日経平均をどう見たか・判断したか (99年11月)

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(99.11.1) 17996 (+54) 4.8億株


先週末のNYは10729ドル(+107)と大幅続伸をし、ナスダックは+91Pの2966Pと史上最高値を出しました。ただ朝方の外国証券の注文は、売り2300万株・買い2800万株で+500万株の買い越しではありましたが、ボリュームは小さくなりました。

NTT3社と光通信など値の張る情報・ネット関連が買われ、株価の低い商社株も情報関連ということで伊藤忠・丸紅・三菱商事が買われました。NTTは今年最高値の166万円。一方TOPIXに影響のある金融が売られ、TOPIXはマイナスになりました。

商工ローンがマスコミに叩かれています。昔のサラ金の騒動を思い出します。このときはまだ武富士・プロミスなどは上場していませんでしたが、この業界が社会的に認知され、上場するまでには随分の業界の粛清がありました。日栄・商工ファンドはすでに上場企業であり、その社会的責任は厳しく問われます。銀行が融資を引き上げる動きがでているそうですから、貸し付ける資金から締め上げられることになるのでしょう。

日経平均は4%波動で陽転しました。9月27日の安値16821円(終値)から10月19日の安値17254円(終値)へと安値が切り上がっての陽転です。いまの段階では高値は7月19日の18532円→8月23日の18233円→10月7日の18136円と、高値はまだ切り下がっていますから、安心というわけではありませんが、グラフはよくなってきました。

今度の陽転によって、先の波動のピーク18136円を上抜く確率は62%になりました。安心というわけではないのは、18136円を上抜かずして反落(陰転)したときは、先の波動のボトム17254円を下抜く確率が80%あるからです。ただし高値18136円をひとたび上抜くなら、その後反落しても17254円を下抜く確率は29%へと激減します。

TOPIXは逆張りの売りマークがつきましたから目先はやや弱そうですが、日経平均が下げても75日線でとどまる程度の下げであれば、18136円を上抜き、最高値18532円を目指すことになりそうです。


(99.11.2) 17991 (-4) 5.2億株


マイクロソフト・インテル・SBC・ホームデポが入れ替わったNYダウでしたが、初日は10648ドル(-81)。ナスダックは+1Pの2967Pで連日の史上最高値を更新。朝方の外国証券の注文は、売り2150万株・買い2600万株で+450万株の買い越しですが、ここ5日は売り買いともに2000万株台で、積極的な売買をしていないようです。

東芝がFD装置の損害賠償の訴訟に1100億円で和解し、株価が急落したばかりですが、今日はコンパックやパッカードベルNECなども提訴されたとかで、NECは-106円安の急落となりました。

波動についてです。図のソニーは、高値がa→c→dと切り下げ、安値もb→d→eと切り下げました。波動の安値を3度更新していますから、「3段下げ」です。eはちょうど75日線の水準でしたが、ここから反発し、先の波動のピーク(d)を上抜きました。これによってソニーは上昇相場に入りました。

この後の上昇は、押しても25日線までは下げず、9日線を下限とするほどの力強さでした。9日線あるいは25日線まで押して、そこから急上昇するのは、株価のピークを出す局面です。モデル波動ではG点→H点に該当します。というわけで株価は図のfで当座のピークをつけました。

fからの波動は、高値はf→h→jと切り下がっていますが、安値はg→i→kと切り上がっています。「三角保合い」です。三角保合いを放れた方向につくのが常道です。図のBの位置で、先の波動の高値(j)を上抜いて、保合い放れしました。再び上昇相場になります。このときkは25日線(9日線も接近)の水準であり、ここからの急上昇は当座のピークとなるのではないか、と警戒が必要です。

さてピークlから高値はl→nと切り下げ、安値もm→oと切り下げています。現在は下げ相場の局面です。oから反発しpまで戻っていますが、nを上抜かない限り、上昇相場になったとは言えません。(大きな眼ではソニーはもちろん上昇相場であることは言うまでもありませんが、ここでは1〜3か月の小勢の波動について述べています。)


(99.11.4) 18348 (+356) 7.0億株


文化の日で日本が休場の間に、NYは上げて・下げたものの、ナスダックは史上最高値を更新し続けて、とうとう3028Pに達しました。このため朝方の外国証券の注文は、売り4350万株・買い4950万株と膨らんで+950万株の買い越し。

ナスダックの強調ぶりを見て、朝方から情報・通信・ネット・ソフト関連株に買い物が集まりました。 NTT・ドコモ・NTTデータ、日テレ・光通信・ソフトバンクはこれまでと同じ顔ぶれですが、今日は日立情報・住友情報・CSK・富士ソフト・アサツーなどソフト関連株が軒並み10%以上の値上がりとなりました。

