2031《デンドラ》波動事典
 [2031] 順張り@カギ足の利用

目次へ.. 前頁へ.. 次頁へ..

順張り(カギ足の転換)

「順張り」は、@上昇波動にあるときに買い、A下降波動にあるときに売り、をすることです。その波動の方向性を見定めて、その波動の方向に従うので、以下の長所・短所があります。
  1. 相場の流れに逆らわないので、一定以上の損失はでない。
  2. しかし方向を見定めるぶん株価は変化しており、利益幅は小さくなる。
《デンドラ24》の波動を武器にするとき、順張りの方針で、最も早い時期に売買の検討ができるのは、カギ足が転換した日です。

同じ波動のカギ足を使う

以下の条件表を設定しました。8%波動が陽転したら買い、陰転したら売り。という簡単なものです。 条件表を設定しておれば、@売買マークが表示されるほか、A検索できるという利点があります。


@買いマークで検討すること

次図は5201「旭硝子」のグラフです(8%波動)。 8%カギ足が陽転した日に買いマークがつき、陰転した日に売りマークがついています。この日は、グラフ画面最上部の「陰陽区分」と完全に一致しています。

A,B,C,D で買いマークがついていますが、すべての買いマークで「買い」とすることはできません。このまま上昇が持続することが見込めるときが「買い」になります。



  1. 陽転したとき、上限線は高い位置にあるのか?(上値が見込めるかのチェック)

    例えば2本の上限線のうちの高いほうの上値メドが、買いマークが出た日の終値より8%高い(8%波動を使っているので)ときに「上値が見込める」とするならば、A〜Eの買いマークは次のように判定できます。

    1. 終値625円、上値704円(空色)→12.6%の上昇余地があるので買い。
    2. 終値762円、上値818円(赤色)→7.3%の上昇余地であるので買わない。
    3. 終値763円、上値803円(空色)→5.2%の上昇余地であるので買わない。
    4. 終値759円、上値792円(赤色)→4.3%の上昇余地であるので買わない。
    5. 終値794円、上値834円(赤色)→5.0%の上昇余地であるので買わない。

    この基準からは(A)だけが買いになります。

  2. 陽転した日に、今波動基準(中位)が前波動基準(中位)より上位にあることが望ましい。

    波動が陽転したとき今波動中位線(空色)が前波動中位線(赤色)より上位にあるということは、今波動の上昇力は強いということです。これを基準にすると、A〜Eの買いマークは次のように判定できます。

    1. 今波動上限704円(空色)は前波動上限637円(赤色)よりも上位にあるので買い。
    2. 今波動上限776円(空色)は前波動上限818(赤色)よりも下位にあるので買わない。
    3. 今波動上限803円(空色)は前波動上限796円(赤色)よりも上位にあるので買い。
    4. 今波動上限771円(空色)は前波動上限792(赤色)よりも下位にあるので買わない。
    5. 今波動上限790円(空色)は前波動上限834(赤色)よりも下位にあるので買わない。

    この基準からは(A)と(C)が買いになります。

  3. 前回の上昇波動のときの今波動基準(中位)より、今回の今波動基準(中位)のほうが高い水準にあるか?

    前回の上昇波動の上値メド(空色)よりも今回の上昇波動の上値メド(空色)の水準が高くなっているということは、順調に波動を切り上げて(上昇トレンド)いるということです。、A〜Eの買いマークは次のように判定できます。

    1. 前回の上値メド(x)633円→今回の上値メド(a)704円→水準が高くなっているので買い。
    2. 前回の上値メド(a)704円→今回の上値メド(b)776円→水準が高くなっているので買い。
    3. 前回の上値メド(b')867円→今回の上値メド(c)803円→水準が低くなっているので買わない。
    4. 前回の上値メド(c')926円→今回の上値メド(d)771円→水準が低くなっているので買わない。
    5. 前回の上値メド(d)771円→今回の上値メド(e)790円→水準が高くなっているので買い。

    この基準からは(A)(B)(E)が買いになります。

  4. 前回の上昇波動で、前波動上限線(中位)に達したか?

