TOPIXをどう見たか・判断したか (06年11月)

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(06.11.1) TOPIX1622(+5) 日経平均 16375円(-24) 16.4億株(2兆4462億円)



NYダウは12086ドル(+0)と変わらず。十字足。ナスダックは2366P(+2)とわずかながら続伸。両指数とも高値圏にありながら小動きで、下方へ転換の気配はまだありません。

(A)(B)東京市場は3日間、同じ株価水準で推移する。昨日TOPIX・日経平均は昨日小波動のピークを表示したので、モデル波動の(E→F)が決まりました。

モデル波動の上昇波動は(A→B→C→D→E→F→G→H)と簡単にいってありますが、このとおりになることは稀で、途中の波動を省略したり、逆に繰り返したりするのが普通です。

現在のところ(E→F)が確定しましたが、この後、(G→H)となるのか、あるいは(E→F)を繰り返すのか、あるいは(F)と思っていたものが中勢波動の天井になるのかは、これからのことです。

わたしは(E→F)を繰り返すのではないかと思っていますが、これは現在の思いです。株価(波動)が変われば、モデル波動への比定も変わっていきます。


どうしてモデル波動を使うのか。それは物差しであると思って下さい。

例えばある銘柄の波動がモデル波動の(D→E)であると思っているのに、75日線を少し割り込んだとき、この波動は弱い。次の(E→F)は大きくない。または(E→F)がでるかどうかわからない。と思うべきです。

逆にモデル波動の(D→E)であると思っているのに、75日線まで下げることなく上昇に移ったとき、この波動は強い。次の(E→F)は大きい。または(E→F)ではなく(G→H)の動きではないか。と思うべきです。

モデル波動と現実の波動を比較して、次の波動の予想をする。これがモデル波動の存在価値です。モデル波動は「典型」です。現実の動きはモデル波動どおりには動きません。モデル波動がぶっ飛ぶときが出てきます。それはこれまで波動が切り上げていたのが切り下げた。切り下げていたのが切りあげた。というときです。

モデル波動にあてはめてみて、現在の波動は(D→E)であると思っていても、その後の株価が、その前の(C)を割り込めば、安値の切り下げになります。このときモデル波動の比定は終わりとなります。波動の切り上げ・切り下げという「原初的」な動きは最も重要です。モデル波動は、順調にトレンドを維持しているときに有効なだけです。


現在の相場をリードしている「トヨタ」を例にすると
  1. (a)で下値を切り下げて上昇トレンドが逆転する。

  2. (h)の安値は小波動としては小さいとしても、(b)でその前の安値を下回って、完全の下降トレンドに入る。

  3. (A)まで下落し、(B,C)へ上昇するが、(B,C)とわかるのは(B)の高値を上回った(c)の日である。ここからは、モデル波動がいうことをききます。波動の高値と安値が切り上がってきます。

  4. (D)において重要な安値は(C)です。これを下回らない限りは下降トレンドになったとはいえません。(D→e')(d'→E)へと高値・安値が切り下がったところで、重要なものは(C→D)の波動です。(D→d→'e'→E)の動きは(C→D)の波動に含まれています。新しい波動ではありません。

  5. その後、(E→F→G→H)となり、現在は(G')へ反落していますが、まだ波動の安値は切り下げていません。(G'→H')となって、さらなる高値をとる可能性があります。
つまり「トヨタ」の上昇波動はまだ壊れていません。この相場をリードするトヨタが崩れていない限り、TOPIX・日経平均の波動は、なお上昇波動にあると判断しています。


(06.11.2) TOPIX1619(-3) 日経平均 16350円(-25) 15.2億株(2兆2166億円)



NYダウは12031ドル(-49)と下落し9日線を完全に割り込むも、25日線は11944ドルであり、まだここへは達せず。

ナスダックも2334P(-32)と下落。25日線の2325Pに接近。

(B)東京市場は下げ渋る。日経平均は3日連続陽線ながら「順下げ」となりました。順下げというのは高値・安値が切り下がっているものをいいます。

通常、陽線が連続するときは株価は高くなるものです。ところが逆に高値が切り下がり、安値も切り下がる。これは珍しい形です。日経平均においては「3陽連の順下がり」の例はこの10年間で初めてです。

以下のような条件表を設定して、この12年間で、東証1部の銘柄が「3陽連の順下がり」を出したかを検索してみると、延べで3821回ありました。だいたい1つの銘柄で5年に1回くらい出るという確率です。まあ珍しい足型です。



さっき条件表を設定し検索したばかりなので、わずかの銘柄のグラフを見ただけですが、
  1. 小波動が切り上がっていて、上昇途中(小波動のボトムが表示されていて、ピークはまだ表示されていない)に出たときは、この足型の後の上昇は急調子になる。
  2. 小波動が切り上がっていて、下落途中(小波動のピークが表示されていて、ボトムはまだ表示されていない)に出たときは、この足型の後、5日くらいのうちに反発する。
  3. 小波動が切り下がっているときに出た場合は、この足型は反発とはならない。少し戻しても、さらに売り込まれて新安値へ下落する。
という感じでした。いまの日経平均はA(小波動は切り上げているが、下落途中である)に該当するので、「感じ」が正しければ、反発近し。といえます。


《リアル24》Ver.2のユーザーで、最適化した条件表が欲しいという方があるので、8月7日〜10月24日までの55日間の3分足について、各条件表を最適化してみました。

最適化とはサンプルのデータ期間で最もよい成績を出すような条件表の改良をいいますが、どういう売買ルールを採用するかによって、最適化した条件表は違ってきます。今回は
  1. 売買マークが出たら「翌足の始値」で仕掛ける
  2. 当日の15:00に必ず手仕舞いする
  3. 逆の売買マークが出たら「翌足の始値」で手仕舞いし、ドテン仕掛ける
  4. 1.2%の利益が出たら利食いする(利食いA)
  5. 仕掛けて30本(3分足なら90分)が経過して、利益が0.3%でたなら、利食いする(利食いB)
  6. 0.7%の損失が出たら損切りする
という売買ルールを採用して最適化しました。(一部はこの売買ルールを採用していないものがあります。)

図のように条件表No.180〜195の16本の条件表を最適化しましたが、所要時間は4時間ほどでした。(1本あたり15分しかかからなかった)本来なら条件表によっては別の売買ルール(例えば、利食いAをしない)を採用すれば、もっとよい成績になるものもあるでしょう。これはユーザーが試みて下さい。

