2033《デンドラ》波動事典
 [2033] 上限線・下限線を逆張りで利用する

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逆張り

《デンドラ24》でいう「逆張り」とは、@上昇波動にあるときに売り、A下降波動にあるときに買い、をいいます。その波動に逆らった売買・もうすぐ反転するだろうという見込みの売買をすることをいいます。


図は1925「ハウス」のグラフです(10%波動)。
  1. 前波動基準の中位の上限線(赤色線)

  2. 前波動基準の中位下限線(茶色線)

  3. 今波動基準の中位の上限線(空色線)

  4. 今波動基準の中位下限線(青緑色線)
が描かれています。

図のa,b,c,d,eは上限線をクリア(ザラバ高値も含む)した日、A,Bは下限線をクリアした日です。

上限線・下限線は、その名のとおり、株価の上昇の上限、株価の下落の下限を示すものです。この線が表す水準は、波動パタンが持つ情報(過去の動きの統計)から決まりますが、上限線・下限線は、以下のように種類によって水準(メド)が異なります。
  1. 前波動基準の中位線(50%の銘柄はこの水準にこない)
  2. 前波動基準の1/4位線(75%の銘柄はこの水準にこない)
  3. 今波動基準の中位線(50%の銘柄はこの水準にこない)
  4. 今波動基準の1/4位線(75%の銘柄はこの水準にこない)
基本的には、@株価が上限線に達したら売る。A株価が下限線に達したら買う。ということですが、単純にこの水準に達したから売買すればよいというものでもありません。以下に売買の方針を述べます。

@上限線を売りの限界とする

「売り」で考えておくべきことは、
  1. 上昇波動中に売る。

  2. 4本の上限線(@前波動の中位(赤色)、A今波動の中位(空色)、B前波動の1/4位(ピンク色)、C今波動の1/4位(青色))のうち、低いほうから2番目の水準以上に株価が上昇したものを売りの対象にする。

  3. 2番目、3番目の水準をクリアしたからといってすぐに売るのではなく、2番目をクリアしたものであれば株価(ザラバ高値)が完全に2番目の水準より下になった日に売るのがよい。3番目をクリアしたものであれば株価(ザラバ高値)が完全に3番目の水準より下になった日に売るのがよい。4番目(最も高い上値メド)も同じ。

  4. 売った後、株価が再度上限線をクリアしたときは、失敗と判断したほうがよい。


右図は、上図に前波動の1/4位の上限線と下限線、今波動の1/4位の上限線と下限線を追加したものです。この上下4本ずつのメドを使って売りか買いかを判断すると次のようになります。
  1. は今波動の中位(空色)をクリアしただけなので売りの成功率は低い。

  2. も今波動の中位(空色)をクリアしただけなので売りの成功率は低い。

  3. も今波動の中位(空色)をクリアしただけなので売りの成功率は低い。

  4. は今波動の中位(空色)と前波動の中位(赤色)をクリアしているが、1/4位の上限線はクリアできていない。

  5. も今波動の中位(空色)と前波動の中位(赤色)をクリアしているが、1/4位の上限線はクリアできていない。今後、株価(ザラバ高値)が上値メドの低いほうの今波動の中位(空色)水準を完全に下回ったら売ってもよい。


2914「J T」のグラフです。
  1. は今波動の中位(空色)、今波動の1/4位(青色)、前波動の中位(赤色)の3本をクリアしているので、(a)の陰線は上昇が一杯になったと思われる。

  2. は今波動の中位(空色)、前波動の中位(赤色)、今波動の1/4位(青色)、の3本をクリアしているので、(b)の陰線は上昇が一杯になったと思われる。

A下限線を買いの限界とする

「買い」で考えておくべきことは、
  1. 下降波動中に買う。

  2. 4本の下限線(@前波動の中位(茶色)、A今波動の中位(深緑色)、B前波動の1/4位(紫色)、C今波動の1/4位(紺色))のうち、高いほうから2番目の水準以下に株価が下落したものを買いの対象にする。

  3. 2番目、3番目の水準をクリアしたからといってすぐに買うのではなく、2番目をクリアしたものであれば株価(ザラバ安値)が完全に2番目の水準より上になった日に買うのがよい。3番目をクリアしたものであれば株価(ザラバ安値)が完全に3番目の水準より上になった日に買うのがよい。4番目(最も低い下値メド)も同じ。

  4. 買った後、株価が再度下限線をクリアしたときは、失敗と判断したほうがよい。


右図で4本の下限線を使って買いかどうかを判断すると次のようになります。
  1. は今波動の中位(深緑色)をクリアしただけなので買いの成功率は低い。

  2. は前波動の中位(茶色)をクリアしただけなので買いの成功率は低い。


2914「J T」のグラフです。
  1. は今波動の中位(深緑色)、前波動の中位(茶色)、今波動の1/4位(紺色)の3本をクリアしているので買いの成功率は高い。(A)の2日後に株価が今波動の1/4位(紺色)を完全に上回ったのを見届けてから買うとよい。

  2. は前波動の中位(茶色)と今波動の中位(深緑色)の2本をクリアしているので、今後株価が(下値メドが高い)前波動の中位(茶色)を上抜いたら買ってもよい。



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