1113 《デンドラ》操作事典
 [1113] 前波動基準の上限線・下限線

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前波動基準の上限・下限線

前波動を使って、今起きている波動の上限線や下限線を知ることができます。ただし以下のことに注意して下さい。
  1. 今波動が下降中のときは、前波動基準の下限線は有効であるが、上限線は意味がない。
  2. 今波動が上昇中のときは、前波動基準の上限線は有効であるが、下限線は意味がない。

@今波動が下降波動のとき


図は3088「マツキヨ」の10%波動のグラフです。「前波動基準」による上限線と下限線を描いています。
  1. a→bまで上昇し、

  2. bからcへ下落した日に、陰転(下降波動入り)し、

  3. 現在は下降波動の最中にあります。
このとき、最も知りたいことは、
  1. c→dはどこまで下げるのだろうか?(下限線の水準はいくらか?)

  2. dから上昇波動に転換(陽転)したとき、d→eはどこまで上げるのだろうか?(次の上限線の水準はいくらか?)
ということですが、前波動の情報から知ることができるのは、dの水準(下限線)だけです。eの上限線はわかりません。(今波動基準は、上限・下限ともにわかる)



前波動の情報を見ると、上昇パタン(S436)です。上昇パタンが持つ上昇率・下落率の情報は、

1)この上昇波動はどれほど上げるのか?であり、これはa(2305円)b(2387円)に表示されています。a→bへ上げるときのbのメドでした。つまり、この上限線は、a→bへ上昇したときの上限線の水準であり、次の上昇のd→eの上限線の水準を表すものではありません。

2)次の下降波動はどれほど下げるのか?であり、これはc(1878円)d(1718円)に表示されています。b→dへ下げるときのdのメドです。(前波動による下限線が2本)

以上のことから、
  1. 今波動が下降パタンのときは、前波動は上昇パタンであり、
  2. 前波動基準の上限線は使えない。
  3. 前波動基準の2つの下限線は使える。
ということがわかるのです。

A今波動が上昇波動のとき


図は3402「東 レ」の10%波動のグラフです。「前波動基準」による上限線と下限線を描いています。
  1. a→bまで下落し、
  2. bからcへ上昇した日に、陽転(上昇波動入り)し、
  3. 現在は上昇波動の最中にあります。
このとき、最も知りたいことは、
  1. c→dはどこまで上げるのだろうか?(上限線の水準はいくらか?)

  2. dから下降波動に転換(陰転)したとき、d→eはどこまで下げるのだろうか?(次の下限線の水準はいくらか?)
ということですが、前波動の情報から知ることができるのは、dの水準(上限線)だけです。eの下限線はわかりません。(今波動基準は、上限・下限ともにわかる)



前波動の情報を見ると、下降パタン(B563)です。下降パタンが持つ上昇率・下落率の情報は、

@この下降波動はどれほど下げるのか?であり、これはa(477円)b(449円)に表示されています。a→bへ下げるときのbのメドでした。つまり、この下限線は、a→bへ下落するときの上下線の水準であり、次の下降のd→eの下限線の水準を表すものではありません。

A次の上昇波動はどれほど上げるのか?であり、これはc(543円)d(601円)に表示されています。b→dへ上げるときのdのメドです。(前波動による上限線が2本)

以上のことから、
  1. 今波動が上昇パタンのときは、前波動は下降パタンであり、
  2. 前波動基準の下限線は使えない。
  3. 前波動基準の2つの上限線は使える。
ということがわかります。


前波動基準の上限線・下限線は、図のように、
  1. 上昇波動にあるときは、上限線が有効。

  2. 下降波動にあるときは、下限線が有効。
です。


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