加えて、NECがパッカードベルを清算と朝刊で報じられていたため、NECは前日の下げを帳消しにして+166円高となり、これが日立・東芝などのハイテク株を引き上げました。前日に続いて値上がり銘柄数は620銘柄と値下がり銘柄587を上回り、出来高も7億株と急増しました。

日経平均は直前の波動のザラバ高値18228円を終値でも上抜き、上昇波動入りが確定しました。今年のザラバ高値は7月16日の18623円、終値ベースの高値は7月19日の18532円ですが、ザラバ高値をはさむ前後5日の出来高は、5.3億→6.8億→7.6億→7.6億→9.4億(ザラバ高値)→6.1億(終値高値)→6.5億→5.4億(急落)→5.4億→3.9億でした。新高値に踊り出るためには、7億・8億が2〜3回でなければなりませんが、明日の週末を買いきって終われるかどうか。


(99.11.5) 18354 (+6) 6.2億株


NYは10639(+30)。ナスダックは5日連続の史上最高値を更新し、3055P(+27)。外国証券の注文は、売り3750万株・買い4500万株の+750万株の買い越し。

昨日に引き続いてナスダックが情報・通信・ネット・ソフト関連を引き上げる流れが続いています。NTTは1700千円と戻り高値を更新し、ソフトバンクも買い物を集めて史上最高値。ソニーも外国証券の買いが入ってザラバでは新高値。

ただし値上がり銘柄は419銘柄と少なく、値下がりは814銘柄。片肺飛行でしたが、残っているエンジンが強力で、値が張る銘柄が上昇したことによって、日経平均・TOPIXともわずかにプラスで引けました。

週足の日経平均を見ると、18000円をはさんでの保合いが、今回を含めて3度あります。今回の棚は前2回のものより保合い期間が長く、18000円は十分に馴染んだ水準になっています。それだけにこの棚からの放れをしたときは1度目の棚の後のように大きな上昇を見せるのではないか。1回目のその後の高値が21156円、2回目が20910円ですから、21000円が放れた後の目標値になります。

この棚のザラバ高値は18623円ですが、ここから2段下げをし、底値を切り上げてきたのですから、棚からの上放れはまず間違いがないと思いますが、それを確かなものにするには、7億.8億の出来高が欲しいところです。今日は週末とあって全般は手仕舞い売りとなって出来高は伸びませんでした。また日経平均・TOPIXともに逆張りの売りマークがでているので、来週早々は出来高の増加は難しいようですが、来週後半にはなんとか新値になるのではないかと期待しています。


(99.11.8) 18240 (-113) 5.9億株


NYは10703(+64)。ナスダックは6日連続の史上最高値を更新し、3102P(+46)。マイクロソフトが独禁法違反に問われた裁判で、「独占」の事実認定がされ、一審での敗訴が事実上確定した。と報道されました。敗訴後初めて立会いがあるのは東京市場でしたが、さすがに外国証券の注文は、売り3900万株・買い3300万株で、-600万株の売り越しで始まりました。

しかしNY円相場が106円台の円安になったことや、ナスダックの連続最高値更新、NTTの値決めなどに眼が向いて高く始まりました。その後GLOBEXのSP500が下げたことから、今夜のNYがマイクロソフトの材料をどう受け止めるかが気になってジリ安となりました。NYに下駄を預けた格好です。

マイクロソフトについてはOS(windows)とブラウザ(IE)を分離するのが有力な案だそうですが、もともとマイクロソフトはネット部門ではたいしたシェアをもっていませんから、ネット関連銘柄への波及は大きくはないようです。この辺を見切ったのか、東京市場ではソフトバンク・ソニーは史上最高値をつけました。しかしTBS・日テレもザラバでは新高値となったものの上ヒゲの陰線となって当面の高値を出したような感じになりました。

NTTは新高値を更新し、95.2万株の第5次放出価格は166.6万に決まりました。これによって東証の時価総額は1.6兆円の増加になります。TOPIXに連動する投信はそのぶんだけNTTを購入するはずの観測もありますが、すでにこの上昇過程で手当てはしているでしょう。

今日は大きく下げた銘柄が目立ちました。三菱重が-36円安の359円と年初来の新安値となり、JTはなんと-188千円安の912千円です。これは昨年10月以来の水準。日産ディは-22円で95円。これら銘柄の下げは6月7月に買った信用の見切り売りが大きな原因になっています。多くの低位株・内需株は8月以降はほとんど買われていませんから、11月から12月には信用の整理がつくはずです。いまは通信情報株に眼がいっていますが、いつまでも低位株の買い目がないわけではありません。


(99.11.9) 18292 (+51) 6.3億株


マイクロソフトの下げは-2%ほどに終わり、NYは10718(+14)。ナスダックは7日連続の史上最高値を更新して3143P(+41)となりました。ところが外国証券の朝方の注文は、売り4700万株・買い3050万株で、-1650万株の売り越しとなりました。4000万株台の売りというのは最近では記憶になく、調べてみると9月24日に4900万株の売り以来です。

