■お知らせ■
(株)東研ソフトは、今年中(6月末を予定)に営業を廃止します。
営業廃止にともなうユーザーへの影響、廃止のスケジュールについて、特集を組ました。

 No.5996(最終号) (2021年 4月18日)



(株)東研ソフトの清算による、営業の廃止の影響と今後のスケジュ−ルについてまとめました。 清算には時間がかかるので、とりあえずは清算の経過を順次述べていきます。
    ■■ 近況@ (2021年 4月12日) 
    ■■ 近況A (2021年 4月15日) 
    ■■ 近況B (2021年 4月16日) 
    ■■ 近況C (2021年 4月18日) 
    ■■ 近況D (2021年 4月24日) 

 (株)東研ソフトの清算(廃業)と
 東研ソフトユーザー情報の終了のお知らせ


【1】これまで定常的にアップしていたHPの内容 −−−−−−−−−−−−−−−

  1. 株式記事...[毎日の株式記事] を参照。
  2. 株式先物講座... [講座] を参照。(No.1〜No.51 のうちの基礎的な7講座を編集)

  3. 《カナル24》のヘルプ...[操作事典] を参照。
    《チャート》のヘルプ...[チャート事典] を参照。(164種類の加工と設定例について解説)
    《Qエンジン24》のヘルプ...[QE操作事典] を参照。
    《デンドラ24》のヘルプ...[デンドラ操作事典] [波動事典] を参照。

【2】これまでHPからダウンロードできていたファイルの内容 −−−−−−−−−

  1. 特殊な株価データをダウンロード... @国内株10銘柄、A海外株6銘柄(HPから株価データをダウンロードを参照。)
  2. 過去の日足データをダウンロード... 東証1部全銘柄の1996年~2016年のデータ(過去データをダウンロードを参照。)

  3. 条件ファイル...
    《カナル24》の条件ファイル... (標準3)の条件ファイルをダウンロードを参照。
    《Qエンジン24》の条件ファイル... (標準4)の条件ファイルをダウンロードを参照。
    《デンドラ24》の波動パタンファイル... 波動パタンファイルをダウンロードを参照。

  4. 最新バージョン
    《カナル24》... 《カナル24》の最新バージョンをダウンロードを参照。
    《Qエンジン24》... 《QE24》の最新バージョンをダウンロードを参照。
    《デンドラ24》... 《デンドラ24》の最新バージョンをダウンロードを参照。

  5. ソフトのヘルプファイル(操作事典など)のダウンロード
    《カナル24》... 《カナル24》のヘルプファイルをダウンロードを参照。
    《Qエンジン24》... 《QE24》のヘルプファイルをダウンロードを参照。
    《デンドラ24》... 《デンドラ24》のヘルプファイルをダウンロードを参照。

【3】稀に起きるトラブルの解決のしかた(記事)  −−−−−−−−−−−−−−

  1. 《カナル24》・・・ ヘルプ[操作事典]の困ったらを参照。
  2. 《Qエンジン24》・・・ ヘルプ[操作事典]のQエンジンの全体像を参照。
  3. 《デンドラ24》・・・ ヘルプ[波動事典]の 波動パタンを参照。
  4. データゲットから受信のしかた・・・ データゲットについてを参照。
  5. プログラムが起動しない・・・ ノートン360対策を参照。
  6. IE(インターネット・エクスプローラ)が起動しない・・・  Windows10でIEを起動するにはを参照。
  7. IEをWindows10の規定のブラウザーに変更する・・・ Windows10でIEを起動するにはを参照。
  8. データゲットが送信していないデータを入手する・・・ 特殊なデータをHPから採集するを参照。
  9. 株価が65000円を超えたときの桁数調整のしかた・・・ 株価の桁数変更のしかたを参照。

【4】HPとメールの終了 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  2021年6月30日をもって、(株)東研は会社清算の登記をいたします。
  清算登記以降の営業はできなくなるので、
  1. HPのURL (www.tokensoft.co.jp)は廃止します。
    また会社の電話番号は使えなくなります。

  2. メールアドレスが無くなくなるので、
    @メールでの質問はできなくなります。
    A最新データの販売は出来ません。
    Bソフトの購入はできなくなります。

  3. 6月30日までに購入できるソフトは、東研ソフトの製品ラインアップ に掲げてある
    @《カナル24》Ver6... 12,000円+最新データ5,000円
    A《Qエンジン24》Ver6... 10,000円
    B《デンドラ24》Ver5... 8,000円
    C《講座全集》CR-ROM... 6,000円
    D《過去記事》CR-ROM... 5,500円
    E《同行二人》CR-ROM... 4,500円
    の5つだけです。

