1230《カナル24》操作事典
 [1230] 統計をとる

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「統計」と「平均値とSD」の違い

例えば株価と25日線からのカイリ率を計算し、株価がピークのときのカイリ率はどのくらいだろうか? 株価がボトムのときのカイリ率はどのくらいだろうか? と思ったならば本章の「統計」をしてください。
  1. 平均値
  2. 標準偏差
  3. 中央値
  4. ヒストグラム
  5. 相関行列
  6. 散布図
  7. 一次回帰式
などの計算ができ、作図ができます。

「統計」を計算をするには、計算したい銘柄を選択しておいてから、メニューバーの「計算 (K)」をクリックして仕事に移ります。

ここでは「TOPIX500」の500銘柄を選択しました。

●銘柄を選択する方法は4つあります。1020 銘柄を選択する方法を参照。

メニュー

どの計算をするのかは、メニューの「計算(K)」から、あるいはツールバーから選択します。

ここでは「統計」をクリックします。またはツールバーの「山型」の絵をクリックします。

@統計のとりかたの設定画面

  1. 「連結データ」か「標準データ」かを指定する。(「連結」)

  2. 使う条件表No.欄に( 172 )と入力する。

  3. または計算に使う条件表をクリックして紺色にする。(No.172)

  4. 「検索期間」を決める。(010101〜131231までの13年間を指定した)

  5. 検索したい売買(売買とも・買いだけ・売りだけ・無条件)を指定する。(売買とも)

  6. 検索リストの行数(データ数)が32500行を超えるおそれがあるときは「間引き」する行を入力する。(10行ごとと指定したときは、10行につき1行が捨てられ、9/10のデータ量になる)

  7. もし過去に同じ条件表を使って「統計」を取っているのであれば、「統計ファイル読み込み」をクリックして、これを読み込み(計算や検索をすることなく)「検索リスト」の画面に進むことができます。

  8. 「開始」ボタンで検索(計算)を開始。

上で選択した条件表No.172は次のようなものが設定されています。「印字する」と設定されている項目の統計が取られます。
  1. 「75KD」は買いマークがでたときの75日線からのカイリ率
  2. 「kdH1」は買いマークがでたとき、直近のカイリ率が最も大きい数値
  3. 「kdL1」は買いマークがでたとき、直近のカイリ率が最も小さい(マイナスの)数値
  4. 「L2-H1」は買いマークがでたとき、直近の株価のピークより前にあるボトムから直近の株価のピークまでの上昇率
  5. 「H1-L1」は買いマークがでたとき、直近の株価のピークから直近の株価のボトムまでの下落率



この条件表でグラフを描くと右図のようになります。ここでは
  1. 株価(終値)が75日線を連続4日上回ったときに最も大きなプラスのカイリ率を(kdH1)として取り出します。

  2. 株価(終値)が75日線を連続4日下回ったときに最も大きなマイナスのカイリ率を(kdL1)として取り出します。

    これは1つの上昇波動で何%のカイリ率がよく現れるかを調べようとしています。

  3. 株価(終値)が75日線を連続4日上回ったとき(D,C,B,Aなど)に平均線より上位にある最も高い株価(終値)をピークとし、

  4. 株価(終値)が75日線を連続4日下回ったとき(図の青色●)に平均線より下位にある最も安い株価(終値)をボトムとします。

  5. (A)の日に採集するのは、(L1)直近のボトム、(L2)1本前のボトム、(L3)2本前のボトム。(H1)直近のピーク、(H2)1本前のピーク、(H3)2本前のピークです。

    このピーク・ボトムの株価から、(H3→L3)への下落率、(L3→H2)への上昇率、(H2→L2)への下落率、(L2→H1)への上昇率、(H1→L1)への下落率を計算します。

    これは1つの波動の上昇率(下落率)はどれほどなのかの統計をとり、最近の波動が過去の波動の影響をどのくらい受けるのかを調べようとするものです。

A計算中

計算しています。
  1. ここでは、「売買とも」を指定しているので、買いマークがついた銘柄のその日の計算値をリストアップしています。

  2. 検索されたリストが32500行を超えたときは、そこで検索は打ち切られます。

  3. 「中止(E)」ボタンで、検索を中断できます。

B計算終了

計算が終わりました。検索されて画面に表示されている検索リストは「統計ファイル」として記憶されるので、後日この統計ファイルを読み出すことができます。

画面の下部に「統計」でできるボタンが並んでいます。
  1. グラフ・・・検索リストの行をクリックしてグラフを描かせることができます。

  2. 平均とSD・・・「平均とSD」と同様の統計値を表示します。

  3. 相関係数・・・統計をとった項目どうしの相関係数を表示します。また2つの項目間での一次回帰式を表示します。

  4. ヒストグラム・・・統計をとった項目のヒストグラム(度数分布図)を描きます。

  5. 散布図・・・統計をとった2つの項目の関係の図(散布図)を描きます。

C検索リストのメニュー

この検索リストから行を抹消したり、項目を指定してソート(並べ替え)をすることができます。 (1234 検索リストのソート・抹消についてを参照)


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