9月24日というのは、急激な円高を嫌気して日経平均が607円安となった9月22日の翌日(23日は祝日)です。この日も454円安し、ザラバで16652円をつけ波動のボトムとなったのでした。こういう日に匹敵する売り注文がでてきたということは、やや不気味ですが、外国のファンドは12月決算ですから、利食いと銘柄の整理をし始めたのでしょうか。年末は外国人の買いにはあまり期待できません。

ソニーは上場来高値を更新しています。波動からは直前の波動のピーク16970円を上回ったときから、上昇相場入りとしますから、一昨日の17050円をもってソニーは上昇相場に転換したことになります。 しかしこの目先波動のボトムが15130円であったことを思うと、17050円で転換を確認するのはいかにも遅すぎると思われる方が多いでしょう。

もう少し早く転換を見極められないか。このためには日経平均でよくいっている「重要ポイント」を使えばよいのです。重要ポイントとは下げ波動の中での特徴的(最も弱気になった)な日であり、具体的には最も大きな大陰線あるいは窓あけの陰線です。上げ波動では最も強気になった日であり、具体的には最も大きな大陽線あるいは窓あけの陽線線です。

上昇に転換したのではないか、と思えるのは、株価が上昇して、下げ波動の中の重要ポイントを上回ったときで、図では(b)が重要ポイントです。bは陰線→大窓→陰線となっており、ここが非常な弱気になった個所です。bの水準(この日の高値)は16790円ですから、株価が16790円を上回った時点で上昇転換らしいことがわかります。この例では直前の波動のピーク16970円と重要ポイントの16790円ではあまり差がありませんが、重要ポイントがもっと下にあったときは有効な判断基準になります。

なお図の紺色の○のように、10月末までソニーは陰線を連続させながら上昇していましたが、陰線での上昇は多くは腰折れしがちで、強気になれません。図の緑色の○は腰折れの例です。(今は上昇相場になりましたが、重要ポイントあるいは波動の高値を抜くまでは、ソニーは下落を警戒するところでした。)

「お知らせ」でも掲示しましたが、《ウェーブ3》に「大証取引所日報」からダウンロードしたオプションデータを変換する機能を追加し、Ver3.4としました。大阪有線がこの11月で株価放送を止め、シーネットも来年1月にはオプションデータの配信を廃止する意向ですので、オプションデータの取得手段を確保するために、《ウェーブ3》のバージョンアップを最優先しました。今日で終わりホッとしています。


(99.11.10) 18567 (+275) 7.0億株


NYは10617(-101)。ナスダックはようやく調整となり3124P(-19)。外国証券の朝方の注文は、売り3420万株・買い3710万株で、+290万株の買い越し。

朝方はNY安と円が104円台に入ったことを気にして安く推移していましたが、後場に入って外国証券からソニー・NTTデータへの大量買いが入ったとかで、日経平均は急伸となりました。7月19日の終値18532円を上回り、ザラバ高値も7月16日の18623円にあと1円と迫り、18000円をはさんだ棚から放れの動きになりました。

ただ相変わらず物色される銘柄は偏っており、値上がり銘柄数は461銘柄、値下がり銘柄は767銘柄と片肺飛行です。低位・大型・持ち合い株を売却して、情報・通信・ネット株を買うという動きですが、売られている株も相当いいところまで下げていますから、これら銘柄にも次第に眼が向くものと思います。定点観測の7銘柄においても、ビクターは転換間近、鹿島・住友鉱は下値確認の動きになってきました。

昨日の重要ポイントの続きです。重要ポイントは、下げ波動中の大陰線、上げ波動中の大陽線ですが、大陰線(大陽線)とはだいたい株価の6%以上の幅があるものとしましょう。

株価が500円で、その日の高値が530円・安値が496円のとき、この日の値幅は34円ですから500円の6%以上の値幅があるので大陰線(大陽線)とします。

ただ前日から当日にかけて大きな窓をあけたとき、前日比では大きく変化しているのに、当日の値幅だけを見ると値幅は小さいときがあります。そこで窓をあけたときは、前日と当日の値幅を見て、6%以上の値幅であれば2日を合わせて重要ポイントとしましょう。

図ではa,bが窓あけの重要ポイントです。cは1日の値幅が6%以上あるのでやはり重要ポイントです。dは翌日窓をあけて陽線を連続しています。これも重要ポイントです。

図をみると、当初はAの波動の高値を上抜くかが問題でしたが、その後a,bの重要ポイントがでたので、まずa、その後bを上抜くかが焦点になりました。その後Bの波動の高値が問題になり、Cの波動の高値が問題になりと、転換確認の水準は下がっていきました。cの大陰線を上回った9月末(1310線円)に、Cの波動の高値を上抜く可能性が高くなり、10月12日の陽線(140千円)で上昇相場が確認できたわけです。

