TOPIXをどう見たか・判断したか (04年1月)

目次へ.. 過去の判断.. 前月分へ.. 次月分へ..



(04.1.5) TOPIX 1058P(+15) 日経 10825円(+148) 7.2億株 (6061億円)


東京市場が休場になってからのNYおよびナスダックの動きは以下のようでした。

@12月30日  NY 10425ドル(-24)  ナスダック 2009P(+3)
A12月31日  NY 10453ドル(+28)  ナスダック 2003P(-6)
B 1月 2日  NY 10409ドル(-44)  ナスダック 2006P(+3)

29日の大幅高の後でおおむね高値保合いをしていた上、2日のシカゴの日経平均先物は10900円で終わっていたので、大発会の東京市場は上昇。明るい年明けになりました。

とくに低位の好業績株が物色され、昨年末に業績に比べて割安ではないかと掲げていた、クボタ・油研工・JUKIなどが(商いはまだ少ないが)上昇していたのは、今年は業績相場であることを印象づけました。

@利を伸ばす


昨年12月は「小波動のボトムを見切って買いましょう」ということを述べましたが、「基本的で当たり前なことなのに役にたった」というような反響のメールがいくつかあって、喜びました。 今年は「どうやって利を伸ばせばよいのか?」について、実例で説明したいと思っています。

首尾よくボトムの近辺で買いができたとして、利食い売りをするにはいくつかの方法があります。
  1. あらかじめ目標値を決めておいて、その値段で利食いする。

  2. 小波動のピークらしい兆候がでたら利食いする。

  3. 昨年4月から6月に行った「実況中継」で説明した「利食い水準」を割り込んだら利食いする。
などです。@とABはその利食い方針は大きく違います。@は利食い幅が固定されていますが、ABはそうではありません。相場の動きに従って利食いの株価水準が決まります。これから説明したいのはABのほうです。

図はNYダウとナスダックのグラフですが、前回はNYダウがfで「十字足」になったので、fの翌日の陰線の日にグラフを掲げ、F(最も終値が高い陽線の日の安値)の水準を、終値で下回ったら「反転か」と予定していました。

ところがF水準を下回る場面は現れず、gまで上昇しました。fで利食う、あるいはfの翌日で利食いするよりも、F水準を下回るのかを見届けていたほうがよかったわけです。つまりは「利を伸ばす」ことができたわけです。

さて、F水準を下回る場面がなかったので、利を伸ばすことができましたが、1月2日の足はやや悪化しています。@新高値を取ったが陰線であった(ピーク確率は4分)、A上ヒゲであった(5分)です。「反転か」と思うのは、B終値が最も高い陽線の日の安値G(10407ドル)を終値が下回るかどうかです。2日の終値は10409ドルであるのであと2ドルほどで「反転か」が決まります。そうなれば小波動がピークを出した確率は6分にはなり、目先のNYダウの上昇は期待できなくなります。


(04.1.6) TOPIX 1055P(-3) 日経 10813円(-11) 14.1億株 (1兆1153億円)


NYダウは10544ドル(+134)と大反発。しかも出来高が15.6億株と急増。ナスダックも2047P(+40)と大きく続伸。シカゴ日経先物は10960円。ただ為替が106.15円と3年以上ぶりの円高。

東京市場はとりあえずはシカゴの日経平均にサヤ寄せして上伸して始まりましたが、ザラバで10945円をつけてからは下落の一途。結局前日比マイナスで終わりました。年末から急上昇していたので、米国株高のプラスよりも円高のマイナス材料のほうが響きました。

NYダウは昨日は小波動がピークらしい兆候が出るまであと2ドルと迫っていましたが、昨日の上昇でその懸念は解消。一方TOPIXのグラフは(この小波動の新高値をとりながら陰線となったので、3分か4分くらいの確率でピークらしい兆候が出てきました。明日も陰線で続落となれば5分から6分の確率(陰線のつつみ下げになる)か。

TOPIXは4日連続して売りマークがでていますが、この売りマークが途切れたときが問題です。売りマークがでなくなるのは、@株価が下落して過熱感が薄れたときか、Aさらに上昇して尋常な上昇ではなくなったときです。@が普通ですが、図のAはAの尋常な上昇ではない例です。

@かAかどちらの原因によって売りマークが出なくなったのかの判定は簡単です。17日順位相関が85より小さいときは@であり、85以上のときはAになります。今日の17日順位相関は83ですから、@となるかAとなるかは、実に微妙なところです。(もしピークになったとしても、その後の下げ幅はそう大きくはなさそうなので、心配するほどのことはないが。)

A利を伸ばしやすい波動


利食いする方法は昨日掲げたように3つありますが、最もすばらしいのは「小波動のピークで利食いする」ことです。しかしピークかどうかは後になってみなければわからない。そこで「小波動のピークらしい兆候」が出たときに、ピークらしいとして見切って利食いする。ということになります。その段階は
  1. 上げどまりの兆候がでた(5分)
  2. 「反転か」の兆候がでた(6分)
  3. 「弱い足」が出た(7分)
  4. 「主な株価」がピークの株価を表示した(10分)
となりますが、利食いはこの順に有利な株価で実行できます。ピークの確認をしていればいるほど不利になります。そこで5分か6分の確率のときに利食ってはどうでしょう。ということをいってきたわけですが、5分6分で見切るのですから、当然に間違いがあります。

6分の確率でピークらしいと思って売ったところが、その後、利食い幅の何倍もの 上昇をした。ということはよくあります。どういうときに間違うのでしょうか。原因は「小波動の勢い」の違いにあります。

上昇波動の「勢い」はいつも同じではありません。くどくモデル波動の図を掲げますが、小波動の中で最も上昇の勢いがあるのは、@G→Hの最後の上昇波動、A75日線から出発したF→Fの上昇波動、B2番底から出発したC→Dの上昇波動、の順です。(G→H)あるいは(E→F)の上昇波動では、6分の確率で「ピークらしい」と思っても裏切られることが増えてきます。

(E→F)(G→H)の波動ではピークらしさが6分の確率では利食いしないほうがよい。(特にG→Hではそうである)この上昇波動では「波動がピークらしい」ので利食いするよりも、「ピークを打った」ことを確認してから利食いしたほうがよい結果になることが多くあります。

ピークを確認する簡単な方法は「主な株価」がピークの株価を表示したことを見届けることですが、これは少し遅い。そこで昨年4月〜6月にかけて述べた「利食い水準を完全に割り込んだら利食いする」という方法を使ってはどうでしょうか。

図のモデル波動でいえば、ピンク色の波動のときは「利食い水準」を使い、緑色の波動のときは「波動のピークらしい」を使うわけです。


(04.1.7) TOPIX 1051P(-3) 日経 10757円(-56) 11.9億株 (1兆30億円)


NYダウは10538ドル(-5)と小幅安ながらナスダックは2057P(+10)と大きく3日続伸。シカゴ日経先物は10870円。為替は106.10円と106円台をキープ。

東京市場はナスダック高をみて、高く寄ったもののその後は昨日と同じくジリ貧。連続陰線となりました。日経平均・TOPIXともに大発会の日の陽線をつつみ下げる格好になり、どうも小波動のピークをつけた様子です。