(QE拡張7)条件表は、《リアル24》Ver.2の「アップデート」ボタンをクリックして、最新バージョンのHPからダウンロードできます。図の条件表の一覧表(No.180〜No.195に「BT」というタイトルがある)が出たら、正しくダウンロードできています。
なお(QE拡張7)条件表に対応する「売買ルール」のファイルも合わせてダウンロードして下さい。


(06.11.6) TOPIX1616(-2) 日経平均 16364円(+14) 15.6億株(2兆1674億円)



NYダウは11986ドル(-32)と下落し、ザラバで25日線にタッチ。ナスダックも2330P(-3)と小幅安。

NYダウをモデル波動にあてはめると、図のようになります。

(K)と(A)はザラバでは(A)のほうが安いが、終値ベースでは(K)のほうが安いので、(K→L→A)を(A→B→C)と比定してもかまいません。重要なのは、初めて75日線を上回った小波動のピークが(D)であるということです。

(D)では75日線を上回り、しかも先の高値(L)を上抜いて小波動の高値が切り上がりました。次に(E)で(A)を下抜かなかったので「Q型」の上昇波動入りが決まります。

(E→F)はスケールの大きな上昇波動になりました。現在は(F→G)への調整の終盤かと思いますが、モデル波動では(G)は25日線で止まり、次に(G→H)の最後の上昇波動に進むことを予定しています。

はたして(G)が25日線で止まるのかどうか。もし(F)が天井であれば、(F→G)のようにジリジリと下げずに大幅急落するのが通例です。(F→G)の下げの穏健さをみても、まだ天井が出たとはいえません。(G→H)の上昇波動がまだ残っていると思われます。


(B)東京市場は小動き。TOPIXは小幅安、日経平均は小幅高。米国の中間選挙を控えて、積極的な売買ができません。

昨日、(B)日経平均は「3陽連の順下がり」という珍しい足型を出しましたが、今日は順上がりの陽線となりました。

(A)1日遅れて、TOPIXが「3陽連の順下がり」となりました。何年に1度という珍しい足型を出して、この後の動きに注意を引かせます。みどころです。(C)オーダー倍率は低下してはいるものの、その水準は1.17倍であり、外国人はまだ売ってはいません。


《リアル24》Ver.2は11月15日に「トレードグラフ」を追加したCD-ROMを発送することにしました。ついでのことなので、「過去の3分足をダウンロード」できる機能も追加します。

ダウンロードできるということは、誰かがアップするということです。いつまでもデータをアップはお約束できません。

当面は、@日経先物とTOPIX先物の3分足だけをアップする。A「検証ツール」はいちどに9999個のデータを扱えるので、20000個の過去データ(約10か月分の3分足)が蓄積できるまではアップを続ける。という予定です。


(06.11.7) TOPIX1616(-0) 日経平均 16393円(+28) 14.9億株(2兆 506億円)



原油は60ドル台に戻ったものの、大型M&AをはやしてNYダウは12105ドル(+119)と急反発。ナスダックも2365P(+35)と反発。

グラフは両指数ともに25日線から反発したので、新高値をとってくれば、昨日いったように(G→H)の最後の上昇波動(G→Hが何度か繰り返されることもあるので、「最終の波動」ではなく「モデル波動の最後の波動」の意味です)に突入です。

ともに新高値までワンチャンスの位置まで戻りましたが、今夜から中間選挙と開票が始まります。これが不安定要因ですが、共和党の不利は予想されていることなので、よほど意外な結果(共和党の大敗)にならぬ限りは、たいした材料にならないのではないか。


(A)(B)東京市場は、@米国高、A外国証券の大幅買い越し、から高く寄り付くが、その後は階段を下るようなジリ貧となりました。

昨日の日経新聞によると、ここまで発表された9月中間決算の経常益は前年同期比で+16.1%の増益だそうです。しかし企業は、通期で+4.2%の増益しか予想していない。

昨年の上期と下期の経常利益額が同じ(実際は下期のほうが20%ほど大きい)だと単純にして考えると、上期で+16.1%ほど稼いでいるのだから、下期の増益率が0%でも、通期では+8%の増益であるはずです。ところが通期では+4.2%である、ということは下期は-8%程度の減益を見込んでいるということになります。(昨年下期の経常益を元にして計算すると-7.7%の減益予想)

いくらなんでも、下期にマイナスということはないのではなかろうか。通期の増益率の予想は小さすぎるように思われます。通期の増益率は+10%を超えることになるのではないか。そうであるなら、PERは18〜19倍を中心にして、許容範囲は16〜21倍。これをはみ出すと悲観人気あるいは楽観人気といえます。

現在のPER20.35倍は、割安とは決していえないが、楽観人気(割高)であるともいえません。


(06.11.8) TOPIX1597(-19) 日経平均 16215円(-177) 18.1億株(2兆5137億円)



中間選挙の前というのにNYダウは12156ドル(+51)と続伸。終値では7ドル不足したものの、ザラバでは12196ドルと新高値を更新。ナスダックもザラバで高値を更新し2375P(+9)。

新しい上昇小波動が始まりました。

米国が新高値にあるだけでなく、欧州も全部、4月の高値を更新して新境地にあります。

ロンドンのFT100がそうだし、ドイツのDAX、フランスのCAC40。ことごとくが4月高値を更新しています。世界は同時株高です。


ところが唯一の例外が東京市場で、まだ4月高値を更新できません。どころか、@昨日はNYダウが新高値、A今朝も外国証券は大幅買い越し、となったのに先物主導で下落。

B東証1部の連結PERは割高ではないと昨日いいましたが、それでも売られてしまう。

まあヘンテコリンな相場です。世界の流れから、東京市場だけが完全に取り残されている。

いずれは世界の潮流に従って上昇に転ずるはずだと思いますが、いまのところ新高値を追っているのは、世界に通用するトヨタとホンダだけです。


《リアル24》ver.2を発売した後、さらにひらめいた「トレード・グラフ」を作りました。プログラムはすでに完成しています。今はマニュアル(冊子)の印刷上がりを待っているところです。(11月15日までには新しいCD-ROMを送りします)

今回の《リアル24》Ver.2の作業は、珍しく、ストレスが少なく楽しい作業となりました。それは@カナル24の「条件表」という類例のない仕組みと、AQエンジン24の「売買ルール」をもとにした検証機能、をリアル24に組みことによって、Bまずは今後10年間はこれをしのぐシステムは、日本では現れないであろう(と勝手に思っていますが)という自負。