いまは上昇相場ですから、dの重要ポイント(160千円)を下回れば下降相場の可能性が高くなるので、この水準を切れば売却しておくというところです。(もっとも波動のボトムは1350千円ですから、下降相場の確認をするためにはかなり下落せねばなりません。)


(99.11.11) 18327 (-240) 8.3億株


NYは10597(-19)。ナスダックは再び最高値の3155P(+30)。外国証券の朝方の注文は、売り5200万株・買い3750万株で、-1450万株の売り越し。外国人は年末決算を控えて、内需・大型・素材株を見切り売りして情報・通信・ネット株を買うという動きがいよいよはっきりしてきました。国内もこれに追随して、今日の出来高8.3億株で値下がり銘柄数が1073というのがその現れです。

日経平均が前場にザラバ高値18659円をつけて、7月高値18623円を完全に上回りました。あとは終値で18623円をつければ完璧な上昇相場入りとなります。上昇相場に移ったときの目安ですが、3か月以上にわたる18000円を挟んだ棚(保合い)の幅はザラバでは、18623円→16652円の1971円幅。終値ベースでは18532円→16821円の1711円です。このゾーン分だけが上方へシフトするなら、ザラバベースでは18623円+1971円=20594円であり、終値ベースでは18532+1711=20243円となって、いずれにせよ20000円台が次の中勢波動の目標となります。

NTTは第5次放出の払込みが終わり1.6兆円分の株式が市場に出てきます。NTT株を保有せねばならない投資家は、否応なく買い注文を入れ、今日の出来高は76661株となりました。50円額面に換算すれば7600万株ですから、出来高2位の丸紅3300万株の2倍以上です。一気に買いが出たため株価は160千円高の1850千円まで舞い上がり、1780千円で引けました。

デンドラ(10%波動)で上値のめどをみると、今波動の中位線は1644千円、1/4位線は1920千円になっています。この上限線がわかったのは10%波動が陽転した10月12日(1400千円)でしたが、その後の情報・通信株人気から、めどは中位線(並の動きのとき)ではなく1/4位線(人気の動きのとき)の1920千円であることがはっきりしてきます。

NTTはここ2年間は1/4位の上限線を上回ったことはありません。(これは株数が多すぎて需給相場にならないためです。)今日は1850千円と上限線に迫りました。今日は否が応でも買わねばならない注文が出ました。あとどれほど買い株数が必要なのかはわかりませんが、1920千円はなかなか到達はできないのではないか。ついでにいえば、今日の大陽線は上昇波動中の重要ポイントになりました。今日の安値1700千円を下回れば利食い急ぎになるはずです。


(99.11.12) 18258 (-68) 7.5億株


NYは10595(-2)。ナスダックは2日続けて最高値の3197P(+41)。外国証券の朝方の注文は、売り4000万株・買い3900万株で、-100万株の売り越し。

一極集中もきわまって、値上がり銘柄数が371に対して、値下がりが860銘柄です。年初来の新高値銘柄は30銘柄に対して、新安値銘柄は235銘柄。日経平均こそ-68円でしたが、TOPIXは+9ポイントと一握りの30銘柄が235銘柄の下げを帳消しにしています。

イトーヨーカ堂がソフトバンク・オリックス・東京海上と共同で、日債銀の買収に名乗りをあげた会と報道されると、この4社に買い物が集まり、ヨーカ堂は9000円(+1000)、ソフトバンクは61000円(+3600)、オリックスは16200円(+750)となりました。これらに比較して株価が低い東京海上はザラバでは+25円高があったものの一時-58円安まで下げ、結局-25円安の1343円となったのは、今の相場を象徴していました。

明らかに投信の運用競争・ディーリングによる異常な価格ですが、パフォーマンスがよいのだから仕方がありません。通信・情報・ネットにあらざれば株にあらずの様子ですが、この逆になるのも近いのでは。NTTが昨日いった重要ポイントを下回れば、逆転の開始と見てよいでしょう。


(99.11.15) 18198 (-60) 6.8億株


NYは10769(+174)と切り返し、ナスダックは3日続けて最高値の3221P(+23)。ただし外国証券の朝方の注文は、売り3650万株・買い3350万株で、-300万株の売り越し。

値上がり銘柄数は290、値下がりは970銘柄といよいよ1極集中買いもきわまってきました。とはいいながらソニー・ソフトバンク。NTT3社は相変わらずの買われようです。このまま多くの銘柄が売られつつもこれら銘柄が下支えして、日経平均やTOPIXは上がらないまでも下がらないのでは、と思うのは大きな間違いではないかと思います。このような状況で株価が上がるはずがありません。いま買われている株は2〜3か月は立ち直れないような、大きな調整がやってくるのではないか。これは勘でしかありませんが、いまの状況は奇妙に過ぎます。

