2056《デンドラ》波動事典
 [2056] HPで解説したデンドラの見方(2009年前半)

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2009年1月〜6月に記述した日(●印)




(09.2.24) TOPIX 730P(-5)  日経平均 7268円(-107)   20.2億株 (1兆16857億円)

米国は大幅続落。NYダウは7114ドル(-250/-3.40%)と下落し、連日の新安値を更新。 ナスダックも1387P(-53/-3.71%)と大幅安。

ただしNYダウの底が抜けたわけではありません。《デンドラ24》の4%波動によるNYダウの下値メドは、高いほうから順に、@7535ドル、A7204ドル、B7121ドル、C6790ドル、です。

昨日はまだ下げ止まったという足型はでていませんが、下値メドの上から3番目の7121ドルに到達していることから、おそらくは下値を出したのではないかと思っています。

もし今夜も続落したとしても、最も安い下値メドは6790ドルであるので、あと300ドルの下落があるかという程度です。昨年10月11月のように、下値のメドがまったく立たないという状況ではありません。

(A4)は11月の安値ですが、当時の下値メドの上から4番目の水準で止まりました。(B2)は1月の第一弾の下げですが、下値メドの上から2番目の水準で止まりました。(C3)は昨日の水準です。3番目の水準で止まってよいところです。

日経平均は米国株安を受けて、安く始まり、ザラバ安値7155円まで下げた後は、突っ込み警戒から戻したのは、昨日の動きの再現でした。昨日も今日も戻して終わっているのは、小波動のボトムらしさが6ポイントであることからわかるように、そろそろ目先のボトムに近いのではないかと市場が感じているからでしょう。

(09.3.2) TOPIX 734P(-22)  日経平均 7280円(-288)   17.0億株 (1兆 788億円)

米国は続落。NYダウは7062ドル(-119/-1.65%)と7000ドル割れ寸前まで下落。 ナスダックも1377P(-13/-0.98%)と続落。

NYダウの下値メドは2月24日に、@7535ドル、A7204ドル、B7121ドル、C6790ドル、であるといいました。昨日は上から3番目の7121ドルを下回って、残すところは6790ドルだけとなっていますが、最後のトリデは案外強固な水準ではなかろうか。

ナスダックの下値メドは、図のように@1464P、A1400P、B1384P、C1305P、です。昨日は上から3番目の1384P近くまで下落していますが、4番目の1305Pには少し余裕があります。

日経平均は、GLOBEXのNYダウ先物が7000ドルを下回って推移したために、今夜のNY市場は安いと先読みして大幅下落となりました。これはやや過剰な反応ではないかと思っています。 今回の2月24日の小波動のボトムは、@ボトムらしさが6ポイントであったこと、A1月29日のピークの翌日から17日間下落していたことから、B次の上昇波動は並みの上昇をするのではないか、と思っていました。 並の上昇とは、中勢波動が下降中のときの「上昇の小波動」は、@9日間の上昇、A9%の上昇、ということです。2月24日のボトムの翌日から9日目は3月9日あたりであるし、ボトム(7155円)から9%上昇となれば7798円が次のピークの水準です。

こういうことも考えて、今週一杯は高く、7700円台になってからピークを打つものとしてきました。今日のところもまだそのように考えていますが、先のボトムの7155円を下回った途端に、この考えは間違いであったことが判明します。はたしてどうなるのか。

(09.3.4) TOPIX 732P(+5)  日経平均 7290円(+61)   21.2億株 (1兆3377億円)

米国は小幅ながら続落。NYダウは6726ドル(-37/-0.55%)。 ナスダックは1321P(-1/-0.13%)。

昨日の日経平均は10月のザラバ安値6994円にあとわずかの7088円まで下げましたが、そこで踏ん張って、今日も陽線となりました。

買い方の根拠は、@公的年金が買い支えていること、A政府が株価対策をまとめるのではないか、B円安、の3つですが、@Aはあまり期待しないほうがよいのではないか。

3月の期末はすぐにやってきます。3月31日の株価を時価として保有株を評価する金融機関は半分で、半分は3月中の株価の平均を時価にして評価するらしい。3月末までに有効な株価対策が検討され、その法案が通過したとしても、それから株式を買い上げていては、3月の平均を株価とする金融機関や企業にとっては何の役にもたちません。