会社清算のためのスケジュール


会社を清算する手続きは、
  1. 会社清算日と清算人を株主総会で決議し、この登記をする(主として法務局への登記が多い。とりえずは11種類。)
  2. 税務署への廃業届など4種類
  3. 直近までの決算書・申告書を作成し納税する。
  4. 市役所(法人市民税課)への届け出
  5. 県税事務所(課税課)への届け出
  6. 年金事務所に届け出(2種類)
  7. なお会社清算日までに会社名義の契約(インターネット接続・クレジットカード・定期購入物の契約など)を解約しておく。
  8. 会社の清算を官報に掲載
  9. 財産目録と貸借対照表の作成
  10. 株主総会で承認を受ける。
  11. 解散にかかる確定申告を清算日以降に毎年行う。(清算が終わるまで)
  12. 残余財産を確定し、残余財産を分配する。
  13. 決算決了登記をし税務署に清算決了届けを提出する。これによって会社清算のすべてが終わる。
なんと多くの作業と届け出でが必要なことか。このリストを見るだけで清算することを諦めて休眠会社にしたほうがラクそうに思えるが、最後の人生のケジメはきちんとつけておかねばならない。清算を延ばせば延ばすほど、知力が衰えて収拾がつかないことになる。

私の近況(会社清算まで)


■■ 近況@ ■■ 2021.4.12

2021年の1月初めから体調はよくなかったが、しだいに腹が膨らんできた。どうやら「腹水」がたまっているらしい。3月17日に近所の内科医院に行くと、紹介状を書くから明日にでも大きな病院で検査をせよとのこと。

本人は腹は痛くないので、たいしたことはあるまいと思っていたが、病院でいくつかの検査を受けた後、「今日(3月18日)から入院しなさい」のご宣託。早速入院した。肝硬変であるので、まあ良くなることはない。薬(利尿剤)で腹水を抜くことになった。服薬による回復は時間がかかるらしく、当初は2週間の入院予定であったが、1週間延びて3週目の4月8日に退院した。

腹水を含む入院時の体重は73.5Kgだったが、退院時には53.5Kgまで減っていた。医師はあと4Kg減ればよいのだがと言っていたが、体重の減少度合いが小さくなったので、「まあいいか」という医者の判断で退院した。 今後は服薬を続けることになるが、退院時にもらった薬は42日分ある。小型のダンボール箱1個分ほどあって、薬とは思えぬほどの量だ。これからは毎日3食後に服薬するのが最重要の仕事になる。

■■ 近況A ■■ 2021.4.15

HPを廃止するということは、ユーザーがこれまで無料で享受していた、1)HPの閲覧、2)データのダウンロード、3)質問、4)ソフトや最新データCDなどの注文など、一切合切ができなくなるということです。7月1日からはこれらについてユーザー自身が、1)相場について考え・判断し、2)日々の必要なデータ(国内株・海外株)を毎日収集し、3)疑問点はヘルプで調べ、4)最新データを変換のたびにチェックし、1週間に1度程度はこまめにバックアップておかねばならない。ということです。

私は長年ずっとこれを繰り返してきましたが、休めるのは日曜日だけでした。だから土日に一泊の小旅行に行くことさえできなかったし、病気で更新できなかったときはこの回復のために何日も時間を費やしました。実に手間のかかる作業を続けてきました。だがようやく73歳にしてこの作業から解放されます。

6月30日までの現状のプログラムと7月1日から使うプログラムは、HPが利用できる・できない点が異なりなります。(6月30日までのバージョンは今後も使用できるが、HPからダウンロードする機能は使えない)という制限があるだけです。HPからダウンロードできない7月1日以降に使うプログラムも早くアップしておきたいと思って、今日アップしましたが、2つの使い分けについて混乱し、焦って間違ったものをアップしていました。これは修正したので最新バージョンをダウンロードされた方はもう一度ダウンロードしてください。

7月1日以降に使うプログラムが完成したら、このHP(■■近況■■)でお知らせするので、ダウンロードしてください。だいたい5月1日ころにアップする予定です。廃業をするについても様々な問題が噴出して、実に「新しいことを始めるのは簡単だが、止めることは何倍も精力を使う」ものであるとつくづく思っています。投資で仕掛けるときは楽しいが手じまいするときは悩むのと同じです。

■■ 近況B ■■ 2021.4.16

《カナル24》などのソフト販売を止めるということが次第に周知されるようになって質問の電話やメールが増えてきました。誤解がないようにいっておくと、
  1. 《カナル24》《QE24》《デンドラ24》は、これまでどおりに使えます。(ただしWindows10が大きく変わったり、データゲットがデータ配信を止めたときは使えなくなる)

  2. 大きな変化があるのは、HPやメールを使う作業です。1)ソフトや最新データの購入。2)条件表のダウンロード。3)HPでも見ることができていたヘルプの閲覧など・・・(ただしソフト購入時にヘルプをインストールまたはダウンロードをしているので、HPでヘルプを閲覧しなくても影響はない)

  3. これまで安易にメールや電話で聞いてきた人は、このサービスがなくなることが最も痛手になるかもしれませんが、ヘルプを読めば必ず解決します。
というところです。全体的に特に不便になるわけではありません。