富士銀は、先の波動のボトムの1280円を割り込みました。これによって6月の700円台から10月の1493円へ約2倍化した上昇波動は終わりました。

7月に飛び放れたときの重要ポイントは、図のa(1043円)でしたが、これは割り込むことなく1493円へ上昇しました。ここから大陰線→窓あけ陰線を出して、bが重要ポイントになりました。bはなかなかキツイポイントで、その後ジリジリ戻したもののついに上抜けず、cで大陰線を出して第二の重要ポイント(1440円)になりました。

この3〜4日は、1440円を上抜けるかどうかがみどころでしたが、その力はなく、先の波動のボトム1280円を下回って下げ波動が確定しました。

目先は75日線の1196円が下げ止まりの目安ですが、ここでは下げ止まらず、スタートしたときのaの水準あたりまで下げる可能性が強いように思います。 金融株が崩れれば、情報・通信・ネットだけが超然としているわけにはいかないのではないか。


(99.11.16) 18155 (-42) 6.4億株


NYは10760(-8)、ナスダックは3219P(-1)とともに調整。外国証券の朝方の注文は、売り4250万株・買い3000万株で、-1250万株の売り越しと再び売り越しのボリュームが拡大してきたのは不気味です。

ようやく一極集中に反省気分がでて、今日は通信・情報・ネットは安く、ソフトバンクはストップ安。

NTTもデンドラの上限線1920千円をわずかに上回った後は安くなり、1840千円(-40千円)。逆に低位で売られてきた銘柄は反動高となりました。

ただし値上がり率上位銘柄を見ると、日東粉(230)・シントム(68)・昭光通(170)・農産工(211)・第一家(85)と雑株ばかりであり、これでは通信・情報・ネットの代わりにはなりません。

定点観測している7銘柄においても鹿島建・住友鉱・ビクターあたりが陽線となり、底値探りの段階に来たようですが、まだ底打ちとは確認できません。

5〜6月にピークをつけた銘柄は信用残の期日がきていますから、今が最も売られる時期ですが、今月中にはすっきりし、動きやすくなります。今日の市場はそういうことも思って、売られてきた低位株が久々に注目されたというところです。


NT倍率は11.4倍まで落ちた後、少し戻り始めました。TOPIXの頭づかえ、日経平均の強調が始まりそうです。


(99.11.17) 18274 (+119) 7.3億株


米国公定歩合は0.25%引き上げられ、年内の金利上げはないと判断したNY市場は10932(+171)、ナスダックも3293P(+73)とともに大幅高となりました。これを受けて外国証券の朝方の注文は、売り3150万株・買い4100万株と+950万株の買い越し。

ナスダックの大幅高を見て、昨日売られた通信・情報・ネット株は買い先行で始まり、寄り付き直後の日経平均は+354円高の18509円へ切り返しましたが、次第に値を消していき、NTTは1750千円(-90千円)、DDIは1140(-130)、ソフトバンクは58000円(-2400円)、朝方は史上最高値を更新したソニーも結局は18730円(-70円)と安くなりました。ソニーは新高値での大陰線となって、天井打ちが濃厚になり、ソフトバンクも窓あけ陰線の後の大陰線となって、やはり天井を打ったようです。

一方売られに売られてきた低位・大型・内需・素材株でしたが、昨日から「いくらなんでも売られ過ぎ」の気運がでてきていましたが、今朝の日経新聞で「東証が不動産投信市場を来年1月にも創設」と報じられ、ここから三井不(750円)・地所(1006円)・東京建物(231円)・住友不(386円)がストップ高。建設株では鹿島建(380円)・戸田建(478円)がS高。

店頭株のS高は珍しくも無くなっていますが、東証1部では久々にストップ高銘柄が続出しました。上記以外には、加ト吉(2105円)、三井化(857円)、コニカ(400円)、フマキラ(400円)、駒井鉄(440円)、 トムソン(726円)、ダイハツ(531円)、ヤマハ発(896円)、バンダイ(3760円)、鈴丹(217円)、三越(470円)、スルガ銀(1850円)など。多くは買い戻しによるもので、これが直ちに上昇相場に結びつくとことはないようですが、投げものが相次いだ結果、値は軽くなりました。


(99.11.18) 18532 (+257) 7.6億株


NY10883(-49)、ナスダックも3269P(-26)と小反落。しかし外国証券の朝方の注文は、売り3350万株・買い6000万株と買い注文が急増し、+2650万株の買い越し。 昨日ストップ高比例配分となった三井不・地所は出来高を集めて続伸し、新日鉄・住金・NKKの大型鉄鋼も上昇。ここ2日売られてた情報・通信・ネット株も買われて高くなるものが多く、結果として値上がり銘柄数は932銘柄(値下がりは336)と明るい市場になりました。

TOPIXは終値で1622ポイントとなりました。これは96年6月に1725Pのバブル崩壊以来の戻り高値をつけた後の3年ぶりの1600ポイント乗せです。日経平均はザラバでは高値18686円と高値を更新しましたが、終値では35円不足。しかしこの出来高と値上がり銘柄数からして、高値更新は疑いの余地はありません。