日経平均は一昨日、それまでの安値7155円を割り込んだので、新たなボトム水準を探ることになりました。ただ一昨日のNYダウに連れ安したのは痛かった。《デンドラ24》の4%波動による下値メドは怖くなるような水準を表示しています。高いほうから順にいうと、@6887円、A6660円、B6508円、C6206円 です。

もっとも必ず下値メドまで下落するわけではありません。このまま株価が上昇し、終値が7519円を超えるならば、この4つの下値メドは効力を失い、逆に上値メドが生まれます。しかし昨年10月の6994円を下回るなら、最も高い下値メドでも6887円です。上図に記入した波動の安値は、Aが上から4番目(最も低いメド)、Bが3番目、CもD3番目まで到達しています。だいたいにおいて上から3番目まで下落しているので、今回も底割れとなったときは、上から3番目の6508円も考えておかねばなりません。

(09.3.6) TOPIX 721P(-20)  日経平均 7173円(-260)   20.5億株 (1兆2720億円)

米国は格付け会社(ムーディズ)が大手銀行(JPモルガン・ウェルズファーゴ・バンカメ)を格下げ方向で検討すると発表したり、GMがいよいよ事業の継続ができなくなったらしいの話で大幅安。

NYダウは6594ドル(-281/-4.09%)。ナスダックは1299P(-54/-4.00%)。

《デンドラ24》の4%波動によるナスダックの下値メドは1305Pでしたが、昨日これを下回りました。NYダウの下値メドのうち最も低い水準は6790ドルといっていましたが、NYダウはこれを200ドル下回った位置になりました。

図の(B)(C)ではNYダウは最も安い下値メドで止まりましたが、今回(D)は止まらなかった。実は昨年10月の(A)の下値メドの9006ドルでも止まらず、下につき抜けましたが、その翌々日には下値メドを回復しています。終値ベースでは8451ドルまで突っ込んだので、下値メドを約550ドルほど突き抜けたのでした。

下値メド(D)6790ドルを下回っている現在では、下値メドは役にたたなくなっていますが、(A)のように550ドルほど行過ぎると仮定するなら6240ドルを視野にいれておいたほうがよい。ただし統計の裏づけがあるメドではありません。おまじないに近いメドです。

日足ベースでは目下のところNYダウの下値メドは6790〜6240ドルかとするしかありませんが、月足のグラフでは、図のように5423ドルが挙げられます。

欧米で株価のメドとしてよく使われるのは「黄金比」です。黄金比とは1:0.618 あるいは、1:1.618 の比例関係のものをいいます。

例えば図の(A)の株価は11750ドルですが、これを1とするならば、0.618は7261ドルに当ります。(a)7197ドルでそのメドに達し、ここが底値となりました。

今回の下げは(D)14198ドルをピークにしています。その0.618倍は8774ドルです。昨年10月に終値8451ドル、ザラバ7882ドルをつけましたが底値とはなりませんでした。

黄金比から導かれる数字に0.382があります(1-0.618=0.382)。これを使って(D)からのメドを計算すると5423ドル(=14198×0.382)になり、おそらく現在では黄金比を使って下値メドを探る欧米の投資家は、この水準を意識しているはずです。

日経平均で黄金比はあてはまるのか?右図は月足です。
  1. の22750円から0.618倍は(a)の14059円。実際の安値12787円より約10%高いメドでした。

  2. の20833円から0.618倍は(b)の12874円。この水準ではいったんは下落が止まったがさらに下げました。0.382倍は(b')の7958円です。実際の安値7603円より約5%高いメドでした。