Cユーザーがきわめて簡単に、自分なりのトレード・システムを構築できるというシステム(ということはあまり質問がこない)を提供できた。という満足感からです。

システムは完成しました。ただリアルタイムのデータの入手には少し不安があります。(《カナル24》においてもデータの入手は頭を悩ます問題です)、データがないといくら秀逸なシステムであろうと現実の役には立たないからです。

《リアル24》には、3つのデータ入手の手だてがあります。@楽天証券のマーケット・スピードから受信する。A松井・リテラクレア・マネックスからコピー&ペーストで入手する。B日本ユニコムから商品先物データをコピー&ペーストで入手する。の3とおりです。最も「リアルタイム」に近いのは@楽天証券で、ABはコピー&ペーストする分だけリアルタイムから遅れます。「リアルタイムもどき」です。よってデイトレートをしたい方に勧めるのは楽天証券です。


なぜABに対応するプログラムを《リアル24》に組み込んだかというと、1)楽天からのデータをとり損ねたときでも、Aのコピー&ペーストがあれば、データが欠落しなくてすむ。あるいは商品先物を取引するユーザーは、現在のところ日本ユニコムからしかリアルタイムのデータを入手できない。という理由です。

推奨は楽天証券のデータですが、トラブルが発生したときは、その日のリアルタイムデータが入手できません。データが欠落し、連続がなくなります。

データがとぎれるかも知れないというのは、ユーザーにとって不安なことです。そこで当面は弊社で最新のリアルタイムデータをダウンロードできるようにしました。(いつまで続くかわかりませんが)、まあ私が元気な間はいつでも、取り損ねたデータをダウンロードできるようにしました。

《リアル24》Ver.2のユーザーは「アップデート」から「インストーラー」にいき、「検証ツール」をダウンロードして下さい。

「検証ツール」のメニューの「過去データをダウンロード」から、@「検証 」に必要な「日経先物3分足」の過去データ、およびA受信できなかった最新データ(日経現物と日経先物の1・2・3・5・10・15・30・60分足)がダウンロードできます。


(06.11.9) TOPIX1589(-8) 日経平均 16198円(-17) 16.5億株(2兆3823億円)



中間選挙で共和党は上下両院で過半数を失ったものの大敗ではなかった。NYダウは12176ドル(+19)と続伸し、終値で史上最高値を更新。

ナスダックも2384P(+9)と続伸し、これも新高値を更新。

世界の株高に一人背を向け、いじけている東京市場ですが、この原因は、明日の11月オプションのSQに関連した特殊な内部要因が半分、景気の足踏みを懸念したものが半分かと思われます。

ともかく今日でSQがらみの日経平均の動きは終わります。明日からはわかりやすくなるのではないか。

(A)(B)今日はSQ前日とあって、先物が主導して下落しましたが、2時すぎからはこの強風も終わり、反発しました。下ヒゲ足となって小波動のボトム圏内に入ったと思われます。

(C)オーダー倍率はピークの1.36倍から低下したとはいえ、なお1.13倍の水準にあります。外国人はこの下げを好機と見て買っているようです。オーダー倍率は明日が最も低い水準になるはずですが、それでも1.00倍を割ることはありません。明後日からは再び上昇に転じます。そのときも日経平均が下げているとは考えにくい。


今日のところは小波動のボトムらしさの確率は、@新安値、A下ヒゲ足、B9日順位相関が-80以下、とまだ3分でしかありませんが、状況はボトム近しを表明しています。

(D)25日騰落レシオは78.2%で、買いゾーンの75%まではわずか。

(E)連結PERは(昨日で)20.13倍まで低下しています。今日は20.0X倍まで低下したはずです。先日もいったようにPER20.0倍は現在の利益伸び率からは割高ではありません。

この反省が明日以降の相場に影響してくるのではなかろうか。


(06.11.10) TOPIX1581(-7) 日経平均 16112円(-86) 19.0億株(2兆7939億円)



原油が61ドル台に戻り、NYダウは12103ドル(-73)と反落。ナスダックも2376P(-8)と反落し昨日の上昇分を消す。

東京市場はSQ通過から反発したものの、午後2時に発表された9月の機械受注統計が前月比-7.4%であったので、この瞬間から大幅に値を消す。

(A)(B)今日は昨日のザラバ安値を割ることはありませんでしたが、終値では3日連続安となりました。結果、4連続陰線となり、25日順位相関はTOPIXが-44、日経平均が-47へと低下。-80までにあと3日くらいかかるかと思います。

だいたいは来週前半に悲観人気を表す指数が出そうです。(C)一方外国証券オーダー倍率は、今日が当面の最低水準になったはずです。それでも1.11倍を維持しているのは、うがった見方をすれば、外国人は先物で売り崩しておいて、現物を買っているのではないか。とも考えられます。外国人にとって、この株安はよい仕込み場になっているのではなかろうか。


(D)25日騰落レシオは80.8%で、買いゾーンの75%まではわずか。

(E)25日投資マインド指数は19.3%まで低下し、悲観人気である15%まであと少し。

来週前半に、この小波動のボトムがでるのではないかと思っています。


印刷会社が、思ったより早く《リアル24》Ver.2のマニュアル(冊子)を作ってくれ、今日受け取ったので、すぐにVer.2のユーザーに@新しいセットアップCD-ROMと、Aマニュアル(冊子)を発送しました。土曜・日曜には届くはずです。(無料です)

Ver.2のユーザーは、@新しい「セットアップCD-ROM」からセットアップされてもよいし、A右のように「最新バージョン」のHPに「トレードグラフ」をダウンロードできるようにしたので、ダウンロートして下さい。
  1. もう一度CCD-ROMからセットアップすると、必要な「設定ファイル」は全部インストールされるので完璧です。(これまで蓄積したデータはそのままだし、自身が設定した条件表もそのまま残ります)

    しかし、画面のサイズや位置、あるいはグラフに表示する銘柄や条件表が初期のものに書き換えられてしまします。

  2. もし、すでに設定している画面のサイズ・位置、あるいはグラフに表示する銘柄や条件表を、現在の設定のまま使いたいのであれば、右図から「トレードグラフ」をダウンロードして下さい。CD-ROMからのセットアップはしなくてもかまいません。

    この場合は「トレードグラフ」の画面のサイズ・位置を自分で決めて下さい(画面をドラッグしてすきなサイズ・位置にする)