条件表No.2の「日経平均用'96」の売りマークは途切れましたが、17日順位相関は日経平均が87、TOPIXが86と上昇してきているので、この売りマークの途切れをもって大きく下げるとは思われません。昨日のグラフのAのように下落幅は小さいのではなかろうか。

会社四季報2004年・新春号から、2005年3月の業績がよい銘柄で、株価が低い31銘柄(次図)を調べて 結果ファイルNo.177 に登録しました。結果ファイルをダウンロードしたいならば、以下のようにして下さい。


  1. 上の下線が引かれている「結果ファイルNo.177」の文字を右クリックして、

  2. 「対象をファイルに保存」を選び、

  3. 保存先は、ユーザーのHDの\tokenフォルダの下部の\DTKB10フォルダ(c:\token\DTKB10)を選択して保存して下さい。(週足に保存するなら、WTKB10を選択すればよい)

  4. 保存する際に、「ファイル名」をsrch177.datから、srch005.dat などのように数字を変更すれば、その結果ファイルNo.(この例ではNo.005)に保存できます。(数字は001〜199までが使えます)

  5. 結果ファイルの一覧表に、タイトルは表示されませんが、結果ファイルNo.177を指示すれば、31銘柄が選択されます。

B「利食い水準」が応用できる波動



昨年4月から6月にかけて実況中継で述べた「利食い水準」は以下の要件を満たした陰陽足(重要ポイント)から決まります。
  1. 前回の小波動のピークを上抜いていて、(図のA以上になる)

  2. この上昇波動でザラバ高値が最も高くなった日の(Bからの上昇波動の新高値である)

  3. その日の値幅(高値cと安値bの差)が終値の5%以上あること
    (前日から窓を空けたときは(前日終値aと高値c)を値幅としてもよい)

  4. 以上3要件を満たす「重要ポイント」が決まったなら、その日の安値が「利食い水準」になり、その後株価が完全にこの水準を下回った(D)で利食いする。
というものでした。@の要件に注意して下さい。株価は直前の小波動のピークの水準以上になっていなければなりません。つまりは小波動の高値は「切り上がり」でなければなりません。

昨日掲げた「モデル波動」を見ると、小波動が切り上がる局面は、(G→H)(E→F)((C→D)しかありません。ここからしても「利食い水準」が応用できる波動は限定されていることがおわかりでしょう。


(04.1.8) TOPIX 1056P(+5) 日経 10837円(+79) 14.2億株 (1兆2626億円)


NYダウは10529ドル(-9)と小幅続落。しかしナスダックは2077P(+20)と4日続伸。シカゴ日経先物は10785円。為替は106.10円と変わらず。

東京市場は寄り付きで、前日のシカゴの日経平均にサヤ寄せした後はダレるというのが、最近の動きでしたが、今日は異なりました。シカゴの10785円に達した後に少し下落したものの、その後は上昇し、日経平均は10839円と久しぶりに東京市場がシカゴを上回りました。

その原動力となったのは、ナスダック高に呼応した値嵩ハイテク株が中心で、ここに個人投資家に人気のある銀行株とソフトバンクに買いが入ったのでしたが、銀行株は後場になって頭が重くなり、ソフトバンクは+280円から-50円安で終わりました。 まだ腰が据わった買い物はなく、短期の値ザヤ取りが主力のようです。


TOPIX・日経平均ともに新春2日目の高値が小波動のピークになる確率は6分ほどあると思っていますが、もし「主な株価」が高値を表示して小波動が下降になったとしても、 出来高が14億株、売買代金が1兆2000億円に膨らんできているので、そう大きな下げがあるとは思っていません。

C「利食い水準」をつかって利を伸ばす


昨年10月28日に、みずほFを例にして「利食い水準」で利を伸ばすことについて以下のようなことを書きました。
  1. まず重要ポイントとは、その上昇過程でもっとも楽観的になった日であり、この日の最も安い日を株価が割り込めば、楽観が否定されたことになり、その後の株価の上昇には期待できない。という意味があります。

  2. 楽観しているとは、@新高値をとる、A上昇幅が大きい(その日の値幅は株価水準の5%)ある。という現象で判断できます。

  3. 1日の値幅が5%あるかどうかは、図の陽線がピンク色、陰線が青色で表示されていますが、

  4. 新高値に注目すれば、図でvwxyz→a→b→cは新高値ですが、d,e,fは新高値ではありません。従って@値幅が5%あって、A新高値になっている最後の日はcの日であり、新高値ではないd・e・fは「利食い水準」を決定する重要ポイントではないのです。

  5. 株価上昇に最も楽観的になったときは、出来高も増加しますが、cとfの出来高を比べても、cこそが最も楽観した日であり、従ってこの日の安値を株価が下回れば、楽観人気は否定され、株価の上昇が頓挫したことは明らかです。
以上のように述べました。図の赤線2本が「利食い水準」です。


(04.1.9) TOPIX 1065P(+8) 日経 10965円(+127) 15.8億株 (1兆4211億円)


NYダウは10592ドル(+63)と反発し新高値。ナスダックは2100P(+22)と5日続伸し新高値。シカゴ日経先物は10940円。為替は106.15円と106円台を維持。

ノキアが業績を上方修正したため、ナスダックは続伸。ほかにも米国では業績を上方修正する銘柄がでてきたようで、業績期待の強い相場になっています。NY市場の出来高は18.4億株。ナスダックは26億株の大商いだとか。

為替が106円を維持していることや米国高を受けて、東京市場は上昇。ただ今日も、寄り付き直後にシカゴの10940円をわずかに上抜いた10949円まで上昇し、その後はじり安。

ところが後場に入って為替相場が一時は108円台と2円近い円安になり、これを背景に上昇して日経平均はザラバで11000円台を回復。

年末12月30日に、《デンドラ》による日経平均の次の上値メドは11000円あたりであるとグラフを掲げましたが、こんなに簡単に上限線へ達するとは思っていませんでした。今日の出来高は15.8億株、売買代金は1兆4000億円と(SQ分が含まれているが)文句のつけようがなく、昨年10月21日のピークの高値11238円の奪回は掌中に入ったといてよいでしょう。

TOPIXは日経平均に比べると2歩送れている感じです。今日のザラバ高値1067Pは1月6日の1069Pを上抜いていないし、昨年11月4日の2番天井の1071Pに及びません。とはいえ日経平均がボリュームを伴って上昇しているので、これに追随することになるはずです。

D波動はどの局面にあるのかを判断する(A)



昨年12月9日に《Qエンジン》の「オートマ」を使って、(カナル共通)No.71「HP ボリンジャ利用売買@」の条件表を作りました。

その後たまたまこの条件表が2銘柄について買いマークを出したので、12月19日にこの2銘柄(8327「西銀」と8340「九州親和」)を例にして、どこで小波動が「下げ止まり」、「反転か」と判断するかの例題としました。

12月25日に再びこの2銘柄を取り上げ、「せめて小波動のピークらしさが5分になるまでは利食いしないほうがよい」ということをいい、ここから「利を伸ばす」の連載が開始したのでした。