  3. の18300円から0.618倍は(c)の11309円。この水準では下落が止まることはありませんでした。0.382倍は(c')の6990円です。目下のところの安値は6994円であるので、ほぼピタリですが、(a)(b')が10%〜5%ほど高いメドになっていたので、6990円から5〜10%の下値があってもおかしくはありません。5%下なら6640円、10%下なら6291円です。
以上のように黄金比による下値メドは《デンドラ24》のように統計的な裏づけはありませんが、多くの投資家がそれがメドであると思えば、その株価水準が底値にある可能性があります。はたして現在の日本の投資家は黄金比を使っているのでしょうか? たぶん多くは使っていないでしょう。よって黄金比による下値メドは「おまじない」の部類にはいるかと思います。アテにはならない。

(09.3.13) TOPIX 724P(+23)  日経平均 7569円(+371)   27.9億株 (1兆9488億円)

米国はシティG、JPモルガンに続いてバンカメも1-2月は黒字であったと発表したことから続騰。NYダウは7170ドル(+239/+3.45%)。ナスダックは1426P(+54/+3.97%)。

1-2月の業績が黒字といってもそれは営業利益がでたというだけで、3月に不良債権があればこの損失処理をせなばなりません。問題にしているのは不良資産がどれほどあるのかであって、営業利益ではありません。

日本の金融危機のときでもメガバンクの業務純益は赤字ではないが、貸し倒れの積み立てや株式の評価損の引き当てでずっと赤字になっていたはずです。今まで1-2月の業績がどうのという発表はなかったのに、今頃になって1-2月という4半期決算でもない中途半端な業績を出してくるのは妙なことです。

NYダウはザラバで7184ドルをつけ、下から2番目の上値メドの7136ドルに到達しました。次は7267ドルと7529ドルなので、NYダウの上値はそう高くはありません。

昨日の日経平均は7198円でしたが、一夜明けたSQ値は7491円と約300円高となりました。これには驚いた。一昨日まで7000円割れを心配していたものが一変して強気になって買っている。まあ第2段目のショートカバーだろうと思います。ショートカバーだけでは上昇は長続きはしません。

《デンドラ24》は、(a)の日に
  1. 7548円
  2. 7759円
  3. 7830円
  4. 8324円
とうい上値メドを出していましたが、(a)の日の終値は7376円。まだ値段の余裕があったために記事にはしませんでしたが、今日は株価急伸のよって、2回目の上値メドが出ました。次のようになっています。
  1. 7759円
  2. 8253円
  3. 8324円
  4. 8888円
このように上値メドが高いほうへシフトすることはままありませが、まずは1回目の上値メドを重視して下さい。2回目の上値メドには到達しない例が多くあります。(今回も8200円以上のメドは過大にすぎる)。当面は今日の終値が7569円で、第1回目の最も低いメドに到達しています。通常は2番目と3番目を見ておけばよいので、今回の上昇は7759円〜7830円の間で頭打ちだろうと思っています。

(09.4.6) TOPIX 830P(-0)  日経平均 8857円(+108)   24.5億株 (1兆5937億円)

米国は3月の雇用統計が発表され、-66.3万人減。しかし事前の予想の範囲内であったとして、 NYダウは8017ドル(+39)、ナスダックは1621P(+19)と小幅ながら続伸。

世界の株式は、@大勢波動は下降中であるが、A中勢波動は上昇波動に転じたようだ。という状況にあります。

大勢波動は下降波動であるので、Aの中勢波動が上昇しても、それは「戻り」の波動、「反動高」であるので、大きくは上昇できません。大雑把な上値の限界は200日線であると思っていてよいでしょう。

今日現在では、ナスダックの200日線水準は1817Pです。200日線は毎日4Pずつ低下してきているので、10日先(来週の週末)には1777Pくらいになります(20日先は1737P)。このあたりが戻りの限界か?

