日《カナル基本》の検索について書きましたが、《カナル24》ではどの条件表が該当するのかの問い合わせが複数ありました。《カナル基本》は《カナル24》とは別のシステムです。「幕の内弁当」風の手間がかからないシステムです。売買マークは条件表ではなく、私が組んだプログラムが出していますから、ユーザーは条件表を設定する必要はないし、条件表は設定できません。(これとまったく同じ条件をカナル24の条件表で設定することはできないし、これに近い条件表を設定するには、おそらく300行以上の設定が必要でしょう。)


(07.5.16) TOPIX 1711P(-0)  日経平均 17529円(+16)   21.8億株 (2兆8557億円)



NYダウは13383ドル(+37)と続伸して、ザラバ・終値の新高値を更新。しかしナスダックは2525P(-21)と続落し25日線を割り込む。

東京市場は明日の1-3月期GDP発表を前に動けず。今の相場のキーワードは「グローバル企業」です。

NYダウは新高値になっているのにナスダックはやや値が重い。2月末の世界同時株安後、日経平均ははザラバベースで73.2%の戻りを見せたが、TOPIXは58.0%の戻りでしかない。

米国も日本も国内だけを相手に商売している企業の業績はアップしていません。 主力の企業はアジア・欧州の市場で稼いでいるわけで、アジア・欧州の経済が鈍化しない限り、NYダウや日経平均は下がることはない。国内を相手にするTOPIXとの差が出て当然です。

このことは新興市場が新安値をとっていることを見てもわかります。資本が50億円までの小企業が世界にうってでることは不可能で、グローバル化の恩恵を受けることはない。ネット企業は所詮は国内の広告主を頼るほかはなく、その国内のクライアントがたいした業績を上げられていない現在では、よほど特殊な企業でないと利益を上げることは難しい。

国内を相手にしたビジネスをする新興企業(しかも財務基盤がない)の株価はなかなか上昇しない。GDPの伸びが年率2.0%を超えるようにならないと、新興市場の立ち直りは難しいのではないか。

ユーザーではないが、このHPの読者から以下のようなメールをもらいました。
    本日も『最近のTOPIXの動き』を拝見させて頂きました!(^^)!大変勉強になりました!
    御社のHPを知ってから確実に投資成績が上がりお礼を申し上げたくメールさせて頂きました!

    以前の自分の値動きの受け止め方に足りなかった『損切りライン』NY・日経平均等『全体的な動き』を、実に分かり易くテクニカルに解説してあり専業トレーダーとなった今はPM7時の更新が待ち遠しくてたまりません(^^;)

    特に、損切りについては以前とは比べものにならない程素早くなりました! お陰様で資金が常に回転するようになり『損小利大』の積み重ねが出来ました!!!

    このHPに出会っていなかったら昔のようにズルズルと含み損を抱え【もうダメだ(><)】となるまで決断出来ない事を繰り返し、相場から退場し夢も希望も無いまま漠然と肉体労働をしていた事と思います…。
私はこの方は知りませんが、文面ではトレーダーとして生活されているようです。それだけに真剣だったのでしょう。いつも私がクドクドいっている「損切り」をきちんと実行されている。たいしたものです。なぜ損失が積み上がるのかの理由は、
  1. 波動を知らない。だから下げ波動であるにもかかわらず買い持続している。
  2. 買い場所を知らない。だから気分、あるいは値ごろ感に従って買い仕掛けをしている。
  3. ダメだと判断ができない。 だから塩漬けになる。
これらのことは、このHPで
    講座 [1] 売買のしかた実況中継
    講座 [2] 小波動のピーク・ボトムの判断のしかた
    講座 [3] 利を伸ばすには
    講座 [4] 小波動を使ったトレンドの判断
で詳細に述べています。さらには《カナル24》に付属する「相場の見方ガイド」でまとめています。ユーザーはもう少しヘルプを読んでください。《カナル24》を使って損失がでるはずはないのです。損失がでているのは、相場の方向に逆らっているからです。あるいは相場の方向の見極めがあまりにも遅すぎるためです。


右は8411「みずほF」のグラフです。

中勢モデル波動のどの局面にあることがわかりますか?