鹿島建は過日、モデル波動の説明の例として取り上げました(99年10月27日を参照)。そこでは図のようにKの安値378円を下抜いたときからM点ないし大底A点を探りに行く過程であると述べていましたが、昨日のストップ高によって、A点は確定したようです。

安値296円はA点となり、昨日の長大陽線は上昇波動中の重要ポイントになります。75日線近辺まで上伸した今は、当然に戻り売りに押されて反落しますが、この80円幅の陽線は大きく、これを下回る可能性は非常に小さいといえます。

となると今日の高値398円がB点となり、この後の反落によってC点をつけに行くと予定できます。Aで買うことはリスクが大きいのですが、C点での買いはAに比べてはるかに小さなリスクです。


(99.11.19) 18570 (+38) 7.6億株



NYは急伸しまさかの11035(+152)、ナスダックも最高値を軽くクリアする3347P(+77)。外国証券の朝方の注文は、売り3250万株・買い5200万株と、昨日に引き続いて厚い買い注文となって、+1950万株の買い越し。

ナスダックが上がれば、日本の通信・情報・ネット株も上がります。前場の日経平均ザラバ高値は18837円と19000円目前につっかけました。ただいくら米国が上がろうと、通信・情報・ネット株はこれまでの上げに対して2日や3日で調整がつくとも思われず、米国につれ高した感じです。

突っ込みから急反発した不動産・鉄鋼・建設・素材はおおむね戻り売りに押され安くなりました。結果はTOPIXが大いに上昇し、日経平均は前日比+38となりましたが、新潟鉄が上昇率47.6%の出来高1位となるなど、低位株の中から新しいものを見つけようとする動きは消えていません。


日経新聞の「大機小機」でペンネーム(富民)さんが「第五の長波が始まる」として、「昨年からエネルギー、工業用原料、穀物、家畜、貴金属の順で大底を入れて反騰に転じた。金利の動きもほぼ同様である。…価格体系のこの動きはデフレの大波が去って、景気の新しい長波が始まりつつある」のではないか。と述べておられました。

どれどれと、掲示したのはNY原油の価格です。 このデータはタイセイ・コモディティのHPからダウンロードしたものを《コモディティ》で変換したものです。タイセイHPには過去10年分のデータが用意されており、誰でも無料でデータのダウンロードができます。

原油価格はこの1年で2倍になり、その上昇トレンドはゆるぎがありません。これまでデフレで人気が出なかった資源株ですが、来年はその反転を考えにいれておかねばなりません。


(99.11.22) 18822 (+251) 5.8億株


NYは11003(-31)と小反落したもののナスダックは最高値の3369P(+22)。外国証券の朝方の注文は、売り3200万株・買い3200万株で、売り買いは拮抗。 明日は休み、NYも25日は休みとなりますが、買い気は強く、日経平均・TOPIXともに高値を更新しました。特に10日連続して東証1部の売買代金が1兆円を超えましたが、これはバブル絶頂期の89年12月以来のことだそうです。

情報・通信・ネットへ再び回帰してきました。ソフトバンク・光通信・ドコモは上場来最高値を更新。ただこれだけで終わらなかったのがこれまでと違うところです。日立とNECのDRAM部門の包括提携の報道で、日立は1441円(+123)、NECも2385円(+70)。先日、日立と家電部門で提携したシャープも2390円(+305)。冷機部門を集中し、空調部門についてダイキンと提携すると報じられた松下は2650円(+75)、ダイキンは1235円(+60)と、提携話がでたところが出来高を伴って上昇しました。

投信が集金力を強めています。特に2000年・2001年には郵貯の定額預金が満期になって、これらの一部が投信に流れるであろう→投信が組み入れそうな銘柄を先回りして買っておこう、というのが情報・通信・ネット株の人気が持続しているゆえんですが、理想買い→現実との乖離の反省→新たな期待(あるいは期待はずれ)の繰り返しが相場のうねりを作ります。

いまは理想買いの段階にありますが、理想買いの時期が最も華々しく株価が上昇します。この買いは当然に現実との格差を拡大し、いずれは反省売りになるのですが、いまは情報・通信・ネット株さえ買っておけば、この後に続々と設定される投信が、高値で引き取ってくれる。という気楽なムードになっています。パフォーマンスが重視されてきた現在では、右みて左みて、他社と同じ銘柄を設定しておけば安心という投信は脱落することははっきりしているだけに、投信がいつまでも言い値で設定するかどうか。


(99.11.24) 18896 (+74) 7.3億株


NYは10995(-93)と小反落。ナスダックも3342P(-49)。外国証券の朝方の注文は、売り4250万株・買い5050万株で、800万株の買い越し。

寄り付きはNYを反映して安く始まり、一時は-158円安。しかしソフトバンクが続伸するなど通信・情報・ネットに押し目買いがはいり、すぐに切り返して前場は+150円。後場はザラバで19036円と19000円台に乗せたところから下げて、+74円高で終わりました。