日経平均の200日線水準は10102円です。200日線は毎日26〜27円ずつ低下してきているので、10日先(来週の週末)には9830円、20日先は、9560〜9580円くらいになりますが、この上限はやや高すぎるような気がします。

3月26日に日経平均とナスダックの倍率を「NN倍率」と呼ぶことにするといいました。最近のNN倍率(日経平均÷ナスダック)はだいたい5.55倍です。例えば
  1. ナスダックの(A)の日の安値は1265P、日経平均は7021円でした。NN倍率は5.55(=7021÷1265)です。
  2. ナスダックの(d)の日の高値は1587P、日経平均は8843円でした。NN倍率は5.57(=8843÷1587)です。
  3. ナスダックの(d')の日の高値は1621P、日経平均は8992円でした。NN倍率は5.55(=8992÷1621)です。
5.55倍を規準にして、ナスダックが1777Pあたりで(D)点になるとすれば、日経平均は9862円(=1777×5.55)、20日先に1737Pで(D)になるなら9640円(=1737×5.55)、と逆算できます。日経平均は(B)点である9325円を上回らないことには(D)点になりませんから、9307円より高くなるが、9830円を上回ることはない。と予想できます。

念のために《デンドラ24》の4%波動による上値メドを見ると、低いほうから、@8920円、A9163円、B9488円、C9812円 となっています。

AとBでピーク(ボトムも)をつけることが多いので、9163円〜9488円のあいだでピークを出すのではないか。またC9812円からも、(D)点は9325円を上回るが、最大でも9812円までだろうの予想ができます。

(D)点までのコースは昨日いったように、一気に9325円を上回るとは思っていません。判りやすいのは、一度75日線近辺の(e)まで下げてから(D)へ向かって上昇することです。
  1. 売り玉を持っている人は、(e)があれば売りを手仕舞いする。あるいは(e)で買い建てをして両建てにする。そうでないと(D)への上昇で耐え切れなくなって、損切りをしてしまうことになる。

  2. 買いも売りもしていない人は、(e)があれば買い仕掛けをしてみる。この場合、75日線を5日連続して終値が下回ったならで手仕舞いする。また200日線の水準の(D)点まで上昇したなら利食いする。
こういう方針になるかと思います。

(09.4.10) TOPIX 845P(+4)  日経平均 8964円(+48)   30.1億株 (1兆7260億円)

米国の大手19銀行のストレステストは全行が合格の見込みと報じられたことや、ウェルスファーゴがこの1-3月の業績は過去最高の利益になると発表したことから、金融株から上昇する。

NYダウは8083ドル(+246)、ナスダックは1652P(+61)と大幅高。

ストレステストはどうも大雑把な検査のようだし、ウェルスファーゴの利益は合併による特殊なケースのようです。どうも米国政府は金融機関に、悪いニュースは出さないように要求しているのではないかと勘ぐりたいほど、よいニュースしかでません。

日経平均は米国株高を受けて高く寄り付く。しかし前日に三井住友銀の09年03月期の決算予想は-3900億円の赤字、8000億円の公募増資をすると発表していたので、銀行株は大幅安になり、日経平均もすぐに下落を始める。後場、8900円を切ったところから買い戻しが入り、前日比プラスで終わる。

(表1)小波動の姿(全体)
全体 値幅 変動率 日数
下降波動 -1262.0円

SD(831.5)
最大 -4990円
最小  -250円
-8.67%

SD(4.94)
最大 -25.02%
最小  -2.14%
11.5日

SD(8.8)
最長 42日
最短  1日
上昇波動 1227.5円

SD(647.6)
最大 +3430円
最小  +400円
+9.52%

SD(4.99)
最大 +27.49%
最小  +2.63%
12.3日

SD(9.4)
最長 55日
最短 2日
2008年6月3日に「小波動の姿」として右の表を掲げました。上昇小波動は12.3日(12日)上昇し、その上昇率は+9.52%が平均値です。また下降小波動は11.5日(11日)下落し、その下落率は-8.67%が平均値です。