利を伸ばす方法は、@小波動のピークを見切ってから利食う、A「利食い水準」を完全に下回ってから利食う、の2つがあり、@かAは、「今の株価がモデル波動のどの位置にあるかによって決めるのがよい」というのが、今年になって書いていることです。


さて図は8340「九州親和」です。左のグラフで波動の局面を見てください。aが買いマークが出た日、bが最安値の日です。aに到るまでの株価の位置は、
  1. 平均線は上から順に、200日線・75日線・25日線・(9日線)・株価 の順である。

  2. 途中(p,q,r)で株価が反発しても、25日線が戻りの限界になっている。
明らかにaの位置は、モデル波動の(N→A)の局面です。つまりはaから反転上昇したならば、これはモデル波動の(A→B)の動きです。

当然にA「利食い水準を完全に下回ってから利食う」という方針をとることはできません。(「利食い水準を完全に下回ってから利食う」方針は、先の小波動のピークを上抜いてからしかできない。)

@「小波動のピークを見切ってから利食う」しかありません。実際には以下のような検討をすることになります。(右側のグラフ)
  1. cないしcの翌日に下げ止り→反転と判断して買う。

  2. その後順調に上昇をし、dで25日線にぶつかり「上ヒゲ」(「トウバ」としてもよい)となった。ここは4分から5分の確率でピークらしくなる。これまでは左側のグラフのp,q,rのように25日線が上値を抑えていたが、今回はどうかと注目するところ。もしdの安値を下回るようなら、ここで利食いせねばならない。

  3. しかし翌日はdの安値まで下落せずに続伸し、dはピークではないことが判明する。 eまで上昇。すぐ上が75日線である。モデル波動では(A→B)のBは75日線の水準であるから、ここで上昇が抑えられることは多いが、まだ「上げ止まった」とはいえない。

  4. fで3連続陰線となって「弱い足」が出たので、fで「反転か」と判断して利食いをしてもよい。(この銘柄に執着するなら、fで売却して、もしeの高値を上抜いたならば買い直せばよい)
基本的には、まだ75日線は下向きであるので、あまりこの銘柄に執着することはないと思いますが、b→c→d→eまで利食いをせずに、fで利食いをすることによって「利を伸ばす」ことができるわけです。


(04.1.13) TOPIX 1058P(-7) 日経 10849円(-115) 13.8億株 (1兆1433億円)


東京市場が連休中のNYダウは10458ドル(-133)→10485ドル(+26)と100ドルほど下落。ナスダックは2086P(-13)→2111P(+24)と11P上昇。シカゴ日経先物は10985円。為替は106.60円。

日経平均は寄り付きで10965円とシカゴにサヤ寄せした後はジリ貧。11000円水準では期末対策の売りがでてくるようで、新日鉄などは大して下げていないが、今日で8日連続陰線となるなど、へんちくりんな足になっています。

ただ、外国証券の寄り付き前のオーダーは、12月25日から先週末までの9日間のうち売り越しの日はわずかに1日で、しかも-20万株でしかなかった。どころか先週は1000万株以上の買い越しの日が2日あるので、外国人の買い姿勢ははっきりしています。


さらに出来高は連日10億株を超え、売買代金も5日連続して1兆円を超えていることから、東京市場は少々の決算がらみの売りが出ようとも、たいして下げることはない感じです。

E波動はどの局面にあるのかを判断する(K)


昨日は8340「九州親和」を例にして、モデル波動のどの局面に当たるのかを説明しました。12月22日に「おっ、これは」と思った2銘柄(6393「油研工」と6440「JUKI」)を掲げましたが、今日は6393「油研工」を例にして、モデル波動のどの局面に当たるのかを説明します。

まずは@小波動のボトムではないかと判断する過程から。(図の右側のグラフ)
  1. の日に油研工は割安ではないかと掲げました。その後上げても下げても、「小波動のボトムらしい判断」の例になるだろうと思っていましたが、早めに上昇を開始してしまいました。

  2. でザラバ最安値。陰線で終値も最安値となりました。

  3. の終値が昨日の陰線の高値を上回ったので「反転か」となりますが、bで「下げ止まり」の顕著な足を出していないので、確率は4分か5分というところ。

  4. で上放れて寄り付き、2陽連となったので5分か6分。

  5. では3陽連となったので、どんなに慎重に判断しても、この日にはbが小波動のボトムらしいと気がつきます。(この日には「主な株価」が安値163円を表示したので、bがボトムであることが確定した)
油研工の左側のグラフで波動の局面を見てください。最安値154円のtに到るまでの株価は、
  1. pで75日線を少し下回ってからqへ反発。ここまでは75日線より上位での動きです。

  2. ところがrで75日線をより大きく下回り、その後の反発はsの75日線までで終わりました。sからは75日線を割り込んで下落の一途です。モデル波動において、75日線を戻りの頭にしてどんどん下落するのは(L→M)の動きです。

  3. (L→M)の下落の後には(M→N)の反動高がありますが、この反動高はモデル波動にあるように25日線で抑えられるのが普通です。(これ以上の上昇があれば、下降相場に転機がきたのかと思ってよい。)はたして油研工の反動高はuの25日線で止まりました。

  4. (M→N)の反動高の後、モデル波動の(N→A)へとさらに下降稼動を続けるのか、それとも小波動の安値を切り上げて上昇波動に転ずるのか。を見守るところです。

    油研工をとりあげたのは、ここまでの最安値tに近づきつつあったbの前日でしたが、小波動の安値が切り上がるのか、切り下がるのかの分かれ目にありました。

  5. その後株価はbを安値にして上昇に転じ、いまでは75日線の上位に位置していますから、現在位置はモデル波動のD近辺にあるわけです。ここでは「利食い水準」を利用するよりも「小波動のボトムか」を利用したほうがよい。モデル波動ではDの後は(D→E)へと75日線までの押しが入るのであり、75日線のEから再上昇となったときに「利食い水準」を利用すればよいのです。



(04.1.14) TOPIX 1057P(-0) 日経 10863円(+13) 14.4億株 (1兆1178億円)


NYダウは10427ドル(-58)と下落。ナスダックも2096P(-15)と反落。シカゴ日経先物は10775円。為替は106.20円と変わらず。

NYはやや調整気味ですが、連日の出来高は15億株〜16億株と盛況であるので、エネルギーに不足はありません。

今日の東京市場はいつもと違って、シカゴ先物よりも高く始まりました。いったんはシカゴの10775円を下回る10730円まで下げたものの、その後は上昇に転じ10863円とシカゴを上回って引けたのは新しい動きです。

出来高・売買代金とも6日連続で10億株・1兆円をクリアしています。外国証券の寄り前のオーダーも今日は-30万株の売り越しであったようですが、9日・13日の買い注文は3000万株を超えており、NYが下げた今日でも2860万株の買い物でしたから、NY市場と同様にエネルギーは十分です。

