1333《カナル24》操作事典
 [1333] 合致回数の考え方と設定

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繰り返される現象には合致回数を使う

図は13日相対力です。13日相対力が30以下になったところは、a,b,c,dの4か所です。
  1. は2日連続で30以下になっており、
  2. も2日連続で30以下になっています。
  3. は10日連続で30以下になっており、
  4. は1日だけ30以下になっています。
(c)のように10日間連続して相対力が30以下になるとは、相当な売られようです。

10日間連続して相対力が30以下になったときに「買い」の条件をつけるにはどうすればよいでしょうか。設定方法は2つあります。
(チャート事典の2151 合致回数も参照して下さい。)

@注目期間を利用する方法


その条件行の数値が、いつ条件の範囲に合致しているか、を指定するものに「注目期間」があります。(1317 注目期間の設定を参照。)これを利用すると、上図のような設定ができます。
  1. No.3行で、13日相対力を計算し、注目日が0〜0(当日)に30以下なら買いの条件をつけ、
  2. No.4行で、注目日が1〜1(1日前)にも30以下なら買いの条件をつけ、
  3. No.5行で、注目日が2〜2(2日前)にも30以下なら買いの条件をつけ、
といったように、過去9日(当日も入れて10日)間のすべてが相対力が30以下のときに買いマークが出る条件表になっています。

注目期間を利用したグラフ

図のように、10日連続して相対力が30以下であった日に買いマークが出ています。

ただ上記の条件設定のやりかたは10日間のように短期であれば通用しますが、例えば「40日間連続して」のように期間が長くなると、異なる注目期間を40行ほど条件表に設定せねばならず、実用的ではありません。

A合致回数を利用する方法

次の条件表は、No.3行で「合致回数」を使っています。
  1. No.3行で、13日相対力を計算し、
  2. No.4行で、No.3線(13日相対力)が10日間のうちで、30以下になった日が何日あったかをカウントします。
  3. No.5行で、カウントした数値が10以上のとき買い、の条件を設定しています。
ある時期の10日間の相対力が全部30以下のとき、No.4行の「合致回数」は10になっていますから、No.5行で合致回数が10以上(11ということはない)のときに買いマークがでるわけです。

このような設定をすれば、例えば40日間に30回以上相対力が30以下になったら買い、という条件でも簡単に設定できます。No.4行を「40日」にし、No.5行を「30以上」にすればよいだけです。

合致回数を利用したグラフ

図のように、10日連続して相対力が30以下であった日に買いマークが打たれています。

1番上の条件表と同じ結果になります。

B合致回数の設定のしかた


No.3行に合致回数を設定するには、
  1. カウントをとる数値(行)は何であるのかを決めなければなりません。
    図ではNo.3行の13日相対力のカウントをとりたいのだから、No.4行の元データは「No.3線」とします。
    次に、その数値(No.3行の)が@何日の内に、Aどうなっていればカウントするのかを決めます。

  2. 図では「10日間のうちに」、
  3. (「回数」を条件欄に設定する)
  4. 「30以下であるなら」カウントすると設定しています。

  5. No.4行は、「この10日間に相対力が30以下になった回数」をカウントしていますから、この回数がどのような数値になったら「買い」かをNo.5行で設定します。
No.3行・No.4行・No.5行の3行で合致回数を売買条件にすることができたわけです。

Cクロスの合致回数を設定してみると

合致回数は、「足型」やグラフ専用の加工以外のほとんどすべての計算値(行)について設定することができます。次図はクロス日数をカウントする例題です。

  1. No.2行は、9日平均を計算し、
  2. No.3行は、25日平均を計算し、
  3. No.4行は、No.2線(9日平均線)とNo.3線(25日平均線)のクロス日数を計算します。

  4. クロス日数は、短期線(9日線)が長期線(25日線)を初めて上回った日を+1、その翌日も上にあれば+2、+3...という数値を計算します。No.4行に「1以上1以下」であれば「買い」と設定してあり、クロスした(上回った)日に買いの条件がついています。

  5. No.5行は、@計算されたクロス日数が、A40日間のうちに、B1以上1以下になった日をカウントします。
  6. No.6行は、このカウントが4以上のときに「買い」の条件をつけています。
買いの条件は、@No.4行のクロス日数が1以上1以下(クロスした日)に買い、A40日間のクロスした日が4回以上ある、という2つがあり、この2つを満足した日に買いマークがつきます。

クロスのグラフ

この条件表を使ってグラフを描くと、図の赤○の日に買いマークがついています。
  1. この日は、9日線が25日線を上回った日であり、

  2. 今日を含めて過去40日のうちに、9日線が25日線を上回った日が4回あります。

    (a,b,c,dは、初めて9日線が25日を上回った日です)
このように「合致回数」は他の加工とは特別な機能をもっているので、そのしくみを理解してうまく利用して下さい。


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