上図の(C→d)の上昇小波動を見ると、(C)の翌日から12日目に(d)のピークを出し、(C)の7021円から(d)の8843円まで25.9%の上昇をしています。日数は平均であったが上昇率は平均の2倍以上ありました。過去最大の上昇率が+27.49%であるので、ほぼこれに近い稀有な上昇であったわけです。

(d→e)の+下降小波動を見ると、日数は3日、下落率は-8.58%(=(8084÷843-1)×100)でした。平均的に下落していますが、日数は3日と極端に短かった。

さて現在進行中の(e→d')の上昇小波動ですが、日数は8日目、今日の高値までの上昇率は12.17%(=(9068÷8084-1)×100)です。上昇率は平均以上になっていますが、日数が短い。(C→d)と同じように12日間上昇すると仮定するならば、来週の木曜日が小波動のピークになります。

今日現在の「小波動のピークらしさ」のチェック表を掲げます。6ポイントになっていますが、やや割り引かねばならないものがあります。

@新高値の陰線ではあるが、今日の陰線は下ヒゲであり、実体は77円幅(=9041-8964)と小幅である。何よりも今日の終値は前日高値よりも高く引けている。

A逆張りの売りマークがでているが、先にいったように上昇日数がまだ8日目であるので、明日から連続して売りマークがでる可能性が高い。

この2点について各0.5ポイントずつ減らして、合計で5ポイントでしょう。今日がピークである確率は50%です。

日経平均の《デンドラ24》による上値メドを掲げます。いつもいうことですが、4つの上値メドのうち、多くは低いほうから2番目か3番目を達成します。

1番下のメドまでしか上昇しなかったときは、上昇力が弱い。下から4番目(最も高い)のメドまで上昇したならば、上昇力は異常に強い、と判断します。

例えば(B)では1番下のメド(8894円)をクリアしたが2・3番目のメド(9388円)までは戻れず、上昇力が弱いことを表現して(B)から(C)へ下落しました。

また(d)では下から3番目のメド(8324円)をクリアし、最も高いメド(8888円)にあと45円及びませんでしたが、上昇力は強いことを表現しました。(e)8088円は下値メドの最も高い(8031円)すら下落せず、同じく下落力は弱いことを表現し、(e)からの上昇で戻り高値になったのでした。

現在は1番下のメド(8920円)をクリアしたところです。下から2番目は9163円、3番目は9488円であるので、少なくとも9163円はクリアするのではないか(米国株が上昇するなら9488円もありうる)と思います。昨日のナスダックの終値(高値でもある)は1652Pでしたが、5.55倍すると日経平均は9168になります。下から2番目のメドと同じ水準です。

9163円(米国株次第で9488円)をクリアしてから、小波動はピークとなり、次の下降小波動で25日線または75日線まで下落し、そこから再度の上昇をして新高値になる。これが私が思っている今後の相場のイメージです。

(09.4.16) TOPIX 832P(-3)  日経平均 8755円(+12)   26.0億株 (1兆5627億円)

米国はベージュブックで、景気後退のスピードが減速しつつあるの発表があって上昇。

NYダウは8029ドル(+109)、ナスダックは1626P(+1)。

東京市場は米国高と今日発表の中国の1-3月GDPが予想(前期比+6.3%)を上回るのではないかの観測で前場は9000円台に乗せたが、+6.1%と予想より悪かったため後場は急落。

上ヒゲの陰線となりましたが、前日比はプラスであったので、先物の思惑が乱高下させた格好です。

《デンドラ24》の上値メドは下から順に、@8920円、A9163円、B9488円、C9812円 です。この11日間不動です。

通常は、下から2番目の9163円〜3番目の9488円をピークの目安としますが、今回はなかなか上昇できない。

今は上値メドが表示されていますが、下値メドが表示されるようになるのは、日経平均が何円になったときか? を知るには次のようにします。
  1. メニューの「カギ足グラフ」をクリック。