再びの2極化現象となり、値上がり銘柄は391銘柄に対して値下がりは859銘柄です。日経平均は21000円を目指して上昇することには異存はありませんが、中身が通信・情報・ネット一本槍というのがずっと不満です。ただここへ来て日立・松下・NEC・今日は下げたもののシャープなどハイテク株が出来高を伴って買われているのは、物色が広がり始めたようでよいことです。

明日は実質月内最終売買日、今月中に7本の投信が設定されるとか、いよいよ投信設定銘柄の先取りが激しくなってきましたが、逆張り用の条件表「日経平均用'96」は、TOPIXについて売りマークをつけました。日経平均も明日ザラバ高値を更新するようだと売りマークがつきます。目先の過熱水準に来ました。

日テレ・光通信・ベル24につづいてソフトバンクが65000円を超えてきました。カナルでは、株価の数値は65000以上のものは記憶できません。「マスターネットから変換」では、65000を超える数値になると、自動的に1桁落として変換します。ソフトバンクが桁落ちしているのは、その日に65000を超えたためです。

これを65000円以上の株価に修正しようとしてもできません。これについて何件かのメールを頂戴しています。HPの「お知らせにも掲げてありますが、1度65000を超えた銘柄は、以下のことをして下さい。
  1. ソフトバンクを選択し、「データ」→「株価データ」→「データ修正」で、65000円を超えていない株価を1桁落2として下さい。(例えば63000円→6300円へ。図の赤色枠の991119〜991116を修正する。)
    ある日を境にして、4桁と5桁の株価に分かれたら、それ以上過去の株価をいちいち桁落としする必要はありません。最後の5桁の株価の日付を覚えておいて、データ修正を終了して下さい。(図の991112以前のデータは修正しなくてよい。)

  2. ソフトバンクを選択し、「データ」→「単位変更」で、開始年月日に0を、終了年月日に991112(99年11月12日。これ以前のデータを4桁に落とす。図で紺色枠の部分)を入力し、倍率を0.1倍として下さい。「OK」ボタンで一気に991112までの株価が1桁落とされます。

  3. マスターネットから変換の画面の「単位」ボタンで、DTKB10、WTKB10を指定し、ソフトバンクの変換単位を「株価を0.1倍」に設定する.
この作業によって、ソフトバンクはいつでも(65000以下であっても)1桁落として変換されます。


(99.11.25) 18721 (-174) 6.6億株


NYは11008(+12)。ナスダックは3420P(+77)と高値更新。外国証券の朝方の注文は、売り3700万株・買い3550万株で、-150万株の売り越し。NYは今夜は休み。

流れは変わらず。ナスダックの写真相場です。しかし朝高く寄り付いたソフトバンク・光通信・ドコモ・NTTデータは史上最高値を更新した後、安くなり、陰線で終わりました。最高値を取っての陰線はよくありません。

NTTも連結決算が発表され、連結経常益が22%増であったことから出来高を集めて買われました。しかし先の高値1930千円をひときざみ上抜くザラバ高値1940千円をつけた後は、やはり安くなって陰線で終わりました。これも最高値での陰線となって、情報・通信・ネット株はここで一服の様子です。

いまの1極集中買いは、「インターネット」がテーマなのですが、インターネットのハード的なインフラとしてNTT・NTTドコモが、ソフト的なインフラとしてソフトバンク・光通信が、そのコンテンツ(内容)として日テレ・TBSが買われて来ているわけです。

そのコンテンツ部門をリードした日テレですが、図のように調整をしています。今日はS安となり、目先の値幅取りの買い物がドッと投げた様子です。図の○は「最高値を取りながら陰線になった日」です。株価が派手に上昇するほど、当然のことながら、その後に出現した陰線は大きくなります。

11月8日の上ヒゲの大陰線は15000円幅あります。これは当然に重要ポイントですが、その後11月17日にも高寄りして陰線になっており、この日も2番目の重要ポイントです。この2つの重要ポイントを上抜いていくことは容易ではありません。インターネット関連もコンテンツ部門から調整へ。


(99.11.26) 18914 (+192) 5.9億株


NYは休場。外国証券の朝方の注文は、売り4000万株・買い4100万株で、+100万株の買い越し。 昨日の下げを押し目買いのチャンスと見た投資家が多かったのでしょう。寄り付きから通信・情報・ネット株が買われました。しかしこの押し目買いは積極的に買いあがるほどの力を持たず、次第に売り物の押されて前引けはマイナス。後場は再び押し目買いが入り切り返して、日経平均は+192円高。 終値ベースでは新高値です。