ユーザーにしか言っていないヘルプの「相場の見方ガイド」をもういちど読んでください。

《カナル24》をもっていなくても、HPで書いたことから私のいいたいことを理解して、トレーダーとして独立している方がいるのです。


(07.5.17) TOPIX 1707P(-4)  日経平均 17498円(-30)   20.3億株 (2兆6905億円)



NYダウは13487ドル(+103)と続伸して、連日で新高値を更新。(A)5月7日にNYダウの《デンドラ24》による上値メドは、下から2番目(13617)から3番目(14099)のメドを目指すのではないかといいましたが、13617ドルまではあと130ドルに迫ってきました。

ナスダックも2544P(+22)と反発して昨日の下げを取り返す。

東京市場は明日の1-3月期GDPは年率で+2.4%と少し予想を下回るが、潜在成長率の2.0%を超えているので、さほど悪材料にはならず。

昨日の連結予想PERは19.87倍に低下しており、妥当株価水準のブレの範囲内に入ってきたといえます。それでも下げたのは新興市場の底抜けが足を引っ張ったからでしょう。新興市場が落ち着かないと、日経平均は上がりにくい。(新興市場の下げによる追証を東証1部の銘柄を売って補填している。ソフトバンクの下げはその影響。)

日経JQは次図の(ロ)のように25日線まで戻るのがつつ一杯でした。昨日から先の小波動のボトムの2027Pを下抜いてきました。 中勢モデル波動では(N→A)の下げ波動に入ったばかりであると推定できます。これは昨年10月の(イ)からの下落と同じものです。

(イ)からの下げは直前の安値2091Pを割り込んでから60Pほど下げて底値となりました。今回も60P下げるならば1967P(2027-60)あたりが下げのメドになります。だがこういうメドは何も根拠がありません。前回と同じ下げ幅で止まるとどうしていえるのか。単なる仮定であり、こんなものは予想とはいえません。

新興市場は追証がかかった投資家がその建玉をぶん投げたときに大底となります。ぶん投げたかどうかがわかればよいのです。では何をもって「ぶん投げた」ことを知るのか。それは出来高です。

出来高が大きくなるのは、@天井か、A大底の2つです(B上昇開始のときにも急増することがある)。だが天井の出来高の絶対水準と大底の出来高の絶対水準とは比較になりません。天井の出来高のほうが圧倒的に大きいのです。それは(現物+信用)の出来高であるからです。一方大底の出来高は、ほとんどは信用買いの投げによるものです。だから出来高水準だけで「ぶん投げた」かどうかを判断することはできません。なら、どのチャートが頼りになるのか。


(カナル共通)のNo.6に「9日順位相関・9日V相対」の条件表があります。この9日V相対を見ると、「ぶん投げた」かどうかがわかります。

「V相対」は出来高の相対力指数です。9日出来高平均の9日相対力を計算します。0〜100までの値をとりますが、V相対が80以上になったときに出来高が急増したと判断します。

ここでは75以上のところにピンク色の水平線を引きましたが、80の水準を越えた局面を見てください。

(a)は当時のボトム(2118P。V相対は78.9なので未達だが、ここで底入れになる可能性があった)
(A)はピーク(2221P)でV相対は86.0
(b)はボトム(2029P)でV相対は81.0


(B)はピーク(2298P)でV相対は87.5
(c)はボトム(2199P)でV相対は75.8(80.0には未達)
(C)はピーク(2726P)でV相対は86.5
(d)はボトム(2545P)でV相対は83.5

でした。V相対が80.0(少なくとも75.0)以上にならないと、ピークもボトムも打たないことがわかります。

現在のV相対の値は54.8であるので、まだ大底ではありません。(来週がその時期かと思う)


(07.5.18) TOPIX 1695P(-11)  日経平均 17399円(-99)   19.6億株 (2兆5028億円)



NYダウは13476ドル(-10)と小反落。ナスダックも2539P(-8)と小安い。

東京市場は小高く寄り付くが、先物の仕掛け的な売りがあって、利食い急ぎとなり値を崩す。新興3市場は年初来の新安値。

(A)TOPIX・日経平均の上昇トレンドは崩れていません。すでに小波動のピークを表示しているので、今はいつボトムとなるかを見ているところ。両指数とも9日順位相関は-80以下になってきました。

(B)日経JQ平均は、昨日9日V相対が75以上に振れ上がるまでは投げが完了しないといいました。今日は57.3で、まだ投げ足りない。


(C)25日騰落レシオは、74.6となって買いマークを表示。

昨年5月から6月にかけての暴落(日経平均は17563円→14045円へ3500円、20%下げた)ほど下げれば別だが、通常なら初めての買いマークがでてから2〜3日目に安値を出します。

(D)連結予想PERは昨日19.58倍まで低下。

来週初めに銀行の決算が発表されると、ほとんどの銘柄の今期の予想利益がそろうので、19.0倍くらいまで下がってくれれば都合がよい。


(07.5.21) TOPIX 1710P(+14)  日経平均 17556円(+157)   19.2億株 (2兆5765億円)