■■ おしらせ ■■

@1020「NYダウ」・1021「S&P」・1021「ナスダック」のデータは、これまで他のサイトでアップしてもらっていましたが、データのアップ時間が遅かったりとか、今日のようにアップされていないことが起きると、たちまち苦情のメールが寄せられてきます。

Aもともとデータを毎日アップするという作業は大変なので、東研ソフトとしては、NYダウなどのデータのアップについては乗り気ではなかったのですが、2年間もデータをアップしてもらっていると、NYのデータがダウンロードができるのが当たり前の感覚になります。

B好意でデータをアップしていただいていたのですが、逆にアップ先のサイトへの苦情になりかねないので、東研ソフトでこれらデータを毎日アップすることにしました。今後は「東研ソフト・ユーザー情報」のトップページからダウンロードして下さい。

Cとはいえ、私も不死身ではありませんから、毎日必ず最新のデータをアップするとは確約できません。途中で疾病するかも知れないし、用事で留守をすることもあるかも知れません。アップできなかったデータは後でまとめてアップしますが、そのときはご容赦ください。

D不測の事態が起きてデータの更新ができないときは、「リンク」のコーナーにデータ収集先のHPを掲げていますから、ここを見てデータを追加してください。NYダウ・S&P・ナスダックの3銘柄のデータはブルームバーグのHPで知ることができます。NYの出来高は、大和証券HPの「ウォール街速報で知ることができます。


(04.1.15) TOPIX 1044P(-13) 日経 10665円(-197) 15.3億株 (1兆1485億円)


NYダウは10538ドル(+111)と反発。ナスダックも2111P(+14)と昨日の下げをほぼ埋める反発。シカゴ日経先物は10920円。為替は106.10円とやや円高。

日経平均は寄り付き後小高くなったもののシカゴの10920円までは到達せず。ジリ貧となりましたが、後場2時過ぎてから急落。先物への仕掛け的な売りが出た様子です。

インテル・ヤフーなどの決算が発表されたものの、GLOBEXは材料出尽くしで安くなったとかで、今日の日経平均は今夜のNY市場が下げることを見込んでの先取りとなったらしい。

ただ出来高・売買代金ともに昨日を上回るボリュームであり、今日の外国証券の買い注文は4600万株に膨らんでいることなどから、今日の下げが明日以降の大きな下げにつながるとは考えにくい。75日線・25日線が近づいてきているので、この水準まで下げるかどうかというところ。


定点観測8銘柄を見ると、唯一200日線の下位にあったソニーが200日線を超え、75日線を超えして、モデル波動でいえば(D)のあたりまで上昇しています。今日は上ヒゲとなっているので、そろそろ「上げ止り」を観察する場面です。

ソニーが上昇したことによって、8銘柄全部が200日線より上位になり、したがって全部が大勢の上昇トレンドに戻ったことになります。

75日線との関係を見ると、唯一75日線の下位にあったのは鹿島でしたが、年末に下ヒゲ足から連続陽線を出したので、12月29日に小波動のボトムをつけたらしいと書きました。今日は大きく上昇して75日線に接近。75日線を上回るのは当然の動きです。

小波動のピーク・ボトムに注目すれば、現在ピークの「主な株価」を表示しているのは、新日鉄・住友鉱・野村・NTTの4銘柄です。これら4銘柄がいつ「下げ止り」らしい足を出し、「反転か」の兆候を出すのかを観察するところです。順次この兆候が現れてくれば、全体の相場も押し目完了ということになるのでしょう。


(04.1.16) TOPIX 1058P(+14) 日経 10857円(+192) 13.3億株 (1兆1331億円)


NYダウは10553ドル(+15)と続伸。ナスダックは2109P(-2)とわずかに下落。シカゴ日経先物は10690円。為替は106.30円とやや円安へ。

昨日のGLOBEXが軟調であったので、てっきり昨夜のNYは下落するものと先取りして、昨日の東京市場は下落していましたが、米国市場は予想したようには下げず。

当然、東京市場は昨日の早トチリの修正の動きとなり、日経平均・TOPIXともに昨日の下げ分をそっくり取り返して終わりました。

電気・半導体・大手銀行・不動産が堅調。気になるには個人投資家がさわっている銘柄の質が悪化していることです。今日の出来高上位は、@不動建 104円、Aあしぎん 1円、Bナカノ 151円、Cりそな 131円、DSサイエンス 53円 であり、業績の裏づけがあって買う銘柄ではありません。
 

昨年11月11日〜12月5日にかけて、《Qエンジン》でカラ売りの条件表を作る を連載しました。

その後12月8日と9日に買いの条件を追加して、1本の条件表No.71にまとめ、買い・売りの売買マークがでるようにしました。

以来今日まで、この条件表による検索をして売買マークがでた銘柄が図の6銘柄です。買いマークがでたのは1719「ハザマ」、8327「西銀」、8340「九州親和」の3銘柄でしたが、これはすでに「小波動のボトムの判断」の例にして解説しました。


「カラ売りの条件表を作る」といいながら、作った条件表が売りマークを出したものかどうか。どういう位置で出したのか。といった実証はしていませんでした。

(《Qエンジン》のオートマの使い方をしつこく説明したので、ちょっと気が抜けた。)これではいけないので、売りマークの実証かたがた、利用のしかたについて述べていきます。

売りマークがついたのは、1972「三晃金」、7720「ソキア」、9110「新和海」の3銘柄です。まずはどのような位置で売りマークを出したのかを掲げます。

グラフを見ると、当面のピークでマークが出ているようですが、買いマークが出たからといってすぐに買えるものではなかったように、売りにおいてもピークらしいの判断なしに、売りマークに盲従することはできません。


(04.1.19) TOPIX 1072P(+13) 日経 11036円(+179) 14.5億株 (1兆2618億円)


先週末のNYダウは10600ドル(+46)と続伸。ナスダックも2140P(+31)と上昇してともに新高値。シカゴ日経先物は10915円。為替は106.60円と円安へ。

日経平均は3か月ぶりに終値で11000円台に乗り、TOPIXはなかなか上抜けなかった昨年11月の戻り波動のピーク1071Pを、今日ようやく上抜くことができました。これで両指標ともに昨年10月の最高値を次のターゲットとするわけです。

TOPIXは昨年8月の(A)の売りマークの出方と年末年始にかけて出た(B)の売りマークの出方は同じでした。(売りマークが途切れるのを待っているうちに、尋常ならざる強い上昇と判断して売りマークが消えた)

(A)の後の高値揉み合いと(B)の後の高値揉み合いも同じようになりました。となれば、その後の上昇も(A)以降が手本になってよく、2月に入るまでは堅調であってもおかしくない。

@カラ売りの仕掛け


条件表No.71の「HP ボリンジャ利用売買@」の売り条件は以下の売買ルールで成績を調べたところ、まずまず満足のいくものであったので「カラ売りの条件」として採用したのでした。売買ルールは、
  1. 条件表が売りマークを出した日の翌日の始値でカラ売りする。
  2. 10日たっても決着がつかないときは、11日目の始値で決済(買い戻し)する。
  3. カラ売りしてからザラバで+15%以上の利益(株価が下落)したときは、その値段で利食いする。
  4. カラ売りしてから終値で、-10%以上の損失(株価が上昇)したときは、その翌日の始値で決済する。
というもので、上記の売買ルールで仕掛け・手仕舞いしたときの成績は、以下のようになりました。