なおグラフを見るとき、
  1. 立会い中はリアルデータ+保存データを連結して見ると長い期間のグラフをみることができます。グラフ画面上部のツールバーの「R」の絵をクリックします。

  2. 立会いが終わって、当日のデータを「保存」した後は、保存データだけを見ればよいので、グラフ画面上部のツールバーの「F」の絵をクリックします。そうでないと当日のリアルデータが残っているので、(リアルデータ+保存データ)でグラフにすると、同じ株価推移(リアルの株価推移と保存した当日の株価推移)が2重に表示されます


(06.11.13) TOPIX1568(-12) 日経平均 16022円(-89) 16.3億株(2兆2493億円)



原油は59ドル台に反落。毎日1ドル前後の変化があるが、だいたい60ドルをはさんだ動きでトレンドはありません。

NYダウは12108ドル(+5)と小反発。ナスダックも2389P(+13)と反発し、終値ベースでは新高値。

東京市場は明日の7-9月GDPの発表と「あおぞら銀」の上場を控えて続落。

(A)(B)下ヒゲ足となりました。特に日経平均は、@新安値の、A陽線、B下ヒゲ足(たくり足に近い)、C9日順位相関が-80以下、となってこれだけでも小波動のボトムの確率は4分となりました。

(C)外国証券オーダー倍率は1.15倍へ向上。最近の外国人の売買シェアは60%になり、個人は20%台へ低下しているそうなので、トップシェアの外国人の買い越しから、需給面での不安はありません。


(D)25日投資マインド指数は15.3%まで低下し、悲観人気の極まりである15.0%にあとわずかとなりました。明日も安ければ、投資マインド指数から1分の加点があります。

(E)25日騰落レシオは72.2%と、悲観人気の水準の75.0を下回り、買いマークを出しました。日経平均においては、これで、小波動のボトムの確率は5分になり、明日投資マインドから1分が加えられられれば6分です。

そうなれば、そこからの下落を考えるよりも反発を考えたほうがよいのではないか。

なお、明日さらに下げれば《デンドラ24》による下値メドに到達するので、明日は安かろうと高かろうと、ターニングポイントになりそうです。


(06.11.14) TOPIX1596(+27) 日経平均 16289円(+267) 18.4億株(2兆5434億円)



NYダウは12131ドル(+23)と小幅続伸。ナスダックは2406P(+16)と続伸して終値で2400Pを超える新高値。

発表された7-9月GDPは、実質で年+2.0%の伸びでした。

名目成長率については、少し前にマイナスになることもありうるの予想が出ており、今度の小波動の下落の大きな要因になったのでしたが、+1.9%の伸びでした。弱気の予想は大はずれでした。

(A)(B)昨日の下ヒゲ足に続き、「窓空け陽線」となり、しかも昨日の安値の1つ前の陰線の高値を上回って引けたので、昨日の安値が小波動のボトムになったことはほぼ確かでしょう。 (C)外国証券オーダー倍率は1.16倍と高水準を維持。


このたびの下げ波動では、日本で最優良の企業であるトヨタは小波動の高値・安値を切り上げており、下降トレンドに転ずる兆候はなかったので、今回の日経平均の下げはそうは心配していませんでした。

しかし内需の代表である「みずほ」は、この1週間で大きく売られ、昨日は下降トレンドの転換するギリギリの水準まで下落しました。

もし下降トレンドに転換したならば、この後のTOPIXには期待が持てなくなると危惧していました。

図のように小波動の高値・安値は、次々に現れてきますが、このうち最も重要な波動は、@最後の新高値をとった波動(図のG→H)であり、A最後の新安値をとった波動(図のL→M)です。

最後の上昇波動のスタートである(G)の水準を(j)で下抜いたので、この日より下降トレンドに入ったことが決定します。また最後の下降波動のスタートである(L)の水準を(b)で上抜いたので、この日より上昇トレンドに入ったことが決定します。

現在のところ、最後の上昇波動のピークは(D)ですから、上昇トレンドが続くのであれば、いずれは(D)を上回る上昇波動ができてこねばなりません。しかし、もしここまでの最安値である(M)を下抜いたならば、このことは砂上の楼閣、蜃気楼のごときものになります。

(M)のザラバ安値は827千円でした。昨日のザラバ安値は831千円で、新安値となるギリギリの水準でした。今日は+29千円と戻し、よいGDPの数字もあって、当面は新安値になって下降トレンドに転換する懸念は遠のいたと思いますが、危ういところでした。

高値(D)を上回ることもできず安値(M)を下回ることもない、というのは「保合い」相場です。いまの「みずほ」はトレンドができていません。投資対象としては面白くない銘柄です。(全般の指標銘柄としての価値は十分にあるが)


(06.11.15) TOPIX1592(-4) 日経平均 16243円(-46) 16.0億株(2兆2521億円)



NYダウは12218ドル(+86)と3連続陽線となって新高値を更新。

ナスダックも力強い3連続陽線で2430P(+24)と新高値。

東京市場は昨日の急反発に対する戻り売りがでて、小幅安。まずは25日線まで戻ることが一番大事(注目点)。

(C)外国証券オーダー倍率は1.17倍と高水準を維持。

米国株は雄大な上昇波動を作っていますが、東京市場はなかなか強気に傾かない。下げれば悲観し、上げれば楽観するというのは市場の常とはいいながら、東京市場だけが世界の株高からおいてきぼりになっているのはさびしい。 しかし世界が株高であれば、当然に東京市場は出遅れであるとして、いずれは資金が入ってくるはずです。米国株が上昇して、東京市場が上昇しないという構図はおかしい。


ということで、NYダウの上値メドを《デンドラ24》で探ってみます。

《デンドラ24》の4%波動の波動パタンは、いうまでもなく日本株から採集したものです。これが米国株にあてはまるかどうかは、過去のデータに当てはめてみて、可否を判断する必要があります。

図は最近半年の上値・下値メドです。上値メドからいうと、
  1. (A)は最も低いメドが11276ドルだったが、実際は11243ドルまでしか上昇せず、約33ドルほど上値メドが高すぎた。(差は33ドル)

  2. (B)は最も低いメドが11241ドルだったが、これはザラバ高値11257ドルでクリアした。(差は16ドル)

  3. 安値メドを見ると(a)は最も高いメドが10667ドルだったが、ザラバ安値10683までで、16ドル届かなかった。(差は16ドル)

  4. (b)は上から2番目の下値メドは10711ドルだったが、ザラバ安値10700ドルでクリアした。(差は11ドル)