先週末のNYダウは13556ドル(+79)と上昇し新高値。《デンドラ24》の下から2番目の上値メドの13617ドルへあと60ドルと迫る。これを突破すれば3番目の上値メドは14099ドル。

ナスダックも2558P(+19)と反発するが新高値には及ばず。

休みの間の日経新聞で米国企業の売り上げの約半分は海外で上げているの記事がありました。

やはり海外で稼げるかどうかが、株価上昇が持続できる企業とそうでない企業の分かれ目です。これは日本でも同じ。


東京市場は海外高と円安傾向から反発。

(A)今週前半はメガバンクの決算が発表されます。今日は三井住友、23日はみずほFと三菱UFJの発表予定。すでに各行は前期の増配をアナウンスしているので、今期の業績には不安を持ってはいません。

前期(銀行株はまだ決算を発表していないので、前期の数字が「予想」の数字に含まれている)は消費者金融やリース・ローン会社にテコ入れしたためにかなりの利益を失ったかに思いますが、今期はこれがなくなります。今期の予想数字はかなりアップしたものが発表されるのではないかと思っています。

(C)全銘柄の3月期決算がすっかり発表された後の6月1日(あるいは6月2日)の正味の連結PERは19.0倍を割り込むのではないかと思っています。そうであれば、妥当PERの18.0倍に近いところから今期が始まるわけで、株価は下にぶれるよりも上にぶれる可能性のほうがはるかに大きい。


先週土曜日曜に、休日であるのに何件かの電話があり、その1件に8403「住友信託」の処置の相談がありました。

このユーザーは相場上手な方であるので、私に相談するほどのこともなかったのだろうと思います。ちょっとした迷いがあって、天気もよかったため、久々に私の声が聞きたかったのかと思います。

で、私はどう答えたでしょうか? 私が答えたのはいつもと同じ答えです。皆さんはこの銘柄についてどう判断されるでしょうか? 手がかりは図に表示しました。abcdeは損切りすべきところです。ここまで損切りしなかったのであれば、現在の(x)ではどうすればよいのか。が問題です。お考え下さい。


(07.5.22) TOPIX 1731P(+20)  日経平均 17680円(+123)   21.4億株 (3兆 748億円)



NYダウは13542ドル(-13)と小反落もザラバで新高値を更新。《デンドラ24》の下から2番目の上値メドの13617ドルへあと31ドル。

ナスダックは2578P(+20)と続伸し、ザラバ高値・終値ともに新高値を更新。《デンドラ24》下から2番目の上値メドは2644P。

東京市場は続伸し、TOPIXは75日線を回復。日経平均は9日・25日・75日・200日線が順に上位にあり、株価がさらに上にあるという順調な上昇の形に戻る。


昨日の8403「住友信託」の解説です。(H)高値1454円から(x)の前日の安値1111円まで343円ほど下落しています。約24%の下落ですが、この下げはそう深刻なものではありません。

しかし(x)の日に悩むのであれば、手仕舞いするべきところは多くありました。なぜ手仕舞いしなかったのかを省みるほうが、今後のためになります。手仕舞い(損切り)すべきところは以下の日です。
  1. は重要ポイント(ピンク色の陽線。1日の値幅が5%以上ある日)です。重要ポイントは買い方が一斉に買いついた日で、最も楽観人気となった日です。この日の安値を完全に下回るということは、重要ポイントの日に買った向きは全員が損勘定になったということです。損勘定になれば楽観は一転して悲観に変わります。手仕舞いが始まります。 重要ポイントの安値を完全に下回った日(a)は手仕舞いすべき日です。

  2. 最後の上昇波動は(E→H)です。最後の上昇波動のスタートの(E)1256円を下回った日から、下降トレンドに転じたのではないかと判断しなければなりません。当然に(E)の水準を下回った(b)の日には手仕舞いすべきです。

  3. は、中勢波動の基準である75日線を(5日連続して)下回った日です。株価が下落して75日線を下回っても、1日2日のうちに再上昇に転じることは多くあります。しかし5日連続して75日線を下回ったままであるのは、上昇する力がないと判断したほうがよい。(これはどこかでいった)

  4. は(L)の小波動のピークが表示された日です。すでに(E→K)の安値は切り下がっていましたが、これによって、(H→L)の高値が切り下がり、小波動のピークもボトムも切り下がったことが明らかになった日です。当然に株価は下降トレンドに転換したと判断せねばなりません。下降トレンドにおいて、買い玉を保有をすることは、あってはならないことです。