売りの条件 @勝率 A利食い B時間切れ C損切り D平均利益率 E全売買回数
(S2) 10日間で+15%なら利食い 69.5% 75回
+ 15.1 (45.7%)
53回
+ 3.5 (32.3%)
36回
-18.4 (22.0%)
+4.0% 164回

基本は、@10日の勝負である。A利食いはザラバで+15%のとき、B損切りは終値で-10%のとき、の3点です。これを守れば、4回の仕掛けのうち2回は利食いでき、1回が損切りになり、残り1回が損なしになります。

次図の3銘柄について、この売買ルールに基づいて売買するならば、
  1. 1972「三晃金」はaの翌日の始値258円でカラ売りし、利食いの水準はザラバで219円。損切りの水準は終値で284円となりますが、まだどちらも実現できていません。

  2. 7720「ソキア」はaの翌日の始値259円でカラ売りし、利食いの水準はザラバで220円。損切りの水準は終値で285円となりますが、bの日に安値215円をつけたので、この日に220円で利食いできています。(+15%の利益)



  3. 9110「新和海」はaの翌日の始値279円でカラ売りし、利食いの水準はザラバで237円。損切りの水準は終値で307円となりますが、bの日に安値235円をつけたので、この日に237円で利食いできています。(+15%の利益)
なるほど、3銘柄のうち2銘柄はすぐに利食いできていますから、4回に2回の割合で利食いできるというのは、これまでの統計通りになっています。ただし問題は売りマークがでたときに、このように素直に売り実効できるかどうかです。(まずできない。)


(04.1.20) TOPIX 1075P(+3) 日経 11103円(+66) 14.9億株 (1兆4262億円)


米国は休場。東京市場は、日々売買高が増加してエネルギーは十分のうえ、今年に入ってからの外国証券の朝方の買い注文は年末の2倍3倍となっていて、まだ買い足りない様子です。

日経平均が昨年10月21日にザラバ高値11238円をつけたときは、4700万株→4700万株→4400万株と3日間連続で4000万株以上の成り行き買いの注文が続きましたが、翌日から12月30日までの2か月間では買いが4000万株を超えたのはわずかに1日でした。

今年に入って4000万株超の買い注文は15日・16日(これは3990万株)・19日とほぼ3日連続です。(今朝の注文はまだ知らない)外国人買いは相当な勢いで入っているようです。

東証1部の25日騰落レシオはすでに、昨日から危険水域の125を超えていますが、これに類似した局面を探すと、@イ→ロ→ハ→ニ、Aホ→ヘ→ト→チ、Bリ→ヌ→ル→ヲがあります。いずれも@ロ→ハ、Aヘ→ト、Bヌ→ル の押しが浅く、それだけ買い意欲が強かったのですが、最後の上昇に移ったときに、25日騰落レシオは125以上になり、売りマークを連発しています。

初めて売りマークがでてからの日数をみると、@ハ→ニでは、売りとなってから8日目にピークを出し、Aト→チでもやはり8日目がピークになっています。熱狂し始めてから8日目くらいで熱狂は醒めるということでしょうか。

現在のBル→ヲでは、初めて売りマークが出て今日はまだ2日目なので、今週は熱狂が続く感じですが、来週は用心せねばなりません。

Aカラ売りのチャンスは一瞬である


「売りは買いに比べて難しい」とはよくいわれることです。買いのチャンスは上昇を開始したときにあり、売りのチャンスは上げ止まったときにありますが、上昇開始の時期の株価の動きは大きくありません。

図の3銘柄においても「小波動が転換か?」を判断できるのは図のXの場所であすが、このときの1日の上昇幅はまだ5円〜8円(3%〜5%)です。1日判断を遅らせて、より慎重にしても3%〜5%の利益が減るだけです。

ところがカラ売りをしようとする場面は1日の動きが大きくなっています。図の売りマークがでたピークaの前日比は、11%・13%・12%です。15%の利益を出そうとしているのに、1日で10%以上変化しているわけです。つまり1日早くカラ売りすれば10%以上のマイナスになるし、1日遅れてカラ売りすれば10%以上の利益を失うことになります。カラ売りが難しい理由です。

図の3銘柄で小波動が「上げ止りか」の可能性が高いのは1972「三晃金」→9110「新和海」→7720「ソキア」の順であろうと思いますが、実際に15%の利益が出たのは、7720「ソキア」であり、ついで9110「新和海」でした。「上げ止り」の確率とは逆の順に利益がでたことになります。

だが実際のところ、aの日が小波動のピークであると「主な株価」が表示したのは、やはり1972「三晃金」だけです。あとの2銘柄はたまたまスリリングに利益が出ましたが、まだaがピークであったとは確定していません。

私が思うには、正しいカラ売りは、のちに「主な株価」が小波動のピークであると表示した三晃金のaの局面ですべきであり、いまだにピークを表示しないソキア・新和海のaではカラ売りすべきではないと思っています。この2銘柄が成功したのは、この条件表の利食い確率50%の範囲内での話であり、aで売らねばならない必然性はなかった。確率の世界での話であった。と思っています。


(04.1.21) TOPIX 1070P(-5) 日経 11002円(-100) 13.9億株 (1兆2366億円)


NYダウは10528ドル(-71)と下落。ナスダックは2147P(+7)と上昇して新高値を更新。シカゴ日経先物は11055円。為替は107.0円と円安へ。

NYは決算発表が始まるにつれてやや材料出尽くしの気味があるのか伸び悩みとなっていますが、ナスダックはハイテク・通信などに期待感があるのか上昇、と米国株はちぐはぐな動きになりました。

現在発表されているのは昨年の10-12月期の決算ですが、昨年7-9月期の決算が発表され始めた10月中旬にNYダウ・ナスダックともに小波動のピークをつけていますから、決算発表でよほど驚く内容でもないと、材料出尽くしとなる確率は高そうです。今月一杯は米国株高の期待はあまりしないほうがよいのでは。



《デンドラ》の4%波動による日経平均の上値メドを掲げておきます。昨年12月30日の大納会の日に掲げましたが、ご覧のように上値メド(上限線)は変わっていません。

つまり4%波動がxの日に陽転したときに、上限線は@10604円、A11000円、B11099円、C11595円 が決まり、それ以降は、株価がこの4つの上限線をどうクリアするのか、あるいは頭打ちになるのかを気にしていくわけです。

@10604円は一気にクリアしました。A11000円はaの日にこれまた陽線でスンナリとクリアし、いまはB11099円の水準にありますが、b,cで伸び悩んでいます。

「小波動のピークか?」の判断は、今のところ2通りが考えられます。
  1. bの日を十字足に近いとするならば4分、今日のcで高値をとれなかったので1分加えて、合計で5分の確率でbがピークらしいと思うところです。「反転か」を確認するのは(bを十字足としたので、この日の陰線・陽線を無視して)aの安値10916円を終値で下回ったときです。