  5. さらに過去を見ると、(C)の高値メドは下から3番目の11645ドルだったが、ザラバ高値11670ドルでクリアした。(差は25ドル)

  6. (D)の高値メドは最も低いのが11032ドルだったが、ザラバ高値11047ドルでクリアした。(差は15ドル)
とまあ、だいたい20ドル程度の誤差で、上値・下値メドは有効に働いているようです。

現在のメドは、下から順に@11598ドル、A11920ドル、B12242ドル、C12565ドルとなっています。すでに@Aは到達し、今はB12242ドルに迫っていますが、Bは前回の高値12167ドルが目指したものであるとすれば、今回はCの12565ドルを目指すのかも知れない。

波動の形からすればCを目指すように思えますが、とりあえずはB12242ドル〜C12565ドルは頭打ちの水準と予定してよいのではなかろうか。


(06.11.16) TOPIX1582(-9) 日経平均 16163円(-79) 15.3億株(2兆 429億円)



NYダウは12251ドル(+33)と4連続陽線となって新高値を更新。

ナスダックも4連続陽線で2442P(+12)と新高値。

東京市場は海外高に同調できず、先物が先導して下落。(C)外国証券オーダー倍率は1.10倍となお高水準を維持。

一昨日、みずほFを例にして「重要な波動」とトレンド転換の水準について書きました。今日はソフトバンクを例にします。

重要な波動とは「新高値をとった波動」また「新安値をとった波動」です。次図で、(a)はピーク(A)からの安値です。これはまだ新安値とはいえませんが、上昇トレンドを続けていくには(A→a)の高値の(A)を上回ることが必要です。ところが、
  1. aからの反発は(B)で終わり、(A)を上抜けず、(a)を下回る(b)へ下落した。(b)は新安値です。この時点では(B→b)の下げ波動が最後の下げ波動となっているわけで、上昇トレンドに転じるには(B)を上回る必要があります。

  2. しかし(C)までしか戻せず、逆に(c)の新安値となります。この時点では(C→c)の下げ波動が最後の下げ波動となっているわけで、上昇トレンドに転じるには(C)を上回る必要があります。

  3. (D→d)が新安値、(E→e)が新安値、(F→f)が新安値となり、どれも先の高値(最後の下げ波動のピーク)を上回ることができませんでした。

    (D→d)の下げ波動にあるとき(cは2960円、Dは3830円だった)、この株を持っているがどうしたらよいかの相談を受けました。すでにして小波動の高値は(A→B→C→D)と切り下がり、小波動の安値も(a→b→c)と切り下がり、下降トレンドに転換していることは誰が見ても明らかでした。

    下降トレンドにある株をなお持ち続ける不利は理屈ではわかっていても、なかなか損切りを実行することは難しい。そこで「2960円を終値で割り込んだら、目をつぶって損切りしましょう。」といいました。この方はそれを実行されたかどうかは知りません。



  1. 株を持っていてよいのは上昇トレンドにあるときです。このときは(売ることを)我慢すればするほど利益が積み上がります。下降トレンドにあるときは、(損切りすることを)我慢すればするほど損失が大きくなります。信用買いをしているなら外部からの「追証」によって強制的に清算されて決着がつきます。しかし現物で保有しているときは、自分で自分に損切りすることを命令せねばなりません。人が判断するのではなく、自身が「私は間違っていた」と判決しなければならないのです。これはできにくい。

    @下降トレンドに入ったと判断できる。A次にその判断にしたがって損切りできる。これが実行できるようになれば、その人は株式市場で生き残っていくことができます。しかしこれは知識ではなく体得することが必要です。本を読んだり、HPで見たりしただけで身につくものではない。そのためには苦しい体験や自己規制がいります。(相場とはなんとストレスの多い場であることか。)

  1. (f)時点では最後の下降波動は(F→f)であり、(F)の2685円を上抜いたときに上昇トレンドに転換します。上昇トレンドに転換したならば、「(売ることを)我慢すればするほど利益が積み上がる」となります。

    (G)のザラバ高値は2790円となったので、ザラバベースでは上昇トレンドに転換したといえますが、終値ベースでは(F)の前日が2700円であり、(G)の翌日が2685円です。終値では上昇トレンドに転換したとはいえません。

  2. モデル波動では、図(赤文字)のように(A→B→C→D)を振ることができますが、@(G)で上昇トレンドに転換したとは断定できない。(ザラバでもたった1日しか新高値にでていない。終値では高値をとっていない)。A大勢波動の目安である200日線の下でのできごとであるので、中勢モデル波動のように高値を(B→D→F→H)と切り上げるとはいえない。

    といったことが問題になります。 だいたいは、ソフトバンクは(G)2790円と(f)1894円の約900円幅の保合い相場であると理解したほうが正しいのではないか。
いいたかったのは、下降トレンドに入ったと判断したらその銘柄は売却すべきであり、上昇トレンドに入ったと判断したらどこまでも保有する。ということです。これができない限り株式相場で利益を出すことはできません。


(06.11.17) TOPIX1573(-8) 日経平均 16091円(-72) 17.1億株(2兆2783億円)



NYダウは12306ドル(+54)と5 連続陽線となって新高値を更新。《デンドラ24》の4%波動による上値メドは12565ドルですが、ここまで行くかどうか。

ナスダックも5連続陽線で2449P(+6)と新高値。《デンドラ24》の4%波動による上値メドは2464Pであり、あと15Pで最も高い上値メドに達します。

東京市場は今日も海外高に同調できず、先物が先導して下落。

グラフは25日順位相関が-80以下になったので、小波動のボトムらしさの確率は1ポイントアップし、11月13日の安値は、(A)TOPIXは5分、(B)日経平均は6分となりました。


この下落のいやな感じは新興市場の低迷に負うところが大きい。現在の投資主体のシェアを見ると、@外国人が60%、A個人投資家が25%、B法人・投信が15%かと思います。

外国人はニュートラルかやや強気(オーダー倍率が1.08倍)だと思われます。投信も買い越しです。一番へこんでいるのが個人で、そのへこみの原因は新興市場の下落にあります。

逆張りの「日経平均用’96」を見ると、最近は高値・安値できちんと売買マークを出しています。まともな相場つきになったといえます、

だいたいが新興市場の動きは、現実の収益にもとづく理論的な株価ではなく、予想にもとづく「夢」によるものが大きく左右します。したがってこのHPではほとんど新興市場の銘柄は取り上げたことはありません。