■■ 近況C (2021年 4月18 日) ■■

体調はアッという間に変化する。図は今度入院した1年6か月前(2018.9.27)に撮ったもの。一緒に写っているオムツ姿の孫の名前はエミちゃん。当時は生まれて1才4か月であった(今は5月で丸4才になる)。この頃しゃべる言葉は「アー」「エーッ」「コレ」「ワンワン」と「ヨイショ・ヨイショ」の5語だけであった。

近所の人が犬を連れて散歩している姿をみてワンワンと幼児が大声で叫べば、犬の飼い主もにっこりして手を振ってくれる。「ヨイショ・ヨイショ」は自分の部屋がある二階への階段を上るときの掛け声である。

さて写真の私の姿といえば、腹は出ているがまだ腹水は溜まってはいない。すでにこの当時から肝硬変であると診断されていたが、呑気に考えてたら、腹水が腹にパンパンに溜ってきて、今回の入院となった。肝硬変は治ることはないそうだから、寿命を延ばすことはできないが、節制すれば肝硬変の悪化は食い止められるらしい。だがそのためには日々の最上の喜びである飲酒を控えねばならない。禁酒は無理だが少し酒量を減らしたほうが良いのかな。

写真を撮った当時はそう思い、その通りにやってきた。ただ体力減衰のスピードの速さは思った以上であった。今後はさらに加速度が増していくのだろうが、かといって禁酒する気はない。だいたい思い通り(やりたいこと)の人生を過ごしてきたのだから、これ以上に命を長らえるような禁欲生活をすることはない。

退院するにあたって内科の担当医師は「これからはアルコールは一切禁止です。飲めば飲むほど悪化する。もし禁酒できないなら、病院も見放すほかはない。どこか他所の病院にいってください。」まあ医者としては当然の言葉であろうが、「長生きすることの喜び」と「飲酒によって精神が高揚する喜び」を同じ秤にかけることはできまい。どう生きるかの人生観(これは非常に大事だ)の次元が異なるのである。

■■ 近況D (2021年 4月24日) ■■

一度読んで、これは2度と読まないであろうという本は毎年処分しているが、それでも約400冊の本が残っている。終活としては10冊から20冊だけを手元に置いておきたい。現在残っている3〜400冊を処分しなければならないのだが、処分するには未練が残る本が多い。だが残りの時間は限られている。読めない本は捨てて身辺をすっきりさせたいものだ。残っているのは何年・何十年も置いてきたものだ。処分するのは辛い。しかし私以外の人にとっては大したものではない。

家内が20年前に死んで遺品を整理したとき、3000冊の本が残されていた。私はこれらの本を読むことはしなかった。家内の思い出がある本ではあるが、私にとっては無用のものであった。処分するには2階に置いてあった段ボール箱を1階に降ろすという作業を何回か繰り返して、まとめて業者に処分を依頼したのであるが、重い荷を持っての1階と2階の往復には疲れた。本は個人的な好み・性向であるから、他人が評価すべきものではない。ないから一見して不要なものは評価せずに処分して無くさねばならない。

今回処分した未練ある本は約300冊であった。処分した著者で最も多かったのは司馬遼太郎さんのもので約180冊あった。処分した6割を占める。「街道を行く」43冊を初めとして、歴史小説や随筆が残りの4割である。これで司馬さんの本はすべてなくなった。思うに本の目的・内容には2種類または3種類あって、1)つは知識を得るためのもの、2)つは知識を前提にしてどう考えるかを提示するもの、3つは 3)その人の人生を語るもの(これは 2)と密接な関係がある)であろう。司馬さんの本のほとんどは 1)知識に属する。時間の限られた私にとっては知識の蓄積はもう不必要なのである。

あれほど愛読していた司馬さんの著作でさえ無縁のものとした。ついで多かったのが井上靖、梅原猛、原文の古典(これは読むのに時間がかかるので残りの余生では再読できないと判断した)、他は系統だったものではなく著作者はバラバラである。30〜40冊あった。系統だった読書というのは重要である。安直に知識を得るにはインターネットやノウハウ本があるがこれはいけない。得られる知識が断片的であり刹那的である。しかもマイナスの記事はない。ノウハウ本のほんどは役立たないと思っている。役立つのは系統だった記事だけである。

残ったのは万葉集関係の25冊、古典(訳文)12冊、本居宣長9冊、井上靖7冊、白洲正子4冊、他7冊(植物事典・鳥類事典など)の64冊であった。ほかにも経済関係の本20冊が残っているが会社清算時に処分する。万葉集を除けば本居宣長・井上靖・白洲正子の3人が私にとっての大切な書物であったのである。これまでに購入した約4〜5000冊のうち残したいものはたったの20冊であった。まあよいものを選別したならば集めた本の0.5〜1%しか残らないのであろう。迷ったあげくに残ったものだから自分にとって価値がある本なのである。私の場合、結局は「人生についてどう考えるか」、「どう生きるべきか」の本が残ったことになる。





「東研ソフト・ユーザー情報」のすべての執筆は、東研ソフト 坂本 正治 によります。