  2. bの日を十字足と見ずに、上ヒゲ・下ヒゲがある陽線と見るなら、bの日はせいぜい2分か3分。cで新高値をとらなかったので1分として、合計で3分か4分のピークらしさです。ただbを陽線としているので、今後終値でbの安値10979円を下回れば1分加算され4分か5分の確率になります。
どちらにしても、今日現在のbがピークらしい確率は4分〜5分ですが、明日以降デンドラの上限線に高値が到達しないことになると、ピークの確率はさらに高まったと思ってよいのではないか。


(04.1.22) TOPIX 1074P(+4) 日経 11000円(-1) 14.3億株 (1兆1068億円)


NYダウは10623ドル(+94)と反発して新高値を更新。しかしナスダックは逆に2142P(-5)と小反落。シカゴ日経先物は11065円。為替は106.8円とやや円高へ。

米国はNYとナスダックがまちまちの動きになっていて、スタンスは強気ながらも利食いはしておこうという態度。

日経平均はシカゴにサヤ寄せして高く始まったものの、後場からはジリ安。ただこれも上昇した銘柄の利食いをしておこうという動きで先高期待は強い。

それが出来高14億株、売買代金1兆1000億円にでているわけですが、売買代金はやや低下気味なので、当面物色できるものはひととおり買ったという感じになってきました。

今日の25日騰落レシオは127.5と危険水準125を超えてから4日目になりました。先日いったように最近の例では8日目あたりが小波動のピークになっているので、来週は小波動のピークとなることも予定しておかねばなりません。

「小波動のピークか」の判断ですが、日経平均はいまのところピークの確率は5分。TOPIXも同じようなもので、bの日を「十字足」とするならば4分、翌日が新高値になっていないので1分加えて5分でしょう。「反転か」と判断するにはaの安値1063Pを終値で下回ることが必要です。


■■ データ移行のお知らせ ■■

東証マザーズの4753「エッジ」株が、前代未聞の1:100の株式分割をして、市場の人気が異常爆発しています。権利落ち前の株価は222,000円であるので、マスターネットは222(千円)として株価データを送信していましたが、権利落ちした日の気配値は2,620円になりました。(株価が1/100になるのは当然)

これまでどおりに1000円単位で送信すると、2.62(千円)となり、株価は1/100になって大きな 断絶が起きます。これではグラフが見にくい上に、株価の小数点以下が消えてしまうので、正しい株価がわからなくなります。

そこで1円単位の株価データを送信してもらうこととしましたが、過去のデータは1000円単位になっているので、過去のデータも現在のデータの単位と同じになるように調整しました。

調整した4753「エッジ」のデータはダウンロードできます。日足・週足・月足の3つについてダウンロードして下さい。




ダウンロードする際に最も重要なことは
  1. 指定されたフォルダへ保存することです。
    例えば、4753「エッジ」(日足)データは、c:\token\DTKB10\Dkabu47 へ保存するように指示されています。上図の@の「保存する場所」欄は、c: →token フォルダ→DTKB10フォルダ→Dkabu47フォルダの順に指定して下さい。(「保存する場所」欄がDkabu47になったら「保存」ボタン)

    4753「エッジ」(週足)データは、c:\token\WTKB10\Wkabu47 へ保存するように指示されています。日足データの保存先とは違うことに注意して下さい。上図の@の「保存する場所」欄は、c: →token フォルダ→WTKB10フォルダ→Wkabu47フォルダの順に指定して下さい。(「保存する場所」欄がWkabu47になったら「保存」ボタン)

  2. もう1つは上図のAの欄です。4753「エッジ」のデータはC4753.dat というファイル名です。「ファイルの種類」欄が「DATファイル」となっておればOKですが、「テキストファイル」になっているときは正しくダウンロードできないことがあります。

    もし「DATファイル」以外になっていれば、Aの「▼」ボタンをクリックして「すべてのファイル」に変更して下さい。


4753「エッジ」の日足・週足・月足の3つをダウンロードしたら、エッジ株の変換の単位を設定して下さい。

《カナル》の「マスターネットから変換」の画面を出し、「変換単位」のボタンをクリックすると、右のような画面がでてきいます。 ここで
  1. 「日足」を選択し、(「週足」の設定も行う)
  2. DTKB10を紺色にし、(週足のWTKB10も行う)
  3. 銘柄一覧が出たら、4753「エッジ」を紺色にし、
  4. 「株価単位」の「X1000」を選択します。
  5. 図のように、(4753 エッジ X1000 X 1)となったら「OK」ボタンで終わります。
週足の変換単位も@〜Dのようにして設定して下さい。今後のエッジ株はありのまま(今日だったら 14020円)で変換されます。

調整したデータが正しくダウンロードできていれば、図のようなグラフになります。

権利付きの12月24日の株価が222,000円なので、1:100に株式分割した後は、株価は1/100の2220円が妥当値ですが、権利を落としてからS高につぐS高で、昨日は18220円の高値で寄り付いたものの16020円のS安。今日もS安の14020円です。

もともと妥当値2220円から約9倍になっているので、明らかに狂乱の相場でしたが、妥当値の2220円あるいは昨年10月高値の3250円(当時は325,000円だったが)を目差して下落することになるのでしょう。

まあマザーズとかヘラクレスとか店頭株には化け物のような銘柄が生まれてくるものですが、当然のことながらこういう動きはチャートではわかりません。


(04.1.23) TOPIX 1076P(+2) 日経 11069円(+68) 13.3億株 (1兆1612億円)


NYダウは10623ドル(-0)とコンマほどマイナス。スダックは2129P(-23)と続落。シカゴ日経先物は11055円。為替は106.0円と円高へ。

ナスダックの下落や円が106.00円と円高に振れたことから、日経平均は寄り付きしばらくはマイナスとなったものの、前引けにかけてプラスになり後場はジリ高。

気になることがあっても来週からは有力企業の10-12月決算が発表されるとかで、そちらの期待のほうが大きいようです。 しかし今上げている分だけ好決算の材料は相場に織り込まれつつあるわけで、決算前に上げるか決算発表の後に上げるかの違いだけです。

日経平均・TOPIXともに4日間の高値での小動きになって先般のザラバ高値がピークらしい確率は5分5分で動いていませんが、上にいったとしても2日か3日上げて終りとなるような感じです。(これは勘だけだが)

1月7日に「2005年3月の業績がよい銘柄で株価が低い31銘柄」(右図)を掲げました。業績がよく株価が安い(割安な)銘柄ですから、買い候補の銘柄です。

それから半月がたちましたが、これら31 銘柄は1月7日当時だけに有効な銘柄ではありません。少なくとも3月の決算が発表され来期の業績予想が出される5月までは有効です。

1月7日以来上がった銘柄もあるし、それ以来少しも上がっていない銘柄もあります。(まったく上昇していない銘柄は4銘柄ある)1月7日を基準にして上がった下がったをいうのではなく、その後の株価(グラフ)を追いかけてください。

どう追いかけるのか?