  5. は(H→K)の1段下げに続く(L→x)への2段下げが開始した日です。どこからみても(H)からは下降トレンドになっています。なぜこの事態になっても買い持ちしているのか?
相談したユーザーは、これまでに(abcde)の5度の手仕舞いの信号を無視してきている。メインストリートでの信号無視は大事故に繋がります。しかしこの「住友信託」はメインストリートではなく、大通りを1本2本はずれた通りであった。そのため致命的な事故にならなかっただけのことです。

信号は「止まれ」であるのに、「自分だけは大丈夫だろう」というナメたことをしてはいけません。だが私は、この銘柄は損切りすることなく買い持続するようにいいました。


それはバイパスであるだろう住友信託のほかに、メインストリートである8411「みずほF」のグラフを見ていたからです。

このグラフは5月16日に掲げ、図のような(M→N→A→B?→C?)の中勢モデル波動の符号を振ったうえで、「中勢モデル波動のどの局面にあることがわかりますか?」といいました。

いった日は青色●の日ですが、このときはすでに(N)の高値を(B?)で上回っていました。あとは(C?)でボトムがでれば、高値(N→B?)が切り上がり、(A→C?)も切りがるというところにきていました。相談があった上図の(x)の日は右図のピンク色の●の日のことです。

「みずほF」という大通りが、上昇トレンドに転換しつつあるのであるから、サブの通りの「住友信託」も「みずほF」と同じ信号に変わるであろうと判断して、買い持続を告げたのでした。


(07.5.23) TOPIX 1740P(+8)  日経平均 17705円(+25)   21.8億株 (3兆3113億円)



(a)NYダウは13539ドル(-2)と動かず。高値圏での均衡状態。NYダウの直近の小波動のボトムは3月30日の12242ドルで、その後36日間の上昇波動にあります。したがって、小波動のボトムが切り下がるには、株価が1300ドルも下げる必要があるわけで、これはありえません。

今のところは(a)の13210ドルが「見做しボトム」かと思っています。これを下抜くような下落があるまでは大丈夫。

(b)ナスダックは2588P(+9)と3日連続高し、ザラバ高値・終値ともに新高値を更新。ボトムは2519P。

(c)FT100は一昨日の「新高値の陰線」に続き、昨日は「順下がりの陰線」になったので、小波動のピークとなる確率が5分になりました。(@新高値の、A陰線、B順下がり陰線、C9日順位相関が+80以上、D25日順位相関が+80以上)。その前の大陽線を下回る(ピンク色の水準)までは5分5分で、これを下回れば小波動のピークらしさの確率は6分になるか。というところです。


東京市場は高寄りした後は100円幅で推移。銀行株・消費者金融株への買いが入るいっぽうでは、先駆した鉄鋼・非鉄に利食い売りがでて、日経平均はわずかにプラスだが陰線で終わる。金融株の比重が高いTOPIXは陽線で終わる。

みずほFが昨日決算を発表し、今期の業績予想が+40%増益とかで銀行株は軒並みに大幅上昇。

しかしその割(みずほFの増益予想)には、予想連結PERは低下せず、逆に19.83倍まで上昇しています。

たぶん日経新聞の昨日の連結予想PERには、みずほFなどの大引け後に発表された数字は含まれていないものと推測しています。だから明日のPERは低下するはず。


(07.5.24) TOPIX 1738P(-1)  日経平均 17696円(-8)   18.9億株 (2兆8270億円)



(a)NYダウは13525ドル(-14)と少しマイナス。ザラバでは13609ドルまであったが、上ヒゲ陰線となる。

(b)ナスダックは2577P(-10)と反落し、「新高値の陰線」となったので、明日が「順下がりの陰線」になるかを注目。ただし「順下がり陰線」になったとしてもピンク色の水準までで止まるようだと心配はいりません。

(c)FT100は反発し、ピンク色水準を下回らず。小波動のピークの確率は5分のまま。


東京市場は炭酸が抜けかけたビールのような相場が続いています。TOPIXは3月以来トレンドを作らず、9日順位相関が-80以下になればボトム、+80以上になればピークの繰り返しです(a→b→c→d→e→f→g)。

トレンドを作るときは+80と-80の往復はしません。図の(A→B→C→D→E→F) は上昇トレンドにあるときの9日順位相関の動きです。B,D,Fのピークでは+80以上になる日が毎日連続し、CやEの押し目では-80以下になることはありませんでした(Cは-26.7、Eは-40.0)。

今はg→hへの途上にあると思っていますから、hで+80を超えたら要警戒。ただ3月以来、TOPIXは2日連続陽線が限界でしたが、今日で4日連続陽線となりました。ともかくも寄り付いてから引けにかけてズルズルと値を崩すということはなくなっています。わずかながら買い勢力のほうが強い。