イトーヨーカ堂が決済専門銀行へ進出、と報道されました。グループ9300店にATMを設置するそうで、都銀の300店舗と比べれば、端末は30倍あります。ヨーカ堂は10120円(+1000)、セブンイレブンは15850円(+2000)。同業のFマートも7030円(+300)。

NTT・NTTドコモ・ソフトバンク・光通信は、押し目が入って切り返したとはいうものの、昨日のザラバ高値を上抜くことはできませんでした。日テレ・TBSは続落です。

このことに関係しているのですが、図はTOPIXのここ3日の足です。abcが振ってありますが、この3日間の足を「両抱き」といいます。高値圏ででれば天井、安値圏ででれば底とされるものです。「両抱き」は真ん中bの値幅がa,cの値幅より大きい(bの高値が最も高く、bの安値が最も安い)もので、陽線・陰線は問いません。

いまのTOPIXは目先的には高値圏ですが、中勢の上昇波動が始まったばかりですから天井ということにはなりませんが、目先の調整はあるものと思います。「両抱き」が何を意味しているかですが、
  1. aまでは毎日高値を更新して上昇した。
  2. aの引けを見て、bで高寄りしたのは、これまでと同じくbの日も上昇すると思った向きが多かったということです。ところがここから売り物勝ちになって下落したのは、当面の買い物は無くなったことを表します。
  3. bの陰線を見て、aでは買いそびれていた向きが押し目買いを入れたために小反発してcとなるのですが、その買いはbを上抜くほどの力を持たず、結果としてbにはらまれる(抱かれる)足になりました。
「両抱き」で高値を出したと早めに判断してもいいし、慎重であるならcから下落してbの安値を下抜いてから高値を出したと判断してもよいのです。これと同じことが、上記のインターネット関連株に起きているのではないかと思っています。


(99.11.29) 18850 (-64) 5.6億株


NYは10988(-19)。ナスダックは3447P(+27)と高値更新。先週末のNY円相場は101円台に突入しましたが、日曜日のテレビで榊原前大蔵財務官が日銀の介入があるだろうといった通りに、日銀の円売り介入があって、東京市場は103.19円で取引を終えました。

前場は安かったものの円が103円を回復したことや明日の投信の設定を期待して値嵩株に押し目買いが入り、日経平均は-64円の小幅安。TOPIXは新高値の1686円で引けました。TOPIXは先週末に「両抱き」の足型になっていましたが、今日は陽線となりました。先のザラバ高値1690円を上抜けば「両抱き」による目先天井打ちの懸念は無くなります。

日経平均は小安かったものの、今日の上昇率上位には低位株がずらりとそろいました。厚木ナ(190円)、クロサキ(230円)、福助(225円)がトップスリーで、冶金工(94)円、市光工(252円)、日立線(598)、東邦鉛(266)がベスト10。日立機・学研・グンゼ・志村化・ダイエーなどが続きます。癖がある銘柄が多いのですが、まずこれらが先導して低位株への見直し買いを呼べれば、1極集中から抜け出せます。

あっぷる出版から明知文男著「100万円で月10万円儲ける・DD投資法」を頂戴しました。5月に発行された「素人でも100万円が1億円・3点チャージ投資法」の続編です。(99年5月10日・5月13日参照)

正編は「3点チャージ」の解説がテーマのようでしたが、続編はこの実践例を掲げ、またネット取引について言及するなど、「3点チャージ」を武器にしてどのように投資していくのか、よりトータルな内容になっています。(カナルについても詳しく紹介いただいています。)

なおモデル波動で鹿島建をしばしば取り上げましたが、「3点チャージ」は図のような位置で買い・売りのマークを出していました。

今年はいろいろな刊行物で《カナル》を紹介してもらいました。そこで紹介された本を各20冊ずつ用意して、ユーザーへ12月10日ころにプレゼントする予定でいます。(メールで応募、抽選して発送になると思います。)


(99.11.30) 18558 (-292) 6.7億株


NYは10947(-40)。ナスダックは3421P(-26)。外国証券の朝方の注文は、売り3000万株・買い3100万株で、+100万株の買い越し。日銀は連日の円売り介入をしたものの一時は101円台になるなど、介入効果があがりません。ハイテク・国際優良株は軟化。円相場とは無縁の情報・通信・ネット株ですが、投信の設定は思ったほどではなかったようで、利食い売りに押されました。

NTT3社・ソフトバンク・光通信は大幅マイナスですが、グラフはまだ悪化したというほどの段階ではありません。悪化したのは銀行株です。統合3社は先の波動の安値を下回ってきました。東京三菱は1500円の高値保合いの下値を下抜いていましました。

時価総額の大きい銘柄が下げたためTOPIXは-44Pの下げとなり、「両抱き」の真ん中の高値1690Pを上回るどころか、安値1645Pを下抜いてしまいました。昨日の陽線は無理な上げであったことになります。「両抱き」が当面のピークであったことが確認されました。


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