「夢」はどんどん膨らむし、逆に過度に悲観させることもあります。新興市場の株価というのは、この「夢」あるいは「期待」あるいは「悲観」によって成立している「気分にもとづく相場」であるので、@グラフやAモデル波動はあまり当てはまりません。


しかし、最近は逆張りの売買マークは的確になってきました。ということは新興市場もようやく「感情」から「理知」へと生育したかと思われます。

実際のところ「バブル」というのは理知が感情に圧倒された時期であり、理知的に振舞えば、時代遅れの考えであるとされます。

しかし現実には「夢」は醒めます。夢の中でしたことは、この現実でつぐないをせねばなりません。(いつまでも夢みていることが可能ならば、それにこしたことはないが)

いまは新興市場において、間違った(「夢」を見た)建玉を整理しているところです。《デンドラ24》は「夢」を追う新興市場には、あまり当てはめたくはないのですが、1984Pが最も上位の下値メドになっています。今日の2087Pからさらに100Pを下げねば、下値にとどかないということです。


(06.11.20) TOPIX1533(-39) 日経平均 15725円(-365) 19.3億株(2兆5178億円)



NYダウは12342ドル(+36)と6 連続陽線となって新高値を更新。ナスダックも6連続陽線ながらこちらは新高値とはならず。

東京市場は大幅下落。(A)TOPIXは11月13日のザラバ安値は5分の確率で小波動のボトムであると判断していましたが、何の抵抗もなく下抜ける。これによってあらためて小波動のボトム探しに戻ることになりました が、ボトムは近そうです。

現状では、@新安値、A25日順位相関は-80以下になった。B逆張りの買いマークがでた、C25日投資マインド指数が悲観人気の極である15%を下回る8.5%まで低下した。D25日騰落レシオが悲観人気のメドである75%を下回る72.4%まで低下した。ことから、小波動のボトムの確率は5分であるといえます。明日、「新安値の陽線」になれば6分の確率になります。

ただしTOPIXは先の小波動のボトム1546Pを下回ったので、下降トレンドにはいった可能性が濃厚です。(次の戻り高値が1672P以下であれば確定する)小波動のボトムを打ったとしても、戻りのメドは当面は75日線の1609Pまでと思わねばなりません。


(B)日経平均についても11月13日のザラバ安15913円がボトムになる確率は6分あると思っていましたが、今日はこの水準をあっさりと下抜き、ボトム探しは振り出しに戻りました。

現在のところ、@新安値、A25日順位相関は-80以下になった。B25日投資マインド指数が悲観人気の極である15%を下回る8.5%まで低下した。C25日騰落レシオが悲観人気のメドである75%を下回る72.4%まで低下した。ことから、小波動のボトムの確率は4分であるといえます。

明日「新安値の陽線」あるいは「新安値の下ヒゲ足」となれば5分。「新安値の下ヒゲ足で陽線」となれば最高で、6分の確率になります。

なお、《デンドラ24》の下値メドは今日の急落によって変化しました。TOPIXの1番上の下値メドは1531Pで、今日の安値1533Pからあと2Pのところです。日経平均の1番上の下値メドは15634円で、今日の安値15725円からあと94円のところです。。

さらにいえば、現在の相場のムードを悪化させている原因の半分は新興市場の下落にありますが、日経JQは明日2049P以下で終わると、逆張りの買いマークを出します。そろそろ新興市場の投げも収まる方向に向かうかに思います。


(06.11.21) TOPIX1532(-0) 日経平均 15734円(+8) 16.4億株(2兆2958億円)



NYダウは12316ドル(-26)と小反落。ナスダックは7連続陽線で2452P(+6)と新高値を更新。

東京市場は昨日の大幅下げに対して反発力がなかった。日経平均は120円幅の小動き。

(A)TOPIXの状況は昨日と変化していません。@新安値、A25日順位相関は-80以下になった。B逆張りの買いマークがでた(D)。C25日投資マインド指数が悲観人気の極である15%を下回る8.5%まで低下した(今日は8.6%)D25日騰落レシオが悲観人気のメドである75%を下回る66.3%まで低下した(E)。E今日、デンドラの一番上の安値メドの1531Pに達したので小波動のボトムの確率は6分になりました。反発の可能性のほうが大きいと思います。


(B)日経平均も同じです。現在のところ、@新安値、A25日順位相関は-80以下になった。B25日投資マインド指数が8.58.5%まで低下した。C25日騰落レシオが66.3%まで低下した(E)。ことから、小波動のボトムの確率は4分であるといえます。

《デンドラ24》による日経平均の1番上の下値メドは15634円で、今日の安値15696円はあと65円不足しました。

なお昨日、日経JQが明日2049P以下で終わると、逆張りの買いマークを出すといいましたが、これは誤りでした(2032P以下でした)。また今日のデータからは明日2015P以下にならないと、買いマークはでません。今日の終値2036Pから21Pほどの開きがあります。(ワンチャンスではあるが)


(06.11.22) TOPIX1552(+19) 日経平均 15914円(+180) 17.5億株(2兆2614億円)



NYダウは12321ドル(+5)と小幅高。ナスダックは2454P(+2)と終値ベースで新高値を更新。

米国株は上値を取るのがやや辛くなってきた感じです。そろそろ調整するのではなかろうか。

当面は25日線をメドにして、NYダウは12150ドル、ナスダックは2400Pあたりまで下げるか。

東京市場は反発。(A)(B)ともに@新安値の、A陽線で、B前日の陰線をつつみあげたので、これだけで3ポイント。C25日順位相関は-80以下、D25日投資マインド指数が15%以下、E25日騰落レシオが75以下、ということを合わせると、今日のザラバ安値が小波動のボトムであったとしてよいでしょう。

ただし「小波動のボトムが出た」というだけであって、これから先のピーク(TOPIXは1672P。日経平均は16901円)を上回るような上昇をするかどうかはまだ不明です。


(A)特にTOPIXは一昨日の大幅安によって、最後の上昇波動のスタート地点を下抜きました。下降トレンドに入った可能性が大きくなりました。

(この後反発したときの戻りが1672Pを超えないと、「Q型の売り」になる)

(B)日経平均はまだ波動を切り上げているので、下降トレンド入りは考えなくてもよいのですが、先の高値16901円と先の安値1513円の間の「保合い」になる可能性が大きいと思われます。

(C)投資マインド指数や(D)25日騰落レシオは、今日の反発によってもなお安いと表明しているので、さらなる上昇があると思いますが、それが一昨日の大陰線を超えるかどうかが、当面の大きな焦点です。