  2. 赤枠のところに、

    ボトム=8109円
    ピーク=8964円
    反転 =8605円

    と表示されています。
日経平均(終値)が8605円以下に下落したなら、4%カギ足は陰転するので、こんどは下値メドを表示するわけです。


日経平均が8605円になったとき、どのような下値メドを表示するのかを知りたいなら、
  1. メニューの「本日値段」をクリックし、

  2. 始値欄に 8605 と入力して「全項目同値」をクリック。

  3. 「OK」ボタンをクリック。

図のように最新日の株価が8605円になったときの下値メドが表示されます。

上から順に、@8337円、AB8157円、C7709円 となっています。

最も軽い下げであっても8330円あたりまで下落する可能性があることがわかります。よって、もし日経平均が8600円まで下げたときは、この水準が「押し目買い」の水準だと思わないことです。

このように、《デンドラ24》は当面の上値メドと反落したときの下値メドが簡単にわかりますから、@現在の建て玉をどう処理するか、A高くなったらどこで売るのか、B安くなったらどこで買うのか、の売買方針が建てやすくなります。





(09.5.1) TOPIX 846P(+9)  日経平均 8977円(+149)   22.4億株 (1兆4547億円)

米国はクライスラーが破産法申請をしたためマチマチの動き。
NYダウは8168ドル(-17)と小安かったが、ナスダックは1717P(+5)と小高い。

昨日のナスダックはザラバ高値が1753Pと200日線(1758P)に接近。小波動のピークらしさは、@新高値の、A陰線で、B9日順位相関が+80以上、C25日順位相関が+80以上、と4ポイントになりました。

《デンドラ24》の上値メドは、低いほうから@1621P、A1666P、B1711、C1786P、なので、下から3番目のメドをクリアしています。最も高い上値メド(1786P)は未達成ですが、1ポイントを加点してもよいでしょう。


さらに、今夜の株価が昨日のザラバ高値の1753P以上で引けると、条件表No.2「日経平均用'96」が売りマークを出すので、1ポイントが加算されます。

今日のところは5ポイント、今夜高ければ5〜6ポイントです(新高値の陽線のときは5ポイントになる)。日経平均は、ピーク・ボトムらしさの要素として、このほかに「25日投資マインド指数」「25日騰落レシオ」「東証1部の連結PER」がありますが、ナスダックはこの3つは考慮しません。よって5〜6ポイントというのはかなりピークらしいと考えてよいでしょう。

昨日、日経平均の《デンドラ24》による上値メドを掲げましたが、ゼロが日経平均の終値を間違って送信していました。今日訂正して上値メドを表示させると図のようになります。

昨日の図と上値メドは誤っているので、昨日の《デンドラ24》に関する記事は削除します。正しい上値メドは下から順に、
  1. 9257円
  2. 9767円
  3. 9852円
  4. 10361円
となります。前回の上値メドは、@8920円、A9163円、B9488円、9812円 でしたが、@8920円をクリアしただけに終わっています。よって今回の上値メドより低いA9163円、B9488円も上値メドとします。

当面の上値メドは9163円→9257円→9488円の順になります。先のピーク(B)の高値9325円を上抜いてくれば200日線が上に控えているので(だいたい9500円くらい=B9488円のメドに近い)9488円が大きなメドになります。200日線を上回ると、9767円〜9852円を目指すことになります。これは到達できるかどうか?と思われるほど高いメドです。





(09.6.3) TOPIX 914P(+0)  日経平均 9741円(+37)   21.7億株 (1兆4351億円)

米国は材料なく、小動き。 NYダウは8740ドル(+19)、ナスダックは1836P(+8)と小幅高。

ナスダックと日経平均は連動します。その株価水準の最近の比率は、日経平均:ナスダック=5.5:1 であるといいましたが、ここへきて、この倍率(NN倍率)は低下してきています。


