2059《デンドラ》波動事典
 [2059] HPで解説したデンドラの見方(2011年)

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2011年1月〜12月に記述した日(●印)





(11.1.6) TOPIX 924P(+12)  日経平均 10520円(+148)  23.9億株  (1兆5694億円)


日経平均の小波動のピークらしさのポイントは、昨日1月5日には@新高値、A陰線、B25日騰落レシオ の3ポイントまで低下しており、売るに売れない、買うに買えないという状況でしたが、今日の上昇によってピークらしさは5ポイントになりました。

すなわち@新高値、A25日順位相関、B25日騰落レシオ、C25日投資マインド、D《デンドラ24》の上値メドをクリア です。

《デンドラ24》の上値メドは、2か月前の11月8日に、下から順に@9978円、A10252円、B10436円、C10802円 となっていました。下から2番目と3番目のメドでピークを打つことが多いので、B10436円が出たならば1ポイントとする予定でしたが、今日これをクリアしました。今後はデンドラの1ポイントがいつでも追加されます。 今日でピークらしさが5ポイントになったので、ここからはピークがいつ出るのかを見ることになります。

(11.2.9) TOPIX 944(+0)  日経平均 10617円(-18)  22.7億株  (1兆5896億円)


上図、日経平均はこの2日は陰線でありながら、前日より高いという「順上がりの陰線」となっていましたが、今日は新高値の陰線で前日よりも安く引けました。ようやく普通の状態になりました。

今日現在の小波動のピークらしさは、@新高値の、A陰線、B9日順位相関が+80以上、C条件表No.2が売りマーク、D25日騰落レシオが120以上、の5ポイントです。

ポイントからは下落する確率は5分5分になっていますが、当面、さらにポイントが加わるには《デンドラ24》の最高のメド(一番上のメド)をクリアするしかありません。最も高い上値メドは10802円です。

この上値メドは昨年11月初旬に出ているメドですが、今日の終値より200円弱高い水準です。この水準まで株価が上昇するならば、そこからは売りに分がありますが、現状では売り・買いのどちらが有利であるとは判断できません。

今日は2011年2月限のオプションの最終売買日でした。行使価格10750円と10500円を睨んでの攻防は今日で終わりました。この攻防によって、日経平均は上昇しているのに陰線となるというチグハグな状況が生まれたのかと思います。明日からはオプションがらみの変則的な動きは消えて、スッキリした動きになると思います。


(11.2.16) TOPIX 967(+4)  日経平均 10808円(+61)  26.0億株  (1兆8357億円)


米国は小反落。NYダウは12226ドル(-41、ナスダックは2804P(-12)。

日経平均は《デンドラ24》の最も高い上値メドの10802円をクリアしました。これによってこの上昇小波動においては、今後はいつでも1ポイントを加算します。

今日のところは、@新高値、A9日順位相関が+80以上、B逆張りの条件表No.2が売りマークなので、3ポイント。ここにC上値メドをクリアの1ポイントを加えて、4ポイントとなります。

今日で4連続陽線となり、売買代金も久しぶりに1兆8000億円となって、順調にボリュームアップをしてきています。「ドンドンよく鳴る法華の太鼓」です。ここまでの日経平均の動きは何も不足はありません。どんどんよくなっています。基本的には株価が9日線を下回るまでは強気を持続すればよいのです。

ただ小波動のピークが出るのは、必ず株価が9日線より上位にあるときです。楽観人気になったと判断したら、9日線を下抜くのを待たずに、ひとまずは強気姿勢を収めたほうがよいでしょう。楽観人気となったの判断は、
  1. 明日も陽線となれば、新高値圏での5陽連になります。5陽連以上は楽観人気。

  2. 日経平均の1日の値幅が2%以上(現在の水準なら220円幅)の大陽線がでたら楽観人気。

  3. 小波動のピークらしさが6ポイントになったら楽観人気。(明日、25日騰落レシオが120以上になり、新高値の陰線になれば6ポイントとなります)


(11.4.8) TOPIX 853(+12)  日経平均 9768円(+177)  27.9億株  (1兆8154億円)


《デンドラ24》による上値のメドは9810円が最高の水準である。この水準は200日線の水準でもある、ことは何度かいってきました。

もし日経平均が200日線を超えるようなことになれば、《デンドラ24》による上値のメドはもうないので、別の方法によるメドを用意しておく必要があります。市場が考えているのは
  1. 最もわかりやすい75日線(今日は10237円)の水準。

  2. 3月11日と3月14日の間で下窓を明けましたが、窓の下限(3月14日の始値)である10044円の水準。

  3. 10891円→8227円の下げ幅(2664円)のフィボナッチ(0.618)をかけた1646円の戻し。これは9873円が上値メドになります。
まあたいした水準ではありません。ここから買っても上値はわずかです。逆に福島原発の処理が行き詰るようだと、株価は大幅下落するでしょうから、右図の《デンドラ24》による下値メドは8987円と8498円の2つが生まれてきます。 原発処理がうまくいくことを願っていますが、最悪の場合は約9000円ないし8500円の水準がありうるということを少しだけ考えておくのがよいでしょう。


(11.4.21) TOPIX 841(+4)  日経平均 9685円(+78)  16.8億株  (1兆1380億円)


米国はインテルに続きアップル・ヤフーも好決算を発表したため急上昇。NYダウは12453ドル(+186)、ナスダックは2802P(+57)。

ナスダックは窓を空けて大放れしました。寄り付きの段階で25日線・75日線・9日線を大きく上回ったうえ、ボトムからの3陽連となったので、3日前の2706Pが小波動のボトムであったようです。

そうなると次の上値メドはどうなのかです。図の(a)2月18日のザラバ高値は2840Pでしたが、これは《デンドラ24》の下から3番目の上値メド2839Pと1P違い。

(b)4月7日ののザラバ高値は2831Pでしたが、これは《デンドラ24》の下から2番目の上値メド2825Pをクリアした日にピークとなりました。

(a)(b)とも《デンドラ24》はなかなか的確なメドを提示しています。さて次の上値メドは2851Pです。これは下から3番目のメドになります。もし米国経済の先行きに楽観人気がでてくれば、4番目のメドは3008Pを目指すことになりますが、ここまで上昇するのかどうか。

日経平均は米国株高を受けて高く始まるが、円レートが一時81円台に入ったことから利食い売りに押され、ほぼ「十字足」となる。十字足はその水準で強弱が拮抗しているという表現です。

ナスダックと同じく2日連続高ですが、ナスダックは3陽連、日経平均は昨日の陽線が1本あるだけ、とその内容はやや弱い。

《デンドラ24》の上値メドは3月18日以来変わっていません。株価は3月22日に下から3番目のメドをクリアし、ついでザラバ高値9822円で4番目のメドをクリアしましたが、その後は3番目のメドと4番目のメドの間で細かな動きをしています。

この間に、@福島原発の事故処理は最低でも今年一杯はかかる、A東電の電力供給力は7月末までに5500万Kワットまで回復させる予定、といったことが明らかになりました。@はガッカリ、Aはよかった、ということですが、こういう時期の見通しがでてくることは非常によい。企業もそれに対応した計画が立てられるので、次第に株式相場の予想もしやすくなっていきます。


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