(07.5.25) TOPIX 1715P(-22)  日経平均 17481円(-215)   18.9億株 (2兆7127億円)



(a)NYダウは、《デンドラ24》の上値メド(下から2番目)の13617ドルをザラバ高値13624ドルで達成し、その後13441ドル(-84)と下げる。ただ下げ幅は大きくはない。

(b)ナスダックは2537P(-39)と大幅に下落し、@新高値の、A陰線で、B順下がりの陰線。

9日順位相関と25日順位相関は+80以上ではないので、この方面からのピークの確率のポイントは加わらないが、

C昨日引いたピンク線(先のボトムからの上昇のうちで最も大きな陽線の安値)の水準2560Pを下回ったこと、Dピンクの水準を含めて3連続陽線だったが、その最も安い水準2540Pも下抜いたことから、小波動のピークらしさは5分になったと思われます。

(c)FT100は下落し、ピンク色水準を下回ったので小波動のピークの確率は6分になりました。


東京市場は先物が先導して下げるが、トレンドが変わるかというほどの動きではない。

日経JQ(ジャスダック)平均は安値1998Pから5日連続陽線になったが、戻りは鈍く、まだ反動の限界である25日線まで戻せていない。

中勢モデル波動で、75日線→25日線→株価の順に低いとき、25日線まで戻ったところは(N)点です。

(N)から再び下落し、前の安値(M)を下回ったところから、大底である(A)に向かうと予定ができますが、これは予想でしかない。

実際には(A)から反発して、25日線を大きく上回るか75日線まで戻ったときに、はじめて(A)ではないかといえます。図の(a)まで株価が上昇したときです。

図の(b)はまだ25日線の水準であるし、(N)のピークを上回ってもいないので、この段階では1198Pが(A)であると判断はできません。(b)から再び下落して1198Pを下抜く可能性があるからです。

(c)ぶん投げで大底になるときは、9日V相対が少なくとも75以上になるはずである。と5月17日にいいましたが、1198Pの時点では全然投げ足りなかった(57.3まで)。この点からも1198Pを大底(A)とは判定できません。


トヨタは大底(A)をだすかどうかの境目にあります。5月10日(図の青●の日)に、図のようなモデル波動を描き、モデル波動と異なっているところ、同じところについて述べました。

(I→J→K→L)はモデル波動そっくりとはいかなかったが、25日線までしか戻れなかった(N)は誰でもわかります。その後(M)を下抜いてきたので、一応(N→A)の最後の局面に入ったのかの予想ができます。

しかしこれは予想です。M'(A)の7010が大底(A)になるのか、(M→N→M'→N'→A)の繰り返しになるのかは、7010円からの反発を見なければ判断できません。

現在の株価は(a)の位置にあります。この水準は、@25日線を少し上回っているが、A先のピークの(N)7500円を上回っていない。という位置です。もし(N)の水準を上回るようだと、この水準(b)は75日線に近い水準であるので、7010円は(A)であると判断してよいでしょう。

大底(A)と判断できたならば、トヨタは当分のあいだは買い時代になります。「押し目買い」が有効な時期になります。日経JQよりもトヨタのほうが大底(A)を出しやすい局面にあることがおわかりでしょうか。


(07.5.28) TOPIX 1724P(+8)  日経平均 17587円(+106)   15.6億株 (2兆 447億円)



先週末のNYダウは13507ドル(+66)と反発。ナスダックは2557P(+19)と前日の下げの半分を戻し、大陰線に「はらむ」。

FT100はザラバ安値で25日線まで下げたが、下ヒゲの陽線で終わる。FT100は小波動のピークを出したようだがが、すぐに下値さぐり(押し目買い待ち)になった感じです。大きな下げにはならないようです。

東京市場は、グリンスパン前FRB議長の中国バブル崩壊の懸念表明にもかかわらず、中国・欧州・米国株が上昇したことに安堵して、高く寄り付いたものの、独自の動きは出なかった。

日経平均は日中の値幅はわずかに86円。出来高は今年最低の15.6億株。ビールの泡はどんどん消えて、コップに付着する泡粒は5つ6つしかない。これでは飲まないほうがまし。新しいビンを抜いてほしいところです。きっかけ待ち。

超簡単《カナル24》入門 (@《カナル24》の使われかた)


10日ほど前の5月19日に、8403「住友信託」の処置の相談があって、どう答えたかを5月21日と22日に書きました。同じ日に別の方から《カナル24》の使い方についての相談がありました。いまだに悩めるユーザーの、問題解決になるかと思い、このときの回答をふりかえって見ます。

