2023《デンドラ》波動事典
 [2023] 上限線と下限線(1/4位線)

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中位線と1/4位線

上限線・下限線は、@基準とする波動によって「前波動基準」と「今波動基準」の2種類があります。(前章で中位線について、2種類を見ました)またA上昇率・下落率の程度によって「中位線」と「1/4位線」の2種類があります。


図は4063「信越化」のグラフです(10%波動)。前波動基準の中位の上限線(赤線)と下限線(茶色線)が描かれています。

下限線は株価の下値のメドになります。これを見ると(a)では下値メドとして機能しましたが、(b)では株価は下限線をした抜き、(c)まで下落しています。(b)では下限線(前波動基準の中位線)はうまく機能しませんでした。

(b)の日の株価は4920円で、この日は下降波動にあります。今波動のパタン番号は(B654)、前波動のパタン番号は(S224)です。

図は「前波動基準」の上限線・下限線なので、下限線は前波動の(S224)から導きだされたものです。(次図は原寸大)


  1. 「波動パタンの情報の表」で、「●下降」とあるのが「今波動」である。今波動の情報は、
    • B欄に、この進行中の下落のメド(5160円)がある
    • C欄に、次の波動(上昇波動)の上昇のメド(5953円)がある

  2. 「波動パタンの情報の表」で、「○上昇」とあるのが「前波動」である。前波動の情報は、
    • A欄に、この進行中の下落のメド(4980円)がある
このA欄の4980円を下限線(中位)としているわけですが、a欄には4560円という下限線(1/4位)の株価水準も表示されています。上図の前波動(S224)の情報欄を見ると、
  1. (S224)の事例は838件ある。
  2. このうち下落率が大きい順にならべて、ちょうど真ん中の下落率を当てはめて株価のメドを出すと、4980円になる(中位線)

  3. このうち下落率が大きい順にならべて、大きいから1/4位(上位25%の位置)の下落率を当てはめて株価のメドを出すと、4560円になる(1/4位線)
であることがわかります。

@中位・1/4位の下落率を知るには

通常は、(S224)の中位線の水準と1/4位線の水準の株価は、自動的に計算されるので、中位の下落率が何%で、1/4位の下落率が何%であるのかを知る必要はありません。しかしどうしても知りたいなら、以下の手順で見ることができます。

  1. 前波動の(S224)の日をクリックし、

  2. 今波動が(S224)になるようにします。

  3. 下落率の欄は、4980円(中位)と4560円(1/4位)が表示されています。

  4. メニューの「波動の同一例」をクリックします。


  5. 「同一パタン事例」の画面が現れ、「上昇パタン(224)」の情報が表示されます。

  6. 件数は838件とあります。

  7. 下落率の項目を見ると、

    1)平均下落率は20%(これはグラフ画面にも表示されている)

    2)下落率の中位は17%(これはグラフ画面には表示されずに、株価のメドが表示されている)

    3)下落率の1/4位は24%(これはグラフ画面には表示されずに、株価のメドが表示されている)

    ということがわかります。
下落率の中位とは、その株価が「並み」の動きであったときのメドであり、下落率の1/4位は、「人気化」したときのメドであるといってよいでしょう。

A(1/4位)の上限線・下限線を描く


(1/4位)の上限線・下限線を表示させてみましょう。

グラフ画面のメニューの「波動の設定」で、図のようにチェックを入れます。



上昇波動にあるときは「上限線」を見て、下降波動にあるときは「下限線」を見るのが基本です。

上限線・下限線ともに、(1/4位線)は(中位線)よりも巾が拡大します。
  1. は、下限線(中位線)を下回った。

  2. は、下限線(1/4位線)で下げ止まった。


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