一昨日の大陰線の高値を上回れば、75日線までは戻れるだろうし、その戻り具合によっては25日線まで戻ることができます。


(06.11.24) TOPIX1538(-14) 日経平均 15734円(-179) 14.5億株(2兆 642億円)



NYダウは12326ドル(+5)と小幅高してザラバ新高値。ナスダックも2465P(+11)と新高値を更新。

東京市場は反落。昨日の安値が小波動のボトムであると思っていましたが、今日はザラバでさらに安いところがあった。

ただし(A)(B)で実体ベースでは「両はらみ(両抱き)」となったのでなんとかこの水準で持ちこたえるのではないか。(C)オーダー倍率も0.92倍と下げかたが鈍化。


(D)25日投資マインド指数は13.0%と4日連続で悲観人気が強すぎることを表明しているし、

(E)25日騰落レシオも4日連続で売られすぎを表明しています。

日経JQが新安値を取らなかったのも評価できます。

《デンドラ24》による日経平均の下値メドは
  1. 15634円
  2. 15466円
  3. 15298円
  4. 14794円
今日のザラバ安値15639円は一番上のメドまであと5円と迫りました。

もし2番目の15466円まで下げると、先の小波動のボトムの15513円を下抜くことになります。

そうなると小波動の安値が切り下がり、理具合が悪い。15513円を死守できるかどうかが最大の焦点。


(06.11.27) TOPIX1553(+14) 日経平均 15885円(+150) 15.0億株(2兆1417億円)



NYダウは12280ドル(-46)と反落。ナスダックも2460P(-5)と小幅反落。息を入れ当然のところです。まずは25日線までの調整があるのではなかろうか。

東京市場は反発。昨日、変形ながら、実体で「両はらみ(両抱き)」となったのでなんとかこの水準で持ちこたえるのではないかと思っていました。

先週末のシカゴ日経先物が15615円(-115)と安く終わったため、今朝の寄り付きは意に反して安く寄り付き、この瞬間に昨日のザラバ安値を更新しました。 しかし始値が今日の安値となって、あとは反発。

(A)(B)一昨日も「陽線つつみ上げ」となったので、小波動のボトムを出した確率は6分になったといいましたが、昨日・今日とザラバ安値を更新し、小波動のボトムにはなりませんでした。が、今日は再びの「陽線つつみ上げ」となりました。これによって、TOPIX・日経平均ともに@新安値の、A陽線の、Bつつみ上げ、C25日順位相関は-80以下。これだけで小波動のボトムの確率は4ポイント。


(D)25日投資マインド指数は今日の反発によって20.7%に向上しましたが、終値ベースでの安値は3日前にあり、当時のマインド指数は15%以下であるので、今日もなお1ポインをプラスできます。(5分)

(E)25日騰落レシオは5日連続で売られすぎを表明し、1ポイントプラスです。(6分)

さらに《デンドラ24》による下値メド(最も高い安値メド) は、TOPIXが1531P、日経平均が15634円でしたが、この水準をクリアしているので1ポイントプラス。(7分) 両指数とも7分の確率で小波動のボトムを出したといってよいでしょう。


4半期決算が発表されだした2004年4月からは、株価は1月・4月・7月・10月に高くなります。図の@CFIがそれです。

3・6・9・12月ごとに4半期決算が閉められ、翌月の後半からその発表が始まります。このとき業績によって株価が上昇(今は業績がよいからそうなっている)するわけです。

では、「2」「9」が高かったのはなぜかといわれても、それは4半期決算の影響による以外の株価の動きです。すべての株価の動きが4半期決算という、たった1つの要因で決まるわけではありません。

重要なことは、@CFIで業績好調の期待で上昇した株価は、次には下落するということです。@→(a)、C→(b)→(B)、F→(c)、I→(d)の下落がそれです。だいたいは1か月をメドにしておけばよいかと思います。

(B)はCから6月まで2か月以上下落しているではないかといわれても困ります。Cからの反動安は(b)で終わるのが普通ですが、反動安以上の下落が(B)まで続いたというだけのことです。(反動安以上に株価が新しい材料で下げた)

重要なことは、Iの高値の反動安は、4半期決算という要因からは、11月で終わってよい、ということです。連日の「陽線つつみあげ」は、こう思っている買い手が多くあるということでしょう。私もこの見方をしています。


(06.11.28) TOPIX1555(+2) 日経平均 15855円(-30) 17.0億株(2兆2308億円)



NYダウはこの4日間は上値が重く、ひと調整あってもよいと思っていましたが、12121ドル(-158)と大幅下落し、一気に25日線を割り込みました。

ナスダックの下げ幅はさらに大きく2405P(-54)。まだ25日線には達していませんが、まずは25日線まで下げることは必至です。

下落の引きがねはドル安であったようです。ドル安となったのは米国景気がさらに後退するのではないか、というのが理由ですが、金利水準からいえば米国の金利は欧州より(当然に日本より)も格段に高いので、このままドル安へ傾斜するとは思えません。

また原油価格が再び60ドルに戻したことも理由とされましたが、原油高が続くのであれば米国金利が下げられることはないので、この点からもドル安に転じることは考えにくい。米国市場には、過熱感がでていたので利食いが出て下げたというのが理由ではなかろうか。クリスマス商戦は好スタートを切ったようだし。


米国市場の大幅安を受けて、昨日反発していた東京市場は一転して安く(-173円)寄り付く。

しかし(A)(B)昨日の安値を割り込むことはありませんでした。これを見て市場は徐々に強気になり、結局は高値引けとなりました。

TOPIXは終値で前日より高く、日経平均は前日より安かったものの「両はらみ(両抱き)」の足型になりました。特に日経平均は昨日の陽線を中心にした「両はらみ」が完全な形で現れました。


(D)25日投資マインド指数は20.7%→24.3%へさらにアップ。

(E)25日騰落レシオは6日連続で、まだ売られすぎを表明。

こういう状況証拠に加えて、今日の「両はらみ」が出ているわけです。中心の陽線の高値を明日以降に終値で上回れば、まずは反転が開始したとしてよいでしょう。

日経平均の昨日の高値は15912円、TOPIXは1556Pです。


(06.11.29) TOPIX1580(+24) 日経平均 16076円(+220) 17.5億株(2兆3787億円)



