1384《カナル24》操作事典
 [1384] 手仕舞いのルール

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売買ルール

株式売買をするにあたっては、最低限以下の4つのことを決めておかねばなりません。
  1. 仕掛けのルール
  2. 利食いのルール
  3. 損切りのルール
  4. 手仕舞いのルール
1.は「仕掛け」であり、2.3.4.は「手仕舞い」(決済)です。

「手仕舞い」には、当初予定していた利益が出たときに行う「利食い」と、当初予定していた損失が出たときに行う「損切り」とが主なものですが、このほかに「時間切れ」と「決済K」があります。

仕掛ける際には、@利益率を一番に重視し、人によってはA損失率のことは何も考えないこともあります。しかし「損切り」も重要な手仕舞いです。 さらに時間を無視した投資はないわけで、3年で2倍にするのか、半年で+30%の利益を上げるのか、1か月で15%の利益を上げるのか、5日で5%の利益を上げるのか、を予定しておくべきです。

手仕舞いの設定項目


「手仕舞い」には「時間切れ」と「逆の売買マークによる決済K」の2つがあります。
  1. 時間切れで設定するのは、図の@Aだけです。図では仕掛けた日から(30日)が経過したら、
  2. Aのどのタイミングで手仕舞うか(図では翌日の始値)を設定します。

  3. 「決済K」は、買いマークと売りマークが出る条件表を使うとき、買い仕掛けをしていたときに、逆の売りマークが出たら手仕舞いする。またカラ売りしていたとき、逆の買いマークがでたら手仕舞いします。

@時間切れの原因

「時間切れ」は仕掛けの有効期限を切るものです。図では買ってから30日のうちに、@予定していた「利食い」もできず、A予定していた「損切り」にもならず、Bただ予定していた時間(30日)がたった、ときに「時間切れ」の原因が発生します。

A時間切れのタイミング

時間切れになったら、いつ手仕舞うのかについては選択の余地があります。「時間切れ」では右図の5通りを選択できます。(5つのどれかを表示しておいて、クリックして文字を紺色にしてはじめて選択できます。文字が白いままでは選択できていません。)
  1. 「当日始値」は、時間切れの期限の日(30日目)の始値で手仕舞います。株価に関係なく時間切れの日は仕掛けたときからわかっています。そこで30日目の始値で手仕舞いの注文を出すことができます。

  2. 「当日終値」は、時間切れの期限の日(30日目)の終値で手仕舞います。時間切れは、株価に関係なく時間切れの日は仕掛けたときからわかっています。そこで大引け間近になったとき、この株価で終れば利食いも損切りもできずに時間切れになるかどうかはだいたいわかります。「当日終値」で注文を出すということは不可能ではありません。

  3. 「翌日の始値」は時間切れが確定した銘柄を翌日の朝一番で手仕舞うわけですから、これは最も現実的な仕掛けです。

  4. 「翌日の終値」は当日の終値では時間切れが確定した銘柄について、翌日の様子を見て終値で手仕舞うことになります。わざわざ1日の動きを見るという理由もありませんが、選択はできます。

  5. 「翌日の高安値」は時間切れが確定した銘柄について、翌日の様子を見て、翌日の値段のうちの最高に有利な値段で手仕舞うことを意味します。買い玉の手仕舞いであれば翌日の高値で、売り玉の手仕舞いであれば翌日の安値で手仕舞いしたとします。(現実には翌日の高値や安値で手仕舞いすることはできませんが、理想的にコトが運んだ場合の参考値です)

1) 時間切れの例

図の4208「宇部興産」は、(a)2013年6月3日に買いマークが出ています。この翌日が仕掛けてからの1日目になります。(翌日の始値で買うと190円でした)

(b)2013年7月16日)が30日目にあたります。上記の例では「翌日の始値」で手仕舞いするようにしてあるので、(b)の翌日(31日目にあたる)の始値193円で手仕舞いしています。+3円の利益です。
次図はこのときの検証リストです。

  1. 130603(2013年6月3日)に買いマーク(B)が出たので
  2. 翌日の始値の190円で買い仕掛けした。利食い目標は219円(=190×1.15)なので、219円で利食い売りの指値をしておく。一方損切りは161円(=190×0.85)なので、161円の逆注(161円以下になったら売り)を出してしておく。

  3. 130716(2013年7月16日)は、仕掛けてから30日目になるので「時間切れJ]が発生した。
  4. 翌日の始値で決済すると193円だったので、利益率は+1.58%になった。

2) 決済Kの例



「決済K」は、仕掛けと反対の売買マークが出たら手仕舞います。

逆の売買マークが出たとき、どのタイミングで手仕舞いするのかは、図のAによって指定します。(「時間切れ」と「決済K」のタイミングは同じです)

右の売買ルールは、
  1. 売買マークが出たら「翌日の始値」で仕掛ける。

  2. 売買マークが出た翌日から9999日目に「時間切れ」とする(事実上、建て玉の期限はないものとする)

  3. 逆の売買マークが出たら「翌日の始値」で手仕舞いする(「決済K」)。

  4. ザラバで+30%の利益が出たら「利食い」する。

  5. ザラバで-30%の損失が出たら「損切り」する。
としました。+30%の利食いも-30%の損切りもなかなか簡単には出ません。

図の3865「北越紀州」は、(a)2009年1月15日に買いマークが出ています。この翌日の始値で買うと432円でした。

この段階で、利食い水準は562円(432円×1.30=561.5円)であり、損切りの水準は302円(432円×0.70=302.4円)であることがわかります。

(b)2009年4月6日)に売りマークがでました。(a)から(b)までの間に利食いの水準である562円をつけることはなく、また損切りの水準である302円にもなりませんでした。

(b)で逆の売りマークが出たので、「翌日の始値」の427円で手仕舞い(決済K)となります。-5円の損失です。

次図はこのときの検証リストです。


  1. 090115(2009年1月15日)に買いマーク(B)が出たので
  2. 翌日の始値の432円で買い仕掛けした。利食い目標は562円(=432×1.30)なので、562円で利食い売りの指値をしておく。一方損切りは302円(=432×0.70)なので、302円の逆注(302円以下になったら売り)を出してしておく。

  3. 090406(2009年4月6日)に売りマークが出たので、「決済K]が発生した。
  4. 翌日の始値で決済すると427円だったので、利益率は-1.16%になった。
  5. 売りマークがでたのだから、当然に翌日は売り仕掛けをします。
となっています。


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