    前回の上昇で前波動の中位線(赤色)に達しなかったものは上昇力が弱かったと判断できます。今回もまだ上昇力が疑われます。前波動の上値メドは途中で変化しません。これをクリアしたかどうかを基準にすると、A〜Eの買いマークは次のように判定できます。

    1. 前回の上値メド(y)597はクリアしているので買い。
    2. 前回の上値メド(a)637円はクリアしているので買い。
    3. 前回の上値メド(b)818円はクリアできなかったので買わない。
    4. 前回の上値メド(c)796円はクリアしているので買い。
    5. 前回の上値メド(d)792円はクリアしているので買い。

    この基準からは(A)(B)(D)(E)が買いになります。

A売りマークで検討すること

次図は8031「三井物」のグラフです(8%波動)。
    @前波動基準の中位の上限線(赤色線)
    A前波動基準の中位の下限線(茶色線)
    B今波動基準の中位の上限線(空色線)
    C今波動基準の中位の下限線(青緑色線)
が描かれています。 8%カギ足が陽転した日に買いマークがつき、陰転した日に売りマークがついています。この日は、グラフ画面最上部の「陰陽区分」と完全に一致しています。

A,B,C,D で売りマークがついていますが、すべての売りマークで「売り」とすることはできません。このまま下落が持続することが見込めるときが「売り」になります。



  1. 陰転したとき、下限線は低い位置にあるのか?(下値が見込めるかのチェック)

    例えば2本の下限線のうちの低いほうの下値メドが、売りマークが出た日の終値より-7%安い(8%波動を使っているので)ときに「下値が見込める」とするならば、A〜Dの売りマークは次のように判定できます。

    1. 終値1192円、下値1112円(茶色)→-6.7%の下落余地であるので売らない。
    2. 終値1206円、下値1131(茶色)→-6.2%の下落余地であるので売らない。
    3. 終値1152円、下値1067円(深緑色)→-7.3%の上昇余地があるので売り。
    4. 終値1211円、下値1133円(茶色)→-6.4%の上昇余地であるので売らない。

    この基準からは(C)だけが売りになります。

  2. 陰転した日に、今波動基準(中位)が前波動基準(中位)より下位にあることが望ましい。

    波動が陽転したとき今波動中位線(深緑色)が前波動中位線(茶色)より下位にあるということは、今波動の下落力が強いということです。これを基準にすると、A〜Dの売りマークは次のように判定できます。

    1. 今波動下限1154円(深緑色)は前波動下限1112円(茶色)よりも上位にあるので売らない
    2. 今波動下限1157円(深緑色)は前波動下限1131円(茶色)よりも上位にあるので売らない
    3. 今波動下限1067円(深緑色)は前波動下限1105円(茶色)よりも下位にあるので売り。
    4. 今波動下限1172円(深緑色)は前波動下限1133(茶色)よりも上位にあるので売らない。

    この基準からは(C)が売りになります。

  3. 前回の下降波動のときの今波動基準(中位)より、今回の今波動基準(中位)のほうが低い水準にあるか?

    前回の下降波動の下値メド(深緑色)よりも今回の下降波動の下値メド(深緑色)の水準が低くなっているということは、順調に波動を切り下げて(下降トレンド)いるということです。、A〜Dの売りマークは次のように判定できます。

    1. 前回の下値メド(x)1087円→今回の下値メド(a)1151円→水準が高くなっているので売らない。
    2. 前回の下値メド(a)1151円→今回の下値メド(b)1157円→水準が高くなっているので売らない。
    3. 前回の下値メド(b)1157円→今回の下値メド(c)1067円→水準が低くなっているので売り。
    4. 前回の下値メド(c)1067円→今回の下値メド(d)1172円→水準が高くなっているので売らない。

    この基準からは(C)が売りになります。

  4. 前回の下降波動で、前波動下限線(中位)に達したか?

    前回の下落で前波動の中位線(茶色)に達しなかったものは下落力が弱かったと判断できます。今回もまだ下落力が疑われます。前波動の下値メドは途中で変化しません。これをクリアしたかどうかを基準にすると、A〜Dの売りマークは次のように判定できます。

    1. 前回の下値メド(y)1016円はクリアクリアできなかったので売らない。
    2. 前回の下値メド(a)1112円はクリアしているので売り。
    3. 前回の下値メド(b)1131円はクリアできなかったので売らない。
    4. 前回の下値メド(c)1105円はクリアしているので売り。

    この基準からは(B)(D)が売りになります。



目次へ.. 前頁へ.. 次頁へ..