2063《デンドラ》波動事典
 [2063] HPで解説したデンドラの見方(2015年)

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2015年1月〜12月に記述した日(●印)





(2015. 9.24) TOPIX 1426P(-35)  日経平均 17571円(-498) 23.7億株 (2兆7465億円)


日本が5連休の間の海外はおおむね安かった。昨夜のCME日経先物は17575円と大証比-425円安で終っていたことから、日経平均は-266円安で寄り付き、-498円安の安値引けで終る。

マークイット調査の9月の中国PMIは47.0%と2009年3月以来の低水準だった。2009年3月とはリーマンショック後で世界の景気が最も悪かったどん底の時期です。今の中国経済がこの時期と同じであるとは、穏やかではありません。

そこへフォルクス・ワーゲンの排ガス不正が発覚。検査するときと走行するときの排ガス量をソフトでコントロールしていたというから悪質な犯罪です。

そのお陰で日本の自動車部品メーカーの株が売られる。VWは1年や2年では信頼回復ができるとは思えないので、日本のメーカーにとってはプラスだとしてもよいのに、マイナスのことばかりを考えて買い手があらわれず。中国株暴落→米国の金利利上げの迷走→独国VWの企業の存立にもかわる事件と、次から次へと悪材料がでてきます。

日経平均はこれだけ下げたのだから、もっと出来高が増えてもよかったが、23.7億株、2兆7000億円とたいして増えず。セリングクライマックスとはいえません。まだ日経平均の復活を信じている勢力は多い。多くがぶん投げれば底値がでるのだが、まだぶん投げるには至っていません。

今日の下げによって9月9日に出した約1000円幅の超大陽線(始値17758円・終値18770円)を下回ったので、9月9日の買い戻しによる大反発は間違いであったことが明らかになりました。9月9日の大反発があっても25日線まで戻ることができなかったのだから、日経平均の反発力は小さいことが周知のこととなりました。少しチャートに馴染んだ人ならば、25日で売り、200日線で売り、75日線で売るというのは「戻り売り」の常道であることは自明のことです。


海外市場しだいでは9月8日のザラバ安値17415円を下回る水準に近づいてきましたが、おそらく今日の東証1部のPERは15.0倍を割り込んだはずです。ここからは売られすぎの水準に入ります。

《デンドラ24》による下値のメドは、@17644円、AB17268円、C16330円です。いつもいうように多くの場合は下から2番目と3番目で下げ止ることが多い。今回は17268円です。

もしこれを下回れば16330円まで約1000円の下げの可能性がありますが、そこはPERが14.0倍を下回る水準なので、ほとんど岩盤の底値であると思います。


(2015.11.11) TOPIX 1595P(+5)  日経平均 19691円(+20) 20.6億株 (2兆3541億円)


右図の《デンドラ24》は毎日は見るほどのものではありませんが、平均線や順位相関といったチャートのように日々の株価によって変化する度合いは小さいので、早くからメドを知ることができます。

例えば(a)では、日経平均が上昇してきて高値保合い(ダンゴ状態)になりましたが、その株価ゾーンの水準はデンドラが予め表示していた18454円でした。この 18454円のメドは(A)の株価の安値が出た日に決まったものです。

次に(b)の19639円のメドですが、これも(A)の安値が出た日に決まっており、昨日・今日はこのメドで上値を抑えられています。

(B)の日に株価は上昇波動に転換したことがわかり、新しい上値メドが生まれました。それは青色の線と空色の線です。 青色の線は(c)の当時は18962円でした。この水準が上値の抵抗線となって10月下旬から11月初めにかけての9日間の高値保合い(ダンゴ状態)をしたわけです。

今は(b)の水準19639円が上値メドになっているので、新しい買い材料が出てこない限り、19600円〜19700円で揉みあうだろうと思っています。(明日は11月限のオプションの売買最終日なので幾分かの波乱があるかも知れないが)



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