図の(A)の高値時の日経平均は8843円・ナスダックは1587PであったのでNN倍率は5.57倍でした。ところが(B→C→D)と株価が上昇するにしたがってNN倍率は低下しています。
  1. は5.57倍
  2. は5.49倍
  3. は5.36倍
  4. は5.15倍
NN倍率は低下しています。日経平均とナスダックの株価水準の比率であるNN倍率は長期的には一定していません。だからいつでも日経平均とナスダックの株価の倍率は5.5倍であるとはいいませんが、この半年間くらいの日経平均とナスダックの株価水準の比較には使えると思っています。

昨日のナスダックの1836Pと今日の日経平均の終値9741円のNN倍率は5.30倍です。最近の倍率 5.4〜5.6のゾーンをハズレつつあります。これはナスダックが過大に評価されているのか、日経平均が過小に評価されているのかのどちらかです。私はナスダックが過大評価されており、どこかでナスダックの大幅下落→日経平均の小幅下落によって、NN倍率が5.5倍に均衡するものと思っています。

《デンドラ24》による日経平均の上値メドは、@9761円、A10214円、B10484円、C10846円 となっています。 現在のところ一番下のメドの9761円をクリアしています。通常は2番目か3番目のメドの10214円〜10484円を目指すことが多いのですが、 4月以来は2番目のメドはクリアしていません。
  1. は下から3つ目の8324円と4つ目の8888円の中間である8711円まで上昇したが、これは大底からの反発なので上昇力は強烈だった。
  2. は下から1つ目の8920円を突破したものの2つ目の9163円 までは上昇しなかった。
  3. は下から1つ目の9257円を突破したものの2つ目の9767円 までは上昇しなかった。
  4. は9793円が、下から1つ目の9761円を突破したものの2つ目の10213円を奪回できるのかどうか。まあ10200円から10400円までの上昇を予想するならば、建て玉のしかたは、日経平均が10200なれば売りでしょう。

(09.6.11) TOPIX 940P(+3)  日経平均 9981円(-10)   30.1億株 (1兆8289億円)

米国株式は長期金利が3.95%(一時4%を超える)になったことから小幅安となる。 NYダウは8739ドル(-24)、ナスダックは1853P(-7)。

日経平均はザラバで10022円と10000円大台をクリア。3月10日の7021円をつけたときは、この後10000円まで戻すことは1年2年の期間では不可能であろうと思っていましたが、今日6月11日に達成しました。ちょうど3か月で3000円上昇(+42.7%)上昇しました。

まずは大目標の達成だといえますが、今日の出来高は30億株に膨らみ、なお先高期待が強いようです。私はこの状況は楽観のし過ぎであると思っていますが、「赤信号、みんなで渡れば怖くない」というあれで、いったん歩きだしたら、行きつくところまで行かねば止まりません。

《デンドラ24》の上値メドは5月29日以来同じ数値です。低いほうから掲げると、  @ 9761円  A10213円  B10484円  C10846円 となっています。最近の小波動のピークは、図のAこそはBとCの中間まで上昇したが、BとCは@とAの中間までしか上昇していません。Aは強烈なショートカバーによる上昇であるのでBをクリアしましたが、BとCはAまで達しなかった。 今日、日経平均は10000円に達しましたが、まだAを超えていません。通常ならばAないしBの水準まで上昇するので、Aの10213円〜Bの10484円を取る可能性がありますが、今日の10022円は@とAの中間であるので、ここで目標達成となることもありえます。

株価の予測はだいたいにおいて大雑把なものです。正確にピタリと当てることは難しい。しかし株価を当てる必要はまったくなく、おおよそ今日の10000円〜Bの10500円をつける間で、「新高値の大きな陰線」がでたならば、この小波動の上昇は終わったと判断すればよいだけです。

今の上昇の中勢波動の手本は1998年8月〜2000年3月の小渕内閣のときの株価の動きであろうと思っています。

このときは、現在と同じ状況下にありました。すなわち日銀はゼロ金利にし、さらに量的緩和という空前の金融政策に舵を切り、政府は40兆円50兆円という規模の財政出動をしました。