買うのは「できるだけ小波動のボトムに近いところで」というのが基本です。そのために「小波動のボトムか」の判断について何度も述べてきました。さらに大きく上昇するボトムは「モデル波動」のE点(75日線近辺)やF点(25日線近辺)であることを合わせて判断したほうがよいことも述べました。


図の3103「ユニチカ」は aで95円のボトムをつけていますが、「主な株価」が95円を表示したのはmの日です。ここがa→bの最後の買いのチャンスですが、発表したのはnの日なので、mの日には買うことはできていません。

ただ小波動の期間は平均して12日〜13日(ボトム・ピークの日も含む)であることを思い出してください。(03年10月31日)の(n)の日はaの安値から7日目であるし、先のピークの109円を上抜いているので、「順張り(追っかけ商い)」をする方は(n)で買う余地はあります。

現在のbはaから18日目にあります。どこで小波動のピークとなるのかを見ている場面です。bのどこかでピークとなり、この後c(75日線・25日線)あたりに下落したきたときに、「小波動のボトムではないか」を判断することになります。

5016「新日鉱H」は75日線のaでボトムとなりましたが、ボトムが確定したのはmの日で、aから4日目のことです。1月7日はnの日なので、aからはずいぶん上昇しています。

bがピークとなり、現在は下落中ですが、ここから「小波動のボトムではないか」を判断すればよいのです。cは25日線で止まるのか75日線で止まるのか。どちらにせよaよりは上位でボトムらしいことが判断できるでしょうから、@安値が切り上がっている、A25日線あるいは75日線近辺でボトムが出た。ということになればこの後の上昇に期待が持てます。

上がっている株は次の下げ波動のボトム(の近く)を捉え、下げている株は今すぐボトムらしいことを判断すればよいのです。


(04.1.26) TOPIX 1068P(-8) 日経 10972円(-96) 12.1億株 (1兆2693億円)


先週末のNYダウは10568ドル(-54)と続落。スダックは2123P(+4)と小反発。ちぐはぐな動きが続いています。シカゴ日経先物は10970円。為替は106.70円と円安。

日曜日の日経朝刊は「金融庁、UFJ調査へ」の見出しで、不良債権隠しの資料が多数発見されたと報道。本当であれば二重帳簿のようなものですが、これが今日一番の材料となりました。

大手銀行株は売り気配でスタート。UFJは一時、-96千円安の436(千円)まで売られ、引けは470千円(-62)。大手銀行株は軒並み安となりましたが、UFJ固有の問題と考えるほうがよく、今日の銀行株の下げはこれまで上値で重かった銀行株がいったん売られたことによって、却って荷が軽くなったのでは。

日経平均・TOPIXともに、今日はヒヤリとする水準まで下落しました。すなわち昨日まで日経平均・TOPIXは小波動のピークをつけたらしい確率は5分であるとし、今後「反転か」の判断ができるかどうかというところに来ていますが、反転かの判断ができるのは図の青線の水準を終値で下回るかどうかでできます。

青線の水準は、日経平均が10916円、TOPIXが1063Pであることはすでにいってありますが、今日はザラバでこれを下回る10872円と1061Pをつけていました。このまま終われば小波動はピークをつけた確率が6分に高まることになったのですが、どっこい引けではこれを割り込まず。

日経平均・TOPIXはなおピークを打ったとはいえません。どころか今日は下ヒゲ足となったので下値の固さがわかり、むしろピーク確率の5分は4.5分とか4分とかへ後退した感もあります。

当面は有力企業、特にデジタル家電の10-12月決算の発表があるまでは下げそうで下げないという状況ですが、ソニーや松下の1月に入ってからの上昇ぶりを見ると、すでに決算内容については相当織り込まれたようですから、決算発表からさらに上昇ということは考えにくい。決算発表は材料出尽くしになりかねません。

なお6701「NEC」は2日前に十字足(に近い)を出し、翌日は「はらみ」、今日は窓を空けた連続陰線となっているので、図の青線を下回ればまずは十字足の日がピークとなるだろう。

6752「松下」も2日前に「とうば足」を出しているので、昨日の陽線の安値を下回れば「反転か」と判断してもよい。

6758「ソニー」は顕著な足型は出ていないので、図の青線を割り込めば「反転か」と判断してもよいのではないか。(どれも終値で割り込む必要がある)


(04.1.27) TOPIX 1063P(-5) 日経 10928円(-44) 10.6億株 (1兆1199億円)


NYダウは10702ドル(+134)と大きく反発し新高値。スダックも2153P(+29)と続伸して新高値。シカゴ日経先物は11085円。為替は106.30円。

東京市場は昨日のUFJ問題で下げた後は引けにかけて戻り歩調であったし、米国市場では2年7か月ぶりの新高値となったので、今日の日経平均は100円や200円は上昇するかに思われましたが、そうではなかった。

前場にシカゴにサヤ寄せして11075円をつけてからはおおむね下落基調で、大引け前からマイナスとなりました。米国株高はまったく影響力を持たなかった。為替もそうで、米国株高にもかかわらず円高方向へ振れ、今日は106円台を維持できるかの水準で推移しました。

いよいよ主力株の3四半期の決算発表が始まろうかという時期に、米国高をバックにして上昇するどころか、逆に決算発表の内容を見極めたいと消極的な態度になりました。今日の出来高は10.6億株。売買代金は1兆1000億円とひところよりかなり縮小。

日経平均は10916円がピークかどうかの判断の分かれ道だと思っていますが、今日の終値はそれにあと12円とせまるところに来ました。TOPIXにいたっては1063Pが分かれ道ですが、今日の終値はちょうど1063Pです。

日経平均・TOPIXは危うい均衡点に来ています。ここでわずかなマイナス材料の重しが乗れば、主な株価は小波動のピークを宣言します。

昨日、NEC・松下・ソニーについて「反転か」の水準を掲げましたが、早くもNECの終値は855円となり分岐点の866円を下回りました。まずは小波動のピークを出したはずで、小波動は下降相場に入る確率のほうが高くなりました。

松下の分岐点は1616円でしたが、今日の終値は1615円になって、わずか1円ながらこれを下回りました。松下の場合はデジタル家電の期待の星であるので、今日の1円割れをもって直ちにピークであるとはいいづらいが、決算発表で株価が上昇してもたいした上げ幅にはならない感じです。

ソニーは明日の引け後に決算発表があるとか。今日のところは分岐点4290円に対して終値は4330円ですが、発表されてから4290円を下回ればピークと判断してよい。


(04.1.28) TOPIX 1058P(-5) 日経 10852円(-75) 11.2億株 (1兆 667億円)


NYダウは10609ドル(-92)と反落。スダックも2116P(-37)と下落。シカゴ日経先物は10860円。為替は105.55円の円高へ。

日経平均は、@米国株安、A105円台の円高、B連日の外国証券の大幅な売り越し、の弱材料を受けて下落。

昨日第3四半期の決算を発表し、当初予想の2倍の利益を出したアドテストは材料出尽くしとなって8740円(-480)へ大幅下落するなどよい話はなし。


ただそれでも日経平均は大きく下落しなかったのは、ソニーや松下の決算が出るまではうかつに売れないということだったのでしょう。

そのソニーは引け後に決算を発表し、前年同期比の営業益は-20%減、通期の純利益は-52%減の550億円ということでした。今期の業績がよくないことは昨年5月に株価が2775円まで下落して、わかっていることでしたが、問題は業績がどの程度のピッチで回復するかでした。