NYダウは12136ドル(+14)と続落から逃れる。ナスダックもザラバで25日線にタッチしてから反発し、2412P(+6)。

これで米国株の下落が終わった、調整が終わったとはとてもいえません。昨日の陽線が下落の中間点であり、さらに下落するという可能性は十分に(5分5分で)あります。

しかし続落しなかったことによって、この後下げても中勢波動のピークを出すような大きな下落はないのではないか、と思われます。


東京市場は、@昨日は米国市場の大幅安にもかかわらず陽線となっていたこと、A発表された10月の鉱工業生産指数が予想とはまったく逆によかったこと、から続伸。

(A)(B)アヤ戻しの限界である9日線を上回り、反動の限界である25日線にあとワンチャンスの位置まで戻りました。

今回の小波動のボトム(まだ主な株価は表示されていないが)近辺では、「陽線つつみ上げ」を2度も出した(aとb)のが珍しいところです。

(C)外国証券オーダー倍率は0.90倍と下落の程度はゆるく、明日以降は上抜きになり、来週は1.0倍まで戻るでしょう。


今回の小波動のボトムの手がかり(ポイントの加点の要素)になったのは、
  1. 特徴的な足型(陽線つつみ上げ)がでた。
  2. TOPIXに逆張りの買いマークが2日連続して出た。
  3. (D)25日投資マインド指数が4日連続で買いマークを出した。
  4. 図は掲げませんが、《デンドラ24》の下値メドに到達した(TOPIXが5日連続して、日経平均は1日だけ)。
  5. (E)25日騰落レシオが6日連続した買いマークを出した。
というように、違った視点からの指標が買いマークを出したことでした。

異なった視点からの判断がそれぞれに「買い」となったことが重要です。同じ視点からいくら多くの「買い」がでてもそれは評価すべきではありません。例えば日経平均を例にすれば
  1. 25日線からのカイリ率が-4.0%以上になった(11月20日に-4.2%)
  2. 12日サイコロジカルが25%以下になった(11月20日〜24日)
  3. 9日ストキャスが0%になった(11月20日)
というように、同じオシレータ系のチャートの3つが買いとなっても、1つだけが「買い」を出したのに比べて3倍の確率があるわけではありません。この3つのチャートは、「株価が大きく下落した」という同じ視点から見ています。 ボトム・ピークの判断には、異なる視点からの判断材料が必要です。このHPでいっている「小波動のピーク・ボトムらしさ」の判断は、
  1. 新安値・新高値(+1ポイント)
  2. 足型(+1〜+3ポイント)
  3. 逆張りの条件表No.2の売買マーク(+1ポイント)
  4. 順位相関9日と25日の水準(+1〜+2ポイント)
  5. デンドラの上値・下値メド(+1ポイント)
  6. 25日投資マインド指数(+1ポイント)
  7. 25日騰落レシオ(+1ポイント)
という違った視点から判断しています。


(06.11.30) TOPIX1603(+22) 日経平均 16274円(+198) 18.0億株(2兆5143億円)



米国の7-9月GDPは当初発表の+1.6%から+2.2%へ改定され、NYダウは12226ドル(+90)と急反発。ナスダックも2432P(+19)と上昇。

ただし一昨日の大陰線を上抜くには至らず。この大陰線の高値を上回るまでは、小波動のボトムを出したとは判断できません。

東京市場は続伸。2日続けての「窓あけ」です。

(A)(B)TOPIXは中勢波動の基準である75日線に肉薄し、日経平均は75日線・25日線をともに上回りました。

これによって、今日表示された小波動のボトム(A)(B)をすぐに下回る可能性は極めて小さくなったと思います。

小波動のピーク・ボトムを出すときは、「つつみ」の足型ができることが多い(半分くらいはそう)。前回のピークからの下げ初めは「陰線つつみ下げ」でした(図の青○)。今次のボトムでは「陽線つつみ上げ」でした(図の赤○)。


小波動の転換時に大陰線あるいは大陽線となるのは、それまでの建玉が一気に反対売買されるためです。

今回のボトムでいえば、空売り(ショート)した一部が「どうもこれ以上の下値はなさそう」と思った結果、買戻し(ショートカバー)をしたことによって(a)1度目の「陽線つつみ上げ」となったのでした。しかしこれは一部のことで、大半はまだ底値とは思っていなかった。

よって(b)翌日の始値は安く寄って「両はらみ」になりました。(c)翌日の始値はさらに下寄りしたのは、まだ売り方の半分以上は弱気を保持していたわけです。しかし「やはり下値はもうないのではないか」の気分がでて、2度目の「陽線つつみ上げ」となりました。2度のショートカバー(買戻し)です。

その翌日は(d)NYダウが大幅下落となり、陽線を中心にした「両はらみ」となりました。ここで、「これ以上の下値はない」という確率が5分になったかと思いますが、さしたるショートカバーは出ませんでした。

決定したのは(e)昨日の10月の鉱工業生産指数の発表でした。民間エコノミストの予想では-0.4%(ポイント)でしたが、実際には+1.6%(ポイント)で、その方向性と幅は「天と地」ほどの違いがありました。売り方は民間エコノミストの予想のマイナスの立場から売っていたのですが、これは大間違いであることが判明しました。よって翌日は「窓あけ陽線」となり、だいたいはこの日でショートカバーは終わったと思われました。

しかしそうではなかった。今日は米国GDPの上方への改定によって、これまで予想されていた米国景気の大幅な後退が 「それほどでもない」に変わりました。(f)今日の「窓あけ陽線」は決定的に弱気筋の思いを打ち砕いた動きでした。

(C)外国証券オーダー倍率は0.97倍とほぼニュートラルの位置に戻りました。

今日の2日連続の「窓あけ陽線」から、弱気筋のショートカバー(買戻し)は終わったとしてよいでしょう。今日までの上昇は、読みを間違った弱気筋の反対売買によるものです。明日もこの調子で上昇するわけではありません。おそらくは一進一退があって、やや長期的(1〜3か月先)はどうなるかを予想する勢力が明日以降の上昇・下落を決めていきます。


《デンドラ24》の上値・下値メドはなかなかのものでした。
  1. Aで上値メドに達してピークアウト。
  2. aで下値メドに達して小波動のボトム。
  3. Bで上値メドに達してピークアウト。
  4. bで下値メドに達して小波動のボトム。
さて今後の上値メドは
  1. 1624P
  2. 1670P
  3. 1731P
となりますが、まずは1624Pで戻りは一杯。調整後に1670Pを目指すかというところです。


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