《カナル24》を購入されたユーザのーの多くは、@このHPを発見し、A2か月〜1年間ほどこのHPを読み、B私にもできそうだの結論を下して購入されています。したがって購入された方は、Cインターネットを見ることができ、Dメールのやりとりができ、EHPで私が常々いっていることのどこかに共感された方がユーザーである。と思っているのですが、購入者の全部がそうではない。

《カナル24》のユーザーがいわれる「このソフトはすばらしい」の推薦や自慢 ( は実にうれしいのだが)を聞いて購入される方も20%くらいはあります。ユーザーは、このHPを読み、自身で《カナル24》を使って研鑽し、自分の身の丈にあった投資の方法を築かれているからこそ、《カナル24》のすばらしさを他人に伝えておられるのだが、聞いた方は「《カナル24》さえ購入すれば、「私もXXさんと同じようにうまく株式投資ができる」 と思ってしまう。

《カナル24》を購入してみたもののどう使ってよいのかがわからない。ヘルプやマニュアルを読んで見ても、よくわからない。これは《カナル24》は途方もない機能を持っているからです。機能が単純であれば、誰でもラクに使いこなせますが、相場というものはそんな単純なものではない。《カナル24》は複雑な相場をとらえることができるように、多くの機能を備えている。機能の多さのために個人投資家は、(細かいところに拘泥するためか)「???」が続出して、「いったい私はどうすればよいのか」の悩みを持つ20%のユーザーがでてくるわけです。

《カナル24》は、@証券会社の調査部あるいは投資情報部で使われている。A機関投資家(銀行・有力ファンド)で使われている。B個人的だが何億かのファンドで使われている。というチャート分析のツールでもある。

しかし、私が《カナル24》を使ってほしいのは、個人投資家です。とくに50歳を越えた人々には、正々堂々の《カナル24》を使ってほしい。相場は「宝くじ」ではないし、「アテ物」でもありません。株価が上昇するには理屈があります。この理屈を無視して博打的な「アテ物」の銘柄を買わないでほしい。前書きが長くなりました。明日から、個人投資家のための「《カナル24》の入門」を述べます。


(07.5.29) TOPIX 1737P(+13)  日経平均 17672円(+84)   17.7億株 (2兆2400億円)



海外は休場で東京市場は手本がない。しかし上昇しました。これは評価できます。

出来高も売買代金も少ないが、買っていこうという意欲が少し出てきた感じです。その結果、(A)TOPIXは先のボトムの1689Pの翌日から陰線が1本入っただけで、6本の陽線を重ねています。このように陽線が多発するのは2月末の急落以来初めてのことです。

25日順位相関が52.9まで上昇してきましたが、これも2月末以来の最も高い数値です。上昇志向の動きです。

(B)日経平均は、先のボトム17320円の翌日から2陰線5陽線。こちらはTOPIXに劣ります。また25日順位相関は4月の高値17732円の日に77.4まで上昇しているが、今は53.0で、4月高値ほどの上昇力はありません。 としても9日順位相関はまだ35.0の水準であり、80.0を超えるまでの上昇が期待できます。


超簡単《カナル24》入門 (A検索のしかた)


5月19日のことです。株価データは5月18日までがあります。
  1. 今日現在で、上がりそうな銘柄を見つけるには「検索」をすればよいのです。そのためにはまず対象にする銘柄を選択しましょう。

    対象にする銘柄は「東証上場銘柄」がよいでしょう。スタート画面の下に「結果ファイル」というボタンがあるので、これをクリックして下さい。

  2. 「結果ファイル」という小さい画面がでてきましたか? ここにはNo.1〜No.999の番号がふってある「結果ファイルの一覧表」があります。

    No.981番を選びましょう。No.981が見つからなければ、「1〜9」の数字のすぐ上に「No.=」という欄があるでしょう。ここに「981」と数字を入れて下さい。(キーを打つのが苦手です)。それなら、右端の「▼. 下向き三角」のボタンをクリックしたままにして下さい。No.981が出てきたら、この行をクリックします。

  3. No.981の行が紺色になりましたか? なったら下にある「OK」ボタンをクリックします。

  4. 銘柄一覧表がバラバラと紺色になったでしょう。紺色になった銘柄がNo.981が記憶している東証上場銘柄です。

  5. 画面左下隅の「選択銘柄」欄に、1731銘柄とあるのが選択した銘柄数です。

  6. 検索するのは、メニューの「計算」をクリックします。クリックするとベロッと計算のメニューがでてきます。この一番上の「単独検索ソート」をクリックして下さい。

  7. 「検索のしかた」の画面が出ましたか? タイトルのすぐ下に「カナル共通」とでていますか? (「拡張4」とでています)。なら、「拡張4」の文字のすぐ右となりに「▲.上向き三角」の小さいボタンがあるので、1回クリックして下さい。「カナル共通」の文字が出たら、この文字をクリックします。

  8. 条件表の一覧表が別のものになったでしょう。ここにNo.8「ピークボトム切り上げP/Q」がありますか? これをクリックして紺色にします。

  9. その右側の一番上に「検索期間」という欄があります。ここの数字は「999999 までの 1日間」になっていますか? 

