2006《デンドラ》波動事典
 [2006] 波動パタンを採集する

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波動パタンを採集し、分類する

《デンドラ24》Ver.2は、1991年8月1日〜2015年6月30日までの約24年間の波動パタンを採集し、分類してあります。

波動パタンは、パタン番号ごとに各種の情報を持っていますが、それは@各パタンに該当する事例を採集し、A分類(統計処理)をしたものです。 各パタンの採集時には、どういうデータを採集しているのかを述べます。

@下降波動のパタンデータ


6502 東芝の2001年9月〜2002年5月のグラフです。(波動の大きさは8%)。

図の(i→j)の下降波動が確定したとき、この時点の下降波動のパタンは(226)になります。このとき、どういうデータを採集ればよいのか? 大きくは2つあります。
  1. i→jの下落の大きさ。これは最後の下降波動の大きさを測ります。

  2. j→kの上昇の大きさ。これは次の波動(当然に上昇波動である)の大きさを測ります。


図に必要な株価を表示しました。採集したデータは次のものです。
  1. 最後の下降波動の下落率。
    502円→389円の下落率は-22.5%。(22%として記憶)

  2. 次の上昇波動の上昇率。
    389円→588円の上昇率51.1%。(51%として記憶)

  3. 陽転した年月日。
    Aの日。(020212。2002年2月12日)

  4. 陽転した日からの上昇率。
    陽転した日の株価443円→588円の上昇率は32.7%。(32%として記憶)

  5. 先の高値を上抜いた年月日。
    Bの日。(020304。2002年3月4日)上抜けなかったっときは(000000)となる。

  6. 先の高値を上抜いた日からの上昇率。
    先の高値502円→588円の上昇率17.1%。(17%として記憶)
以上の6項目です。


《デンドラ24》の「波動の分類」の画面で、下降波動のパタン(226)の情報を見ると、以下のようになっています。



@6502 東芝 の下降波動のパタン(226)も採集されています。(図の紺色行)

A東証1部2部の銘柄の過去19年間の株価推移から(8%波動の)下降波動のパタン(226)を採集したところ、895件ありました。895件の事例は、@の欄に全部記憶されています。 (なお現在は2015年6月30日までのパタンを採集しているので、データはもっと増えています)

この895件について統計を取ったものが、a〜jの情報です。
  1. パタン(226)の件数は895件。
  2. 勝率は33.4%。(陽転した日に買って、次の上昇波動の高値で売ったとき、8%以上の利益がでる確率)
  3. 利益率は7.6%。(陽転した日に買って、次の上昇波動の高値で売ったときの平均利益率)
  4. 下落率は21%。(最後の下降波動の大きさ。上図のi→jの下落率)
  5. 下落率(50)は19%。(下落率の大きい順に並べたとき、895件の真ん中の下落率は19%だった。下落率の「中位」と呼ぶ)
  6. 下落率(75)は26%。(下落率の大きい順に並べたとき、895件の上から1/4の位置にある下落率は26%だった。下落率の「1/4位」と呼ぶ)
  7. 上昇率は19%。(次の上昇波動の大きさ。上図のj→kの上昇率)
  8. 上昇率(50)は15%。(上昇率の大きい順に並べたとき、895件の真ん中の上昇率は15%だった。上昇率の「中位」と呼ぶ)
  9. 上昇率(75)は23%。(上昇率の大きい順に並べたとき、895件の上から1/4の位置にある上昇率は23%だった。上昇率の「1/4位」と呼ぶ)
  10. 上抜き率は21.5%。先の高値(図ではi)を上抜く確率)

A上昇波動のパタンデータ


6502 東芝の2001年9月〜2002年5月のグラフです。(波動の大きさは8%)。

図の(h→i)の上昇波動が確定したとき、この時点の上昇波動のパタンは(642)になります。このとき、どういうデータを採集したのか? 大きくは2つあります。
  1. h→iの上昇の大きさ。これは最後の上昇波動の大きさを測ります。

  2. i→jの下落の大きさ。これは次の波動(当然に下降波動である)の大きさを測ります。




図に必要な株価を表示しました。採集するデータは次のものです。
  1. 最後の上昇波動の上昇率。
    421円→502円の上昇率は19.2%。(19%として記憶)

  2. 次の下降波動の下落率。
    502円→389円の下落率-22.5%。(22%として記憶)

  3. 陰転した年月日。
    Aの日。(020115。2002年1月15日)

  4. 陰転した日からの下落率。
    陰転した日の株価452円→389円の下落率は-13.9%。(13%として記憶)

  5. 先の安値を下抜いた年月日。
    Bの日。(020201。2002年2月1日)下抜けなかったっときは(000000)となる。

  6. 先の安値を下抜いた日からの下落率。
    先の安値421円→389円の下落率-7.6%。(7%として記憶)
以上の6項目です。

《デンドラ24》の「波動の分類」の画面で、上昇波動のパタン(642)の情報を見ると、以下のようになっています。




@6502 東芝 の上昇波動のパタン(642)も採集されています。(図の紺色行)

A東証1部2部の銘柄の過去19年間の株価推移から(8%波動の)上昇波動のパタン(642)を採集したところ、1610件ありました。1610件の事例は、@の欄に全部記憶されています。 (なお現在は2015年6月30日までのパタンも採集しているので、データはもっと増えています)

この1610件について統計を取ったものが、a〜jの情報です。
  1. パタン(642)の件数は1610件。
  2. 勝率は45.3%。(陰転した日に売って、次の下降波動の安値で買ったとき、8%以上の利益がでる確率)
  3. 利益率は9.3%。(陰転した日に売って、次の下降波動の安値で買ったときの平均利益率)
  4. 上昇率は14%。(最後の上昇波動の大きさ。上図のh→iの上昇率)
  5. 上昇率(50)は12%。(上昇率の大きい順に並べたとき、1610件の真ん中の上昇率は12%だった。上昇率の「中位」と呼ぶ)
  6. 上昇率(75)は16%。(上昇率の大きい順に並べたとき、1610件の上から1/4の位置にある上昇率は16%だった。上昇率の「1/4位」と呼ぶ)
  7. 下落率は18 %。(次の下降波動の大きさ。上図のi→jの下落率)
  8. 下落率(50)は15%。(下落率の大きい順に並べたとき、1610件の真ん中の下落率は15%だった。下落率の「中位」と呼ぶ)
  9. 下落率(75)は23%。(下落率の大きい順に並べたとき、1610件の上から1/4の位置にある下落率は23%だった。下落率の「1/4位」と呼ぶ)
  10. 下抜き率は68.1%。先の安値(図ではh)を下抜く確率)



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