通期の純利益550億円は前回の四半期決算では500億円と見込んでいたので、これに比べると10%の上方修正ということになりますが、それでも今期の1株利益は60円弱にしかならず、現在株価のPER70倍はどう見ても高い。来期の1株利益は97円なので、PERは44倍。今日の数字は株価にとっては不満ではなかろうか。まあ明日の市場が判断することだけれども。


日経平均・TOPIXとも「ピークか?」の分岐点を下回ったので、小波動のピークをつけたように思いますが、(ピーク=カラ売り)と短絡してはいけません。

モデル波動において、中勢波動が上昇中のときはもっぱら「買い」を考えるべきで、右図では C,E,G,Iのところです。カラ売りができるのは中勢波動が下降中のときで、図のJ,L,N,Bのところです。(G→Hが極端な上昇をしたならHで考えてもよいが)

今の日経平均・TOPIXの局面は上図に書き込みましたが、A→B→C→D?ときて、D?がDである確率が高くなったというところです。

この後はモデル波動のD→E(75日線)への調整があって、次はDを上抜いてE→Fの上昇が期待されるのですから、D→Eのわずかな下落幅を売りで取りたいならともかく、通常はDで利食いしておき、E近辺で買いを狙うというのがよいのです。


(04.1.29) TOPIX 1050P(-8) 日経 10779円(-73) 11.3億株 (1兆 939億円)


米国市場は金利引き上げが近くなったの観測で急落。NYダウは10468ドル(-141)と続落。スダックも2077P(-38)と続落。しかも下落幅は大きい。シカゴ日経先物は10665円。為替は106.10円。

米国の下落は立会い中に突然に起きました。NYダウは25日線を割り込み、ナスダックは25日線はまだ割り込んでいないが、今夜も続落となれば「主な株価」は小波動のピークを表示しそうです。

ただ金利引上げが近い将来にあるのではという予想がでたのであって、金利引上げが具体的なスケジュールに上がったわけではありません。昨日は意表をつかれて過剰に下落した感じもあります。今夜の動きが正しい判断と見たほうがよい。

東京市場は米国安を受け続落。しかし日経平均はシカゴ先物の10665円にあと1円の10666円まで下げた後は戻り歩調になり、結局は-73円安と案外に下げませんでした。

とはいっても日経平均の今日1日の値幅は120円ほどでしかないし、TOPIXは小さな「たくり足」の格好になりましたが、これは形だけのことです。TOPIXの値幅は8Pしかなくこれをもって下値が出たとは、とうてい判断できません。(15p幅とか20P幅があれば別だが)


日経平均・TOPIXともに主な株価は小波動のピークを表示し、今日より小波動は下降であることが決まりました。

定点観測8銘柄のうち7銘柄までがピークを表示し、残る鹿島も明日にはピークをつけそうなので、すべての銘柄が調整入りしたといってよいでしょう。

小波動が下降中にあるときは、いつ下げ止まるか、いつ反転するかを注視することになりますが、今回の下降は以下の点が特徴です。
  1. まだ下げ出して間がない。ピークから15日以上経過しているのは、住友鉱・トヨタ・NTTだけ。

  2. 下落幅が小さい。75日線まで下落したのは、新日鉄・住友鉱・野村・NTT(200日線)

  3. ピーク時にダンゴ状態になっている銘柄が多い。ダンゴはソニー・トヨタ・みずほF・野村・NTT。
下げが小さく、高値圏でダンゴ状態になっている銘柄が多いのが気になります。ダンゴになったということは、上昇期待が強かったので、利食い売りあるいは3月決算のための持ち合い解消の売りを、買い手が引き取ったということですが、いまは若干のマイナス勘定になっています。期待はずれになったわけです。

当然株価が戻ればダンゴ状態で買った向きは戻り売りを出すに違いありません。いまのところ下げ幅はまだ小さいので、ダンゴの水準まで戻ったとしても上昇幅はごく小さなものでしかありません。すぐに天井つかえになることは眼に見えています。

ということはこの程度の下げで買って→ダンゴ水準で売る、という動きは出ようがない。小波動が下げ止まり、反転するためには、ダンゴまでの戻りで利益がでるほどの下落が必要ではなかろうか。


(04.1.30) TOPIX 1047P(-2) 日経 10783円(+4) 10.0億株 (1兆 573億円)


NYダウは10510ドル(+41)と反発も、昨日の-141ドル安の1/3も戻せず、いまのところ反発力は弱い。スダックは2068P(-9)と3日連続安。シカゴ日経先物は10780円。為替は106.00円。

東京市場は、NYダウがともかく反発したもののナスダックは続落しているので、米国株安が止まったとは判断できず。したがって、まずはシカゴ日経平均の10780円を少し下回って寄り付き、その後は前日の終値を中心に上下(それも110円幅でしかない)して終わりました。方向性はでず。

昨日決算が発表された、NEC・富士通・東芝 は10-12月期の営業益は黒字となったものの、通期では富士通・東芝は赤字、NECは黒字だが上方修正はせずと期待には応えられず。今日はNEC821円(-16)・富士通692円(-12)・東芝446円(0)と下落。

27日によい決算を発表したアドテストは、28日に8740円(-480)と材料出尽くしで売られ、29日に8860円(+120)と小反発していましたが、今日は8800円(-60)と反落し、どうも主力株が決算発表後に上昇するのは難しい。

TOPIXのグラフは2日続けて小幅な動きになっていますが、ここから反発してもたいして大きな上昇になるとは思われません。この2日の動きはピーク1084Pからの調整(下落)の中間点ではなかろうか、まだ調整幅の半分の位置にいるのではなかろうか。と思っています。もし中間点であるならば、調整のメドは75日線を少し下回る1022Pあたりになるのではないか。


今週の東京市場が弱かったのは、第3四半期の決算発表にあたり見送り姿勢が強かったということもありますが、半分以上は外国人が売りを先行したためでしょう。

今週になって外国証券の寄り付き前のオーダーは売り越しに変わりました。月曜日から90万株→1145万株→1770万株→500万株→(金曜日はまだ不明)です。

来週から2月に入りますが、2月の第2週・3週までは持合い解消売り・代行返上売りが常に出てくるはずで、これに向かう買い手としては外国人・個人・投信しかないのですが、米国市場が調整に入れば外国人の買いには期待できません。

図でナスダックは昨日は下ヒゲ足を出し、下げ渋りの形になりましたが、同時に「主な株価」は小波動のピーク2153Pを表示し、小波動は下降波動になったことを示しました。

NYダウは昨日反発したものの一昨日の-141ドルに比べて+41ドルというのでは、戻りは弱い。今夜下落することになれば、NYダウにおいても小波動のピーク10705ドルが表示されることになります。


目次へ.. 過去の判断.. 前月分へ.. 次月分へ..

株式会社 東研ソフト