  10. なっていないなら右端の「N」のボタンをクリックすると、「999999 までの 1日間」に変わります。(ここでは5月18日当時を再現するために、070518までの1日間と入力した)

  11. ここで指定したことは、@(カナル共通)のNo.8「ピークボトム切り上げP/Q」の条件表を使って、A最新日(5月18日)に買いマークがでた銘柄を検索するということです。「開始」ボタンをクリックして下さい。

  12. 何か銘柄がでてきましたか? (でてきた。でてきた)。

    4銘柄が出ていますか? (青色で「検索終了」となりました)。

  13. じゃあ、これから4銘柄のグラフを見ましょう。メニューに「全部選択(A)」があるでしょう。これをクリックして下さい。

  14. 4銘柄の行が紺色になりましたか? 

  15. 画面下の「グラフ(G)」のボタンをクリックして下さい。この4銘柄(酉島・ケンウッド・西濃運輸・セコム)が順番にグラフになります。


(07.5.30) TOPIX 1733P(-4)  日経平均 17588円(-84)   20.2億株 (2兆7966億円)



NYダウは13521ドル(+14)と続伸。ナスダックも2572P(+14)と連続して戻る。

中国が大下げとなりました。上海総合指数は4053P(-281)と-6.5%の下げ。ただほかのアジア株式市場(日本・香港・韓国・台湾・インド)にはさほど響かず、大きくは下落しなかった。

東京市場は、寄り付き直後は上昇。中国株の下落をみて後場寄りから下げたが、引けにかけて戻す。上ヒゲ下ヒゲのある悩み多い足となりました。ようするに市場は動かず。動けず。


超簡単《カナル24》入門 (Bグラフの見わけかた・平均線)


  1. 4銘柄の一番初めの6363「酉島」のグラフがでてきたでしょう? このグラフは検索で使った条件表No.8の「ピークボトム切り上げP/Q」を使ってグラフを描いています。

  2. 右端の日に赤色の↑が出ていますね。これは買いマークです。東証1部の銘柄のうち、最新日に買いマークがでているのは、検索された4銘柄だけです。

  3. ローソク足の上や下に株価が表示されていますね。右から1294円、1391円、画面の2月の終わりに975円、ついで1108円とあるでしょう? これを「主な株価」といいます。

    ローソク足の上にあるのは「小波動のピーク」で、ローソク足の下にあるのは「小波動のボトム」です。条件表No.8の「ピークボトム切り上げP/Q」は、ピークが切り上がり、ボトムも切り上がったときに買いマークがでるようになっています。

    最新日に最も近いピークは1391円ですね。買いマークが出た日はすでに1391円より高くなっているでしょう? つまりピークは切り上がっています。ボトムを見てみましょう。最新日に最も近いボトムは1294円で、その前のボトムは975円です。ボトムも切り上がっています。株価が上昇するというのは、ピークとボトムが切り上がることなんです。


  4. (じゃあ、この銘柄は買いですか?)

    いいえ。株価が大天井を打つときはいつでもピークとボトムは切り上がっています。何回かピーク・ボトムを切り上げた末に大天井を打つのですから、切り上がっていればどれでもよいというわけではありません。ピーク・ボトムが初めて切り上がったときが買いのチャンスです。

  5. グラフには3本の平均線が描かれています。紺色が25日線、緑色が75日線、黄色が200日線です。

  6. この3本の上下の位置を見て下さい。上から25日線・75日線・200日線の順になっていますね。これは株価が快調に上昇していることを表します。最も快調になるのは大天井をつける直前です。ここでは買ってはいけません。大天井をつける上昇かも知れないからです。

  7. 買ってよいのは『買いマークがでた日の終値が、75日線または200日線より上にあるとき』です。

  8. ただし、『(25日線が75日線・200日線よりも上にあるとき)買いマークが出た日の株価(終値)が25日線よりも高かったときは買わない』ことです。この銘柄は買いマークが出た日の終値が25日線より上にあるので、買わないほうがよいのです。(損切りの判断ができる人は、この状況はオイシイのだが、ここでは勧めなかった)

    次の銘柄のグラフを見てみましょう。メニューの「次(N)」をクリックして下さい。


  9. 6765「ケンウッド」のグラフになりましたね? どうでしょう。株価は200日線か75日線を超えていますか? 