基本的には、金融機関の不良債権の処理ができていなかったので、これら方策だけでは日本経済は立ち直れなかったのですが、景気および株価は1年半ほど上向きました。

誰も消費しないとき、政府が赤字国債を発行して得たお金をジャブジャブ使えば、目先の景気が悪くなるはずはありません。それでも悪くなれば追加の財政出動をするだけです。 この小渕内閣のときに、日経平均は12787円から20833円まで約1年半の上昇をしました。小渕内閣はまずお金をジャブジャブ使った。日銀はゼロ金利にした。これが景気の後退を防ぎ、一昨日掲げたCI先行指数の(A)の間の景気拡大に繋がったのでした。

いま世界は日本が小渕内閣時代にしたことをなぞっています。これによって金融不安は無くなったとされ、景気は次第に回復するだろうという予想のもとで株価は上昇しているわけです。だが小渕内閣は小渕首相の死を持って終りました(2000年4月)。

森内閣が引き継ぎます。しかし財政出動については消極的でした。赤字国債をいつまでも発行することはできなかったのです。消費するもの(政府)がなくなると、急速に景気は悪化します。当然株価も下落しました。森内閣時代(2000年4月〜2001年4月)は株価は下落し続けます。ここに追い討ちをかけたのが小泉内閣です。

小泉内閣は金融機関のハードランディングを目指しました。しかしこれは無謀な政策でした。日経平均は2003年4月に7603円という大変な水準まで下落します。 この株価下落を救ったのは、@金融機関のハードランディング方針をやめたこと、A米国経済がネットバブルを克服して立ち直ったことの2つです。

今回の10000円台への上昇は、小渕内閣の1998年〜2000年のようには行かないと思います。@当時は米国景気は絶好調であった、A円レートは安かった、B赤字国債発行の抵抗はなかった、という点で、小渕内閣当時の株価水準のアップは半分くらいに終わるかと思っています。今日の日経平均はその水準を上回っているのではないか。楽観人気になったいるのではないかと判断しています。








(09.6.23) TOPIX 901P(-20)  日経平均 9549円(-276)   25.3億株 (1兆8537億円)

世界銀行が2009年の世界のGDP伸び率を-1.7%(3月時点)から-2.9%へ下方修正したことから、景気回復は今年度のうちには期待できないというムードになる。

NYダウは8339ドル(-200)、ナスダックは1766P(-61)と大幅安。 この動きによって、NYダウは5日連続して25日線を下回ったので、25日線水準が下値の支持水準ではないことがわかりました。

世界銀行のGDP予想が引き下げられたことは、東京市場においては昨日の段階でわかっていたことでしたが、相場には影響を与えず、日経平均は+40円で終わったのでした。

しかしその夜、欧州・米国では世界銀行のGDPの下方修正は重く受け止められました。ロンドンのFT100は-2.57%の下落、NYダウは-2.35%、ナスダックは-3.35%。この下落を見て今日の日経平均は-2.82%の下落となりました。

ようするに東京市場は自らの判断ができていません。欧州市場を見て、米国市場を見て、東京市場の水準が決まっています。東京市場の株価は欧米の株価次第というのは、まったくもって面白くありません。

さてNYダウは完全に25日線を割り込んだので、75日線までの下落があると考えておいたほうがよいでしょう。

その際の日経平均の下値メドは次のようになります。
  1. 6月19日にいった@9650円(25日線)、A9200〜9300円(標準の小波動)、B9000円(75日線)

  2. 純粋なチャート的な下値は、@9366円、A9128円。これは(h→イ)への下げ幅521円を(イ)から下にとると9128円、(ロ)から下にとると9366円になります。

  3. 《デンドラ24の4%波動による下値メドは、高いほうから順に、@9527円、AB9223円、C8716円 となっています。
これらの下値メドを総合すると、今回の小波動の下値メドは9200円〜9300円になるのではなかろうか。


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