1363《カナル24》操作事典
 [1363] 損益経過C(手数料の変更)

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損益経過の指示

検証リストの画面の「損益経過」を選ぶと、「損益経過の指示」の画面が現れ、次の指示ができます。
  1. 理論金額で仕掛ける
  2. 一定株数で仕掛ける
  3. 一定金額で仕掛ける
  4. 手数料の変更
  5. 初期資金の変更
  6. 仕掛け日の制限
  7. 仕掛ける銘柄数を制

@手数料を変更する

手数料は2種類の設定ができます。
  1. 「取引額の一定比率」の単位は(%)

  2. 固定金額(1株当たり)の単位は(円)です。
手数料は証券会社によってさまざまなコースが用意されています。例えば楽天証券の場合、次の手数料となっています。
  1. 株式(信用)は片道472円(消費税が8%になれば486円になる)。この場合の「取引額の一定比率」は、だいたい0.05%としておけばよいでしょう。

  2. 日経先物(ラージ)は片道472.5円。デイトレの場合は片道料金で仕掛けと決済ができる。

  3. 日経先物(ミニ)は片道52.5円。デイトレの場合は片道料金で仕掛けと決済ができるので、デイトレをする場合の「固定金額(1株当たり)は0.525円としておけばよい。
となっています。トレードの対象によって、手数料を変更してください。

A手数料による成績の違い

右のような損益経過の指示をしました。手数料は(0.05%)としています。
  1. 理論金額で仕掛ける
  2. 手数料は片道0.05%(往復0.1%)
  3. 資金は無制限
  4. 仕掛ける日の制限はなし
  5. 仕掛ける銘柄は1銘柄だけ
    その際は株価が最も高い銘柄を仕掛ける
この成績は次図のようになります。
  1. 累計損益は4361.3M

  2. これに対して手数料は197.0Mです。

    1回のトレードの手数料は1000Mの0.1%なので、利益が1Mだけ減ることになります。

    もし手数料が2倍の0.2%になったとすると、手数料の総額は197.0Mから394.0Mになるだけです。

  3. その分累計利益が減り、平均利益が低くなりますが、大きな問題ではありません。
  4. 勝率は61.4%のままです。
  5. PFは累計利益が手数料分だけ減り、累計損失が手数料分だけ増えるので悪化します。

右のように手数料を(0.10%)と2倍にしました。

このときの成績は次図のようになります。

  1. 累計損益は4361.3Mから手数料197.0M分だけ減って、4164.2Mになります。

  2. 累計利益は勝ちトレードの121回分の手数料が減って13592.1Mになり、

  3. 累計利益は負けトレードの76回分の手数料分が増えて-9427.9Mになります。

  4. 手数料は394.0Mへ倍増しています。

  5. この結果平均利益は21.1Mへ少し低下しますが、

  6. 勝率は61.4%のままです。

  7. PFは累計利益が手数料分だけ減り、累計損失が手数料分だけ増えるので、1.47倍→1.44倍へ悪化しています。

しかし成績の悪化の程度は軽微なものおです。手数料が2倍になっても成績がさして悪化しなかったのは、累計利益が4361Mに対し、手数料が197Mと非常に小さかったためです。手数料を考えないときの粗利益は4558M(=4361M+197M)です。粗利益は手数料の20倍以上あります。

このように手数料の10倍以上の利益がでるようなシステムを作らねばなりません。


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