    (黄色の200日線は少し足らないけど、緑色の75日線を超えています。でも紺色の25日線よりも高いです。)

    この例では、25日線は75日線や200日より上位にないので、株価が25日線より高くても関係ありません。株価は75日線より高いからOKです。

  10. ついでなのでピーク・ボトムが切り上がっているかを確認しましょう。直近のピークは207円で、その前のピークは197円だから、ピークは切り上がっています。直近のボトムは181円で、その前のボトムは168円だから、ボトムも切り上がっています。

  11. 「ケンウッド」はOKであることがわかりました。「次(N)」をクリックして下さい。


(07.5.31) TOPIX 1755P(+21)  日経平均 17875円(+287)   21.5億株 (3兆1613億円)



中国株式の大幅下落は米国に影響せず、NYダウは13633ドル(+111)と続伸して新高値を更新。ナスダックも2592P(+20)と終値ベースで新高値。

東京市場は米国高を見てショートカバーが入って上昇。TOPIX・日経平均とも2月末の世界同時株安以来の高値を更新。

《デンドラ24》による日経平均の上値メドは3月以来変化がありませんが、一番下から、@17641円、A17978円、B18140円、C18972円です。

@は4月に到達しているので、AまたはBが当面のメドになります。Cは現状の連結PERがすでに19.52倍となっていることを思えば、今回の上昇では到達することは難しい。


超簡単《カナル24》入門 (Cグラフの見わけかた・重要ポイント)


  1. 9076「西濃運輸」のグラフはどうですか? 

    (株価は75日線も200日線も超えていません。)

  2. この銘柄はダメですね。3本の平均線の位置関係は、上から順に200日線・75日線・25日線の順になっています。これは初めの銘柄の6363「酉島」とまったく逆の位置関係です。快調に下げ続けていることを表しています。

  3. もっとも、こういう位置関係(200日線→75日線→25日線→株価)のなかで大底を出すのですが、それはいつのことかはわかりません。だから株価が75日線も200日線も上抜いていない銘柄は買わないほうがよいのです。「次(N)」をクリックして下さい。


  4. 9735「セコム」はどうでしょうか?

    (株価は200日より下にあります。75日線より少し下にあります。これもダメですか?)

    ダメです。原則どおりに判断しましょう。

  5. (ローソク足が赤色ではなくピンク色になっている日がありますが、これは何ですか?)

    これは1日の値幅が株価の5%以上あった日です。例えば株価が500円の銘柄があり、ある日の高値と安値の差が25円あったときは、値幅が株価の5%にあたります。このときピンク色で表示されます。このピンク色の日の安値を「重要ポイント」といっています。

    (なぜ「重要」なのですか?)

    普通は1日に5%動くことは稀です。ピンク色になったということは、この銘柄を注目して買った多くの投資家がいたということです。注目されていない銘柄は、突飛な材料がでない限り上昇はしません。セコムのグラフを見ると、ピンク色のローソク足は1日しかありません。セコムはあまり注目されていないことがわかります。

    メニューの「前(B)」をクリックして、銘柄を戻してみてください。「西濃運輸」も1日だけですが、「ケンウッド」は7日あります。「酉島」はもっと多くあります。注目度からいえば、酉島→ケンウッド→セコム→西濃の順です。しかし酉島は注目され出してからの期間が長いので大天井に近づいているといえます。

    (ピンク色の本数はどの時期のものを数えたらよいのですか?)

    直前の上昇波動を見ます。直近の上昇波動のピークとその前のボトムの間にピンク色があるかどうかが大切です。例えば「セコム」の直近のピークは5710円で、その前のボトムは5250円です。5250円→5710円が直近の上昇波動です。ここにはピンク色はありません。

    「西濃」の直近の上昇波動は1075円→1170円ですが、ここにもピンクはありません。「ケンウッド」の直近の上昇波動は168円→207円です。ここには2本のピンクがあります。投資家に注目されている証拠です。「酉島」の直近の上昇波動は975円→1391円です。この間に4本のピンクがあります。

  6. これで4銘柄のグラフを見ました。一番大切なことは、@買いマークが出た日の終値は、75日線または200日線より上位にあることです。Aただし25日線が一番上にあるときは、株価が25日線より上にあればダメ。B直前の上昇波動の中にピンク色のローソク足があれば、さらによい。ということです。

    メニューの「次(N)」をクリックすると、検索の画面に戻ります。


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